今回は知らない間に新デザインとなっていた“ニトリ”のアルカリ電池を紹介します。デザインは以前当ブログでも紹介した前モデルと同じなのですが、白い部分がシルバーになっているのが特徴となっています。
デザインは前モデルのものを引き継いでいるため、相変わらずどこの電池であるかがわかりません。社名表記に“(株)ニトリ”という表記がありますが、極小文字のため一見どこの電池か見分けるのは難しいと言えます。
パッケージ。一般的なシュリンクパックとなっています。前モデルは硬いシュリンクとなっていたようですが、このモデルでは特に硬いと言ったシュリンクではありません。商品名は単3・4本入りが「アルカリカンデンチタン3ガタ NP3/4P」、単4・4本入りが「アルカリカンデンチタン4ガタ NP4/4P」となっていました。バーコードは相変わらずJANコードでは無い、店舗独自コード。追跡が出来ません。
ラインナップは単3と単4の4本パックの他にも、単1と単2の2本パックも存在しているようです。単3と単4の4本パックはいずれも税込99円。100円均一ショップよりは安い価格設定になっています。
電池の外観です。デザインは前モデルの白い部分がシルバーになっているのみで、注意書きや記載内容は全く同じものとなっています。単3はプラス側が「薄緑」、単4は「赤」に塗り分けられていて、プラス・マイナスの誤挿入を兼ねたサイズ判別のデザインとなっています。
販売元は“(株)ニトリ”。記載されている住所は札幌の本社では無く、東京都北区の東京本部が所在する住所が記載されています。冒頭にもある通り、この電池のニトリ要素はここだけです。
生産国は“MADE IN CHINA”で中国製です。
プラス・マイナス側です。見た目、絶縁リングが付いていないタイプのように見えますが、実は付いていたことが後の外装ラベル剥がし時に判明しています。前モデルと比較してみるとマイナス側に違和感があり、マイナス側の溝が外装ラベルに浮き上がっています。
使用推奨期限は単3と単4共に「05-2028」となっていました。パッケージには使用推奨期限の記載などはありませんが、購入時期から5年期限と推測、それぞれ2023年5月製造の電池であると思われます。使用推奨期限の印字は単3と単4で濃さが異なっており、こちらも前モデルとは異なり違和感を感じる点と言えます。
外装ラベルを剥がしてみました。ご覧の通り、緑色の絶縁リングが付いているのがわかります。絶縁リングが外装ラベルで隠されているタイプは初めて見たような気がします。
電池にはレーザー刻印らしきロット番号が見えますが、番号が1列に刻印されているタイプで、単3に限っては文字が斜めっていますw。なお、単3には「B2463326F(文字が斜めなので一部推測)」、単4には「B2504311F」の刻印がありました。
最後に絶縁リングとマイナス極の拡大です。絶縁リングは薄緑色、切り欠きは無く真円で上下に数字と数字+アルファベットが記載されたタイプです。単3には上「J3」下「31」の、単4には上「27」下「A5」の刻印が見られました。
なお、ガス抜き穴は単3と単4共に一般的な2つ穴タイプとなっています。マイナス極底板の中心には丸印が見られ、これも前モデルには見られなかった特徴になっています。以上のことから、前モデルとは製造元が違う可能性が高そうな感じがします…。
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【ニトリ】3/4 ALKALINE BATTERY
→当記事では“前モデル”と名乗っているニトリのアルカリ電池を紹介。記事中でも触れている通り、白い部分がシルバーに変わっているのみで基本的なデザインは同じである。
NITORI ALKALINE BATTERY LR6/LR03
→恐らく初代では無いかと思われるニトリのアルカリ電池を紹介した記事。当ブログ開始直後の記事のため、文量は少なめです。当記事の電池とは異なり、単3と単4ではカラーリングが同じであった。