月別アーカイブ: 2015年8月

GMB POWER(R) ER14505H 2.4Ah

ER140505_1秋葉原の秋月電子通商で見つけた小箱。このブログで取り上げるのですから、電池なのは確かですが、どのような電池なのでしょうか。
第一印象では18650とか14500のようなリチウムイオン電池ではないか?と思ったのですが…。

 

 

 

ER140505_2正解は単3形の塩化チオニルリチウム電池でした。価格は1個280円(税込)。価格としてはかなりの破格値で、同じ秋葉原の千石電商では同タイプのサフト製が1943円すると考えると、かなり安いことがわかると思います。
塩化チオニルリチウム電池とは一次電池の単セルとしては最も高い3.6Vの公称電圧を持つリチウム電池の一種で、主に電子機器のメモリーバックアップ用途に用いられている電池です。

ER140505_3電池の外観(上下合成です)。中国の電池メーカーである“Guangzhou Markyn Battery Co., Ltd.”製らしく、ブランドである“GMB POWER”の「GMB」とはこの会社名の頭文字を取ったもののようであります。
注意書きは英語のみ。電池本体には“04292015”の印字が有り。普通に推測したら、2015年4月29日と推測できそうではありますが…。

ER140505_5プラス・マイナス側(左右合成です)。プラス極の突起が若干低いような気がします。しかし、この電池は特殊電池であり、一般の単3電池を使う機器に流用することはありませんから、問題無いと言えそうですね。
なお、この電池は一次電池であり、充電は出来ない電池であるので注意すること。内部には塩化チオニルが入っており、破裂などを起こすと塩化チオニルが空気に反応して、人体に有害な塩化水素や亜硫酸ガスが発生し、とても危険です!

ER140505_4最後に各種電池との比較。上は普通の単3アルカリ電池で、下は東芝の同等品。この東芝の同等品も秋葉原の稲電機では3045円もする高価な逸品だったりします。
ちなみにこの電池は単3電池と同サイズですが、一般に売られているアルカリ電池やマンガン電池の単3とは電圧が異なる為(3.6V)、流用することは不可能となっています。もし、間違って機器に入れると壊れる可能性が高いです。

 

★関連記事
塩化チオニルリチウム電池(ER電池)
→本記事で紹介した電池と同種である塩化チオニルリチウム電池の概要を記載した記事。

塩化チオニルリチウム電池 その2
→上記記事の続編。三菱電機とソニーの塩化チオニルリチウム電池を紹介している。


Askul アルカリ乾電池 PRO 3

askulpro_1法人向けオフィス通販“アスクル(Askul)”PB品のアルカリ電池です。これはアスクルのアルカリ電池でハイグレードクラスに当たる電池でその名も“アルカリ乾電池 PRO”となっています。
アスクルの単3アルカリ電池といえば、オレンジをバックにした電池がお馴染みですが(最近は白バックの電池も新たに登場している模様)、この電池ではグレーをバックにしたシブいデザインとなっています。ちなみに電池の表面はザラザラしており、触り心地が気持ちいいw。

askulpro_2電池の外観。販売元は“アスクル株式会社”で生産国は“Made in Japan”で日本製となっています。販売元表記の上には小さく“大電流向けハイパワー乾電池”とさり気なくアピール。
注意書きの構成としては他のアスクルPBのアルカリ電池と同様のものです。

 

askulpro_3プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。日本製であるとのことですから、FDKエナジー製であると推測されます。
なお、この電池の商品ページによると4本シュリンクパックの型番が“LR6PRMI(4S)ASK”となっており、もしかしたら“Fujitsu”ブランドのプレミアムタイプ相当なのかもしれません。ただし、使用推奨期限の印字の大きさが違うので一概に同じとは言えないでしょう。

 

使用推奨期限は「12-2024」となっており、商品ページによると10年期限の記載がありますから、2014年12月製造の電池と思われます。なお、アスクルのサイトでは使用推奨期限10年以外にも2つのポイントを記載しており、かなりの自信作と言えそうです。

ポイント1:超パワフル&長持ち!
リモコンなどの小電流からトランシーバーなどの大電流領域まであらゆる機器においてアルカリ乾電池トップクラスのハイパワーと長持ち性能を誇ります。

ポイント2:約10年の保存性能!
圧倒的低価格で使用推奨期限約10年の保存性能を可能に。いざという時の備えにこそ、ハイパワーなアルカリ乾電池を。
※「10年」とは、JIS準拠の保存条件(温度20±2℃、相対湿度55±20%)での保管を前提としています。

ポイント3:完全国内生産!
国内メーカーによる品質管理のもと国内の工場にて生産。安定した品質のために国内生産にこだわっています。

アスクルのサイト自体は法人向けであり、個人での購入できませんが、ヤフーとアスクルが協業で運営しているショッピングサイト“LOHACO(ロハコ)”でも入手可能。税込み1900円以上の購入で送料無料になるので、何かと一緒に電池を購入してもいいかもしれませんね。


FDK リチウム電池 CR2032 [CR2032C(B)]

CR2032C_1主に100円均一ショップで流通している“Fujitsu”ブランドならぬ、“FDK”ブランドのリチウムコイン電池「CR2032」です。
最近、“Fujitsu”ブランドのリチウムコイン電池で多く流通しているインドネシア製ではなく、日本製電池表面の“FDK”の文字が小さくなっているバージョンが出回っている事を紹介しました。
今回、廉価版に当たる“FDK”ブランドのものについてもその日本製のバージョンが発見されたので紹介します。

問題の電池が確認されたのは、使用推奨期限「06-2020」のロット。これは以前本ブログで紹介した“Fujitsu”ブランドの2個入りのものと同じ使用期限で、同記事で紹介した「05-2020」のロットがインドネシア製であったことを考えると、「06-2020」ロットから日本製になった可能性が高いか。ちなみに同じ記事で「07-2020」ロットも日本製であることが判明しています。
なお、パッケージの原産国表示も“MADE IN JAPAN”、日本製であることが記載されています。FDKは2015年3月に東京都港区港南の品川クリスタルスクエアに移転していますが、パッケージ記載の住所がその新住所になっています。

CR2032C_2電池本体。電池自体の印字は以前本ブログで紹介した“Fujitsu”ブランド2個入りと同じく“54”。
日本製という時点で日立マクセル製は確定だが、ダイソーにもマクセル純正のCR2032・1個入りが売られているので、お得感が薄いのは否めない。珍し物好きの電池コレクターしか買っていかないだろうw。しかし、どうしたのだろう?廉価版まで日本製とは。やはりインドネシア製は供給不足なのだろうか?

★関連記事
Fujitsu リチウム電池 CR2032 [CR2032C(2B)N]
→本記事で紹介した電池と同じ特徴を持つ、“Fujitsu”ブランドのCR2032・2個パックを紹介した記事。多く出回っているインドネシア製と今回発見された日本製との比較も掲載しています。

FDK リチウム電池 CR2032 / アルカリボタン電池 LR44
→本記事と同様の“FDK”ブランドのリチウムコイン電池とアルカリボタン電池を紹介した記事。メインはパッケージデザインが変わったことの記載ですが、この頃のリチウムコイン電池はインドネシア製であることも記載しています。


三菱電機リチウムコイン電池の謎

mitsubishilithium_1三菱電機ホーム機器が100円均一ショップ向けに発売しているリチウムコイン電池はCR2016/CR2025/CR2032がインドネシア製なのは周知の事実だと思います。
ですが、CR1616とCR1220は日本製です(パッケージ裏)。CR1620も日本製でしたが、パッケージが新ロゴだったのにも関わらず、中身の電池は旧ロゴだったという個人的な問題で購入はしませんでした。

 

mitsubishilithium_3では、CR16xx系が日本製なのかな?と思いましたが、CR1632はインドネシア製です(パッケージ裏)。う~ん、法則がよくわかりませんねw。


DURACELL ALKALINE BATTERY MN2400(AM4)

MN2400_1最近の本ブログでは現在、アメリカで発売されている“DURACELL”ブランドのアルカリ電池を紹介しましたが、今回はかつてのデュラセル日本法人である“デュラセル・バッテリー・ジャパン”より発売されていた“DURACELL”ブランドの単4アルカリ電池を紹介します。
デザインは上部が銅色下部が黒になっているお馴染みのもの。このデザインは現在でもエントリーモデルに位置付けられている“Duracell CopperTop”に継承されています。

MN2400_2注意書き部分。社名表記は“DURACELL BATTERY JAPAN. LTD.”と記載してあり、英社名表記ではありますが、デュラセル・バッテリー・ジャパンの名義になっています。原産国はアメリカではなく、“MADE IN JAPAN”で日本製となっていました。
注意書きは日本語主体で英語での注意書きの記載はあるものの、“DO NOT RECHARGE OR DISPOSE OF FIRE.”の記載のみです。

《ご注意》この電池は充電式ではありません。充電
すると液もれ、破損するおそれがあります。
はれつ、液もれのおそれがありますので、●(+)(-)を
正しく入れること。 新しい電池と使用した電池をま
ぜて使わないこと。●この電池と他の種類の電池
をまぜて使わないこと。●ショート・分解・加熱・火に
投入はしないこと。              [水銀0<ゼロ>使用]

以上が注意書きの全文の写しです。使用推奨期限は「95-09」となっており、恐らくは2年期限の1993年9月製造の電池と思われます。年代としては当たり前なのか、注意書きの文量としては結構ありますね。

MN2400_3今回は未開封の4本入りシュリンクパックも入手。さすが日本製です。全ての電池がほぼ正面を向いてパッケージングされています。

 

 

 

MN2400_4パッケージ裏のバーコードラベル。4本入りシュリンクパックの型番は“LR03SP-4P”。その横の“DBJ”はデュラセル・バッテリー・ジャパン、すなわちDuracell Battery Japanを表していると思われる。
ちなみにバーコードのベンダーは該当せず。メーカー自体は現在消滅していますから当たり前か。

 

MN2400_5プラス・マイナス側。外装は現在主流のラベル外装です。マイナス極には黒い絶縁リングが付いています。黒い絶縁リングというと、富士電気化学(現・FDKエナジー)製なのかな…。
ちなみに電池本体には製造元を類推できるようなJISマークなどの表記はありません。

 

 

MN2400_6マイナス極のガス抜き穴は2つ穴タイプでした。


モリトク アルカリ乾電池 単3形/単4形

moritokualkaline_1100円均一ショップ向けの商品を企画製造している企業である“株式会社モリトク”。このモリトクが発売しているアルカリ電池は現在、一部100円均一ショップで単1と単2、9V形が見られるのみで、単3と単4のアルカリ電池は長らく見られませんでした。
しかし、今日(8月16日)のコミケ帰りに寄った100円均一ショップ“キャンドゥ”にて、モリトクのアルカリ電池の単3と単4を発見、復活していたのです。

 

moritokualkaline_2パッケージ裏のバーコードラベルです。以前発売していた単3と単4のものと比べてみると、ラベルの大きさが大きくなっていますがバーコードのコードそのものは全く同じです。従って、旧製品と今回発売された製品と同じ物として扱われているようですね。
ちなみにバーコードのベンダーは“モリトク(4964549)”となっていました。

 

moritokualkaline_3電池の外観と注意書き。デザインや注意書きは旧製品と同様ですが、大きく違うのは社名表記で発売元が“株式会社モリトク”になっている点は同様ですが、旧製品には記載されていた輸入元の“丸紅情報システムズ株式会社”の記載が削除されていることです(写真下部が旧製品)。これは現在発売されている単1や単2、9V形でも同様で、これは単純に丸紅情報システムズからモリトクの自社輸入に変わったということなのでしょう。

もう一つ、変わったことが生産国で、旧製品はインドネシア製でしたが、今回発売された製品では中国製に変化しています。これは輸入元が変わったことによる原因かもしれませんが、残念です。

moritokualkaline_4生産国が変わった影響か、使用推奨期限の印字パターンも変わっており、インドネシアの旧製品(写真真中2本)では使用推奨期限の印字に加えて2つのアルファベットによるロット番号が記載されていましたが、今回発売された製品である中国製(写真左右外2本)では単純に使用推奨期限の印字のみになっていました。
なお、この比較を見れば注意書きは全く同じであることがわかると思います。

moritokualkaline_5プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは無いタイプになっています。使用推奨期限は単3・単4共に「02-2020」となっていました。時期的に5年期限と推測、それぞれ2015年2月製造の電池であると思われます。
意外にも古い製造日と思われる電池で、今年(2015年)初めには出回っていたのかもしれませんね。

 

moritokualkaline_6外装ラベルを剥がしてみました。単3にはロット番号の印字や刻印の記載はありませんでしたが、何故か単4の方にのみ“A1012405”の印字がありました。Aから始まる8ケタのロット番号という共通点では以前本ブログで紹介した6本入りのキャンドゥアルカリ乾電池に一致しており、似ています。しかも単4の印字という点でも…。

 

moritokualkaline_7マイナス極のガス抜き穴は単3・単4共に一般的な2つ穴タイプ。単3のマイナス極・底板の中心に小さい丸印が見えるものになっており、こちらはワッツの5本パック・アルカリ電池に類似しています。単3と単4では製造元が違うのか…。謎です。

 

 

★関連記事
モリトクアルカリ乾電池
→輸入元が丸紅情報システムズだった頃のモリトクアルカリ電池を紹介した記事。単1~単4、9V形をまとめて紹介しています。


Penesamig電池のその後…

penesamig_1パナソニック(Panasonic)の模倣品として最も有名な電池が以前、本ブログでも紹介したことのある、“Penesamig(R)”というブランドの電池でしょう。
そんなPenesamigの電池ですが、以前ブログで紹介した電池を袋に入れたまま保管していたら、壮大に液漏れしていました。この電池はマンガン電池ですが、アルカリ電池に匹敵する程の液漏れ量です。若干大袈裟表現かもですが。

 

penesamig_2写真奥の電池が液漏れしていた電池で、プラス極が膨らみ、サビて液漏れ跡が見えます。写真手前の電池は液漏れには至っていないものの、電池自体が膨張しているようで、ビニール外装が裂けてしまっています。

 

 

penesamig_3液漏れが酷かった側の電池のプラス極。それにしても、凄い膨らみです。長年、電池の液漏れを見てきていますがマンガン電池でここまで酷い液漏れのものを見たのは初めてです。
ちなみに電池には“BEST IF INSTALLED BY 12-2014”という使用推奨期限らしき表記があり、既に期限は切れています。

 

penesamig_4何となく、電池を分解してみようと試みてみましたが、失敗w。

 

 

 

★関連記事
Penesamig General Purpose SIZE AAA R03C 1.5V
→本記事で紹介したPanesamig電池の在りし日を紹介した記事。入手時はこんなにきれいだったのです。


GP LITHIUM CELL CR2032

gplithiumcell_1確か、秋葉原の“あきばお~”で買ったと記憶している“GP”のリチウムコイン電池であるCR2032です。なんと、写真の5個パックが驚愕の税込200円でした。
しかも、日本製だと言うのだから恐れ入る。価格で言えばダイソーで売っている2個入りよりも断然安いですが、こんなに要らんと言う人も居そうですね。

 

gplithiumcell_2パッケージ裏はこんな感じ。電池は1個ずつ切り離すことができ、その部分ごとに注意書きとバーコードが表示されています。バーコードはそれぞれ同じもので、バラ売りに対応したものと思われます。
ちなみにあきばお~では5個パックはそのまま5個売りで売られており、1個売りでは別に1個入りのブリスターパック品が売られています。ちなみに1個だと税込50円です。

gplithiumcell_3注意書き部分の拡大。注意書きは英語とフランス語のみで日本語での表記はありません。しかし、“Made in Japan”の文字がちっちぇーなw。その分“Packed in China”の文字も小さいですが。
バーコードは“489”から始まる香港のコードで、ベンダーは“GPI INTERNATIONAL LTD”となっていました。社名表記はGP Batteries EuropeGP Battery (Poland)となっていますから、欧州向けの電池なのかもしれません。

gplithiumcell_4中に入っている電池の拡大。電池には「CR2032 + 3 VOLTS MADE IN JAPAN」と書かれているのみで、GPのロゴなどはありません。でも、プラス極の2ケタのロット番号から、どうしても日立マクセル製だとわかってしまいます。印字は“3Y”となっているので、2013年11月製造の電池かな?
パッケージ上の使用推奨期限(BEST BEFORE)は2024年となっており、おおよそ10年期限だろうか。

しかし、日本ではリチウムコイン電池の使用推奨期限は5年なので大幅に食い違ってしまいます。


Royal Shadow 緊急時にとても便利 乾電池アダプター

royalshadow_1今回は“Royal Shadow”というブランドから発売されていた電池のサイズ変換アダプタを紹介します。
ラインナップは単3→単1(写真左)に変換するアダプタ、単3→単2(写真中)に変換するアダプタ、単4→単3(写真右)に変換するアダプタの3種類で、いずれも2個パックとなっています。

 

 

royalshadow_2パッケージ裏。このアダプタはちょっとワケあり品で“Royal Shadow”ブランドを展開する“株式会社ケイテック”(社名表記部分の拡大)は今年(2015年)3月27日に事業停止、6月に自己破産しています。
近所のディスカウントストアでは倒産時に流れたと思われるこのメーカーの製品が大量に売られており、このアダプタは各ラインナップ、税抜19円という驚愕の価格で発売されていました。

royalshadow_4まずは単3→単1に変換するアダプタを紹介。アダプタの側面がフタになっており、そこに電池を入れられる構造になっています。
単1ではアダプタのプラス側に突起がありますから、そちら側を単3電池のプラス極に合わせて入れます。写真の電池ではちょっとキツめな印象がありました。素材はプラスチックですから、強引に差し込めば入ることは入ります。

 

royalshadow_5次は単3→単2に変換するアダプタです。構造は単3→単1と同様、アダプタの側面がフタになっています。単2は単3とほぼ同様のサイズであり、単3→単1とは異なりアダプタにプラス側の突起はありませんから、向きに関係なく入れることが出来ます。
ちなみにこちらは楽に入り、単3→単1のようにキツめと言った印象はありませんでした。

 

royalshadow_6単3→単1単3→単2まとめてのプラス・マイナス側です。プラス極側は単3→単1が小さい突起のみ、単3→単2が電池そのもののプラス極が露出しています。一部機器では問題ありそうですが、大半の機器で端子が接触すると思います。
ですが、問題はマイナス極側です。単3→単1・単3→単2共に電池のマイナス極がそのままになっており、こちらは機器によってはマイナス極のバネが接触しない事例がありそうです。

royalshadow_7最後に単4→単3に変換するアダプタを紹介します。こちらは今までのものと構造が異なり、アダプタの上半分が取れるようになっていて、そこから電池を入れる構造になっています。単3→単1同様にプラス側に突起がありますから、そちらを単4電池のプラス極に合わせて入れます。
こちらは振ったらカチャカチャ音が鳴る程ユルユルでした。どうも、このアダプタのシリーズは作りが甘いですねw。

royalshadow_8プラス・マイナス側。マイナス側は電池のマイナス極が露出していますが、単3電池自体のマイナス極も小さいので、こちらは特に機器の相性は少なそうな感じです。
ちなみに、これを購入した店ではケイテックは廃業しているので、商品の不良が発生した時は店頭で交換するという対応になっていました。当然、メーカー保証等は受けられないので、そのリスクが有ると思って購入する必要があるでしょう。


東芝IMPULSEの単3でも遂に…

LR6H2EC_1ついこの間の本ブログで、東芝ライフスタイルが発売する主力のアルカリ電池“IMPULSE(インパルス)”の9V形(6LF22)で電池とパッケージの社名表記が「東芝ホームアプライアンス」から「東芝ライフスタイル」に変わった記事を書きました
それに続き、遂に単3電池でも使用推奨期限07-2025(2015年7月製造)ロットより「東芝ライフスタイル」の社名表記になっているものをコンビニで発見しました。

 

LR6H2EC_2しかし、9V形とは異なり、パッケージ上の社名表記は「東芝ホームアプライアンス」のままです。電池本体の表記とパッケージ上の表記が一致する日はいつになるのでしょうか?
しかし、パッケージ上の住所は東京都千代田区の旧住所のままです。現在この場所はウエルシアビルとなっていますが、この表記のままで大丈夫なのか?と思ってしまいます。

 

★関連記事
TOSHIBA IMPULSE アルカリ乾電池 9V 6LF22 EC
→本記事と同じ、東芝のアルカリ電池“IMPULSE”の9V形で電池・パッケージの社名表記が東芝ホームアプライアンスから東芝ライフスタイルに変わったことを取り上げた記事。