今回は均一ショップ“ダイソー”に新しく登場した“DAISO & GO”の単5アルカリ電池を紹介します。
ダイソーの単5アルカリ電池と言えば、長らく“KEEPMAX”を名乗ったGPブランドの電池が発売されていますが、これ以外の単5アルカリ電池は売られた記憶が無く(単5マンガン電池では三菱ブランドなどが発売されていたことがありました)、これがダイソーブランドを冠した初の単5アルカリ電池と思われます。
パッケージです。右の写真は現在発売されているKEEPMAXことGPブランドの単5アルカリ電池との比較です。パッケージの大きさは両者とも同じですが、上部フック部分の形状が異なっています。ダイソー店頭では仲良くこの2つが並べられている光景をよく見かけました。
パッケージ裏面の注意書きは日本語と英語の2か国語表記。GPと比べると注意書きの文字の大きさはかなり小さいです。もうちょっと大きくしても良いような…。商品名は「電池No.203」、型番は「WK-20P-10(T828)」となっていて社名表記は“(株)大創産業”となっています。バーコードの事業者名もまた“(株)大創産業[4549131]”となっていました。
パッケージ裏面、右上には注意書き参照用のQRコードが記載されています。今回は“http://cellcaution.sunnyday.jp/lr+pr_handling_caution.pdf”というリンク先になっていて、またもや見たことのないアドレスがリンク先となっています。ちょっと調べてみると“sunnyday.jp”というドメインはレンタルサーバーのロリポップ!で使えるドメインのようです。調べてみると確かにそのようですね。
ちなみに、当ブログもロリポップ!を使っており“moo.jp”というドメインを使用しています。
リンク先の注意書きはアルカリ電池のみならず、ボタン形の空気亜鉛電池の注意書きも兼ねたものとなっています。現在ダイソーで確認されている空気電池は三菱ブランドのもののみですが、こちらもダイソーブランドの空気電池が登場する前触れなのでしょうか?
電池の外観です。国内メーカーの単5アルカリ電池の場合、通常サイズ電池のデザインを小さく落とし込んだものが多いですが、こちらはDAISO & GOのデザインを生かしたオリジナルデザインとなっています。
注意書きの文量は少ないのですが、やはり文字の大きさは小さいです。社名表記はパッケージと同じ“(株)大創産業”、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製です。
注意書き文字の大きさがあまりにも小さいので、下に全文掲載しておきますね。
[危険]●万一電池の液漏れが目に入った時はすぐに大量の水 で洗い、医師に相談すること。皮膚や服に付いた時は水で洗う こと。●万一飲み込んだ場合は、すぐに医師に相談すること。 [警告]●乳幼児の手の届かない場所に保管してください。 MADE IN CHINA JAN 4549131912166 |
これを書き起こして気が付いたのですが、生産国表記の横にはパッケージ記載と同じバーコード(JANコード)が記載されています。何故か下4ケタが大きい文字となっています。
プラス・マイナス側です。絶縁リングはありません。単5のアルカリ電池は一般的に絶縁リングが付いていないことが多いです。使用推奨期限は「11-2025」となっており、パッケージには“使用推奨期限5年”となっていますから、2020年11月製造の電池であると思われます。
国内メーカーの単5アルカリ電池の場合、一般的に使用推奨期限は2年が多いです。そう考えると5年期限は凄いと思います。
外装ラベルを剥がしてみました。やはり、中国製単5アルカリ電池でよく見られる、上アルファベット+数字6ケタ、下数字6ケタのパターンなロット番号が見られました。“JGPA01 140957”というレーザー刻印が見られます。
これは同じくダイソーで売られているGPブランドのアルカリ電池も同じ刻印があり、国内メーカーを始めとする中国製単5アルカリ電池の多くで見られます。これはやっぱりGP製??
最後にプラス・マイナス極の拡大です。マイナス極のガス抜き穴は2つ穴タイプとなっていました。
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→同じくダイソーで売られているGPブランドの単5アルカリ電池を紹介した記事。パッケージでのみ“KEEPMAX”ブランドを名乗っている。
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→当記事と同じ“DAISO & GO”ブランドのアルカリ電池、単3と単4を紹介した記事。デザインなどの比較・参考にどうぞ…。