月別アーカイブ: 2013年4月

FB FLH FLH1220S

FLH_1ホームページのトップに書いた「絵師100人展 03」の帰りに秋葉原で買ってきた小型シール鉛蓄電池。この電池は何かの機器からの抜き取り品らしく、コネクタ付きの特殊なものとなっている。その為、強引に充電器のクリップを付けて充電。写真では見にくいかもしれませんが、プラスは線が取り付けられている根本から、マイナスはコネクタにドライバーを突っ込んでそれにクリップを付けています。

 

FLH_2電池自体はこんな感じ。古河電池FLHシリーズ(FLH1220S)で12V2Ah(2000mAh)です。コネクタはJST(日本圧着端子製造)VLシリーズコネクタであることはわかっているのですが、秋葉原では取り扱ってないみたい…。メーカー直販で入手するしかないのかな。線をぶった切っても良いのですが、オリジナルのまま残しておきたいと思っているので。


タワーレコード オリジナルアルカリ乾電池

towerrecords1タワレコの愛称で親しまれているCDショップ“タワーレコード”のオリジナルアルカリ電池。タワーレコードはアメリカ発祥のレコードショップであるが、アメリカ本国のタワーレコードは経営母体の破産により存在しない。日本のタワーレコードはアメリカのタワーレコードが経営不振になった段階で独立した別会社で現在はNTTドコモ子会社となっている。

 

電池はタワレコカラーと言えるイエローベースに「TOWER RECORDS」とお馴染みのキャッチコピー「NO MUSIC, NO LIFE」が交互にプリントされているデザインになっている。この電池は中国製で中国でありながらもちゃんと表面が揃ってシュリンクされているのは凄いと感心してしまった。

towerrecords2表と裏面。表に「TOWER RECORDS」と書いてあるものは裏面に小さく「NO MUSIC, NO LIFE」とプリント、逆に「NO MUSIC, NO LIFE」と表に書いてあるものは「TOWER RECORDS」と小さくプリントされている。従って、バラバラになってもどこの電池かはわかるようになっている。発売元はタワーレコード株式会社、輸入元は兼松株式会社である。あれ?何か嫌な予感…。

 

towerrecords3やはりマイナス側を見てみると赤リング…。MEMOREXと同じですね。兼松だから当たり前か。ちなみにこの電池は2本入りが130円4本入りが250円でした。MEMOREX OEM系の電池は最高でも4本100円前後なので高いですが、タワレコの電池はどちらかと言うとデザイン重視という感じで、この電池を買う人はデザインが気に入った人が買いそうなのでデザイン料って感じなのかもしれませんね。


富士通写真用積層電池

fujisu_sekisou1プロ用ストロボの電源(パワーパック)として用いられていた写真用の積層電池です。積層電池は内部で小さな電池が直列に接続されていて、電圧が高いのが特徴なのですが、今回紹介する積層電池は写真左の“0210”で315V、右の“0180”で270Vと桁違いな高電圧が特徴です。

写真の0210が富士通ロゴが新しいものでグレーベース、0180が旧富士通ロゴでブルーベースのデザインになっています。

fujisu_sekisou8当時のFDK(富士通)積層電池のラインナップ。保存状態が悪く、汚いのは申し訳ない。0210が定価7000円、0180は6000円と記載してありますね。やはり、高電圧の積層電池。これくらいするのでしょうね。

この写真を見ればわかりますが、“Fujitsu”ロゴ時代の積層電池は写真用積層電池がグレーベースの黄色デザイン、その他の積層電池がグレーベースの赤色デザインと見た目でわかるようになっています。

 

fujisu_sekisou3側面。0180が富士電気化学名義のわかりにくいですが、1992年2月製造のもので、0210がFDK名義で2002年5月製造です。ちなみにこの電池はビニール袋が被されており、包装という意味ではなく不慮な感電を防ぐようになっており、機器のセットもこのビニールに入ったままで行います。

 

fujisu_sekisou4側面2。旧富士通ロゴのものは型番・電圧表記が大きいが、FDK時代にものは控えめになっている。両方共日本製。この電池の型番(数字)の意味はそのまま、中で接続されている電池の個数を表している。このブログの電卓で調べてみて下さい。

 

 

fujisu_sekisou5端子部。端子が出ていると感電するので内に引っ込んでいる。実際のストロボではこの部分に針のような端子が入り込むようになっているようです。『高電圧ですから端子に手を触れたり、水などをかけると危険です。』と書いてあります。他の電池ではあまり見られない注意書きです。

 

fujisu_sekisou60210の電圧を測定してみた。公称電圧が315Vで測定電圧が336Vありました。まだ元気そうです。ちなみに、0180も測定してみましたが、220Vしかありませんでした(公称電圧が270V)。測定中も電圧が下がっていったのでこちらは劣化が始まってそうです。


エナジャイザー充電式セット ミニチャージャー

energizer_1ハードオフでジャンク525円で売っていたEnergizerの充電器セット。どう見ても新品未開封のものでどこがジャンク品なのかわからない一品。廉価版の充電器でエントリーモデルmin.1900mAhのニッケル水素電池が付属している。もちろんこれを買った目的はその電池であることは言うまでもない。

 

 

energizer_2パッケージ裏。アメリカEnergizer社の子会社シックの日本法人“シック・ジャパン”が発売する日本向けの充電器・充電池である。

 

 

 

energizer_3充電器表。単3・単4両用の充電器。見た目はスタイリッシュで結構格好いい印象を受ける。

 

 

 

energizer_4充電器裏。裏は一転して安物充電器と言った感じです。プラグ収納もできない。ちなみに入力は100Vのみで海外では使用できない。

 

 

 

energizer_5左上が付属、min.1900mAhのニッケル水素電池(中国製)で左下が別売min.2200mAhのニッケル水素電池(日本製)。電池本体の光り具合が違うので違いは一目瞭然。現在のエナジャイザーの電池はどれも同じような絵柄です。例として「Energizer industrial」の単3(日本未発売)を右下に置いてみました。

 

energizer_6取扱説明書より、充電時間。付属の1900シリーズ、単4・800シリーズで10時間充電、別売の2200シリーズで13時間充電であるようです。結構長い充電時間ですね。寝る前に充電して起きた時に充電終了と言った感じでしょうか。

 

 

energizer_7充電中の様子。「緑」のLEDランプが消えたら充電完了。一応保護機能として安全タイマーなる機能が付いており、最大18時間経過しても充電が終了しない時はそこで強制終了する機能が付いているようです。


Panasonic SD/SDHC CardBus PCカードアダプタ

sdcardreader1この間行ったベイシア電器で買ったCardBusのSD/SDHCカードリーダ。高速転送で未だにD-snap使いなので著作権保護にも対応しているということで購入。決定打なのは元値4000円が1000円になっていたことだった。

 

 

 

sdcardreader2何でこれが電池と関係あるの?と思うかもしれないけど、取説を見てみると「パナソニック株式会社 エナジー社(現・パナソニック AIS社)」と書いてありました。エナジー社って電池だけでなくこんなカードリーダも作っていたんですね。


ベイシアグループ乾電池のまとめ

beisia1以前、カインズPB品のアルカリ電池を紹介した時に、セーブオンカインズホームのPB品が売っていたので同社の親会社であるベイシアではどんな電池が売られているのだろう?と書いたのだが、最近ベイシアグループ系3店に立ち寄ることが出来たので、今回はベイシアグループで売られている電池を紹介する。

 

 

●ベイシア電器

beisia2ベイシアグループの電気量販店“ベイシア電器”。同店では「Be VALUE」というPB品があり、その中のシリーズとしてアルカリ電池が存在する。単1から単4までのラインナップで全てが中国製、輸入元が加藤産商株式会社、発売元はベイシア電器である。

価格は単3・単4が98円、単1が198円であった。

 

 

beisia3マイナス側。単3は赤リングでMEMOREX(兼松)のアルカリ電池に似ている。単1の方も似ている感じですね。

 

 

 

●カインズホーム(ベイシア・セーブオン)

beisia4ベイシアグループのホームセンター“カインズホーム”。同店では以前紹介した銀色の供給元FDKのものがPB品として発売されている。これはスーパーマーケット“ベイシア”も同一の電池が売られており、価格も同じだった。

現在、カインズホームに行くと銀色FDKと併売されている電池として、写真の金色デザインの電池を発見した。

 

beisia6デザインは既に発売されているカインズPB品のニッケル水素電池を踏襲したデザインとなっており、ニッケル水素電池が銀ベースなのに対し、アルカリ電池は金ベースのデザインとなっている。こういう統一デザインは電池コレクターの心をくすぐりますね。

 

 

beisia5マイナス側。単1から単4までのラインナップで全て中国製である。価格は銀色FDKと同じ。現在は併売だが、そのうちFDKが無くなるのかもしれない。

 

 

beisia7最後にカインズホームで売られていた、発売元:ベイシアグループ、供給元:FDK株式会社のマンガン電池。こちらは単1から単3までのラインナップ、全てインドネシア製であった。おそらく、以前紹介したローソンストア100バリューラインのマンガン電池と同じものと思われる。価格は全て78円。単3は使用推奨期限切れ間近だったので、68円になっていた。


パナソニックエネループを購入

panaene1量販店に行ったら、4月26日発売なはずのパナソニックエネループが売ってたので買って来ました。実質、4月20日発売なようでどこの量販店にも並んでいるようです。取り敢えずパナソニックブランドの「eneloop pro」(BK-3HCC)と「eneloop lite」(BK-3LCC)、それと充電式EVOLTAで新ラインアップとして追加されたハイエンドモデル(BK-3HLC)を買って来ました。

 

panaene2「eneloop pro」のパッケージ。基本、eneloopシリーズのパッケージは旧三洋ブランドのものを踏襲している。三洋時代のパッケージは容量がデカく書いてあったのでわかり易かったが、パナソニック時代の新型は容量表記が小さくてわかりにくい。

 

 

panaene3充電式EVOLTAのハイエンドモデルとeneloop liteのパッケージ。充電式EVOLTAは元々ブリスターパッケージでeneloop liteもエントリーモデルだったからか、元々ブリスターパッケージです。

 

 

panaene4パッケージ裏。今回自分が購入したのはeneloopシリーズが2013年1月製造で充電式EVOLTAのハイエンドモデルが2013年3月製造のものでした。ハイエンドモデルの方の注意書き『本品は機器により+端子が低いため接触しない、または直径が少し太いため入らないなどの現象がまれに発生する場合があります。その際は他の機器でおつかいください。』しかし、「他の機器でお使いください。」というのもすごい打開策だなぁw。ちなみに、同じような注意書きはeneloop proでも記載してあります。確かにeneloop proシリーズは歴代機種でも容量アップのため、若干直径が大きいので、純正のスペーサーが入らなかったり、eneloop kairoでも入りにくい印象を受けました。

panaene6電池のデザイン比較。上2本が旧eneloop pro(第1世代)で下2本がパナソニックブランドのeneloop proです。見た目的にはeneloop proのロゴが小さくなり、Panasonicロゴが大きくなり、リサイクルマークのオレンジ色が濃くなっている印象を受けます。今回のeneloop proは三洋時代から通算すると3代目ですが、容量がmin.2450mAhで充放電使用回数が500回と前モデル(HR-3UWXB)と同じスペックです。

panaene5次にeneloop lite。こちらは前世代のものは若干光沢がかかっているような気がしますが、パナソニックブランドのものはつや消しで水色が濃くなっている印象を受けます。前世代はeneloop liteというロゴが小さかったものに対し、パナソニックブランドのものはeneloopファミリー統一デザインということなのかもしれませんが、Panasonicロゴが大きいのはさすがに違和感を感じます。あくまでも、前世代と比較しての感想ですが。こちらは三洋時代から通算すると意外にも2代目のeneloop liteで、容量はmin.950mAhと据えおきながらも充放電使用回数が5000回(前世代モデルは2000回)という脅威の使用回数を実現しています。

panaene7これが充電式EVOLTAに新たに追加設定された「ハイエンドモデル」です。容量がmin.2500mAhで充放電使用回数が300回と容量がeneloop proよりも大きいけど、使用回数が少ないというモデルです。しかし、たかだか50mAhぐらいの差はあんまり実感できない差だと個人的には思いますが…。ちなみに充電式EVOLTAのハイエンドモデルだけ日本製です。

 

panaene8パナソニックブランドのeneloop proと充電式EVOLTAのハイエンドモデルのプラス側を比較してみると、突起部分のガス抜き穴が同じなのでおそらく、両者ともFDKトワイセル製と思われます。もっとも、日本でニッケル水素電池を製造しているのは同社だけなので、比較するまでもない部分ではありますが。

 

panaene9今回買った電池を並べてみた。そういえば、先日(4月17日)に放送された、テレビ東京ワールドビジネスサテライト」の「ブランド買収、相乗効果は?」という特集を見ていたら、このパナソニックエネループが出てきて(3:40あたり)、専門家を持ってしても『エネループのファンがいることについて配慮が少しあってもよかった』という批判的なコメントをしていたのは笑ったなぁ。それにめげずにパナソニックには頑張って欲しいなと思います。


TESCO Everyday long life アルカリ乾電池

tesco1関東近県で「TESCO」・「つるかめランド」といったスーパーを展開している“テスコジャパン”PB品のアルカリ電池。テスコジャパンの親会社はイギリスのテスコで世界規模ではウォルマートやカルフールに次ぐ世界3位のスーパーマーケットである。だが、日本では経営不振により撤退、株式50%をイオンに売却し、テスコジャパンはイオンエブリに社名変更、後にイオンの完全子会社になる予定である。しかし、以前取り上げたカルフールやダイエーなど、あらゆるスーパーがイオンに集結してますね。

tesco2パッケージ裏。至ってシンプルな表記。下の単4・4本パックは「シートゥーネットワーク」という社名だが、これはテスコジャパンのさらに前の社名である。ちなみに、現在のTESCOブランドのスーパーには電池が取り扱われていなかったので、このPB品の電池は売られていない模様。売るとすれば、イオンなのでトップバリュの電池を売ることになるのでしょうね。

 

tesco3電池本体。茶+銀のデザインはアルカリ電池さを感じさせない。全面英語表記なので本国のものを輸入して売っているのだろうか?電池は中国製である。

 

 

tesco4マイナス側。使用推奨期限は底板に直接印刷されているタイプ。


Kodak アルカリ乾電池

kodak1カメラのキタムラ」などで見られる、世界的に有名な写真用品メーカー“コダック”のアルカリ電池。とにかく安いのが特徴で写真左、単3・4本入りが100円で写真右、単3・10本入りが198円である。

コダック公式のページでは使用推奨期限5年であるが、現在発売されているものは使用推奨期限が7年になっている。

 

kodak2単3・4本のパッケージ裏。バーコードは「0」から始まるアメリカのもの。日本では「水銀0使用」という表記が一般的なのに対し、コダックは『水銀は添加されていません。』と書いてあり、なんだか違和感を感じますね。

 

 

 

 

kodak3電池の外観。日本向けの電池なので日本の注意書きがメインだが、よく見ると英語やフランス語、ロシア語、中国語などでも書かれている。日本語版の注意書きでも字体がどうもおかしいほか、“シヨート”などの誤記も見られる。

 

 

kodak4ところで、このコダックのアルカリ電池。韓国の電池メーカーであるBexelのOEMだと言われている。この噂の発端は日本でBexelの総代理店をしている“MIYABI”というメーカーのブログで書かれていたためである。そこで同社が発売している『がんばる電池』とコダックのアルカリ電池とを比べてみた。マイナス側は平たい黒リングで構造は似ている。だが、がんばる電池はBexel自社製らしき韓国製で、コダックは中国製である。もし、コダックの電池が本当に中国製なのであれば、Bexelの工場が中国にもあることになるが、Bexelの公式サイトを見ても中国工場の記述は見られなかった。ちなみにコダックのアルカリ電池はマイナス側ではなくプラス側に使用推奨期限が書かれている特徴あるもの。

kodak5コダックのロゴが古い旧モデルのもの。使用推奨期限は「06-10」。

 

 

 

kodak6旧モデルのプラス・マイナス側。マイナスの底版に直接、使用推奨期限を印字したもので現モデルのものとは異なる。


Familymart collection Fujitsu アルカリ乾電池

familymartc1以前、コンビニエンスストア“ファミリーマート”のPB品の6Pを紹介したことがあるが、今回ファミリーマートに行ってみたら新たなPB品の電池が入荷されていたので紹介する。これは現在ファミリーマートが展開しているPB品「ファミリーマートコレクション」の一つで、電池は“Fujitsu”のロゴが記載されているFDKとのコラボ商品となっている。単1~単4までのラインナップで、単1と単2が日本製、単3と単4がインドネシア製となっている。コンビニではセブン-イレブンイトーヨーカドーで展開しているセブンプレミアムのアルカリ電池がやはりFDKOEMのPB品であるが、こちらは単1~単4まで全てが日本製である所が違う点であろう。

familymartc2裏面。特徴ある明朝体っぽい注意書き。販売元は株式会社ファミリーマート、製造元はFDK株式会社でインドネシア製(写真は単3なので)。写真の2本入りで158円であり、FDKインドネシアのアルカリ電池にしては高い印象を受ける。デザインは銀青といったデザインで、青・水色が好きな自分にとっては好きなデザインだったりします。

 

familymartc3バーコードラベル。ラベルにもFujitsuロゴが。気になったのでバーコードのベンダーを調べてみたらFDKのものでした(4976680)。そうなると製造からパッケージングまでFDKで行い、ファミリーマートは店頭に並べてるだけという印象を受けますね。

 

しかし、最近のPB品の乾電池はFDKが多いですねぇ…。以前のファミリーマートのPB品はパナソニック(未公表)だったのですが、まさかファミリーマートまでFDKになるとは思わなかったな。