月別アーカイブ: 2019年12月

DAISO アルカリボタン電池 1.5V LR44 4個パック

均一ショップ“ダイソー”で発売されている、アルカリボタン電池LR44の4コパックです。かつて、旧ロゴだった頃のこの電池を見たことがありました。しばらく経ったら店頭から消えていたので無くなったと思いきや、ダイソーの新CIが導入された新バージョンを発見しました!
ちなみにかつて発売されていたバージョンと比べると、パッケージデザインが異なっていてカラーリングは同じものの、“4個パック”の表示位置などが異なっているようです。

パッケージです。商品名は「ボタン電池No.5」。パッケージの表にも裏にも記載があります。型番は「WK-19-P30(H060)」。社名表記は“(株)大創産業”となっていて、バーコードの事業者名も同社のものとなっています(4549131)
QRコードのリンク先は“http://alkalinebutton.sakura.ne.jp/”。ホームページにアクセスすると即座にPDFファイルが開きます。ボタン電池に特化した注意書きで見やすい。

これはダイソーの一部アルカリボタン電池で見られるリンク先で、主にバーコードの事業者名が“アルファ・インダストリーズ”となっているボタン電池で見られたものです。上記リンク先でPDFファイルが開けないときは当サイトでもアーカイブしているのでこちらで。内容は上記と同じです。
なお、生産国は“MADE IN CHINA”となっており、中国製


電池本体です。プラス側には“Hg Free LR44”の刻印があります。マイナス極に特徴があり、格子状の模様が入っている点がポイント。側面には“JY”というロット番号らしき印字が見られます。何を表しているのかは不明。

★関連記事
DAISO CR2016/CR2025/CR2032 リチウムコイン型電池 3個
→リチウムコイン電池3個入りの増量パックという点で当電池に似た方向性なリチウムコイン電池。QRコードのリンク先は当電池とは異なる。

DAISO Japan Quality LR41/LR43/LR44 ALKALINE BUTTON CELLS 2PCS PACK
→パッケージに記載されているQRコードのリンク先が同じなアルカリボタン電池。これは中身がGolden Power製となっているので、当電池と製造元は異なるよう。よく見てみるとパッケージデザインの方向性が似ている…。


Ys YAMADA SELECT +PLUS アルカリ乾電池 単3形/単4形 YS-LR6PG/4B / YS-LR03PG/4B

大手家電量販店“ヤマダ電機”で発売されているハイグレードタイプのアルカリ電池です。以前、当ブログで紹介したスタンダードモデルのアルカリ電池では全面シルバーカラーが特徴的でしたが、この“Ys YAMADA SELECT +PLUS”ではハイグレードアルカリらしいゴールドのデザインとなっています。
ゴールドと言っても、濃いめのゴールド色であり上品な雰囲気を醸し出していて、思っていたよりもなかなかGoodです。


パッケージです。キャッチコピーは“長持ちハイパワー”。型番は単3・4個ブリスターパックが“YS-LR6PG/4B”、単4・4個ブリスターパックが“YS-LR03PG/4B”となっていました。
パッケージ裏では『ヤマダセレクト+PLUSアルカリ乾電池は先進の高性能!』というキャッチコピーから始まり、「よりパワフルに使える!」「長く使える!」「10年保存可能!」で『様々な機器で優れた性能を発揮!』というウリ文句となっています。これもまた、この前に発売されていたハイグレードアルカリ電池“HERB Relax +PLUS(ハーブリラックスプラス)”と同じキャッチコピーです。
社名表記は“株式会社ヤマダ電機”となっています。しかし、バーコードの事業者名はLED照明やLED蛍光灯を販売する“株式会社 OPTILED LIGHTING(456237144)”という企業のコードとなっている点はこれまでのヤマダ電機の電池と同様です。


こちらも前モデルと推測される“HERB Relax +PLUS”のアルカリ電池とパッケージを比較してみます。個人的に電池のデザインは“HERB Relax +PLUS”の方が好きでした。深い緑のデザインで真っ白だったハーブリラックスのアルカリよりも好きだったのですが…。ゴールド=ハイグレードアルカリってのはちょっと安直かな…と。思わないですか?
パッケージ裏はほぼ同じデザインでぱっと見では見分けが付かないでしょう。『ハーブリラックス+PLUSアルカリ電池は…』となっている所が『ヤマダセレクト+PLUSアルカリ電池は…』となっている違いと、下部[ハーブリラックス お客様相談室]が単に[お客様相談室]となっている違いでしょうか。両者違う商品なので、バーコードは違いますが、事業者名がOPTILED LIGHTINGなのは同じです。


電池の外観です。高級感のあるゴールドデザインにシルバーでスタイリッシュなヤマダセレクトのロゴ、これも方向性で言えば“HERB Relax +PLUS”と違うものですよね。向こうはダークな緑色で高級感を演出していましたが…。印刷の関係でしょうか?電池表面がザラザラで触り心地が個人的にたまりませんw。
社名表記はパッケージと同じく“株式会社ヤマダ電機”、生産国は“Made in China”で中国製となっています。

プラス・マイナス側です。マイナス極絶縁リングの色は「」。使用推奨期限の表示はこれまで発売されたハーブリラックスシリーズアルカリ電池と同様に印字されたタイプではなく、注意書きなどと共に印刷されているタイプです。
使用推奨期限は単3・単4共に「07-2029」となっており、パッケージには『10年保存可能!』とありましたから、それぞれ2019年7月製造の電池であると思われます。

外装ラベルを剥がしてみました。単3には“CFTP 0? 181514-R”の刻印、「?」の部分は刻印が消えかかっていて、“1”か“7”かのどちらかだろうか。単4には“MFTP02 141756-R”の刻印が見られました。パターンとしてはGP製?アルカリ電池で見られる、上アルファベット+数字6ケタ下数字6ケタに加え『-R』が付加されたタイプです。前モデルと推測される“HERB Relax +PLUS”の単3でも同じタイプの刻印が見られました。


絶縁リングとマイナス極の拡大です。薄緑色の絶縁リングで、切り欠きを下に置いた状態で単3には上に「4-4」の刻印があり、左にも同じ刻印が見られました。今まで見たことが無いパターンです。ミスプリントなのか正規なのかわかりません…。一方、単4には上だけに「2-42」の刻印が見られました。謎は深まるばかりです。
マイナス極のガス抜き穴は珍しい3つ穴タイプです。スタンダードモデルは2つ穴タイプで、前モデルと推測される“HERB Relax +PLUS”も3つ穴だったので電池の持ちは別としても、違う電池として製造されてるのは確かなのでしょう。

ちなみに単4のマイナス極だけに見られた珍しい特徴として、底板の縁に筋(段差のような?)が入っている構造になっていました。これは“HERB Relax +PLUS”でも見られたものであったのですが、こちらでは単4のみならず、単3でも同じ特徴が見られました。

 

★関連記事
Ys YAMADA SELECT アルカリ乾電池 単3形/単4形 YS-LR6G/4B / YS-LR03G/4B (スタンダードアルカリ)
→当電池の姉妹品に当たるスタンダードモデルのアルカリ電池。デザインは共通していて、こちらは全面シルバーデザインを採用している。

HERB Relax +PLUS アルカリ乾電池 単3形/単4形 YMD-LR6P/4B / YMD-LR03P/4B
→当電池の前モデルと思われる“HERB Relax +PLUS(ハーブリラックスプラス)”のアルカリ電池。パッケージ裏のキャッチコピーを始め、マイナス極のガス抜き穴が3つ穴タイプなど、多くの点が一致している。


maxell アルカリ乾電池 3/4 LR6(OSC) / LR03(OSC)

関東近郊でスーパーマーケットなどを展開する“Olympic”で発売されているマクセルブランドのオリジナルアルカリ電池です。かつて、同店ではマクセルが一部ルートで販売している“ダイナミック”ブランドのアルカリ電池をオリジナルパッケージ品として発売していました。
デザインはプラス極から“白・・黒”の象徴的なもの。かつて、コメリで売られていたマクセルブランドのアルカリ電池に非常に酷似しているデザインです(ってか同じですか?)。


パッケージです。単3と単4は20本パックでの展開。これは前モデル“ダイナミック”の頃と同じです。10本パックでの展開も無いので個人的に厳しい所(量的な問題で)。パッケージ左上には「Olympic maxell共同企画」の記載が見えます。キャッチコピーは“液もれに強い!”・“長持ちタフパワー”・“日本製”の3点が掲げられています。使用推奨期限は10年です。
単3・20本パックの型番が「LR6(OSC)10PX2」、単4・20本パックの型番が「LR03(OSC)10PX2」となっています。バーコードの事業者名は“マクセル(4902580)”となっていました。

単3と単4・20本パックのパッケージをバラしてみました。10本パックのシュリンクが2つで20本が構成されています。パナソニックの多本パックのように小分けはされていませんが、シュリンクには点線が入っており好きな位置で切り離すことが出来るので、こちらの方がずっと自由度は高いと思います。
日本製のアルカリ電池らしく、電池の表面が揃ってシュリンクされています。とても美しい光景です。

Olympicではこの電池を一押しの電池として販売しており、チラシでは“おすすめNo.1最高性能電池(※maxell社製品において)”として掲載されていました。
単3と単4の20本パック以外では、単1と単2の4本パックが用意されています。

 


電池の外観です。マクセルのどのアルカリ電池にも似ない独特なデザインです。表から見ると「白・・黒」に塗り分けられていますが、注意書き部分など多くは黒バックとなっていますので黒主体のデザインと言えるのかもしれません。
型番は単3が“LR6(OSC)”で、単4が“LR03(OSC)”となっています。OSCとは現在の“株式会社Olympicグループ”の前身に当たる企業、オリンピックショッピングセンター(Olympic Shopping Center)の略称で、子会社の社名にも使われている他、値札に記載されていた時代もありました。よく見てみたらOlympicのロゴマークも“OSC”になっていますね…。
社名表記は“マクセル株式会社 お客様ご相談センター”。住所表記は無く“http://www.maxell.co.jp/”のURLのみ。その横にはマクセルの乾電池ではお馴染み、グリーンウッドのマークが見えます。“ダイナミック”などで見られた緑色のタイプではなく、“ボルテージ”で見られる金色のタイプになっていますね。生産国は日本製。大きくアピールされています。

プラス・マイナス側です。マイナス極絶縁リングの色は「」。底板が平らなタイプザラザラしている、最近の日本製マクセル単3と単4アルカリ電池でよく見られるタイプとなっています。
使用推奨期限は単3が「09-2029」、単4が「11-2028」となっていました。10年期限で単3が2019年9月製造、単4が2018年11月製造のようです。単4が1年前在庫でちょっと古いかも?

外装ラベルを剥がしてみました。単3は無印字単4はマイナス極側から「・黒」のマーキングがあるのみのやはり、ロット番号などの印字や刻印は見られませんでした。
ちなみに以前当ブログで紹介した、同じ製造日だったマクセルの“ダイナミック”単4に同じようなマーキングがありました。同じライン上で作られた電池だったりするのでしょうかね…。

 


最後に絶縁リングとマイナス極の拡大です。絶縁リングは黒く、5ヶ所にある内側の黒い突起が目印。切り欠きは無く真円です。突起の1つに印があり、それを上にした状態で単3は上に“9”下に“2”の刻印が、単4は上に“16”下に“1”の刻印が見られました。これはマクセルの日本製単3と単4アルカリ電池全てで見られる特徴となっています。
そして、マイナス極のガス抜き穴は4つ穴タイプ。底板はFDK製アルカリ電池と同じザラザラとなっているのが特徴です。

★関連記事
maxell ダイナミック アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6(W) / LR03(W) その2
→当電池の前にOlympicで発売されていた、マクセル“ダイナミック”ブランドのアルカリ電池を紹介した記事。単3と単4の20本パックと言う特徴が一致しており、“長持ちタフパワー”というキャッチコピーも同じである。