カテゴリー別アーカイブ: 電池関連用品

電池周辺の関連用品を扱うカテゴリです。

グリーンオーナメント POWER CHECK(パワーチェック) No.41089

100円均一ショップのセリアで見つけた、“グリーンオーナメント”の電池チェッカーです。形こそ古典的な電池チェッカーなのですが、表示が3段階のLED表示となっています。
最近はLED表示の電池チェッカーが主流になりつつありますよね。それはLEDを始めとする半導体が安価になってきたというのもあるかもしれませんが、アナログメーターが希少になってきているのかもしれません。それはそれで悲しいものです。


パッケージです。100円均一商品にありがちなショボいブリスターパックです。社名表記は“株式会社グリーンオーナメント”で、バーコードの事業者名も同社となっていました(4972822)
パッケージの裏面にはQRコードが記載されていて、読み込んでみると「http://denchi-info.net/」にリンクされていました。ここには“電池の正しい使い方”と“コイン形・ポタン形電池の正しい使い方”が記載されています。一応、グリーンオーナメント管理のホームページみたいですが、グリーンオーナメントって乾電池は販売していませんよね?まるで電池メーカーのようにしっかりとした注意書きです。


チェッカーの外観。100円均一商品らしい強度です。ちょっとやわい的な?アナログメーター式と比べるとメーター分の厚みが無いので大分薄い。あっ、ちなみにこのチェッカーでは9V形(角形)の電池が測れません。そのための薄さでもあるようですね。
ワタシが買った段階では白と黒のタイプがありました。“白”は汚れが目立ってしまいそうなので、目立たない“黒”を選択しました。


実際に測定してみました。使い方は簡単でハンドルを上げて、プラス極を上にして挟んであげるだけです。測れる電池は単1~単5まで公称電圧1.5Vのもの。ボタン電池・コイン電池・ニカド電池やリチウム電池は測定できないことが書かれています。じゃあ、ニッケル水素電池はOKなのか?と思うかもしれませんが、ニカド電池がダメなのだから電圧が同じニッケル水素電池もダメでしょう。
表示は残量に応じてLEDが連続表示されるタイプで、目安は1灯が“10%~30%”2灯が“30%~60%”3灯が“60%~100%”となっています。


パッケージには『※メーカーによっては測定できない電池があります。』とありましたが、パナソニックの単1アルカリ電池(日本製)は測定できませんでした。マイナス極の端子がギリギリ届かない上、パナソニックの単1と単2は逆装填防止の為にマイナス極が引っ込んでいるのですが、そのためマイナス端子に付かないようです。単2は上写真の通り、端子が届いて方向も変えられたので付きました。シェアが高いパナソニックのアルカリ電池が測定できないのはちょっとキツイかもな…。
マイナス端子を起こせば測定できそうと思ったのですが、起こした端子が鋭利で怪我しそうなので諦めました。ここはメーカーに改善して欲しいものです。


LED表示式の定め…、それはいずれは電池交換が要ることですね。電池チェッカー表面を上にして下辺りに配置されている電池ホルダーのネジを精密ドライバーなどで外します。電池ホルダー自体はネジだけで固定されているので、電池ケース左の溝に爪を引っ掛けて引き出すだけで取り出せます。使用する電池はリチウムコイン電池“CR2032”1個です。マイナス極を上にしてトレイにセット、逆手順で電池チェッカーに嵌めます。ネジを締めるのをお忘れなく!
ちなみに元々付いてた電池はノーブランドのCR2032。型番部分はソニー(ムラタ)のにそっくり。コメリのチェッカーに付いてたLIJUのCR2032Lもそうですが、このデザイン最近のトレンドなのでしょうか…。


【コメリ】電池を無駄なく使い切る! 乾電池チェッカー KTBC-10

今回はホームセンター“コメリ”で売られていた「乾電池チェッカー」を紹介します。これは単1~単5、9V形までの電池残量が測定できる電池チェッカーです。
当ブログでは以前にFDK(富士通ブランド)の電池チェッカーを紹介したことがありますが、こちらは内蔵電池の取替時期がわからないという欠点がありました。それに比べこのコメリの電池チェッカーでは内蔵電池の交換ランプが付いており、便利そうなので購入してみました。


こちらがパッケージです。中々に大きいパッケージなので、店頭ではかなり目立っていました。キャッチコピーは“電池を無駄なく使い切る!”、下部には『電池を入れるだけで簡単チェック!』の記載もあります。取扱説明書は付いておらずパッケージ裏面の注意書きが取説を兼ねています。使い慣れるまでは保管しておくのがベストかも知れません。
社名表記は“株式会社 コメリ”、バーコードの事業者名も同社のものとなっていました(4920501)。生産国は“Made in China”で中国製


早速、測ってみました。モニター用の電池は入っているので即測定可能。ただし、チェッカーの下に配置されている電池BOXに絶縁フィルムが入っているのでこれを抜き取るのを忘れないようにしましょう。
測定方法は簡単で形名表示のある部分に乾電池をはめ込むだけ。しっかりとしたホールド感で、単1を入れても単3を入れてもガッチリとハマっています。すぐ抜き取る電池チェッカーですからね、こんなにしっかりホールドしなくても…、とは思います。

9V形はチェッカーの下に端子が付いており、そこを押し当てるようにして測定します。そこそこ力を与えないと表示されなかったかな…、FDKのチェッカーでもそうだったので、どこのメーカーもこんなものかもしれません。
表示は「交換」「低電量」「正常」の3段階。それぞれ“”・“”・“”のLEDで表示されるようになっているので、視覚的にもわかりやすい表示です。


このチェッカーはニッケルカドミウム電池(ニカド電池)やニッケル水素電池と言った充電式電池も測定できる機能を備えています。側面に“1.5V/9V”と“1.2V”を切り替えるスイッチがあるので、こちらを1.2V側に切り替えることで充電式電池を測定することができます。
右の写真は実際に測定してみたところですが、ちゃんと測定できました。試しに1.5V/9Vに切り替えてみたところ、低電量の黄色になったのでちゃんと電圧を切り替えているようです。ただ1.2V側にして普通の乾電池を測定してしまうと切れた電池も入っている電池として誤測定されるので使い終わったら1.5V/9V側に切り替えておくべきでしょう。
しかし、ニカド電池やニッケル水素電池は放電カーブが異なります。アルカリ電池やマンガン電池と言った一次電池は緩やかなカーブを描いていきながら放電していくのに対して、ニカド電池やニッケル水素電池といった二次電池は電池放電時にストンと電圧が下がる特性を持っています。それが大手メーカーの電池チェッカーの多くで二次電池の測定モードを持たない理由です。すなわちチェッカーで黄色の表示を指しても実際の機器に入れたらすぐに使えなくなる可能性があります。その点、このチェッカーの二次電池測定モードは本当に参考程度にしかならないかもしれません。


冒頭にも書きましたが、このチェッカーには“本体電池交換ランプ”が付いていますから電池交換の目安がわかりやすいです。電池交換はチェッカーの下に電池BOXが配置されていて、そこから交換可能です。電池がこぼれるので裏側を上にして交換すると良いでしょう。
『PUSH→』の下側に付いている溝に爪を引っ掛けて、右側へスライドしながら手前へ引き出すと電池BOXが抜けます。電池交換方法はこの面に表示もされていますから随分親切ですね。

中に入っていた電池。CR2032が2個なので、入手困難ということも無いと思います。100円均一でも売ってますしね。元々入っていたのはLIJUなるメーカーの「CR2032L」。型番部分はソニー(ムラタ)のに似てるかも…。
取り出した電池BOXが無くなる点はFDKの電池チェッカー同様に注意が必要です。電池交換時はなるべく直前ですぐに行ったほうが良いかもしれません。

最後に乾電池チェッカーの裏側です。特にマグネットなどが付いている訳ではなく、内蔵電池の交換方法が記載されているのみです。生産国の表記もありません。

 

 


この乾電池チェッカー、電池コレクターならあれっ?と気づいたことでしょう。何故なら、東芝ライフスタイルが発売しているバッテリーチェッカーと形がそっくりだからです。しかも型番もコメリのKTBC-10という型番に対し、東芝のTBC-10(K)とよく似ているのです。

そこで東芝のチェッカーもわざわざ購入して比較してみました。大きさはほぼ同じ。重ねても同じです。同じだったのはそこだけで実際に測定してみると、LEDは色分けされておらず、電池が使える時はLEDが連続して表示されるタイプとコメリの乾電池チェッカーとは全く違う表示です。以下、東芝のバッテリーチェッカーとコメリの乾電池チェッカーの違いを箇条書きしてみました。

・LED表示のされ方が違う。
・6P形端子の位置。
・本体電池交換ランプが無い。
・二次電池測定モードが無い。
・内蔵電池を交換する電池BOXが無い(東芝は分解して交換)。
・内蔵電池の種類が違う(東芝はCR2025×2、コメリはCR2032×2)。

以上、コメリの乾電池チェッカーは東芝のバッテリーチェッカーの形をベースにパワーアップさせた全く別物の電池チェッカーと言えるでしょう。せっかく東芝のチェッカーも入手したのでいずれこちらもレビューしてみたいですね。


さらなるおまけ。分解してみました。

内部基板。縦に実装されているICは「CD4066(アナログスイッチ)」で横に実装されているICは「LM324(オペアンプ)」ですね。いずれも電子工作ユーザーには定番の半導体です。


ちなみにこの乾電池チェッカーは分解しないほうが無難です。分解した途端にマイナス極側の端子がバネごと吹っ飛びます。しかも何故か単1だけが端子の長さが若干違う設計…。写真左では単1の端子を間違えて単4に付けてしまい、何故付かないんだと悩みながら組み立てました(泣。


Fujitsu バッテリーチェッカー NBC3FX(FX)

今回はFDKが“Fujitsu”ブランドで発売していたバッテリーチェッカーを紹介します。これは単1~単59Vの残量が測定できる電池チェッカーで現在は生産中止になっている製品です。
店頭ではパナソニック製のものが売られていることが多く、見たことが無いという方もいるのではないでしょうか。ワタシはこのチェッカーが売れ残っている店舗を知っていたのですが、残り1個になっているのを見てつい買ってしまいました…。


パッケージです。長期在庫だったせいか、右側が色褪せています。日陰に陳列されていたおかげでこの系のパッケージにありがちなバラバラに割れてしまう現象は回避できています。キャッチコピーは『電池の消耗具合がすぐわかる。』。その下には「保管に便利! マグネット付き」という特徴の表記も見られます。
このチェッカーには取扱説明書は同梱されておらず、パッケージ裏がそのまま取説の代わりとなっています。社名表記は“FDK株式会社”となっており、バーコードの事業者名も同社のものとなっています(4976680)。住所は現・港区港南(品川クリスタルスクエア)ではなく、新橋の浜ゴムビルの旧住所となっていました。まぁ、長期在庫品ですからね。

2015年版「富士通 電池・電池応用商品」総合カタログに掲載されていた、当電池チェッカーです。カタログに掲載されたのはこれが最後で2016年版ではカタログ落ちしているので、生産中止はこのあたりでしょうか…。
なお、FDK公式の“FUJITSU DENCHI”サイトではトップページからのアクセスは出来ないものの直アクセスであれば現在でもこのチェッカーの商品ページに辿り着けます(削除されました)。


測定例です。左は単1形右は単3形。形名表記のある部分にはめ込めば良いだけなので迷う要素は無いでしょう。単1は電池の重さがあるので支えないと落ちる印象ですが、単3はしっかりはめ込まれる印象があり落ちません。表示は「使えます」「少し使えます」「使えません」の3段階。「使えます」の時は“”のLEDが光ります。思ったよりも明るい光です。

9V形のみは側面に端子が付いており、そこに押し当てる形で測定します。こちらは結構な力で押し当てないと点灯しない印象を受けました。
写真のように「使えません」の時は“”のLEDが光ります。「少し使えます」の時は“”のLEDです。

 

このチェッカーにはリチウムコイン電池が内蔵されており、それが切れると測定できなくなります。取説ではLEDが点灯しない時はまず内蔵電池を疑い、それでも点灯しない時は測定電池の消耗という判断を示しています。使用可能回数は1日約3秒使用の約4000回で、取説を捨ててしまい忘れた時にこの現象にめぐり会う可能性が高いと思われます。
実はこのチェッカーには測定用に使われる3つのLEDの他に、動作確認用と見られる隠しLEDが存在しています。チェッカーのマイナス端子を押すと“単1”という表記がある横の部分(写真を参照)の部分がほんのりと光ります。これが光れば内蔵電池が切れていないという判断ができます。
一瞬、この部分の穴を開けようと思ったのですが、本体ははめ殺しor接着剤で分解不可能なので諦めました。


では、内蔵電池の交換をしてみましょう。電池蓋は9V形測定端子の横にあります。電池がこぼれるので裏側を上に交換するのがいい感じです。写真右側に小さい突起が見えると思いますが、その部分に爪を引っ掛けて気持ち左にスライドしながら手前に引き出すと電池が出てきます。
その時、電池と一緒に電池が収納されているホルダーが出てきますのでこの部分を無くさないように注意しましょう。
チェッカーに内蔵されていた電池。“CR1616”というなかなかマイナーなリチウムコイン電池です。それでも、ダイソーなどの100円均一ショップで入手可能です。
FDKブランドではなく、なんとGPブランドのCR1616が入っていました。裏面のロット番号刻印からFDK自社製造時代の日本製と思われますが、何故OEMだったのかは謎です。GPブランドのリチウムコイン電池を初めて見ましたよ(興奮。

チェッカー裏側の写真。表示が華やかな表側と比べると殺風景ですね。チェッカー下のマイナス端子当たりに“CHINA”という刻印が入っています。
上に見える四角いのはマグネットになっていて、ここから冷蔵庫など鉄の部分に貼り付けることが可能です。取説にはありませんが、この部分に磁気カードを近づけると使えなくなることがありますので要注意です。

マグネットの使用例です。案外、このような電池チェッカーは無くしやすく、使いたい時に無いことも多いのでこのようにマグネット付きだと案外嬉しいかもしれません。
やっぱりベターなのは冷蔵庫でしょうか。写真では石油ファンヒーターの側面に貼り付けています。機種によっては溶けそうですが、一緒にくっつけているキッチンタイマーは大丈夫なのでウチの機種では大丈夫かな。


TOSHIBA BATTERY CHECKER X-2001F

x-2001f_1今回はかつて東芝電池より発売されていたカード型の電池チェッカーを紹介します。これは単1から単4サイズと006Pの電池が測定可能な電池チェッカーです。
パッケージには「バッテリーチェッカーはアメリカで開発された乾電池の消耗度を計る革命的テスターです。」と記載、これは“バッテリーチェッカー(BATTERY CHECKER)”という商品名のようですね。

 

x-2001f_2パッケージ裏面。社名表記は“東芝電池株式会社”で、東芝電池時代の製品です。バーコードのベンダーは“東芝ライフスタイル(4904530)”となっていました。東芝電池時代から今に至るまで同じベンダーコードが使われているというパターンですね。
ちなみに住所は本社が所在した南品川ではなく、東京都中央区銀座の営業本部があった住所になっています。

 

x-2001f_9パッケージにあるキャッチコピーや社名表記などが記載された三角の紙を開くと使用方法が記載されています。

 

 

 

x-2001f_10さらに開くと注意書きが記載されています。全文は以下の通り。かなり長文なので、面倒なら読み飛ばしてくださいねw。

計測できる乾電池の種類
■単1、単2、単3、単4(1.5V)と006P(9V)の形式のものが計測できます。ただし、ユニカド充電池(1.2V)及びボタン電池には使用できません。
特長
■バッテリーチェッカーはアメリカで生まれた、乾電池の消耗度を計る簡易テスターです。
■消耗状態が一目でわかる特許製品で、米社と日本の株式会社スリーテックデイビス社が特許出願しています。

 
ご注意
■バッテリーチェッカーは熱で作動しますので、
 1.直射日光の下では使用しないでください。
 2.風の強い所での使用は避けてください。
■測定中は帯の部分が熱くなりますので、手を触れないでください。
■低温時は電池の働きも帯の発色も弱まりますので、室温(摂氏約10度以上)でご使用ください。
■折り目、ひっぱり、直射日光、有機溶剤(アルコール、ベンジン、シンナー類)などを避け、涼しく乾燥している場所に保管してください。
■バッテリーチェッカーを乾電池に長時間、接触したままにしないでください。
■バッテリーチェッカーは長期間ご利用できます。ケースに入れて、保管してください。
その他
■電池は使用する器具により、使用電流、終止電圧(使えなくなった時の電圧)が異なりますので、このチェッカーは目安としてご使用ください。
■万一、製品に不具合が生じた場合は、お手数でもお買上げの販売店にご相談ください。

x-2001f_3電池チェッカーは折り曲がり防止のためか、ハードケースに入っています。取り出す時は上のカバーをめくって取り出します。

 

 

 

x-2001f_5これがカード型電池チェッカーの本体です。ペラペラなので、このままで保管しておくと確かに折り曲がりそうな気がします。
単1~単4サイズ用の測定端子とゲージ、006Pサイズ用の測定端子とゲージが独立しています。なお、テスター自体は英文表記

 

 

x-2001f_6測定方法は両端にある測定端子に電池のプラス・マイナス極を接触させます。プラス・マイナスの向きはどちらでも大丈夫です。
5秒ほどすると、ゲージの帯の部分が虹色に変わります。この虹色が止まった位置が電池寿命の目安になります。
緑色の位置で止まると、電池は使用可能
赤色縦じまの位置で止まると、電池の交換時期が近づいた
赤色の位置で止まると、電池交換の必要あり

x-2001f_7006Pサイズでは測定端子の位置は異なっていますが、表示のされ方は同様で電池寿命の目安は上記と同じです。
なお、注意書きにもあった通り、測定中は帯の部分に触らないこと。熱さでやけどするかもしれませんよ。もちろん、長時間測定を行うと電池の寿命が短くなる原因になるのでご注意を。

 

x-2001f_11なお、バリエーションモデルとして“X-2001AF”という和文表記バージョンも発売されたようです。本記事の“X-2001F”共に1988年カタログの価格では500円。当時としてもお手頃価格だと思います。1989年までに生産を終了した模様で、1990年のカタログでは既に掲載されていませんでした。
ただし、この後も多本パックのアルカリ電池のおまけなどでこのような電池チェッカーが付属してきたこともあります。また、このタイプの電池チェッカーを電池本体に内蔵させたのがデュラセルの“デュラセル・パワーチェック”です。


Soshine(R) AA Battery Connector/Placeholder

soshine_1今回は変わり種な一品を紹介します。これは一体何でしょうか。どう見ても単3の電池にしか見えませんよね?実はこれ、単3サイズのダミー電池であり、いわゆる電池もどきなのです。
これは充電器などで知られるSoshine製のダミー電池で、中国の通販サイトAliExpressで入手しました。価格は2個100円前後で、ブランドが記載されたダミー電池は珍しいと思い、購入してみました。

 

ちなみに今回はパッケージは無し。いわゆるバルク品というやつのようです。なお、電池には「Dummy」などの文言は見られず、商品名は“AA Battery Connector/Placeholder”となっており、大きく「Connector」と記載されています。Soshineでダミー電池はコネクターという呼び名なのでしょうか?

soshine_2電池の外観。ダミー電池でありながらも社名表記は健在で、“Soshine International CO., Limited”となっていました。原産国はもちろん“Made in P.R.C.”で中国製
注意書きには「Prohibit charging」、充電禁止と記載されています。このようなダミー電池は内部でプラス極とマイナス極が繋がっているだけの構造になっていることがほとんどなので、本当に充電してはいけません。充電器を破壊してしまう恐れがあります。

また、「This is not the battery」、すなわち“これは電池ではありません”とも書いてあり、ダミー電池なので、そうなのですが実際に書かれていると面白いような気がします。

soshine_3プラス・マイナス側。構造は普通の充電式電池と同じで、大きさも普通の単3電池と全く同じです。それでは全く見分けが付かないのか、と言えばそうではありません。
普通の単3電池とダミー電池の決定的な違い、それは“重さ”です。ダミー電池には中に何も入っていないので物凄く軽いのです。中身が空洞なダミー電池なので、電池同士をぶつけると普通の電池では味わえない音も楽しめます。

soshine_4このダミー電池ですが、何に使うのかというと代表例は電圧調整です。例えば前回紹介したリチウムイオン電池の14500は単セル3.7Vですから、写真のようにダミー電池2本を入れれば、単3電池4本使う機器で2本を補うことができるという訳です。
ただし、この使用方法はどこのメーカーも想定していない方法なので全てにおいて自己責任で使用する必要があります。


Royal Shadow 緊急時にとても便利 乾電池アダプター

royalshadow_1今回は“Royal Shadow”というブランドから発売されていた電池のサイズ変換アダプタを紹介します。
ラインナップは単3→単1(写真左)に変換するアダプタ、単3→単2(写真中)に変換するアダプタ、単4→単3(写真右)に変換するアダプタの3種類で、いずれも2個パックとなっています。

 

 

royalshadow_2パッケージ裏。このアダプタはちょっとワケあり品で“Royal Shadow”ブランドを展開する“株式会社ケイテック”(社名表記部分の拡大)は今年(2015年)3月27日に事業停止、6月に自己破産しています。
近所のディスカウントストアでは倒産時に流れたと思われるこのメーカーの製品が大量に売られており、このアダプタは各ラインナップ、税抜19円という驚愕の価格で発売されていました。

royalshadow_4まずは単3→単1に変換するアダプタを紹介。アダプタの側面がフタになっており、そこに電池を入れられる構造になっています。
単1ではアダプタのプラス側に突起がありますから、そちら側を単3電池のプラス極に合わせて入れます。写真の電池ではちょっとキツめな印象がありました。素材はプラスチックですから、強引に差し込めば入ることは入ります。

 

royalshadow_5次は単3→単2に変換するアダプタです。構造は単3→単1と同様、アダプタの側面がフタになっています。単2は単3とほぼ同様のサイズであり、単3→単1とは異なりアダプタにプラス側の突起はありませんから、向きに関係なく入れることが出来ます。
ちなみにこちらは楽に入り、単3→単1のようにキツめと言った印象はありませんでした。

 

royalshadow_6単3→単1単3→単2まとめてのプラス・マイナス側です。プラス極側は単3→単1が小さい突起のみ、単3→単2が電池そのもののプラス極が露出しています。一部機器では問題ありそうですが、大半の機器で端子が接触すると思います。
ですが、問題はマイナス極側です。単3→単1・単3→単2共に電池のマイナス極がそのままになっており、こちらは機器によってはマイナス極のバネが接触しない事例がありそうです。

royalshadow_7最後に単4→単3に変換するアダプタを紹介します。こちらは今までのものと構造が異なり、アダプタの上半分が取れるようになっていて、そこから電池を入れる構造になっています。単3→単1同様にプラス側に突起がありますから、そちらを単4電池のプラス極に合わせて入れます。
こちらは振ったらカチャカチャ音が鳴る程ユルユルでした。どうも、このアダプタのシリーズは作りが甘いですねw。

royalshadow_8プラス・マイナス側。マイナス側は電池のマイナス極が露出していますが、単3電池自体のマイナス極も小さいので、こちらは特に機器の相性は少なそうな感じです。
ちなみに、これを購入した店ではケイテックは廃業しているので、商品の不良が発生した時は店頭で交換するという対応になっていました。当然、メーカー保証等は受けられないので、そのリスクが有ると思って購入する必要があるでしょう。


SANYO カドニカ常備灯 NL-E6F

NL-E6F_1今は亡き三洋電機の“カドニカ常備灯”・NL-E6Fです。この製品は現在は生産完了していますが、現在でもパナソニックのホームページ上で商品概要が見れ、“三洋のブランドです”と書いてあります。
カドニカは1962年に三洋電機が発売した充電式ニカド電池の名称で、当初は電池単体では売れないと判断、1963年にカドニカラジオという同電池を内蔵した充電式ラジオを発売。この常備灯もこの系譜にあります。

NL-E6F_3常備灯の背面。プラグは折りたたみ式。スタンドがしまわれており、引き出せば自立可能だったりします。
カドニカの名の通り、内部にはニカド電池が内蔵されており、『ニカド電池はリサイクルへ』との表記がありますが、事実上分解できるような構造になっておらず、内部の電池だけを取り出すことは出来ません。廃棄・電池リサイクル時は本体ごと販売店へ返却するということなのでしょうか。

NL-E6F_2スタンドで自立させ、電球を点灯させたところです。コンセントを外した状態で「入・充電・停電灯」の位置にすれば点灯させることが出来ます。懐中電灯では無く、あくまで常備灯なのでそんなに明るくはありません。
連続点灯時間はカタログ値で約40分となっています。この点灯時間は内蔵電池の消耗状態でも若干の上下がありそうです。

 

NL-E6F_5コンセントに差して充電中。充電するには「入・充電・停電灯」の位置にしてそのままコンセントに差し込みます。そうすると、電球の光が消え、正面左下の充電表示ランプが点灯し充電が始まります。
停電が起き、コンセントへの電源が絶たれると自動的に常備灯が作動する仕掛けになっています。この構造上から、コンセントに差した状態で電球を点灯させることは不可能で、いわゆるナイトライトなどの代わりとして使用することは不可能となっています。

充電時間は36時間常時充電式常備灯となっているため、充電表示ランプが消えることはありません。すなわち、コンセントに差している時は常時充電表示ランプが点灯している状態となります。

NL-E6F_4電球は前面のカバーを上に引き上げることで交換できます。三洋電機のカドニカライトでは専用の豆電球を使用しているタイプもありましたが、このカドニカ常備灯では一般的売られているネジ式の“2.5V 0.3A”の豆電球が使用可能です(参考商品)。
2.5V 0.5Aの豆電球でも使用可能でしょうが、0.3Aタイプでもあの明るさだったので、0.5Aタイプだと若干暗くなってしまいそうです。

 

NL-E6F_6内蔵されていた電池を見てみたいので分解してみました。ちなみに、分解は背面上部にある2本のほかにラベル下に1本が隠されており、ラベルを剥がさないと分解できない構造になっています。
ラベルを剥がすと剥がし跡が付いてしまうのでメーカー保証が効かなくなる可能性がある他、ラベル上にも“分解や改造しない。”という項目もありますのでマネしない方が無難かと思われます。

 

NL-E6F_7裏ぶたを開けてみたところです。トランス・抵抗・電解コンデンサ・ダイオード・トランジスタがそれぞれ1個づつ付いているだけのシンプルな回路です。電解コンデンサも三洋電機製が使われており、なかなか芸が細かいですね。ちなみに現在、三洋電機の電解コンデンサ事業は元々のOEM元であった“サン電子工業株式会社”に移管されています。

 

NL-E6F_8基板裏です。商品名通り、三洋のカドニカ電池が内蔵されており、“N-270AA”という1.2V 270mAhの電池が2個装着されていました。
スイッチの接点も基板上にあり、コストダウンが図られていることがわかります(つまり、部品としてのスイッチが基板上に無い)。接触不良時のメンテナンスは楽そうです。

 

NL-E6F_9現在、パナソニックの商品情報ページには価格が表示されていませんでしたが、2000年秋冬号の三洋電機のカタログに掲載されていました。
当時の標準価格は3500円(税別)で結構高価な常備灯だったのですね。やはり、充電式だったからなのかもしれません。


SONY EVEREADY BATTERY CHECKER BC-551

BC-551_1ソニーがかつて発売していた電池チェッカーです。写真の物は“SONY EVEREADY”のロゴが入っており、少なくともソニーエバレディ(現・ソニーエナジー・デバイス)が存在していた1986年以前のものであることが伺えます。
これは単1~単59V形の電池が測れるチェッカーで、これ一つで市販されている電池のほとんどが測れます。

 

BC-551_2単4と単5は奥の窪みに電池を入れてチェッカーの上下を押して挟めるようにすると、上部のメーターが電池の残量を示します。

 

 

 

BC-551_3単1~単3までは手前の窪みに入れます。押すと電池BOXの上の左右に配置されているジャバラが稼働して長さが変わるようになっています。これはアイデアですね。

 

 

BC-551_4電池チェッカー底。9V形のみはこの底の端子から測定します。9Vも挟んで測れるようにしてくれたら良かったのに…。ここだけは残念かもしれない。
ちなみにこの部分には“MODEL BC-551 BATTERY CHECKER”の記載が、“SONY-EVEREADY INC.”の社名表記もあります。“MADE IN JAPAN”で日本製

 

BC-551_5電池チェッカーを後ろから見たところ。チェッカーが伸縮するジャバラ部分が目立ち、この写真だけを見たら何がなんだかわかりませんよね。

 

 

BC-551_6なお、この電池チェッカーはソニーエバレディが社名変更してソニー・エナジー・テックになっても、“BC-551N”という型番に変更の上発売が継続されていました。
写真でロゴも“SONY EVEREADY”から“SONY”に変更されていることがわかります。

 

 

BC-551_7
これは更なるラインナップで、この電池チェッカーが入る電池ケースや電池チェッカーが入った電池セットも発売されていました。


from DURACELL DURABEAM

durabeam_1デュラセルのフラッシュライト(懐中電灯)である“DURABEAM”です。デュラセルは前身であるマロリーの時代からフラッシュライトに定評があるメーカーであり、特にマロリーの黄色いフラッシュライトはアウトドアユーザーにとって伝説と言っていいほどに語り継がれているようです。
自分の記憶では三洋デュラセル時代のデュラセルアルカリ電池にオマケとして付いていたものと記憶しています。もちろん、販売もされていたようで、2000円程していたらしいです(自分は記憶に無い)。

durabeam_2ライトの裏側。“MADE IN U.S.A.”でアメリカ製です。外観はプラスチック製ですが、大変頑丈そうです。

 

 

 

durabeam_3中を取り出すには、本体の左右にある茶色の部分を押しながら引き出します。ちなみに写真上部に見えるつまみが電源スイッチになっています。

 

 

durabeam_4中を開けてみると当時物と思われる三洋電機のアルカリ電池が盛大に液漏れしていました。

 

 

 

durabeam_5端子部の拡大。凄い液漏れで錆びきっています。

 

 

 

durabeam_6電池を取り外してみたところです。電池のサビは酷かったですが、本体側の端子には及んでいなかったようで一安心です。
ちなみに取り外した電池は次回の記事にて紹介したいと思います。

 

 

durabeam_7水洗いを実施して何とか本体は綺麗になりました。端子も研磨剤で磨いてピカピカになりました。
よく見てみると、プラス側の端子が直接電球の口金につながっていたり、マイナス側の端子がそのままスイッチの接点になっていたりと、徹底的に合理化された構造になっています。
ちなみに豆電球はさすがアメリカ製。フィリップスの豆電球が装着されていました。

durabeam_8無事、修理完了。手の中にフィットし、たいへん持ちやすい印象を受けます。このライトは現在でも愛用者が多いようですが、納得です。

 

 

 

 

durabeam_9このライトは三洋デュラセル時代にはもちろん三洋電機が発売していましたが、デュラセルとの提携解消後もこのライトの評判が高かったらしく、機能が同一で形状もほぼ同様の後継機“EXCELL BEAM”を発売していました。

 

 

たまたまYouTubeを見ていたら見つけたフランスで放送されたと思われる“DURABEAM”のコマーシャル。1984年頃のものらしく、ライトをぶん投げても壊れないタフさをアピールしています。最後には本記事で紹介したDURABEAMらしきものも見られます。


コイン・ボタン電池測定器

buttonchecker_1以前、100円均一ショップ“ダイソー”にて売られていたボタン電池用の電池テスターです。かつては普通の電池テスターも売られていましたが、知らない間に店頭から消えていました。
リチウムコイン電池(CRBR)とアルカリボタン電池(LR)と酸化銀電池(SR)が測定可能で、ボタン電池のチェッカーと言うとすべての電池が測定できることを目指した多機能電池テスターに付けられることが多いですが、ボタン電池単体の電池テスターというのはかなり珍しいと思います。

buttonchecker_3まずはアルカリボタン電池(酸化銀電池)を測定。電池は右側のスロットにマイナス極を下にしてセットします。テスターは1.5V側(上)と3V側(下)で示す位置が異なっている。
ちなみにかなり強く押さえないと測定できなかった。

 

 

buttonchecker_4次にリチウムコイン電池を測定。こちらは左側のスロットに同じくマイナス極を下にしてセット。リチウムコイン電池は直径が大きめのためか、スペースが大きくなっている。
写真ではリチウムコイン電池の中で大きい直径(30mm)の“BR3032”を測定していますが、難なく測定できています。

 

buttonchecker_2テスター裏。“注意”として「・ボタン電池はLR型とSR型以外の電池は測れません。」、「・コイン電池はCR型とBR型以外の電池は測れません。」と記載してあり、社名は“株式会社大創産業”となっています。