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National ALKALINE BATTERY アルカリ乾電池 6AM6

6AM6_1今回は姉妹サイト“006P電池展示館”よりナショナルの古い6P形アルカリ電池を紹介します。
この電池は松下電器産業(現・パナソニック)初のアルカリ電池である“ナショナルマロリーアルカリ乾電池”に続く2代目のアルカリ電池で、黒いボディから一転全面シルバーボディのデザインになったのが特徴です。
写真の電池は左が表右が裏になっており、裏側は英語表記になっています。Nマークがまでも“National”になっていて細かいですね。

6AM6_3この電池、当時の業務用カタログには掲載されているものの、セールスマン用カタログには掲載されていませんでした。なので、一般販売向けでは無かった可能性もありえます。どちらにしろ、レアな電池であることには間違いないでしょう。
ちなみに、この電池の前モデルである“ナショナルマロリーアルカリ乾電池”では6P形は存在していなかったようでありますので、恐らくナショナル初の6P形アルカリ電池なのではないでしょうか。

 

6AM6_2側面です。プラス極側には型番が、マイナス極側には注意書きが記載されています。型番は“6AM6 9VOLTS”と書いてあり、電圧表示が変わっていますね。その下にカッコ書きされているのは他社互換品で“MN1604”がデュラセル(旧・マロリー)品番、“No.522”がエナジャイザー(旧・エバレディ)品番を表しています。
注意書きは日本語と英語での表記です。ちなみに、注意書きの全文を以下に掲載します。

<ご注意> この電池は充電式ではありません。
充電すると液もれ、破損するおそれがあります。
ショート・加熱すると液もれ、はれつのおそれがあります。
MAY EXPLODE OR LEAK IF RECHARGED
OR DISPOSED OF IN FIRE.

6AM6_4端子部。マイナス極は主にデュラセルなど、アメリカ製の電池でよく見られる「四角形」のスナップとなっています。ちなみに、この端子構造は現在、海外でOEM向けとして出回っているベルギー製のパナソニックアルカリ電池(6LR61XWA)でも見られます(写真右下)。
なお、端子部分のプラスチックは「」となっており、現行品のデュラセルのものともパナソニックのものとも異なっています。

6AM6_5底面。両者同じアルカリ電池なのですが、左の底板は金属なのに対し、右の底板はプラスチックとなっています。ちなみに製造日は写真ではプラスチックの方は見えにくいですが、金属の方は「81-05」でプラスチックの方は「82-06」と記載してありました。
さすが日本製の電池です。製造日から30年近く経過しているのにも関わらず、膨らみも液もれもありません。アメリカ製の6P形アルカリ電池は未使用でも液もれ・膨らみは普通ですからね。

しかし、1980年代初頭の6P形アルカリ電池って初めて見たような気がします。他メーカーでも見なかったような気がしますので、この分野でもパナソニックは先駆けだったのでしょうか。
今回は補足したいことがあったのでブログ上で紹介しましたが、姉妹サイト“006P電池展示館”に展示されている電池で取り上げて欲しい電池がありましたら教えて下さい。多くのリクエストがありましたら、紹介してみたいと思います。


SONY STAMINAX 単3形/単4形 アルカリ乾電池 LR6(SG) / LR03(SG)

staminax_1今回は“ソニー”が発売するハイグレードアルカリ電池“STAMINAX”を紹介します。この電池は『ソニー史上最高性能』をウリとしたもので、今まで主力だった“STAMINA”の上位ブランドとして生まれたアルカリ電池です。
この境遇は今まで主力ブランドだった“IMPULSE”の上位ブランドとして“The IMPULSE”を発売したという東芝のアルカリ電池のラインナップとよく似ています。

 

staminax_2単3・単4、4本入りと2本入りブリスターパックのパッケージ。“STAMINAX”のロゴや“ソニー史上最高性能”の場所が箔押し印刷になっており、いかにも高級そうなオーラを醸し出しています。
キャッチコピーは「10年保存できる ハイパワー・長持ち」。

 

 

staminax_3パッケージ裏。単3・単4の4本入りブリスターの方には「当社従来品A」と「当社従来品B」と比較して“STAMINAX”の方が長持ちとのグラフがありますが、「当社従来品」のアルカリ電池がどれを指しているのかは不明でかなり不透明なグラフです。
それ以外にもソニーの電池や充電器の売上の一部を“そらべあ基金”に寄付し、自然に負担を掛けない「グリーン電力」による環境保全活動を支持していることをアピールしています。

 
なお、単3・単4の4本入りブリスターの品番はそれぞれ“LR6SG-4BE”、“LR03SG-4BE”で、単3・単4の2本入りブリスターの品番は“LR6SG-2BHE”、“LR03SG-2BHE”となっています。バーコードのベンダーはソニーではなく、“ソニーエナジー・デバイス(4901660)”。これは過去ソニーが発売してきた電池の全てが同社のコードであり、言わばソニーが発売する電池の伝統です。

staminax_5電池の外観。全面真っ黒なボディで電池の下部に金色のラインが入ったのみのシブいデザインです。ソニー曰く、『ブラック&ゴールドでシンプルに高級感、上質感、パワー感を表現し、アルカリ乾電池の中で独自の上質感を表現』とこのデザインにかなり自信ありげの様子。
社名表記は“ソニー株式会社”、原産国は“Made in Japan”で日本製となっています。

 
デザインのベースは従来の主力だった“STAMINA”に準じており、“SONY”ロゴや“STAMINAX”の位置、注意書きの構成などは“STAMINA”と同様になっています。
電池本体の型番は単3が“LR6(SG)”で単4が“LR03(SG)”と“STAMINA”と全く同じ型番になっています。もしかしたら、ソニーのアルカリ電池全体が“(SG)”なのかもしれません。

staminax_6プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」で、日本製であることから、FDKエナジー製であると推測されます。
使用推奨期限は単3・単4共に「07-2023」で、パッケージには“使用推奨期限10年”との記載がありましたので、それぞれ2013年7月製造の電池であると思われます。使用推奨期限の範囲内ですが、若干古い個体です。

 

staminax_7ちなみに、単3における使用推奨期限の印字は大きいタイプとなっており、それは東芝の“The IMPULSE”(写真真中)や、富士通の“Premium”(写真右)のものとよく似ています。
印字のみだと製造工場が同じぐらいの判定しか出来ませんが、上位クラスのアルカリ電池であると考えるのであれば富士通“Premium(旧・PremiumG)”と同様であると考えるのが妥当であると思われます。


SANYO CR14550SE / FDK CR17335SE LITHIUM BATTERY

CR17335SE_1組み込み用の二酸化マンガンリチウム電池“CR17335SE”と“CR14250SE”です。片方は“FDK”ブランドでもう片方は“SANYO”ブランドとなっておりますが、これは元々旧・三洋電機の子会社であった三洋エナジー鳥取がこの電池を製造していたことが関係しています。
FDKは2010年に三洋電機より三洋エナジートワイセル(現・FDK高崎工場)とともに三洋エナジー鳥取も買収、同社は“FDK鳥取”となりブランドも“FDK”となった経緯があります。

CR17335SE_2この電池は秋葉原の稲電機で1個100円で投げ売りされていたのを購入したもので(もちろんジャンク)、他にも基板実装タイプのリチウムコイン電池なども売られていましたが、円筒形のリチウム電池はこれのみだったので取り敢えずこれだけ衝動買い。
多分、この電池は普通に買ったら1個数千円する電池なのではないでしょうか。

 

CR17335SE_3注意書き部分。注意書きは日本語と英語の2ヶ国語での表示ですが、英語の方が文量が多いです。社名表記は“SANYO”ブランドの方が“SANYO Electric Co.,Ltd.”、“FDK”ブランドの方が“FDK CORPORATION”となっています。原産国は“FDK”ブランドの方に「Made in Japan」と書かれていますが、“SANYO”ブランドの方には「JAPAN」としか書かれていません。前述の通り、三洋エナジー鳥取(FDK鳥取)製であると思われます。

組み込み用の電池なのでURマーク付き、欧州への輸出も想定してか、WEEEマークもあります。寿命が長いリチウム電池だからなのか、電池本体には製造日などの記載は無く、“CR14250SE”には「BAADPE」、“CR17335SE”には「BBAFOB」というロット番号らしき印字がありました。

CR17335SE_4プラス・マイナス側。端子にはタブが付いているタイプで、いわゆる組み込み用の電池です。マイナス極はガラスシールで封止されています。これだけでも結構高そうな構造です。
なお、このリチウム電池は負極をレーザー溶接で封口して高容量を図ったモデルで、“SANYO”ブランド時代にはそれに由来する「-LASER- Lithium」という名称が電池本体に記載されていた時代もありました。

CR17335SE_5LEDによる点灯テスト。まずは“CR17335SE”から。眩しいぐらい明るく光っています。未使用ですし、個人ベースでの使用用途であれば十分実用に耐えると思います。
メーカー公表値でこの電池の容量は1800mAh

 

 

CR17335SE_6次に“CR14250SE”。こちらも眩しいほどの明るさです。
メーカー公表値でこの電池の容量は850mAh


SHARP(R) GII マンガン乾電池 R03

sharpg2_1珍しいシャープのマンガン電池です。以前、本ブログでは同柄の単3を紹介したことがありますが、今回は単4を紹介します。
以前の記事で掲載したカタログによると、このゴールド+のデザインである“GII”は黒マンガン相当であり、姉妹品のシルバー+のデザインである“GI”は赤マンガン相当であったようです。
カタログに掲載されていたということは販売されていたということなのですが、滅多に店頭で見ることはなく、付属品で多く見かける電池です。

sharpg2_2注意書き部分。社名表記は“SHARP CORPORATION”で、スペースが足らないからなのか、単3にあった日本語での社名表記と住所の記載はありませんでした。
JISマーク表記は“C8501 MABI T”となっており、松下電池工業(現・パナソニック)製となっていました。シャープの乾電池といえばJISマーク表記“M.D.B”の日立マクセル製が多いですが、松下電池製のものも存在していたのですね。

今回入手したのは2本ですが、片側の液漏れが激しく、注意書きが読めないほど腐食していました。その為、比較的な綺麗な外観の注意書き部分を上写真の下に合成しました。外装が腐食しているということで感づいている方も居られるかとは思いますが、外装は金属外装です。
なお、生産国はサビで隠れているのか、確認出来ませんがJISマーク“MABI T”の記載から、日本製であるのは間違いないと思われます。なお、注意書きの全文は以下の通りです。

ご注意:充電式ではないので、充電すると「液もれ」
「はそん」することがあります。液もれ、はれつのお
それがあるので(+)(-)を正しく入れてください。
CAUTION:NOT RECHARGEABLE.
MAY EXPLODE IF CHARGED OR SET REVERSELY.

sharpg2_3プラス・マイナス側。この写真、特にプラス極の構造を見ると、この電池が金属外装であることがわかるのではないでしょうか。なお、プラス極の絶縁リングは「」となっています。
なお、電池本体には「[使用推奨期限(月-年)][本体に表示]」の記載はあるものの、マイナス極の底板に刻印はありませんでした。

 

sharpg2_4と、思って電池を舐め回して見ていたらw、電池下部にレーザー刻印で使用推奨期限が印字されていました。本当に電池本体に表示されていたのですね。表示は「09-96(1996年9月)」となっており、2年期限と推定すると、1994年9月の電池でしょうか。
このレーザー刻印は当時の松下電池製マンガン電池で見られた特徴であり、これからもこの電池がJISマーク通りの松下電池製であることを物語っています。

★関連記事
SHARP GII マンガン乾電池 R6PU
→本記事と同じく、シャープのマンガン電池“GII”を紹介した記事ですが、こちらは単3を紹介しています。こちらは日立マクセル製となっていました。


Panasonic アルカリ乾電池 Alkaline 単3形/単4形 LR6BJ / LR03BJ

LR6BJ_1あるディスカウントストアで見つけたパナソニックが発売するアルカリ電池の新顔。全体的にシルバーを基調にしたシンプルデザインが特徴の電池であります。表には“アルカリ乾電池”の表記とサイズが記載されているだけのもので、この面には“Panasonic”のロゴは見られません。

 

 

LR6BJ_2パッケージ。単3・単4各10本パック。店頭でこの電池は同じくパナソニックが特定ルート限定で発売しているアルカリ電池“アルカリβ”が売られていた棚に置かれていましたので、恐らくは“アルカリβ”の後継に当たる電池なのでは、と思われます。
10本パックの型番は単3が“LR6BJ/10SW”、単4が“LR03BJ/10SW”となっています。バーコードのベンダーは“パナソニック(4549077)”となっていました。

LR6BJ_3パッケージをバラした所です。“アルカリβ”の10本パックと同様に4本パック×22本パック×1で10本が構成されていました。こう言う多本パックの電池の場合、いっぺんに使うことは極稀だと思うので、このように小分けパックされているのは合理的かもしれません。

 

 

LR6BJ_4電池の外観。電池上部にプラス極を明確にするためと思われるゴールドのワンポイントがあるのみで他は全身シルバーのデザインになっており、“アルカリβ”のデザインよりもエントリークラス的なデザインに進化しています。
“Panasonic”ロゴは形名表記部分に控えめな感じで記載、一応パナソニックのアルカリ電池ですw。電池本体の型番は単3が“LR6BJ”、単4が“LR03BJ”。

注意書き自体は「パナソニックアルカリ乾電池」などと全く同様のもので、社名表記は“パナソニック株式会社”、原産国はエントリークラスですから“タイ製”となっています。

LR6BJ_5プラス・マイナス側。単3のマイナス極はミゾに絶縁用の樹脂を流しこんだパナソニック独特の「紫外線硬化樹脂」を採用しています。使用推奨期限は単3・単4共に「10-2020」。パッケージには“使用推奨期限5年(JIS準拠)”と書いてありましたから、2015年10月製造の電池であると思われます。出来立てほやほやです。

 

しかし、同じパナソニックOEMのトップバリュのアルカリ電池やくらしのベストのアルカリ電池は5年期限から10年期限に進化したのに、まだこれは5年期限なんですね。“アルカリβ”も後継モデルでは10年期限になると思っていました。もっとも、この電池がアルカリβの後継モデルであるかはまだ明確ではありませんけどね。

LR6BJ_6マイナス極の外装ラベルを剥がしてみた様子。単3は紫外線硬化樹脂の向こうに4つ穴のガス抜き穴が見えます。単4は樹脂無しの2つ穴タイプです。
パッケージには“液もれ防止製法”の記載がありましたので、「パナソニックアルカリ乾電池」のノウハウを受け継いでいる電池なのかもしれません。


Eforce(イーフォース) 単3形/単4形 アルカリ乾電池

eforce_1今回は“オーム電機”が発売するアルカリ電池の高い方、“Eforce(イーフォース)”を紹介します。これは低価格な「Vアルカリ乾電池」に対するオーム電機のハイグレードアルカリ電池で、近隣のドラッグストアでは単3と単4の4本パックが298円と「Vアルカリ乾電池」よりもビッグな価格で発売されています。
デザインはを基調としたもので、金ベースの「Vアルカリ乾電池」と比べると高級感に溢れる感じのする電池であります。

eforce_2パッケージ。パッケージはシュリンクパックの中に台紙が挟み込まれたタイプとなっています。単3と単4の4本パックには台紙に加えパッケージ裏にもいつものバーコードラベルがあります。この点も「Vアルカリ乾電池」とは異なり、コストが掛けられていますね。
ラインナップは単3・単4の4本パックと8本パックの他に単1・単2の2本パックと4本パックもありましたが、こちらは現在販売終了となっているようです。

eforce_3パッケージ裏のバーコードラベルです。8本パックは裏が無いので表のままですが…。単3・4本の品番が「07-2933」で“OHMLR6G/4S”、単4・4本の品番が「07-2934」で“OHMLR03G/4S”、単3・8本の品番が「07-2935」で“OHMLR6G/8S”となっていました。
なお、バーコードのベンダーは“オーム電機(4971275)”となっています。

eforce_4注意書き部分。デザインは前述の通りを基調としたもので、注意書きの部分はちょうど黒の部分となっているため、注意書きの文字は読みやすくなっています。ちなみに電池表の「Eforce」ロゴの上に“高品質”の記載があり、ここ辺りはオーム電機の電池っぽいですねw。
社名表記は“株式会社オーム電機”、原産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。

eforce_5プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。このEforceでは「Vアルカリ乾電池」とは異なり、JISマークの表記は何故か見られません。
使用推奨期限は単3が「08-2020」で単4が「04-2020」。パッケージには『使用推奨期限5年』の記載がありましたから、それぞれ2015年8月、2015年4月製造の電池であると思われます。

 

eforce_6外装ラベルを剥がしてみました。前回の記事で紹介した「Vアルカリ乾電池」と同様、単3にはレーザー刻印で“C83707 5F062”というロット番号が、単4には“35A302”というインクによる印字でのロット番号表記でした。
従って、本体にJISマークの表記は無いものの「Vアルカリ乾電池」と同じ、“Fujian Nanping Nanfu Battery Co., Ltd.”製なのではと考えられます。

eforce_7ちなみに前回紹介した「Vアルカリ乾電池」と同様、絶縁リングを見てみると、リングの切り欠きを下に置いた状態で上には数字2ケタが、その左にはアルファベットが刻印されているものでした。この点でも「Vアルカリ乾電池」の特徴と一致しています。
ついでにマイナス極のガス抜き穴も見ましたが、やはり2つ穴タイプでした。


Vアルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6/S4P/V / LR03/S4P/V その2

LR6S4PV_1オーム電機”の低価格アルカリ電池である「Vアルカリ乾電池」。本ブログではこの電池のデザインが短期間で変更されたことを取り上げましたが、遂に単3と単4においても、その新デザインの電池を発見されましたので紹介します。
デザインとしては金バックで「Vアルカリ乾電池」と書かれている周りが赤で覆われているデザインとなっています。

 

LR6S4PV_2パッケージ裏のバーコードラベルです。単4のパッケージが開封済みですが、下が旧デザイン上が新デザインのものです。両者とも単3・4本入りの品番が「07-9943」で単4・4本入りの品番「07-9947」とデザイン違いではあるものの全く同じ品番となっています。ラベル自体も使用推奨期限の表示が違う以外は全く同じです。

 

LR6S4PV_3電池の外観。旧デザインのものと比較してみると「Vアルカリ乾電池」の表記周りが異なるのみで、注意書きの構成や大きさなどは特に変わっていません。
社名表記は“株式会社 オーム電機”、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製である特徴も変わっていません。

 

LR6S4PV_4もちろん、「Vアルカリ乾電池」ではお馴染みのJISマークもそのまま健在です。本ブログの読者であればしつこいぐらいだと思いますが、認定番号が“JQCN13006”となっており、これは中国の電池メーカー“Fujian Nanping Nanfu Battery Co., Ltd.”のものであり、同社製のアルカリ電池であると思われます。

 

LR6S4PV_5プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。これは今までの物と同様で、使用推奨期限の表示位置は電池本体下部でこれは旧デザインのものと変わっていません。
使用推奨期限は単3・単4共に「08-2020」で、パッケージには『使用推奨期限5年』の記載がありましたから、それぞれ、2015年8月製造の電池であると思われます。

 

LR6S4PV_7電池の外装ラベルを剥がしてみたところです。単3は“F66108 5F162”というレーザー刻印らしきロット番号でしたが、単4は“35E312”とインクによる印字でのロット番号でした。これは旧デザインのものと同様でしたが、今回単4の方は電池本体の印字が剥がれてラベル側に転写されていました。
外装ラベル剥がしついでにマイナス極のガス抜き穴も見ましたが、単3・単4共にいつもの2つ穴タイプでした

LR6S4PV_8この電池の絶縁リングをまじまじと見ているとある特徴が見受けられました。絶縁リングには切り欠きがあり、それを下にした状態で上には2ケタの数字が、その左にはアルファベットが刻印されていました。これが何を示すのかは不明ですが、この電池を製造しているメーカーの特徴の手がかりになるかもしれません。
PAIRDEERの電池みたいにはっきりとメーカー名が記載されているといいのですけどね…。

LR6S4PV_6最後に「Vアルカリ乾電池」デザインの変遷を。しかし、こんなに短期間でデザインが変わる電池も珍しいですよね。
ちなみに旧デザインの「Vアルカリ乾電池」は自分が見てきた中では2015年5月製造ロットのみのようです。同電池には6P形もありますが、手元にある電池では使用推奨期限「06-2017」で既に新デザインになっているので、恐らくは旧デザインのものは存在しないと思われます。

 

・追記(2015/10/31)
06-2020今日、あるディスカウントストアを見ていたら、使用推奨期限「06-2020」、2015年6月製造の旧デザイン「Vアルカリ乾電池」を発見しました。
ということは、新デザインの切り替わり時期は2015年7月か8月製造分からということになるのでしょうか?
ちなみに旧デザインの「Vアルカリ乾電池」は近所のホームセンターでも20本パックが残っていたりと、本数としてはかなり生産されているようです。

★関連記事
Vアルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6/S4P/V / LR03/S4P/V
→本記事で紹介した「Vアルカリ乾電池」が旧デザインだった頃の電池を紹介した記事。と、言ってもこれ、数カ月前の記事なんですよ?

Vアルカリ乾電池 単1形/単2形 LR20/S2P/V /LR14/S2P/V
→同じく「Vアルカリ乾電池」の単1と単2を紹介した記事。単1が新デザインに変わっていたため、実質上「Vアルカリ乾電池」がデザイン変更されたことを取り上げている記事になっています。


大創産業 マンガン乾電池 R20PU/R14PU

R20PU_1均一ショップ“ダイソー”で売られている様々なマンガン電池。その中で有名なのが、独特な電池のデザインから「仏陀のマンガン」とか「ダイソーの縦書きマンガン」と呼ばれるインドネシア製のマンガン電池です。
この電池、今でも売られているの?と思ってダイソーに行ってみるとまだありました。ただし、以前本ブログで紹介したものとは異なり、単1が3本入りが2本入りへ、単2が4本入りから3本入りへと本数が減らされていますが。

店頭で見かけられたのは単1と単2のみで単3は何故か見当たりませんでした。もし、単3が登場するとすればこれも数量が減ってしまうのでしょうか?
なお、バーコードは単1・3本入りや単2・4本入りの頃とは違うコードですが、ベンダーは引き続き“アルファ・インダストリーズ(4983289)”のものとなっていました。

R20PU_2注意書き部分。表記はかつてのものと全く同じで違いはみられません。社名表記が“株式会社大創産業”なのも同様、生産国は“MADE IN INDONESIA”でインドネシア製なのも、これまた同様です。

 

 

R20PU_3プラス・マイナス側。使用推奨期限は単1と単2共に「02-2019」。3年期限の2015年2月製造の電池であると思われます。
この電池はかつては日本でも売られていた“ABC”ブランドの電池を発売していることで知られるインドネシアの電池メーカー“International Chemical Industry(ICI)”製と言われています。

 

R20PU_4おまけ。この電池がまだ“ABC”ブランドだった頃の電池が押し入れの奥底から出て来ましたw。なお、バーコード自体は本記事で紹介した電池の前モデルである単1・3個入りの物と完全一致(4983289124147)しました。
なお、電池本体の輸入元は“アルファ・インダストリーズ(株)”、使用推奨期限は「10-2009」となっています。恐らく、2006年10月製造か。でも、二度と開封することないだろうな、この電池w。

 

★関連記事
大創産業 マンガン乾電池 R20PU/R14PU/R6PU
→本記事で紹介したマンガン電池のかつてのラインナップを紹介した記事。単1と単2の個数が現行のものと違うことは本記事でも触れましたが、この頃は単3・8本入りもありました。


MITSUBISHI ELECTRIC アルカリ乾電池G 単1/単2 LR20(GD)/LR14(GD)

LR20(GD)_12015年2月にフルリニューアルされた“三菱電機ホーム機器”の乾電池。今回はその中でもエントリークラスに位置付けられるアルカリ電池、“アルカリ乾電池G”の単1と単2を紹介します。
ちなみにこの電池、単3は本ブログでも前モデルとの比較を交え紹介したことがあります。前モデルでは“POWERアルカリG”というブランド名でありましたが、今回のリニューアルで単純に“アルカリ乾電池G”というブランド名に変わっています。

 

LR20(GD)_2パッケージ裏のバーコードラベルです。単1および単2・2本シュリンクパックでの品番は“LR20GD/2S”、“LR14GD/2S”となっています。包装は例の軟質系フニャフニャシュリンク。ラベルには『日本製』との記載がありますから、既に本ブログの熱心な読者ならどこのOEMかは既におわかりのことでしょう。
ちなみにバーコードのベンダーは“三菱電機(4902901)”でした。

 

LR20(GD)_3注意書き部分。JISマーク表記があり、“C8515 FDK JQ0307109”の表記でなおかつ生産国は“日本製”ですから、FDKエナジー製であると思われます。
現在、日本のメーカーでアルカリ電池におけるJISマークの表記を行っているのはFDKエナジーのみです。しかも、使用推奨期限5年の電池に限られるため、FDKOEMのアルカリ電池で必ず見られるものではありません。

なお、以前本ブログで紹介した単3および単4はインドネシア製となっています。これはFDKの現地工場である“PT FDK INDONESIA”が単1・単2アルカリ電池の生産が出来ないと思われるためで、同様のラインナップはファミリーマートコレクションのアルカリ電池やStyleONEのアルカリ電池など、主にプライベートブランドのエントリークラスで見受けられます。
しかし、本家・“Fujitsu”ブランドのエントリークラスであるロングライフタイプはちゃっかり単1から単4まで日本製なんですよね。

LR20(GD)_4プラス・マイナス側。マイナス極には日本産FDKエナジー製の単1と単2でお馴染みの“逆装填防止機能”が装備されています。
なお、使用推奨期限は単1が「03-2020」で単2が「04-2020」となっていました。三菱のカタログではこの電池は5年期限との記載がありましたから、それぞれ2015年3月・2015年4月製造の電池であると思われます。

 

★関連記事
MITSUBISHI ELECTRIC アルカリ乾電池G LR6(GD)
→本記事で紹介した電池と同様“アルカリ乾電池G”の単3を旧モデルの比較も交えて紹介した記事。


DUREDAY(R) EXTRA SUPER R03P

R03P_1以前、本ブログではナショナル(パナソニック)の電池に似ているマンガン電池を紹介したことがありました。今回はそれの何枚も上手を行く電池を発見したので紹介します。
モノは本ブログで何度となく紹介したことのある“DUREDAY”ブランドのマンガン電池で、こちらは模倣どころかソニーのマンガン電池のデザインを丸パクリしてしまったという凄い電池です。橙(オレンジ)のツートンデザインはまんまソニーと言った感じです。

R03P_2では、本家と比較してみましょう。失笑してしまうほど同じデザインで“NEW SUPER”に対し“EXTRA SUPER”でフォントも近く、“DUREDAY”のフォントもわざわざソニーに近づけてあり、究極のパチモノと言えるでしょう。なお、今回紹介する“EXTRA SUPER”は単4のマンガン電池となりますが、本家・ソニーの“NEW SUPER”は赤マンガン相当の電池のため、ラインナップに単4自体がありません。

R03P_3注意書き部分。社名表記は“HUARONG ENERGYTEC INC.”。本来、“DUREDAY”ブランドの電池を発売するメーカーは“Jiaxing Huarong Battery Co., Ltd.”という社名ですが、ソニーを意識するあまり、ソニー・エナジー・テックに似た社名まで作ってでっち上げています。
もちろん、“MADE IN CHINA”で中国製。“0%MERCURY & CADMIUM & PLUMBUM”という表記があります。

ちなみにPLUMBUMとは“”のことです。なお、電池の[+]表示から[-]表示の間に矢印が入っており、まるで昔の電池のようです。これのみがこの電池唯一のオリジナル部分でソニーの電池には無い要素です。しかし、これだけのデザインなのにオリジナルがこれだけってのは凄いなぁ…。

R03P_4プラス・マイナス側。2本入手しましたが、どちらともプラス極側から酷い液漏れを起こしています。1本に関しては液が外装の真中あたりまで侵食しています。もはや、パチモノ電池の品質が悪いことは定説化していますね。
なお、マイナス極・底板の刻印は「12-2009」と記載。当然の如く、本体に表記が無いので何を表しているのかは不明。

 

★関連記事
SONY NEW SUPER SUM-3(NS) [橙バージョン]
→本記事で紹介した電池のネタ元。

GREATCELL(R) e.power EXTRA HEAVY DUTY UM4.NE
→本記事で紹介した電池と同じく、ナショナル(パナソニック)のマンガン電池のデザインを模倣した電池。単4のマンガン電池という点が本記事の電池と奇しくも一致している。