カテゴリー別アーカイブ: ナショナル/パナソニック

パナソニック(Panasonic/Nationalブランド)の乾電池を扱うカテゴリです。

【海外版】Panasonic ALKALINE AA / AAA (LR6/LR03)

随分前に秋葉原の千石電商で買った海外版のパナソニックアルカリ乾電池です。いつ買ったのかは覚えていなかったのですが、Twitterのつぶやきによると2017年5月頃に買った電池のようです。
デザインは現在発売されているパナソニックアルカリ乾電池より一世代前のものとほぼ同じで、日本版では「アルカリ乾電池」と書いてあった部分が「ALKALINE」に変わっているのが見かけ上大きく違う特徴です。

これがパッケージ。単3と単4共に4本シュリンクパックとなっていました。両面ともにバーコードなどのラベルは貼られておらず、日本版では電池が1本づつ切り離せる「見わけるパック」が導入されていますが、この海外版ではそのような配慮はなされていません。至って普通なシュリンクパックです。
以上のことからこの電池は一般市販用というよりかはバルク的な位置づけの電池なのではないでしょうか?


電池の外観です。冒頭に書いた通り、デザインは現行前のパナソニックアルカリ乾電池と同じものですが、気のせいでしょうか?日本版に比べると金色の部分がより光っているように見えます。
型番は日本版に比べると小さく、単3は“Panasonic”のロゴ上単4は注意書き上と記載箇所は統一されていません。注意書きは英語表記、社名と原産国表示は『Panasonic  Corporation Made in Thailand』となっています。タイ製となっていますがこれは日本版の単3・単4パナソニックアルカリ乾電池も同じです。


プラス・マイナス側です。使用推奨期限は単3が「02-2027」、単4が「08-2026」となっていました。購入時期が2017年5月頃だったと言うことを考えると、10年期限のそれぞれ2017年2月、2016年8月製造の電池というのが妥当だと思います。何故か単4のみに使用推奨期限印字部分の印刷が白くなっています。謎…。
ちなみに使用推奨期限の上、社名表記の右横に日本では見られないマークが見えます。ひし形に十字が重なったようなマーク(写真では上)が“タイ工業規格(Thai Industrial Standards)”で、SNIと書いてあるマーク(写真では下)が“インドネシア国家規格(Standar Nasional Indonesia)”のマークなんだそうです。ということはこの電池はタイやインドネシアで出回るはずだった電池だった?


外装ラベルを剥がしてみました。外装ラベルの端にロット番号のような表記が見られました。これはパナソニックのアルカリ電池ではお馴染みの表記で、現行のパナソニックアルカリ乾電池乾電池エボルタNEOなどでも見られます。単3は“BAM2SVT145EA”、単4は“BAM2SVT144EA”となっていました。
一方で外装ラベルを剥がした電池本体には単3のみにロット番号らしき表記があり、「上:2312163 下:0334」の印字が見られました。

最後にマイナス極の拡大なのですが、単3はマイナス極のミゾに“紫外線硬化樹脂”を流し込んだタイプとなっていました。この電池は使用推奨期限「02-2027」のロットとなっていますが、「09-2027」の日本版では既に紫外線硬化樹脂が省略されていたようですので、丁度切り替わり時期だったのかもしれません。現在、国内で出回っているタイ製のパナソニックアルカリ電池は紫外線硬化樹脂は省略されています。

なお、ガス抜き穴は単3が4つ穴タイプ単4は2つ穴タイプでした。

★関連記事
Panasonic アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6(XJ) / LR03(XJ)
→当記事の元となった、現在より一世代前に当たる日本版のパナソニックアルカリ乾電池を紹介した記事。

【リニューアル】Panasonic アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6(XJ) / LR03(XJ)
→こちらは現行モデルに当たるパナソニックアルカリ乾電池を紹介した記事。


Panasonic マンガン乾電池 単1形 R20PRJ (R20PRJ/2SA)

ダイソーで発売されているパナソニックブランドのマンガン電池です。その中で単1は一番長い期間発売されたサイズであり、もうお馴染みの存在と言えるのではないでしょうか。
そんな単1がリニューアルを果たしました。見た目の違いは以前と全く同じなのですが、生産国が“中国製”から“インドネシア製”に変わっていたのです。今回はリニューアルしたパナソニックの単1マンガン電池を紹介して行きたいと思います。


パッケージです。中国製とインドネシア製では型番が異なっており、写真左が中国製の“R20PRJ/2S”で写真右がインドネシア製の“R20PRJ/2SA”となっています。両者とも2本シュリンクパックであることに違いはありません。しかし、両者は違う商品となっているようで“R20PRJ/2S”が「4549077313256」というJANコードなのですが、“R20PRJ/2SA”が「4549980621288」というコードで異なっているのです。パナソニックアルカリ乾電池はリニューアルでもJANコードが違わないのにも関わらず、このマンガン電池のJANコードが違う理由がわかりません…。なぜ??
バーコードの事業者名は両者とも“パナソニック(株)(4549077と4549980)”となっています。

電池の外観です。デザインは同じパナソニックのアルカリ電池である“アルカリβ”を踏襲したものを採用しています。中国製(左)もインドネシア製(右)もデザインは全く同じもの、電池自体の型番は“R20PRJ”とこれまた同じ型番になっています。
注意書きも“イワタUDゴシック”が使用されている同一の文面で、違うのは生産国の表記だけなのでパット見では違う電池であることに気付きにくいかもしれません。


最後にプラス・マイナス側です。左2本が中国製で、右2本がインドネシア製です。プラス極の絶縁リングは両者とも「」です。違うのはマイナス極に刻印されている使用推奨期限の表示で、インドネシア製は数字が細長くなっている字体になっています。これはインドネシアに所在するパナソニックの電池工場“PT. Panasonic Gobel Energy Indonesia”製であると推測されます。
今回購入したインドネシア製の使用推奨期限は「06-2023」となっていて、パナソニックのカタログでは単1の使用推奨期限は“3年”となっていることから、2020年6月製造の電池であると思われます。マンガン電池はアルカリ電池と比べると使用推奨期限が短いので早めに使ってしまうのがおすすめです。

★関連記事
Panasonic マンガン乾電池 単1形 R20PRJ
→当電池がまだ中国製だった頃のものを紹介した記事。当時パナソニックブランドの乾電池がダイソーに登場したことが衝撃だった。
Panasonic マンガン乾電池 単2形 R14PRJ
→現在もダイソーで発売されている当電池の単2を紹介した記事。こちらは当初からインドネシア製だった。
Panasonic マンガン乾電池 単3形 R6PRJ (R6PRJ/4S)
→同じくダイソーで発売されている当電池の単3を紹介した記事。こちらも当初からインドネシア製。単1がインドネシア製になったことにより、このシリーズは全てがインドネシア製となりました。


【リニューアル】Panasonic アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6(XJ) / LR03(XJ)

あの“パナソニックアルカリ乾電池”がリニューアルされました。現在のをモチーフにしたデザインに変更されたのが2006年。この頃のカタログではまだ乾電池エボルタは存在せず、オキシライド乾電池が現役であった時代です。このパナソニックアルカリ乾電池はオキシライド乾電池で用いられたグローバルデザインを取り入れ新デザインとなった経緯があります。
今回は14年振りに新デザインとなったパナソニックアルカリ乾電池を紹介します。


パッケージです。今回のリニューアルは電池のみならず、パッケージも変更されているので、わかりやすいブリスターパック品を購入してみました。キャッチコピーは“長持ち&ロングセラー”。『アルカリ乾電池』と書いてある部分がきらびやかに光っていますw。これは目立つかも。
パッケージ裏にも“長持ち&ロングセラー”のキャッチコピーがあり、「連続使用でも長持ち」「Tiチタンパワー」「タフコート」「液漏れ防止製法Ag+」と言った特徴が記載されています。液漏れ防止製法Ag+は“乾電池エボルタNEO”で使用されている技術です。もしかしたら、デザイン面のみならず、性能面でも機能アップしているのかもしれませんね。
型番は単3の4本ブリスターパックが“LR6XJ/4B”、単4の4本ブリスターパックが“LR03XJ/4B”となっていますが、これは旧デザインのものと全く同じです。変わっていません。社名表記は“パナソニック株式会社”で、バーコードの事業者名も“パナソニック(株)(4984824)”となっています。


参考に旧デザインのパッケージと比較してみましたよ(単3・4本ブリスターパック)。キャッチコピーは“長持ち大電流パワー”となっていました。このキャッチコピー自体も結構長く、赤金のデザインになる前からコマーシャルで使われていました。

パッケージのカラーリングが違っている点は目立ちますが、旧デザインでは『アルカリ乾電池』と記載されているのに対して、新デザインでは『アルカリ乾電池』となっているのがポイントです。新デザインの電池を買うのならここをチェックするといいでしょう。型番もですが、バーコードもコードが全く同じです。新旧同時買いしましたが、同じ商品2個として認識されていました。
使用推奨期限は旧デザインが「03-2030」新デザインが「04-2030」となっていましたから、2020年4月製造ロットから新しくなったと推測できます。

パッケージを開封してみました。シュリンクパックされた電池が更に入っていて、シュリンクは1本づつ電池が切り離せて新品の電池が見分けられる“見分けるパック”を採用しています。何気ない工夫ですが、これは便利です。
また、パッケージ電池が入っている部分に『お買い上げありがとうございました』の記載があります。パナソニックの細かい気づかいが嬉しいですね!


電池の外観です。旧デザインをモチーフとしつつ、ブラッシュアップされたデザインと言った感じでしょうか。そのためパット見ではあまりデザインに違いが見られません。後で比較はしますが、敢えて違いを言うのであれば、パッケージと同様に『アルカリ乾電池』が『アルカリ乾電池』となっていて、Panasonicと書いてある上下の縁がシルバーになっているという点でしょうか。
社名表記はパッケージと同じく“パナソニック株式会社”、生産国は“タイ製”となっています。タイ製なのは前モデルと同じですね。パナソニックエナジータイ製と言われています。


旧デザインとの比較。左の写真は上2本が新デザイン下2本が旧デザインです。比較した時に目立つのはプラス極ですね。旧デザインであったプラス側のラインが無くなって、Panasonicロゴを囲む模様が長くなっています。
右の写真は左から、旧デザイン新デザイン乾電池エボルタNEOの順です。新デザインのプラス極は“+”のマークが集結している乾電池エボルタNEOのデザインを踏襲しており、並べると似ていることがわかります。
でも、両者最大の違いは注意書きのフォントです。パナソニックアルカリ乾電池は赤金のデザインとなった頃からずっと“スーラ”を使用していましたが(生産国変更時に変わった単5などの例外はあります)、今回のリニューアルでようやくパナソニックの乾電池で広く使われている“イワタUDゴシック”に変わりました。

プラス・マイナス側です。マイナス極底板はザラザラですが、これは“タフコート”という技術で長期使用による接触抵抗の上昇を半減させる効果があるそうです。
使用推奨期限は単3が「04-2030」、単4が「05-2030」となっていました。パッケージには“10年保存可能”とありますから、それぞれ2020年4月と5月製造の電池であると思われます。相変わらず使用推奨期限の印字は薄い


外装ラベルを剥がしてみました。外装ラベルの端に乾電池エボルタNEOで見られたようなロット番号?の印刷が見られました。単3に“BAM2SVT212EA”、単4に“BAM2SVT213EA”の記載が見えます。明確には覚えていないのですが、旧デザインには無かったと記憶しています。
一方、外装ラベルを剥がしてみると単4に刻印や印字は見られず単3のみに見られました。しかも、レーザー刻印と印字のロット番号の両方が見られるかなり珍しいタイプです。刻印は“2602204 1326”の、印字は“1903 090004”となっていました。写真では伝わりにくいかもしれませんが、ピカピカでキレイな外装缶…。光っています!

最後にマイナス極の拡大です。絶縁リングは無いタイプです。単3のみにマイナス極の周りに樹脂が付いている構造となっています。これは短絡防止機構で、マイナス極のバネが外側プラス極に触れてショートを防止する機能だと思います。
なお、ガス抜き穴は単3が4つ穴タイプ単4が2つ穴タイプとなっていました。

 

★関連記事
Panasonic アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6(XJ) / LR03(XJ)
→パナソニックアルカリ乾電池の旧モデルを紹介した記事。コンビニ専売モデルを紹介していますが、電池自体は市販モデルと同じです。

【小ネタ】パナソニックアルカリ乾電池の単5形がアメリカ製に変わった
→パナソニックアルカリ乾電池の単5がインドネシア製からアメリカ製に変わったことを報じた記事。この変更でいち早く注意書きのフォントがイワタUDゴシックに変わっている。


Panasonic マンガン乾電池 単3形 R6PRJ (R6PRJ/4S)

ダイソーでお馴染みなパナソニックブランドのマンガン電池。今まで単1と単2のみが発売され続けてきましたが、今日遂に単3が店頭に並んでいるのを発見しました!
以前単1と単2が発売された際、パナソニックに問い合わせて見た所、一般市販されている「ネオ黒」に比べて80%の性能を持つ電池との回答があり、単3電池は存在しないとも聞いたので意気消沈していたですが、今になってようやく登場した単3に興奮してしまいました。

パッケージです。4本シュリンクパックでの展開で、横に並んでいた富士通ブランドの単3マンガン電池6本入りと比べると少ない印象を受けます。
4本シュリンクパックの型番は“R6PRJ/4S”、バーコードの事業者名は“パナソニック(4549980)”となっていました。

 

電池の外観です。デザインは同じパナソニックのアルカリ電池“アルカリβ”を踏襲したデザインを採用。黒バック白文字というシンプルで見やすいものになっています。
社名表記は“パナソニック株式会社”。生産国は“インドネシア製”となっています。単1と単2は「ネオ黒」と同様に単1中国製、単2インドネシア製となっていますが、単3のみは「ネオ黒」の中国製とは異なるインドネシア製となっています。

プラス・マイナス側です。プラス極・絶縁リングの色は「」。写真では確認しにくいかもしれませんが、使用推奨期限は「09-2021」となっています。2年期限と推測すると2019年9月製造という、今月出来たてほやほやな電池です。

 

 

ちなみに同じインドネシア製な、富士通マンガン電池と並べてみました。こちらはABCというブランドの電池を製造・発売する“PT. International Chemical Industry(通称:ICI)”製の電池らしいことが確認できています。
特に、マイナス極を比べてみると絶縁リングの構造も使用推奨期限の刻印も違っています。パナソニックのインドネシア製は現地工場の“PT. Panasonic Gobel Energy Indonesia”製であることが多いようなので、この電池もそうなのでしょうか…。

もし、この電池に単3が登場したらやってみたかったのが、デザインが類似している“アルカリβ”と並べること!
カラーリングは大幅に異なっていますが、デザインは同系のものであることがわかります。型番の“R6PRJ”もマンガン電池としての型番が“R6P”まであると考えると、同じ「RJ」符号が付けられている点が“アルカリβ”と共通しています(アルカリβの型番はLR6(RJ))。

・追記(2019/9/22)
再度、ダイソーに出向いて外箱を確認してきました。1箱60本の15パックとなっており、20本10パックの単1や単2と比べると箱買いは厳しいでしょう。チャレンジャーな電池コレクターの方はどうぞw。

 

 

 

★関連記事
Panasonic マンガン乾電池 単1形 R20PRJ
→同じくダイソーで販売されている当電池の単1を紹介した記事。現在でもほそぼそと発売されているようです。
Panasonic マンガン乾電池 単2形 R14PRJ
→単1に続いて発売された当電池の単2を紹介した記事。こちらは在庫不足なのか店頭で見かけることが少なくなっている印象。


Panasonic EVOLTA NEO 単3形 / 単4形 (東京2020オリンピック・パラリンピック特別パック)

今回はパナソニックより発売された、東京2020オリンピック・パラリンピック記念バージョンの乾電池エボルタネオを紹介します。
パナソニックは節々で記念乾電池を発売することが有名な企業であり、今回は長年オリンピック・パラリンピックのオフィシャルスポンサーを務めるパナソニックが発売した東京2020オリンピック・パラリンピック記念乾電池です。

 


気になるパッケージです。ラインナップは単3と単4で、それぞれ6本パックと10本パックが用意されています。今回ワタシは単3・6本(写真上)単4・10本パック(写真下)を購入しました。6本パックを買っても10本パックを買っても必ず、オリジナルデザインのエボルタネオが2本付いています。オリジナルデザインのアルカリ電池は6本パックであればオリンピックデザイン×2のパラリンピックデザイン×2が、10本パックであればオリンピックデザイン×4パラリンピックデザイン×4が付いています。オリジナルデザインのアルカリ電池が欲しい電池マニアの皆さんは迷わず10本パック購入がベターだと思います。

バーコードと型番はパッケージ下部に記載されています。なお、単3・6本パックの型番が“LR6NJTP/6S”で単4・10本パックの型番が“LR03NJTP/10S”となっていました。バーコードの事業者名は“パナソニック(4549980)”です。
パッケージに生産国の記載が無いのは、日本製だからであり、日本製の場合はパッケージに生産国を記載しないというパナソニックの暗黙の了解だったりします。


パッケージを開封してみます。パッケージにはミシン目が付いていて開けやすいように配慮されていました。さすが最上グレードのアルカリ電池ですね。
中を開けてみると、6本パックではそれぞれが2本づつのシュリンク包装10本パックではオリンピック・パラリンピックデザインの電池がそれぞれ4本づつ、オリジナルデザインのエボルタネオが2本づつでシュリンク包装されていました。相変わらず、パナソニックの多本パックアルカリ電池は合理的で素晴らしいです。電池コレクターのことを考えてくれていますw。

台紙の裏面には綾瀬はるかさんが出演しているコマーシャルでお馴染み、東京2020オリンピック・パラリンピックの観戦チケットが当たる応募券が入っています。
ちなみにアルカリ電池で観戦チケットが当たるキャンペーン対象はこのシリーズのみというなかなか厳しい条件です。10ポイントで1口応募可この電池は1パック=1ポイントなので10パック買えばようやく1口応募できます。

電池の外観です。写真上がオリンピックデザインの電池で、その下がパラリンピックデザインの電池です。デザインはほぼ同様ですがマークが若干違う点が見て取れると思います。デザインはエボルタネオのオリジナルデザインの上から白い帯が重ねられたようなデザインで、よく見たら“EVOLTA NEO”のロゴもオリンピック・パラリンピック各マークの下部に小さく記載されていますね…。

“Panasonic”のロゴはオリンピック・パラリンピック各マークの上面に小さく記載はされていますが、さすがに小さく感じたのか注意書きの上にも大きいパナソニックロゴがあります。なお、電池本体の型番は単3が“LR6(NJ)”、単4は“LR03(NJ)”と普通のエボルタネオと同じ型番です。オリンピック・パラリンピックデザインですがあくまでも限定デザインであるというスタンスでしょうか。

次に、注意書き部分を普通のエボルタネオと比較してみました。注意書きの文面は両者とも同じで、字体もイワタUDゴシックを使っている点は同じですが、デザイン上の理由からか、オリンピック・パラリンピックデザインの方が注意書きが詰め込まれている感があります。
社名表記はどちらとも“パナソニック株式会社”、生産国は“日本製”となっています。

プラス・マイナス側です。絶縁リングは無いタイプであり、単3のみにマイナス極のフチに絶縁用の樹脂(紫外線硬化樹脂)を流し込んだものとなっています。
現在、単3の紫外線硬化樹脂採用は日本製の“乾電池エボルタ”と“エボルタネオ”の2品種のみであり、他のタイ製モデル(パナソニックアルカリ乾電池や他社OEM品など)ではコスト削減からか既に紫外線硬化樹脂は省略されています。

使用推奨期限は単3と単4共に「05-2029」となっていました。パッケージに記載はありませんが、エボルタネオは使用推奨期限10年となっていますから、それぞれ2019年5月製造の電池であると推測されます。この電池は絵柄の違う電池が混在されていますが、使用推奨期限は全てが一致しているため同一ロットであると推測され、混在使用も可能であると思います。


いつも通り、外装ラベルを剥がしてみるのですが、外装ラベルの端にロット番号?の印刷がありました。左が単3で“BAM2SV04550A”、右が単4で“BAM2SV04570A”の印刷がありました。いずれもオリンピックデザインの電池であり、パラリンピックバージョンではまた違うのかもしれませんがここでは深追いはしないこととします…。

という訳で、外装ラベルを剥がして見たところです。単3には“023U V29N”の、単4には“3FQN”のロット番号らしき印字が見られました。
ちなみに今回の外装ラベルはかなり剥がしにくい印象を受けました。何しろ、粘着力が高いのです。どうしても外装ラベルを剥がさせたくないパナソニックの意志のようなものが感じ取れたような気がします(気のせい)。

最後にマイナス極の拡大です。左が単3右が単4です。単3のみに紫外線硬化樹脂が採用されている点はこの写真を見てもわかると思います。
マイナス極のガス抜き穴は単3が4つ穴の、単4が2つ穴となっています。 こちらはパナソニックのアルカリ電池ではタイ製モデルと共通の特徴となっていますね。

 

★関連記事
Panasonic 乾電池EVOLTA NEO LR20(NJ)/LR14(NJ)/LR6(NJ)/LR03(NJ)
→当ブログで初めてエボルタネオを紹介した記事。


National NEO 9V 6F22Y(NB)【黒】/6F22Y(NR) 【赤】

懐かしい“National”ブランドな6F22マンガン電池です。現在もほぼ同じデザインの電池が“Panasonic”ブランドで発売中であり、ロングセラーのマンガン電池であります。
今回は店頭で売られていた黒マンガンの『黒ネオ』に加え、OEM(組み込み)向けとして供給されていた赤マンガンの『赤ネオ』も同時に紹介していきたいと思います。
ちなみに黒マンガンの『黒ネオ』(写真左)はシュリンクが解かれていない未開封品です。

電池の裏面です。黒も赤もバーコードが異なっている以外は同様の記載となっていて、写真上に見える端子部にコインを近づけているイラストも同様となっています。
バーコードの事業者名はいずれも“パナソニック(497904と498084)”となっていました。赤マンガンの『赤ネオ』は一般市販はされないOEM向けなのですが、市販品と同じようなバーコードがあります。


電池の側面です。「」は“6F22Y(NB)”という型番、「」は“6F22Y(NR)”という型番である以外はこちらの面も注意書きや社名表記など全く同じです。社名表記は“松下電池工業株式会社”となっています。現在のパナソニック株式会社 インダストリアルソリューションズ社の前身です。
JISマーク表記は“C8501 K”という記載があり、これはかつて福岡県久留米市に所在した松下電池工業九州工場製(C8501:692)を表すもので、水銀0使用化後アルカリ電池は本社工場(C8511:581101)[C8511 M]筒形マンガン電池は辻堂工場(C8501:690)[C8501 T(T MABI)]平(9V)形マンガン電池は九州工場(C8501:692)[C8501 K]の製造に割り当てられていたようです。
なお現在発売されている“Panasonic”ブランドの9V形『黒ネオ』は悲しいかな、中国製です。2019年現在日本でマンガン電池を製造する電池メーカーは存在していません

ブリスターパックの未開封品です。このブリスターパックのデザインも現在発売されているものと同じデザイン、“National”が“Panasonic”となっているだけです。
当然ながら、裏面の社名表記は異なっていて“松下電器産業株式会社”と“松下電池工業株式会社”の連名表記となっています。松下電池工業がパナソニックに統合された現在では“パナソニック株式会社”のみの表記となっています。

ブリスターパックの未開封品では見えにくいかも知れませんが、現行品にも続く機器の誤動作やショートを防ぐマイナス極の絶縁リングが付けられています。絶縁リングが付けられていない未開封品の使用推奨期限が「08-2003」、付けられているブリスターパックの使用推奨期限「12-2004」となっていますから、2002年から2003年の間のいずれかで絶縁リング付きに変わった可能性が高いと思われます。

最後に各種電池の底面です。
:ブリスターパック入り未開封「12-2004」(2003年6月製)
:シュリンクパック入り未開封「08-2003」(2002年2月製)
:開封品“赤ネオ”「06-2002」(2001年12月製)
使用推奨期限の逆算がおかしくない?とお思いでしょうが、パナソニックのマンガン9V形は現在でも1.5年(1年半)期限となっているためでしょう。マンガン電池で最も短い期限です。


【くらしリズム】Panasonic アルカリ乾電池 Alkaline ベーシック 単3形/単4形 LR6(BJTR) / LR03(BJTR)

主にツルハドラッグくすりの福太郎など、ツルハグループに属されるドラッグストアで発売されているパナソニックブランドのアルカリ電池です。
パッケージにはツルハグループの新PBである“くらしリズム”のロゴがありますが、電池そのものは“Panasonic”ブランドを用いたオリジナルデザインのものとなっています。パナソニックが自社ブランドで他社PBを供給した例はあまり無く、極めて珍しい電池であります。

パッケージです。単3、単4各10本パックで単3が“LR6BJTR/10S”、単4が“LR03BJTR/10S”という型番となっています。電池のデザインはパナソニックのエントリーモデルアルカリ電池であるBJシリーズと同じものですが、パッケージもBJシリーズのものとほぼ同様のものになっています。
全体的に“Panasonic”が大きく目立ちますが、“アルカリ乾電池”表記横には小さく“くらしリズム”のロゴが見えます。

生産国は“タイ製”。パナソニックのアルカリ電池ではパッケージに生産国の記載が無いものは「日本製」、その他の生産国に関してはパッケージに記載されている、という他の電池メーカーと比べると変わった表記です。
バーコードの事業者名は“パナソニック(4549980)”となっていました。

パッケージをバラしてみました。これはパナソニックの多本パックアルカリ電池ではおなじみですね。4本パック×22本パック×1で10本が構成されています。
この小分けパックは個人的には嬉しい配慮で、1本だけバラしただけでも全部バラけてしまうよりかはシュリンク単位で保管しておくほうが精神的にも気持ちいいです。多本パックの電池って、一気に使い切る方が稀ですしね。

ちなみに“くらしリズム”はツルハグループが2018年11月より展開しているブランド名で、かつて用いられていた“M’s one(エムズワン)”の後継に当たるブランドとして展開されているようです。ただし、一気に切り替わるのでは無く、段階的に切り替わっていくようです。
この電池は“くらしリズム”ブランドで目玉商品の一つであるようで、ニュースリリースでは新商品の一例として『信頼のパナソニック製お買い得アルカリ乾電池』として紹介されています。

電池の外観です。金色をベースとしたデザインに水色のラインと帯が印象的な電池です。金色と言ってもゴールド系の色ではなくて、黄色味がかっている色です。なので第一印象は黄色いと見える色かもしれません。
型番は単3が“LR6(BJTR)”、単4が“LR03(BJTR)”となっています。BJシリーズのツルハ版(TsuRuha)という意味でしょうか?社名表記は“パナソニック株式会社”となっています。

ネタ元のBJシリーズと比較してみました。下2本がBJシリーズでデザインや注意書きなど配置まで全く同じです。違うのはカラーリングのみ。ただ、BJシリーズのシルバー部分がくらしリズム(仮)では金色となっているので見た目的にはこちらの方が高級に見えそうなデザインです。
使用推奨期限はどちらとも5年でありますので、“アルカリβ”かそれに近い位置付けのエントリーモデルと推測されます。

プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは無いタイプです。かつて、パナソニックの単3アルカリ電池はマイナス極のミゾに絶縁用の樹脂(紫外線硬化樹脂)を流し込んでいましたが、現・タイ製の単3アルカリ電池では省略されています。
使用推奨期限は単3が「01-2024」、単4が「12-2023」となっていました。パッケージには5年期限の記載がありましたのでそれぞれ2019年1月、2018年12月製の電池であると思われます。

外装ラベルを剥がしてみました。単4には“1511181 01:12”のロット番号らしき印字がありましたが、単3の方は不安定でいくつか印字が欠けているロットもありました。何本か剥がした結果“251118 1523”なのではという結論に至りました。物によってはロット番号頭の25や15しか見えない個体もあって、ここまで印字にバラツキがあるものは始めて見ました。このクオリティーがタイ製?

最後にマイナス極の拡大です。前述の通り、タイ製の単3アルカリ電池では紫外線硬化樹脂が省略されています。その代りに、マイナス極外周に樹脂が塗布されている構造に変更されていて、これは現在の「パナソニックアルカリ乾電池」でも同じ特徴です。
マイナス極のガス抜き穴は単3は4つ穴タイプで単4は2つ穴タイプとなっています。

★関連記事
Panasonic アルカリ乾電池 Alkaline 単3形/単4形 LR6BJ / LR03BJ
→当電池の元ネタと見られるパナソニックのエントリーモデルアルカリ電池を紹介した記事。現在でもヨークマートなど一部店舗で入手できる模様。値札上では当電池と同じ「アルカリベーシック」となっている様子。


Panasonic アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6(XJ) / LR03(XJ)

当ブログとしては珍しい、普通のパナソニックアルカリ乾電池を紹介します。「電池コレクションブログ」は5年近く運営していますが、ちゃんとパナソニックのアルカリ電池を紹介したのは初なのではないかと思われます。
このパナソニックアルカリ乾電池はパナソニックが発売するスタンダードクラスのアルカリ電池で、“金パナ”または外装の色から“赤金パナ”として親しまれている電池です。どこの店舗でも多く見られ、お馴染みのデザインなのではないでしょうか。

今回は単3と単4の4本シュリンクパック品を購入してみました。単3が“LR6XJC/4SE”、単4が“LR03XJC/4SE”という型番でこちらはコンビニ専売モデルとなっていますが、電池自体に違いはありません。シュリンクは1本づつ電池が切り離せ、新品の電池が見分けられる“おNEWの電池を見分けるパック”となっています。単3と単4のみは乾電池エボルタから培われた、チタン化合物を採用し保存性能をアップさせています(チタンパワー)。

電池の外観です。デザインはオキシライド乾電池で先行使用されたグローバルデザインを遅れて採用、金色+赤色の特徴あるデザインは他の電池にマネされるほど有名なものです。
現在のパナソニックアルカリ乾電池は“パナソニックエナジータイ”によるタイ製。かつては日本製だったこともありました。社名表記も現在は“パナソニック株式会社”でありますが、“松下電池工業株式会社”だった時代もあり、それなりに歴史のある電池であります。

プラス・マイナス側です。マイナス極の底板はザラザラなものになっていますが、これは鉄・ニッケル合金層を形成する“タフコート”であり、長期使用による接触抵抗の上昇を半減させるそうです。
使用推奨期限は単3が「09-2027」、単4が「10-2027」。パッケージには“10年保存可能”とあることからそれぞれ2017年9月、10月製造の電池と推測されます。それにしても、単3の方、使用推奨期限の印字が薄い。昔はこんなじゃなかったと思うけど…。

外装ラベルを剥がしてみました。使用推奨期限の印字と同じく単4の方は濃くて見やすいですが、単3の方はやっぱり薄いです…。なので単3は推測ですが“0208171 07:38”?、単4には“1309172 09:34”のロット番号らしき印字が見られます。
製造時刻らしき印字が見られる点が、FDK製造の電池とよく似ていますね。

 

マイナス極の拡大です。パナソニックのアルカリ電池と言えば、単3のみマイナス極のミゾに絶縁用の樹脂(紫外線硬化樹脂)を流し込んだタイプが有名でしたが、現在は省略されています。その代りマイナス極の周りに樹脂が付いている構造に変更されていました。
これはパナソニックタイ製の単3アルカリ電池のみの特徴で、日本製の単3アルカリ電池(乾電池エボルタエボルタNEO)は引き続き、紫外線硬化樹脂を採用しています。

なお、ガス抜き穴は単3が4つ穴タイプ単4が2つ穴タイプと変則的なものになっています。


Panasonic 6LF22・9V Industrial ALKALINE / 6LF22XWA

今回はパナソニックの組み込み(OEM)向けの9V形アルカリ電池を紹介します。現在、パナソニックのサイト上ではOEM向けの9V形アルカリ電池は用意されておらず市販と同じ“6LR61Y(XJ)”が用意されていることから、これは主に海外で出回っている電池であると推測されます。
パナソニックは自社製の“6LR61”タイプのアルカリ電池を発売していることで知られますが、今回紹介するのは“6LF22”タイプという大変珍しいものです(両タイプの違いはこちらを参照)。

電池の裏表です。デザインは日本の“パナソニックアルカリ乾電池”に準じたものとなっています。日本の市販向けでは『アルカリ乾電池』と種類を訴求したものとなっていますが、OEM向けでは“6LF22・9V”と型番を大きく打ち出しています。
裏面は市販向けではないので、バーコードは無く注意書きのみの表記となっています。注意書きは英語フランス語2ヶ国語表示でもちろん日本語はありません。

電池の側面です。型番は“6LF22XWA”となっており、こちらでも6LF22表記になっています。社名表記は“Panasonic Corporation”で、生産国は“Made in Malaysia”でマレーシア製です。“6LF22”タイプでは実質1社のみの生産となっており全てがマレーシア製となっています。
社名表記の反対側は注意書きも無く寂しい雰囲気ですね…。日本の市販向けみたいに絵表示もありません。

電池の底面と端子部分です。使用推奨期限は「01-2020」と「07-2020」が混在、5年期限の2015年1月、7月製造の電池と思われます。使用推奨期限表示は刻印のタイプとなっていて、三菱電機ホーム機器マクセル(日立)ソニーなどのアルカリ9V形と同様のものになっています。
端子部分のマイナス極は六角形のタイプになっていますね。これも“6LF22”タイプで見られる特徴の1つです。

日本の市販向けと比較してみましたよ。日本で売られているパナソニックの9V形アルカリ電池(エボルタも含む)は“6LR61”タイプとなっており、端子構造も大きく異なっています。端子部分のプラスチック?が赤色(エボルタは黒色)になっており、マイナス極の端子にショート防止の絶縁リングが嵌っているのが大きな特徴です。おまけにタイ製であればそれは9割方6LR61です。
よく見てみると、外装缶の縁、6LF22の方が雑ですね。

もういっちょ、今度は同じく海外でOEM向けとして出回ったとみられるベルギー製の“6LR61XWA”と比較してみました。こちらは一時期日本のショッピングサイトでも入手可能でした。
こちらは同じOEM向けの電池なので瓜二つです。型番が違うだけで注意書きや表記も同様なので、間違い探しレベルの域に達していますね。製造国の違いからか、色合いが若干異なっているものの素人目から見た限りでは同じ電池にしか見えないでしょう。

★関連記事
6LR61と6LF22の違いについて
→本記事で“6LR61”タイプとか“6LF22”タイプとかなんぞや?と思った方はこちらの記事を参考にしてみてください。


National HYPER UM-2・UE

今回はナショナル(現・パナソニック)の一昔前な単2マンガン電池“HYPER”を紹介します。
ナショナルのハイパー(HYPER)は国産初の完全金属外装乾電池として誕生したブランドです。しかし、ナショナルハイトップが登場すると“ニューハイパー”と改名され廉価版マンガン電池へと格下げされます。その後“HYPER”の名称に戻るものの組み込み向け青マンガン電池に成り果ててしまいます。それが今回紹介する電池だったりします。

 

今回紹介する“HYPER”は赤マンガン電池である“Hi-Top(ハイトップ)”の格下に当たる青マンガン電池で主に各種機器に付属されるOEM(組み込み)向けの電池となっていました。
電池下Nマークの場所には「leak proof」と記載されています。この表記は初代のハイトップで使われていた表記ですが、小文字Nationalロゴの段階で「long life」に変わってしまいます。しかし、この“HYPER”では「leak proof」を継続使用していました。

ただし、この「leak proof」表記を行っていたのは“HYPER”でも単1と単2のみで、単3と6P形では「long life」表記となっていたようです。

電池の側面です。型番は“UM-2・UE”となっており、注意書きの記載はありません。表面に“long life”表記が無い代わりに、こちらの面に「Longer Life」の表記がありました。
社名表記は表面に「UNDER LICENSE OF MATSUSHITA ELECTRIC, JAPAN」という表記があるのみで生産国の記載もありません。意味的には「松下電器産業の許可を得ている」というものですが、他社が製造していた電池なのでしょうか。

プラス・マイナス側です。プラス極の絶縁リングは「」。底板の刻印には「05-97」が見られますが、本体に表記が無いため、これが製造日か使用推奨期限の表記であるかは不明です。
この印字は数字が細長い独自の字体で、現在でも発売されているパナソニックのインドネシア製マンガン電池と比べるとほぼ同じです。このことから、この電池はインドネシア製で尚且つ“パナソニック・ゴーベルエナジー インドネシア”製と推測されます。

★関連記事
ナショナル 通信用乾電池 FM-3(H)・FM-5(H)
→ナショナルの通信用乾電池を紹介した記事。この電池も本記事で紹介したものと同様に青いデザインを用いており、かつては“HYPER”ブランドも冠していました。