三菱電機リチウムコイン電池の変遷 ★三菱電機(三菱電機ホーム機器)のリチウムコイン電池は時期で生産国やデザインが変わっていることに気づき、面白そうなので集めてみました。 ※:製造元は筆者の推測です。 CR2032 コナミのファミコンカセット『エスパードリーム2』の中に入っていたタブ付きのリチウムコイン電池。マイナス極が見えないので製造元は不明でありますが、独特の角張った字体から、パナソニック製であると見られます。同作の発売は1992年で基板上のチップも同年代を指していることから、1992年頃の電池なのではと推測される。 パナソニック?/日本製 CR2032E 秋葉原で購入したデジタルサイネージの中に入っていた中国製。刻印などは見られず、正体不明な電池。マイナス極は中国製のリチウムコイン電池ではよく見られるザラザラのもの。年代不明。 不明/中国製 CR2032M 一時期100円均一ショップ“ダイソー”で出回っていたもの。日本製で表面にロット番号の印字があるタイプなので、日立マクセル製で思われる。マイナス極はつや消しの表面処理になっており、この特徴も日立マクセル製のものによく似ている。2013年4月製造品。 日立マクセル/日本製 CR2025 下記インドネシア製とは別に一瞬だけ出回っていたもう一つのインドネシア製。型番に符号は付いていないのが特徴。マイナス極は外側に2ケタのロット番号が記載されているタイプで、FDK(Fujitsuブランド)のリチウムコイン電池に似ている。“MITSUBISHI”のロゴが若干いびつに感じるのも特徴か。2013年4月製造品。 FDK/インドネシア製 CR2032N CR2032Mの後継品でインドネシア製になってしまった。マイナス極は中心に2ケタのロット番号が記載されているタイプで、パナソニック製のリチウムコイン電池に似ている。2014年3月製造品。 パナソニック/インドネシア製 CR2032N 三菱電機のロゴが新しくなったことに伴い“MITSUBISHI”のロゴが消え、マークになった現行品。マイナス極の特徴は上記の“CR2032N”と同様なので、製造元は変わっていないと見られる。2014年12月製造品。 パナソニック/インドネシア製 CR2025M 一般市販向けで残る、マーク付きの日本製モデル。電池記載の型番はかつて100円均一ショップで出回っていたものと同様の“M”符号付き。マイナス極の表面処理は鏡面加工になっていた。2015年5月製造品。 日立マクセル/日本製 CR2032M 上記と同じく一般市販向けのCR2032M。マーク付きで日本製であるなど、上記CR2025Mと同じ特徴だが、マイナス極の表面処理はつや消し加工になっていた。2015年2月製造品。 日立マクセル/日本製