100円均一/雑貨店系」カテゴリーアーカイブ

100円均一ショップや雑貨店で販売されているPB品を取り上げているカテゴリです。

アルカリ乾電池 ALKALINE BATTERY 3 (3COINS DEVICE / 2003/KP-01 WH)

今回も前回と同じく、300円商品を中心とした雑貨店“3COINS(スリーコインズ)”で発見したアルカリ電池を紹介します。
デザイン重視だった前回のアルカリ電池とは異なり、打って変わって真っ白いシンプルデザインの電池となっています。ワタシがこの電池を発見した時は単3のみで、この電池の隣に置いてあった乾電池式のモバイルチャージャーにこの電池が入っていたので、そのモバイルチャージャー用の替え電池なのかもしれません。


パッケージ。単3・4本ブリスターパックでの展開。ダイソー発売のアルカリ電池に似たバッケージを採用しています。電池自体にブランドなどはありませんがパッケージ表面の左上には“3COINS DEVICE”というブランド名が見られます。価格は税込165円。税抜価格だと150円になるので、前回のアルカリ電池と値段は変わっていません。
商品名は“単3電池 4P”。型番は“2003/KP-01 WH”やら“3CZ5001356A0002”、“7569”、“2324”など、多くのコードが見られ、どれが本当の型番なのかは不明です。社名表記は“株式会社 パル(PAL CO., LTD.)”で、パッケージ下部に記載されています。バーコードはやはりJANコードでは無い独自コード。事業者名が追跡できません…。

電池の外観です。真っ白く、シンプルデザインの電池。必要最低限の情報のみが記載された電池と言った趣でしょうか…。最近は白いアルカリ電池をよく見ますね。トレンドなのかな?もしかして、手抜き出来るからかもw。
注意書きは前回の電池とは異なるタイプのものなので、供給元は別であると思われます。販売元は“株式会社パル”。生産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。

プラス・マイナス側です。マイナス極絶縁リングは無いタイプです。そのため、マイナス極の突起ギリギリまで外装ラベルが被されているのが特徴になっています。
使用推奨期限は「01-2027」となっていました。パッケージに使用推奨期限の表記はありませんでしたが、時期的に7年期限の2020年1月製造の電池であると思われます。

 

外装ラベルを剥がしてみました。4文字で3列のロット番号らしきレーザー刻印が見えます。“上:FK12 中:1423 下:B3E9”の刻印が見られました。
当ブログ紹介の電池でこの電池と同じような特徴の刻印が見られたのは、ヨドバシカメラプライベートブランドのアルカリ電池です。ただし、ヨドバシカメラのアルカリ電池はマイナス極絶縁リングが付いている点で当電池とは異なっています。

今回の電池は絶縁リングが無いので、最後にマイナス極の拡大です。マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっていました。
また、他のアルカリ電池ではあまり見られない、マイナス極の下部に筋が入っているような構造となっています。こちらもまたヨドバシカメラのアルカリ電池と同一な構造となっていて、同一の製造元だったりするのかもしれません。

★関連記事
ALKALINE BATTERY 3/4 アルカリ乾電池/単3形 / 単4形 YZ-01 / YZ-02
→当電池と同じ3COINSで発売されている単3・単4アルカリ電池を紹介した記事。価格は税抜150円で同じだけども、使用推奨期限が5年と短く設定されている。


ALKALINE BATTERY 3/4 アルカリ乾電池/単3形 / 単4形 YZ-01 / YZ-02

300円商品を中心とした雑貨店“3COINS(スリーコインズ)”で発見したアルカリ電池です。3COINSのブランドカラーとも言える「黄緑色」に白い文字という見た目重視のデザインとなっていて、表面“ALKALINE BATTERY 3(4)”の文字の手書きな感じの字体もとても洒落ていますね。久しぶりに見たデザイン重視系の電池なような気がします。
こちらの電池は単3と単4の4本ブリスターパックの展開税抜150円となっています。


パッケージ。電池本体と同様に黄緑色と白を組み合わせたもので、一貫して統一されたデザインを貫き通しています。使用推奨期限は5年、社名表記は“株式会社 パル”となっています。この会社は3COINSを運営している企業です。バーコードは独自のもので、JANコードではありません。従ってこのコードから事業者名を探ることは出来ませんでした。
キャッチコピーは“強力長持ち!”。何処かで見たようなコピーですね…。


電池の外観です。冒頭にも書いた通りの黄緑色なデザインです。この色に白い文字だと、ちょっと同化気味で見にくいかな?という印象を受けました。
型番は単3が“YZ-01”で単4が“YZ-02”。社名表記は“株式会社パル”、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製です。前回のFrancfrancアルカリ電池が電話番号のみな表記だったのですが、こちらの電池は逆に住所表記のみ。渋谷区神宮前とは…、随分洒落た住所ですね。電池に表示するに相応しくない住所というかw。アパレル系な感じがする(あくまで個人的な感想です)。

この電池も前回のFrancfrancアルカリ電池と同様ヤザワコーポレーションのアルカリ電池と全く同じな注意書きを採用しています。写真は上からヤザワコーポレーションFrancfrancパル(3COINS)です。
この電池では型番が“YZ-01”や“YZ-02”となっていますから、「YZ=YaZawa」の略でヤザワコーポレーションの供給と推測できそうではありますね。

プラス・マイナス側です。マイナス極絶縁リングの色は「」。使用推奨期限は単3が「05-2024」、単4が「06-2023」となっていました。パッケージには“使用推奨期限5年”の記載がありましたから、それぞれ2019年5月と2018年6月製造の電池であると思われます。
単3と単4で1年の製造差がありました。この電池を購入した店舗では単4が売れていないようです…。

外装ラベルを剥がしてみました。単3には“F2ENE-J7 282019”の、単4には“F3ETE 7 100753”のロット番号と見られるレーザー刻印がありました。
単3のロット番号は前回のFrancfrancアルカリ電池に似たようなパターンです。

 


最後に絶縁リングとマイナス極の拡大です。薄緑色の絶縁リングで、切り欠きを右に置いた状態で上に数字が、下にアルファベットまたはアルファベットと数字が刻印されているタイプです。
単3には「上“13” 下“G3”」の刻印、単4には「上“40” 下“G”」の刻印がありました。こちらの特徴は前回のFrancfrancアルカリ電池とは異なっています。マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっていました。

なお、今回の記事で「プライベートブランド品」→「100円均一ショップ系」を「100円均一/雑貨店系」に変更、当記事をこのカテゴリに分類しました。
当ブログで100円均一ショップが「大創産業」と「キャンドゥ」のカテゴリに分かれており、「100円均一ショップ系」の件数が少なくなってしまっているという点と100円均一ショップもある意味雑貨店に入るのでは?という所からカテゴリ名を変更しました。

★関連記事
Francfranc アルカリ乾電池 単3形
→インテリアや雑貨などを販売しているFrancfrancのアルカリ電池を紹介した記事。当電池と注意書きの構成や文面が全く同じであり、当記事でも比較しています。

YAZAWA アルカリ乾電池 ALKALINE 単3形/単4形 LR6Y / LR03Y
→やっぱり当電池のネタ元だったりする?ヤザワコーポレーションのアルカリ電池を紹介した記事。記事中では取り上げなかったが、注意書きのみならず、ブリスターパックにおける“強力長持ち”のキャッチコピーが一致している。もちろん使用推奨期限も同じ。


Francfranc アルカリ乾電池 単3形

今回はインテリアや雑貨などを販売している“Francfranc(フランフラン)”のアルカリ電池を紹介します。
公式ショッピングサイトでは「日本から輸入したスチール、フランスから輸入したセパレーターを使用し、液漏れを防止しています。」と紹介されており、かなり凄そうな電池です。材料を変えただけで本当に液漏れを防止できるのかは疑問なのですが、このようなキャッチコピーの電池は始めて見ました。

ラインナップは単3・2本シュリンクパックのみ。通常なら単4もラインナップに加えそうですが、自店舗で発売している時計などとのセット買いを想定してなのでしょうか?単3アルカリ電池のみとは随分潔い戦略ですね。
キャッチコピーを見ると結構高いんじゃ…、なんて思いそうですが単3が2本で税込100円という良心的な価格です。バーコードは独自のものであり、JANコードではありません。

ちなみに電池だけを買うのにFrancfrancの実店舗に行くのは正直オススメできません…。殆どが女子向けの商品の中で電池を探して電池だけ買うのは相当恥ずかしいと思います。この電池が欲しい人は正直にネットショッピングで買いましょうw。

電池の外観です。白を基調としたデザインで“Francfranc”のブランド名が配されたシンプルなもの。最近は白いデザインの電池も多く見かけますし、わざわざ店舗に出向いて買うようなデザインでも無いような気もしますね。
社名表記は“株式会社Francfranc”、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。住所表記は無く、問い合わせ先のフリーダイヤルのみの記載となっています。

ところでこの電池、何処かで見たような注意書きでずっと気になっていました。調べてみると、以前当ブログでも紹介したことがあったヤザワコーポレーションのアルカリ電池と全く同じ注意書きであることが判明しました。
注意書きの構成や配置・文面も全く同じものでもしかしたら、この電池の供給元はヤザワコーポレーションなのかもしれませんね…。

プラス・マイナス側です。マイナス極絶縁リングの色は「」。使用推奨期限は「05-2024」となっていました。パッケージに使用推奨期限の表示はありませんでしたが、時期的に5年期限の2019年5月製造の電池であると推測されます。

 

 

外装ラベルを剥がしてみました。“F2EME-J6 251211”というロット番号と見られるレーザー刻印が見えます。

 

 

 


最後に絶縁リングとマイナス極の拡大です。薄緑色の絶縁リングで、切り欠きを下にした状態で上に“2-26”の刻印が見られました。このタイプはヤザワコーポレーションのアルカリ電池とも同じ特徴だったので同一の製造元なのかもしれません。だとしたら“PAIRDEER”製ということになるのですが…。一方、ガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっていました。

★関連記事
YAZAWA アルカリ乾電池 ALKALINE 単3形/単4形 LR6Y / LR03Y
→当電池のネタ元だったりする?ヤザワコーポレーションのアルカリ電池を紹介した記事。記事中では取り上げなかったが、注意書きのみならず、使用推奨期限が5年という点でも共通している。


WATTS ALKALINE アルカリ乾電池 LR6/LR03 その2

wattsalkaline_1100円均一ショップ“meets.(ミーツ)”や“シルク”を展開している“株式会社ワッツ”のアルカリ電池です。
今回、微妙にリニューアルされ、使用推奨期限が7年に延長したほか、従来品に比較して約10%の容量アップを果たしたようです。
その代わり、従来品は6本パックでしたが、今回は5本パックに減らされています。5本…。中途半端な数字ですね。“4+1本”としてお得感を訴求したほうが良かったかもしれません。

また、従来品はパッケージ上でのみワッツのPB品である“ワッツセレクト”を謳っていましたが、今回のリニューアル品はそのロゴが削除され、“Watts”の企業ロゴのみの記載となっていました。なお、バーコードのベンダーは“ワッツ(4526112)”。

wattsalkaline_2電池の外観と注意書き部分。電池そのもののデザインは従来と変わらず。従って、発売元の表示欄と注意書き部分がかつて100円均一ショップで多く見られたモリトクのアルカリ電池に似ている特徴もそのまま受け継いでいます。ということなので、外観からは従来品かリニューアル品かを見分けることは出来ません。
なお、発売元は“株式会社ワッツ”、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製です。

wattsalkaline_3プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは無いタイプです。その為か、マイナス極の極限までラベルが覆われているのが特徴的と言えます。
なお、使用推奨期限は単3・単4共に「06-2022」。パッケージには7年期限の記載がありますので、2015年6月製造の電池であると思われます。

 

wattsalkaline_4なお、従来品には電池の外装ラベルを剥がすと8ケタのロット番号印字が見られましたが、今回のリニューアル品にはその印字が見られませんでした。電池の外観から従来品かリニューアル品かを見分けることは出来ませんが、外装ラベルを剥がし、ロット番号の有り無しで判別することが可能っぽいです。
ただ、それを見分けるのにわざわざ外装ラベルを剥がすのか?ということですが。

wattsalkaline_5今回も外装ラベル剥がしついでにマイナス極のガス抜き穴も見てみました。単3・単4ともに2つ穴タイプで、マイナス極・底板の中心に小さい丸印が見えるのがこの電池の特徴です。

 

 

wattsalkaline_6ちなみにワッツが展開している100円均一ショップは自社系の“meets.”旧・オースリー系の“シルク”の屋号が乱立している状況ですが、段階的に社名である“Watts(ワッツ)”の屋号に統一する計画があるようです。
※:画像はワッツのホームページより抜粋。

★関連記事
WATTS ALKALINE アルカリ乾電池 LR6/LR03
→本記事で紹介したワッツのアルカリ電池の前モデルを紹介した記事。本文でも触れていますが、かつては6本パックでした。


WATTS ALKALINE アルカリ乾電池 LR6/LR03

watts_alkaline1100円均一ショップ“meets.”や“シルク”を展開している“株式会社ワッツ”によるPBブランド「ワッツセレクト」のアルカリ電池。ただし、「ワッツセレクト」ブランドの電池ではあるものの、電池本体には“WATTS”としか書かれていない。
ちなみにバーコードのベンダーはワッツ(4526112)。

 

 

watts_alkaline2パッケージの裏側。ラインナップは単3と単4のみ。いずれも6本100円(税抜)でお徳用となっている。

 

 

 

watts_alkaline3電池の外観。結構格好良くて、個人的には好みのデザインです。これなら使おうかな?と思わせます。

 

 

 

watts_alkaline4ちなみにこの電池は、100円均一ショップでお馴染みの「モリトクアルカリ乾電池」と発売元の表示欄と注意書き部分がそっくりなのである。なので一見、モリトクからのOEMと思われるのですが、御存知の通りモリトクの単3はインドネシア製なのです。しかし、このワッツの単3は中国製で生産国が違う(使用推奨期限の印刷も違うので、中身は全く違うものと推測される)。注意書きが同じということはモリトクから何らかの供与を受けているのでしょうか?

watts_alkaline5プラス・マイナス側。使用推奨期限は単3・単4共に「05-2018」であった。5年期限と推測すると、2013年5月製造か。

 

 

 

watts_alkaline6単3のラベルをひん剥いでみた。マイナス側の絶縁リングは無いタイプ。電池の真ん中辺りに「C0705321」というロット番号が記載してあった。
ちなみに、このブログではしょっちゅうマイナス側のラベルを剥がしていますが、ラベルを剥がすと外側のプラス極と底板のマイナス極が露出してしまいます。これにより機器のマイナスバネなどでショートしてしまう可能性があるので真似しないほうが賢明だと思います。