以前、本ブログでは一部100円均一ショップで売られている三菱電機ホーム機器のコイン形リチウム電池が日本製からインドネシア製に変わったことを取り上げました。
その記事から約9ヶ月…、これまで100円均一ショップ“ダイソー”で売られていた、三菱電機ホーム機器のコイン形リチウム電池2個入りが遂に日本製からインドネシア製に変わりました。
左が日本製、右がインドネシア製のパッケージです。写真の物は丁度変わり目のパッケージで、使用推奨期限「03-2019(2014年3月製造)」分からインドネシア製になったようです。
パッケージ上の型番も変更されており、写真のCR2025パッケージで旧・日本製が“電池No.87”だったのに対し、新・インドネシア製が“電池No.117”になっていて、変更されています。その他のデザインは全く同じです。
パッケージ裏。こちらも左が日本製、右がインドネシア製です。注意書きの文面や構成はほぼ同じですが、形名が日本製が「CR2025/DS2BP」だったのに対し、インドネシア製が「CR2025/DS2BPK」と“K”記号が付加されたものに変わっています。
それに伴う変更のためか、バーコードのベンダーは三菱電機(4902901)で変わりませんが、コードは別のものに変わっており、両者は別商品とされているようです。
電池の表面と裏面。以前紹介したインドネシア製は単純に“CR2025”・“CR2032”と書かれているものでしたが、今回のものには“CR2025N”・“CR2032N”と“N”記号が付加されています。
また、裏面の刻印も以前紹介したインドネシア製は外側に刻印があったのに対し、今回のものには中心に刻印があります。
なお、刻印は両者とも“43”。恐らく、2014年3月製造を指すコードであると推測されます。
パナソニック(インドネシア製)のリチウムコイン電池と比較してみると、裏(マイナス極)の中心にロット番号が刻印で記載されているタイプなので、あくまで推測の域を出ませんが、パナソニックのOEMなのではないでしょうか。
・追記(2014/7/27)
現行のパナソニック“CR2025”を眺めていたら、プラス極に成形上?のものと見られる丸い線が見えました。この線はダイソーの三菱電機ホーム機器“CR2025N”にも見られ、やはりこれはパナソニックのOEM品なのでしょう。
・さらなる追記(2014/8/2)
型番及び生産国の変更は前述の通り、使用推奨期限「03-2019」ロットからのもののようですが、CR2016に関しては「02-2019」ロットで型番変更以前の物でもインドネシア製のものがあるようです。
写真左が日本製“CR2016M”が入ったもので、右がインドネシア製“CR2016N”が入ったものです。両者とも使用推奨期限は「02-2019」となっています。ちなみにパッケージの裏面はこんな感じです。
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三菱リチウム電池 CR2016/CR2025/CR2032
→100円均一ショップ“ダイソー”で売られている、三菱電機ホーム機器のリチウムコイン電池2個入りを紹介した記事。
三菱リチウム電池 その2
→上記の記事の続編で、三菱電機ホーム機器のリチウムコイン電池の一般市販向けパッケージを紹介しつつ、ラインナップも紹介した記事。
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→さらなる続編。一部100円均一ショップで出回っている、三菱電機ホーム機器のリチウムコイン電池1個入りがインドネシア製に変わったことを紹介した記事。