今回は大手ショッピングサイト“Amazon.co.jp”でいつの間にか扱われていた「AmazonBasics(アマゾンベーシック)」のアルカリ電池を紹介します。
今回紹介するものは旧デザインのもの。シルバーベースのデザインに緑のチェックマークが一際目立ちます。どういう意図のマークなのは不明ですが。現在Amazonで見れるのはグレー色ベースの新デザインのもので、どちらが来るのかは賭けといった状態のようです。
今回、この電池はリサイクルショップで売られているのを購入しました。恐らくはAmazonで大量購入したものをバラ売りしているものだと思います。ラインナップとして8本・20本・48本があるようで、中は写真のように4本づつのシュリンクパックとなっているのでしょう。バラしたものでしょうから、シュリンク自体にバーコードラベルなどはありませんでした。
電池の外観です。とにかくシルバーの銀ピカデザインが目立ちます。注意書きは英語とフランス語の2カ国語表記。日本語表記は型名表記部分の「単3形」のみです。充電禁止のピクトグラムが大きく目立っている他、その隣には欧州向けのWEEE(クロスドアウト・ダストビン)マークも見えます。
社名表記は無く、生産国は“Made in Indonesia”でインドネシア製です。
プラス・マイナス側。絶縁リングは「緑」。この特徴を持つインドネシア製のアルカリ電池と言うことで、“PT FDK INDONESIA”製であると推測されます。
使用推奨期限は単3が「12-2025」、単4が「04-2026」となっていました。Amazonのページによると使用推奨期限は10年ということなので、それぞれ2015年12月製造と2016年4月製造の電池と思われます。
それにしても、PT FDK INDONESIA製造と思われる電池で使用推奨期限10年のものは初めて見ました。同工場製造のソニー「アルカリブルー」でも5年期限なのに…。何だか不安を感じます。
外装ラベルをひん剥いでみました。単3側にはインクによる印字のロット番号が見えますが、ラベルを剥がす時に消えてしまって解読不可能な状態になっています。単4にも印字があったのかもしれませんが、単3と同じように消えてしまったのかもしれません。
マイナス極のガス抜き穴は単3・単4共に4つ穴の珍しいタイプとなっていました。なお、マイナス極底板はザラザラになっており、これはFDK・日本製のアルカリ電池でも見られる構造でお馴染みですね。