今回もかつて当ブログで取り上げた電池を紹介します。今回は主にドラッグストア“サンドラッグ”で見られる“ENEFORCE(エネフォース)”というブランドのアルカリ電池です。
デザインは前回紹介した時と全く同じ。決して前記事で使った写真の使い回しではありません。金色の背景に赤いグラデーションが印象的なデザイン。“ENEFORCE”ロゴの“O”に赤い稲妻が入っているのも特徴的です。ネーミング的にはかなり良さ気ですね。前回も書きましたがw。
今回、再度購入するきっかけとなったのは単3と単4に4本パックが加わっていたためです。店頭では“限定販売品”として売られていました。恐らくですが、これの売れ行きが良ければレギュラー商品に変わっていくという流れなのかもしれません。
なかなか目を引くカッコいいデザイン。パッケージではロゴに“(R)”マークが付いていますが、「ENEFORCE/エネフォース」は株式会社シーズワンの登録商標となっています(第5741991号)。
パッケージ裏です。社名表記は“株式会社シーズリテイル”となっています。前回の記事では“株式会社フォレスト”のユニオンスター事業部が分割された企業が株式会社シーズリテイルであるという所で止まっていたと思うのですが、更に現在はシーズリテイルが社名変更し“株式会社シーズワン”となっています。
バーコードの事業者名もシーズリテイルから“シーズワン(456011854)”に変わっていました。
電池の外観。こちらも前回の記事から特に変わっていないデザインです。敢えて変わっていると言えば社名表記で、前記事では“(株)フォレスト ユニオンスター事業部”となっていましたが、こちらは“株式会社シーズリテイル”と変わっています。現在では新社名の“株式会社シーズワン”に変わったバージョンも出回っているようで、メジャーメーカーよりこまめに社名表記変更しているかも。原産国は“中国製”となっています。
プラス・マイナス側です。マイナス極の絶縁リングは「赤」。使用推奨期限は単3・単4共に「09-2022-Z-B」となっており、使用推奨期限の表記に加え謎のアルファベットが記載されたものになっています。
パッケージには『使用推奨期限5年』の表記がありましたから、それぞれ2017年9月製造の電池であると思われます。
外装ラベルを剥がしてみました。単3には“GDTU-Y11 151422”、単4には“HDPH11 131142”のロット番号らしきレーザー刻印が見られます。
最後に絶縁リングの拡大です。薄い赤色の絶縁リングで、切り欠きを下にした状態で単3には「3-12」の刻印が、単4には「双 3 鹿」の刻印がありました。そのためこの電池は“PAIRDEERブランド”で知られる“Zhongyin (Ningbo) Battery Co., Ltd.”製の電池であると思われます。
マイナス極のガス抜き穴は単3、単4共に一般的な2つ穴タイプとなっていました。
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ENEFORCE アルカリ乾電池 単3形/単4形
→以前書いたENEFORCEの紹介記事。直後に絶縁リングの特徴からPAIRDEER製を判別する方法が発覚、記事に記載はありませんがこれも“Zhongyin (Ningbo) Battery Co., Ltd.”製であることが判明しています。