ヤマダデンキ」カテゴリーアーカイブ

日本の家電量販店であるヤマダデンキ(ヤマダ電機)の乾電池を扱うカテゴリです。

Ys YAMADA SELECT ALKALINE High Power YSLR6FJ1/4B / YSLR03FJ1/4B

今回はヤマダデンキ(旧・ヤマダ電機)に登場した新顔のアルカリ電池を紹介します。今までのヤマダデンキのアルカリ電池と言えば、白やゴールド、シルバーと言ったカラーリングでしたが今回は意表を突く「」!とても目立つアルカリ電池です。
そしてヤマダデンキPBのアルカリ電池では一貫して中国製でしたが、今回は初となる日本製のアルカリ電池となっているのも大きな特徴となっています。


これが単3と単4、4本ブリスターパックのパッケージです。この他にも単3と単4の多本パックの他に単1や単2もラインナップされていました。
このパッケージを見れば、電池マニアの皆さんならわかるでしょう。FDK(富士通)の“ワンプッシュ取り出しブリスター”ですね。このブリスターパックは富士通のみならず、三菱電機やかつてのソニー、マクセルのアルカリ電池といったFDKがOEM供給する各社に採用されているパッケージです。という訳でこれはFDK製のアルカリ電池となっていて、社名表記は今までのヤマダホールディングス(ヤマダ電機)ではなく“富士通グループ/FDK株式会社”となっています。ただし、バーコードの事業者名は“(株)ヤマダホールディングス[458041792]”となっていました。
キャッチコピーは今までのヤマダデンキのアルカリ電池で見られた、多量のキャッチとは対象的な「使用推奨期限10年」と「漏液防止構造(正極缶耐食性向上、特殊素材ガスケット採用)」のみ。帰って分かりやすくて良いですね。


電池の外観です。真紅の赤と言っていいほど赤いデザインが目立ちますね。パッケージ上では「日本製」が大きく謳われていますが、電池では表の“ALKALINE”ロゴ上に“Made in Japan”と小さくあるだけです。注意書きやロゴは赤によく映える黒文字を採用、読みやすいです。単4の注意書きはちょっと小さいかな?と感じられますが。
社名表記は“製造元/FDK株式会社”とあるのみで、問い合わせ先の住所や電話番号はありません。

ちなみに、この電池は富士通のどのアルカリ電池に相当するのものなのでしょうか?まずヤマダデンキではプレミアムSを既に取り扱っていますから、これは無いと思います(販売価格的にも)。パッケージには“High Power”の表記がありますし、赤いデザインなことから恐らくハイパワータイプ相当のアルカリ電池であると推測できます。
そこで、ハイパワーを名乗るFDK製のアルカリ電池を並べてみました!

上から、富士通純正のハイパワータイプカインズで売られているHIGH POWERアルカリ乾電池、そしてヤマダデンキのアルカリ電池(日本製)です(いずれも単3)。どれも赤を基調としたデザインが共通しています。どれも注意書きの文面は同じですが、注意書き読みにくいナンバーワンはカインズ!赤いデザインがゴールドの文字と同化して読めません。逆に読みやすいのは富士通純正。文字が若干ながら大きい上、赤に白い文字が読みやすいです。
使用推奨期限の印字は富士通純正のみが大きいタイプカインズとヤマダデンキは小さいタイプの印字です。富士通ブランドのみが大きいのか?と言われればそうでは無く、OEM供給でも大きいタイプの印字もあるようですから法則は不明です。


プラス・マイナス側です。マイナス極絶縁リングの色は「」。使用推奨期限は単3と単4共に「08-2031」となっていました。パッケージには“使用推奨期限10年”とありましたから、それぞれ2021年8月製造の電池であると思われます。出来たてのアルカリ電池って感じですね!

外装ラベルを剥がしてみました。単3のみに「9」の印字がありました。単4には印字や刻印の類は見られませんでした。
FDK製のアルカリ電池はこのあたりも一定ではありませんね。印字があったり、無かったり…。

 

 


最後に絶縁リングとマイナス極の拡大です。濃緑色の絶縁リングで、単3には5箇所の突起があるFDK製アルカリ電池でお馴染みのものですが、真円ではなく切り欠きのあるタイプになっていました。単4の方には突起は見られませんが、表面がザラザラです。
切り欠きを上にした状態で、単3には下に「A48」の刻印が、単4には「N31」の刻印が見られました。単4はザラザラ面上の刻印なので読みにくい!間違っているかもしれません。
ガス抜き穴は単3と単4共に4つ穴タイプとなっていました。これはFDK製のアルカリ電池で見られるものであり、これを見ると安心します。

今回の記事でカテゴリー、「一次電池(一般)」内に「ヤマダデンキ」を追加しました。以前の記事もこちらに移行しています。この記事を入れても9件、ヤマダデンキのアルカリ電池って入れ替えスパンが早すぎですよねw。電池マニアとしては嬉しいですが…。

★関連記事
CAINZ Fujitsu HIGH POWER アルカリ乾電池 単3形/単4形
→カインズで売られているこの記事と同じ赤い色のデザインが特徴のアルカリ電池。こちらもHIGH POWERを名乗っており、同等品であると見られるが…。


Ys YAMADA SELECT リチウム電池 CR2016 (YSCR2016G/1B)

大手家電量販店“ヤマダ電機(現・ヤマダデンキ)”で売られているボタン電池のパッケージが新しくなっていました。従来は紺色の大変渋いパッケージだったのですが、水色で明るめなパッケージに変更されていました。
アルカリ乾電池ではヤマダ電機のロゴを使ったものに変更されていますが、ボタン電池やリチウムコイン電池ではプライベートブランドであるヤマダセレクト(Ys YAMADA SELECT)のロゴが使われ続けています。


このパッケージ変更、最初はLR41で発見されたので色指定を間違えてミスプリしたパッケージが出回ったのかな?と思ってたのですが、今回のCR2016が発見され、ミスプリではなく本当のパッケージだったのか…。とこの記事を書くきっかけとなりました。
写真のアルカリボタン電池とリチウムコイン電池を比較してみると、パッケージ上部、フックの形状が異なっていますね。どちらとも使用推奨期限からの逆算では2020年8月を指しているので、このロットから新パッケージに変わった可能性があります。

こちらが冒頭で紹介したCR2016のパッケージの裏面となります。アルカリボタン電池ではフックの形状違いがありましたが、こちらは同じです。ただ一つの違いとして上部“リチウム電池 YSCR2016G/1B”の文字の大きさが違います。
社名表記は“株式会社ヤマダ電機”。バーコードの事業者名はヤマダ電機の電池ではおなじみな“(株)OPTILED LIGHTING(456237144)”となっていました。


最後に各CR2016の外観です。左は新パッケージ右が旧パッケージとなっていますが、新パッケージがノーブランド旧パッケージがGPブランド付きとなっています。両者とも日本製。日本でリチウム電池を製造するのはあのメーカーだけですから、製造元は同じでしょう。以前当ブログでヤマダセレクトのLR44を紹介したことがありましたが、この時もGPブランド付きとなっていました。供給メーカーの都合からなのか混在となっているようです。
ロット番号が電池プラス極に印字されており、新パッケージ(ノーブランド)が“06”旧パッケージ(GPブランド)は“05”となっていて、それぞれ2020年6月と2020年5月製造の電池であることが推測されます。パッケージ記載の使用推奨期限はそれぞれ“08-2025”と“07-2025”であり、5年期限の推測で行くと印字から2ヶ月進んだ期限となっています。もしかしたら、使用推奨期限は5年2ヶ月だったりするのかもしれませんね…。

★関連記事
Ys YAMADA SELECT アルカリボタン電池 LR44
→旧デザインだったヤマダセレクトのLR44を紹介した記事。この記事の電池はGPブランドでしたが、当記事のCR2016と同様にノーブランドの電池も存在するようです(こちらの方が出現率高し)。


【ロングライフ】YAMADA 単3形/単4形 アルカリ乾電池 YS-LR6G1/5B / YS-LR03G1/5B

今回は新しくなった“ヤマダ電機”のアルカリ電池を紹介します。こちらはスタンダードアルカリ電池として位置付けられる「金色」のカラーリングの電池となっています。
前モデルでは“Ys YAMADA SELECT”というヤマダ電機のプライベートブランドを称していましたが、今モデルからはヤマダ電機のロゴをそのまま用いたものとなっており、どこのアルカリ電池であるかがひと目で分かるようになっているのがポイントです。


パッケージ。前モデルまでの4本パックは1本追加された5本パックへと進化しており、ブリスターパック自体もダイソーのアルカリ電池でよく見られるスリムタイプ?のものになっています。前モデルでは“スタンダードアルカリ”とあったキャッチコピーが“ロングライフ”となっています。
パッケージ裏のキャッチコピーは『ヤマダセレクトアルカリ乾電池は充実性能!』から始まり、「パワフルに使える!」「長く使える!」「10年保存可能!」で『様々な機器で優れた性能を発揮!』となっています。このコピーは前モデルはもちろんなのですが、実はハーブリラックスアルカリ乾電池の頃から変わっていません。キャッチコピーに“ヤマダセレクトアルカリ乾電池は…”とあるように、一応ヤマダセレクトの電池であるらしく、電池からはロゴは消え去っているものの、パッケージ上では右上に小さく“Ys YAMADA SELECT”のロゴが見られます。
社名表記は“株式会社 ヤマダ電機”。バーコードの事業者名はヤマダ電機のアルカリ電池でお馴染みとなった“(株)OPTILED LIGHTING(456237144)”となっています。

型番はパッケージの表と裏に記載されているのですが、底面にも大きく記載があるのが印象的でした。スペースが余ったから取り敢えず記載したと言うような感じでしょうか…。
なお、型番は単3の5本パックが“YS-LR6G1/5B”、単4の5本パックが“YS-LR03G1/5B”となっています。

 

パッケージをバラしてみたところです。2重シュリンクとなっていて、包装を開けても更にシュリンクされている電池が入っています。シュリンクはパッケージに糊付けされており、パッケージが似ているダイソーのアルカリ電池と比較してみると、“ALKALINE new”のパッケージと酷似しています。

 


電池の外観です。全ての面で金ピカな金色が特徴のデザイン。前モデルではシルバーがスタンダードアルカリで、ゴールドがハイグレードアルカリという色分けとなっていたのですが、今モデルからは色が逆転してスタンダードアルカリが金色に割り当てられています。この変更は地味に紛らわしいです…。
社名表記はパッケージと同じの“株式会社 ヤマダ電機”。生産国は“Made in China”で中国製となっています。
前回の当ブログで紹介した、エントリーモデルと思われるヤマダ電機の白アルカリ電池と比較してみました。
両者ともヤマダ電機のロゴを使っている点は同じですが、白い方はヤマダ電機ロゴの右に形名表示を表す数字(4)が配置されてサイズが明確にわかるようになっています。しかし、エントリーの方がわかりやすいとはこれ如何にw。社名表記や注意書きは両者変わっていませんでした。

プラス・マイナス側です。マイナス極絶縁リングの色は「」。今までヤマダ電機で発売してきたアルカリ電池と同様に使用推奨期限の表示は印字ではなく、注意書きなどとともに印刷されているタイプです。
使用推奨期限は単3と単4共に「11-2029」。パッケージには“10年保存可能”の記載がありますから、それぞれ2019年11月製造の電池であると思われます。

外装ラベルを剥がしてみました。単3には「EFNU 08 100656-R」の、単4には「HFNU06 132351-R」のレーザー刻印らしきロット番号が見られました。

 

 


最後に絶縁リングとマイナス極の拡大です。絶縁リングの色は薄緑色です。今回の刻印パターンは単3と単4共に同じタイプで、切り欠きを下に置いた状態で単3には“S 5-23 L”の刻印が、単4には“S 21 L”の刻印が見られました。いずれも「SL」の刻印が見られることから、PAIRDEER(Zhongyin (Ningbo) Battery Co., Ltd.)製だと思われます。
なお、マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっていました。

★関連記事
Ys YAMADA SELECT アルカリ乾電池 単3形/単4形 YS-LR6G/4B / YS-LR03G/4B (スタンダードアルカリ)
→当電池の前モデルと思われる、ヤマダ電機のプライベートブランド“Ys YAMADA SELECT(ヤマダセレクト)”のスタンダードアルカリ電池を紹介した記事。当記事でも紹介した通り、シルバーのカラーリングで当電池とは間逆なカラーとなっている。

HERB Relax アルカリ乾電池 単3形/単4形 YMD-LR6/4B / YMD-LR03/4B
→さらなる前モデルの“HERB Relax(ハーブリラックス)”アルカリ電池を紹介した記事。こちらは白いボディが印象的なアルカリ電池だった。


YAMADA 3 / 4 単3形/単4形 アルカリ乾電池 YS-LR6H1/4S / YS-LR03H1/4S

大手家電量販店“ヤマダ電機”に新登場したアルカリ電池です。現在ヤマダ電機PBのアルカリ電池には金色のスタンダードタイプ銀色のハイグレードタイプのものが存在していますが、こちらはそれらに加え発売されたアルカリ電池のようです。
金色や銀色のものに比べると、単3と単4の4本パックが160円前後と最安値であったことから、エントリーモデルのアルカリ電池なのではないか?と推測されます。


パッケージ。現状ではこの単3と単4の4本シュリンクパックのみであり、他サイズは存在していないようです。ラベルには“お買い得 4本パック アルカリ乾電池”と記載、お買い得感をアピールしています。4本パックは普通でお買い得ではないと思うのですが…ってどこかでも書きましたねw。パッケージにのみヤマダ電機のプライベートブランドである“Ys YAMADA SELECT”のロゴがあり、かつては電池のブランドとしても用いられたことがありましたが、現在電池本体にはヤマダ電機のロゴがそのままブランドとして使われています。
社名表記は“株式会社 ヤマダ電機”。バーコードの事業者名はヤマダ電機のアルカリ電池ではお馴染みな“(株)OPTILED LIGHTING(456237144)”です。


電池の外観です。真っ白なベース色が特徴のデザイン。ヤマダ電機のアルカリ電池で真っ白いデザインに新鮮味を感じないのは、かつてのハーブリラックスアルカリ電池が白だったからでしょうね。ロゴはそのままヤマダ電機なのでどこの電池かは一目瞭然!
社名表記はパッケージと同じく“株式会社 ヤマダ電機”。生産国は“Made in China”で中国製となっています。

プラス・マイナス側です。マイナス極絶縁リングの色は「」。使用推奨期限の表示は印字ではなく、注意書きなどとともに印刷されているタイプです。
使用推奨期限は単3と単4共に「04-2025」。パッケージに使用推奨期限などの表記は見られませんが、5年期限のそれぞれ2020年4月製造の電池であると思われます。金色や銀色は10年期限ですから、やっぱエントリーモデルなんでしょうねぇ。

外装ラベルを剥がしてみました。単3には「SGYH04 221043」の、単4には「IGYH 04 251618」のレーザー刻印らしきロット番号があります。
この上アルファベット+数字6ケタ、下数字6ケタパターンはかつてGP製のアルカリ電池で見られた特徴だったのですが、最近はPAIRDEER(Zhongyin (Ningbo) Battery Co., Ltd.)製のアルカリ電池でも見られ、見分けが付かなくなりました。


最後に絶縁リングとマイナス極の拡大です。絶縁リングは薄緑色。刻印パターンは単3と単4で異なっており、単3は切り欠きを下に置いた状態上に“S 32 L”の刻印が、単4は切り欠きを右に置いた状態上に“S 15 L”下に“G”の刻印がありました。いずれも「SL」の刻印が見られたことから、これはPAIRDEER製のアルカリ電池であると思われます(刻印の意味はこちらの記事を参照)。
マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっていました。


Ys YAMADA SELECT +PLUS アルカリ乾電池 単3形/単4形 YS-LR6PG/4B / YS-LR03PG/4B

大手家電量販店“ヤマダ電機”で発売されているハイグレードタイプのアルカリ電池です。以前、当ブログで紹介したスタンダードモデルのアルカリ電池では全面シルバーカラーが特徴的でしたが、この“Ys YAMADA SELECT +PLUS”ではハイグレードアルカリらしいゴールドのデザインとなっています。
ゴールドと言っても、濃いめのゴールド色であり上品な雰囲気を醸し出していて、思っていたよりもなかなかGoodです。


パッケージです。キャッチコピーは“長持ちハイパワー”。型番は単3・4個ブリスターパックが“YS-LR6PG/4B”、単4・4個ブリスターパックが“YS-LR03PG/4B”となっていました。
パッケージ裏では『ヤマダセレクト+PLUSアルカリ乾電池は先進の高性能!』というキャッチコピーから始まり、「よりパワフルに使える!」「長く使える!」「10年保存可能!」で『様々な機器で優れた性能を発揮!』というウリ文句となっています。これもまた、この前に発売されていたハイグレードアルカリ電池“HERB Relax +PLUS(ハーブリラックスプラス)”と同じキャッチコピーです。
社名表記は“株式会社ヤマダ電機”となっています。しかし、バーコードの事業者名はLED照明やLED蛍光灯を販売する“株式会社 OPTILED LIGHTING(456237144)”という企業のコードとなっている点はこれまでのヤマダ電機の電池と同様です。


こちらも前モデルと推測される“HERB Relax +PLUS”のアルカリ電池とパッケージを比較してみます。個人的に電池のデザインは“HERB Relax +PLUS”の方が好きでした。深い緑のデザインで真っ白だったハーブリラックスのアルカリよりも好きだったのですが…。ゴールド=ハイグレードアルカリってのはちょっと安直かな…と。思わないですか?
パッケージ裏はほぼ同じデザインでぱっと見では見分けが付かないでしょう。『ハーブリラックス+PLUSアルカリ電池は…』となっている所が『ヤマダセレクト+PLUSアルカリ電池は…』となっている違いと、下部[ハーブリラックス お客様相談室]が単に[お客様相談室]となっている違いでしょうか。両者違う商品なので、バーコードは違いますが、事業者名がOPTILED LIGHTINGなのは同じです。


電池の外観です。高級感のあるゴールドデザインにシルバーでスタイリッシュなヤマダセレクトのロゴ、これも方向性で言えば“HERB Relax +PLUS”と違うものですよね。向こうはダークな緑色で高級感を演出していましたが…。印刷の関係でしょうか?電池表面がザラザラで触り心地が個人的にたまりませんw。
社名表記はパッケージと同じく“株式会社ヤマダ電機”、生産国は“Made in China”で中国製となっています。

プラス・マイナス側です。マイナス極絶縁リングの色は「」。使用推奨期限の表示はこれまで発売されたハーブリラックスシリーズアルカリ電池と同様に印字されたタイプではなく、注意書きなどと共に印刷されているタイプです。
使用推奨期限は単3・単4共に「07-2029」となっており、パッケージには『10年保存可能!』とありましたから、それぞれ2019年7月製造の電池であると思われます。

外装ラベルを剥がしてみました。単3には“CFTP 0? 181514-R”の刻印、「?」の部分は刻印が消えかかっていて、“1”か“7”かのどちらかだろうか。単4には“MFTP02 141756-R”の刻印が見られました。パターンとしてはGP製?アルカリ電池で見られる、上アルファベット+数字6ケタ下数字6ケタに加え『-R』が付加されたタイプです。前モデルと推測される“HERB Relax +PLUS”の単3でも同じタイプの刻印が見られました。


絶縁リングとマイナス極の拡大です。薄緑色の絶縁リングで、切り欠きを下に置いた状態で単3には上に「4-4」の刻印があり、左にも同じ刻印が見られました。今まで見たことが無いパターンです。ミスプリントなのか正規なのかわかりません…。一方、単4には上だけに「2-42」の刻印が見られました。謎は深まるばかりです。
マイナス極のガス抜き穴は珍しい3つ穴タイプです。スタンダードモデルは2つ穴タイプで、前モデルと推測される“HERB Relax +PLUS”も3つ穴だったので電池の持ちは別としても、違う電池として製造されてるのは確かなのでしょう。

ちなみに単4のマイナス極だけに見られた珍しい特徴として、底板の縁に筋(段差のような?)が入っている構造になっていました。これは“HERB Relax +PLUS”でも見られたものであったのですが、こちらでは単4のみならず、単3でも同じ特徴が見られました。

 

★関連記事
Ys YAMADA SELECT アルカリ乾電池 単3形/単4形 YS-LR6G/4B / YS-LR03G/4B (スタンダードアルカリ)
→当電池の姉妹品に当たるスタンダードモデルのアルカリ電池。デザインは共通していて、こちらは全面シルバーデザインを採用している。

HERB Relax +PLUS アルカリ乾電池 単3形/単4形 YMD-LR6P/4B / YMD-LR03P/4B
→当電池の前モデルと思われる“HERB Relax +PLUS(ハーブリラックスプラス)”のアルカリ電池。パッケージ裏のキャッチコピーを始め、マイナス極のガス抜き穴が3つ穴タイプなど、多くの点が一致している。


Ys YAMADA SELECT アルカリボタン電池 LR44

大手家電量販店“ヤマダ電機”に登場した、新プライベートブランド“ヤマダセレクト”のアルカリボタン電池です。当ブログでは同じヤマダセレクトのアルカリ電池を紹介したことがあり、こちらが“HERB Relax(ハーブリラックス)”の後継品であったようにこちらも同ブランドで発売していたボタン電池の後継のようです。
ハーブリラックスが「」のパッケージだったのに対して、ヤマダセレクトは「青(紺)」のパッケージとなっている点がポイントです。

パッケージ裏。ヤマダセレクトのアルカリボタン電池ではLR44のみに1個パックと2個パックが用意されているようです。1個パックでの型番が“YSLR44G/1B”、2個パックが“YSLR44G/2B”となっています。
社名表記は“株式会社ヤマダ電機”、バーコードの事業者名は例の如く同社では無い“OPTILED LIGHTING(456237144)”のコードになっています。

中のボタン電池です。まんまGPのボタン電池。むやみに隠そうとせずにここまで潔いと気持ちいいですね。ハーブリラックス時代はノーブランドだった気がしたのだけど…。
「1.5V」という電圧表記の下には“0%Hg&Pb”との記載あり、水銀に加え、鉛も含有していないらしいことがわかります。生産国は“Made in China”で中国製

 

最後にプラス・マイナス側を見てみます…。マイナス極のガスケットは緑色という特徴ある構造で、“96”という印字がマイナス極にあります。単純に推測すると20196月製を表すロット番号でしょうか。しかし、パッケージ上の使用推奨期限は「08-2021」となっていて合っていない感じですが。
でも、ガスケット緑でマイナス極印字のボタン電池は何処かで見たことあるなぁ…。これももしかしたら??

★関連記事
Ys YAMADA SELECT アルカリ乾電池 単3形/単4形 YS-LR6G/4B / YS-LR03G/4B (スタンダードアルカリ)
→同じヤマダセレクトの単3・単4アルカリ電池を紹介した記事。キャッチコピーは旧プライベートブランドのハーブリラックスを継承したものとなっていて、性能は据え置きな模様。


Ys YAMADA SELECT アルカリ乾電池 単3形/単4形 YS-LR6G/4B / YS-LR03G/4B (スタンダードアルカリ)

大手家電量販店“ヤマダ電機”に登場した新顔のアルカリ電池です。ロゴマークでは“Ys YAMADA SELECT”とデザインされていますが、「ヤマダセレクト」という名前のプライベートブランドのようです。
全面シルバーデザインが印象的な電池で、上位モデルのハイグレードアルカリ“Ys YAMADA SELECT +PLUS(ヤマダセレクトプラス)”では全面ゴールドデザインを採用しています。

 


パッケージです。電池本体には記載されていませんが、パッケージにのみ“スタンダードアルカリ”の記載があります。型番は単3・4個ブリスターパックが“YS-LR6G/4B”、単4・4個ブリスターパックが“YS-LR03G/4B”となっていました。
パッケージ裏では『ヤマダセレクトアルカリ乾電池は充実性能!』というキャッチコピーから始まり、「パワフルに使える!」「長く使える!」「10年保存可能!」で『様々な機器で優れた性能を発揮!』というウリとなっています。実はこれ、この前に発売されていた“HERB Relax(ハーブリラックス)”のアルカリ電池と全く同じキャッチコピーです。
社名表記は“株式会社ヤマダ電機”となっていました。ただし、バーコードの事業者名はLED照明やLED蛍光灯を販売する“株式会社 OPTILED LIGHTING(456237144)”という企業のコードとなっています。なぜこの企業のコードなのかは不明ですが、電池の輸入に関わっているのかもしれません。


では、前モデルと推測されるハーブリラックスのアルカリ電池とパッケージを比較してみましょう。パッケージの表こそカラーリングが違って別物のアルカリ電池に見えますが、裏をひっくり返してみるとほぼ…、と言うか全く同じです。『ヤマダセレクトアルカリ乾電池は…』となっている所が『ハーブリラックスアルカリ乾電池は…』となっている違い、後は下部[ハーブリラックス お客様相談室]が単に[お客様相談室]になっている程度でしょうか…。
後、大きなポイントとしてバーコードの事業者名が異なっています。ハーブリラックスの方はちゃんと事業者名が“ヤマダ電機(458041792)”となっているのです。ハーブリラックスシリーズのハイグレードアルカリ“HERB Relax +PLUS”でも事業者名はOPTILED LIGHTINGだったので明らかに意図的なものかと思われますが…。


電池の外観です。左が単3右が単4。全面シルバーバックのデザインにスタイリッシュなヤマダセレクトのロゴ…、ハーブリラックスの頃と方向性が違って見えますね。しかしながらロゴと色が違うこと以外では注意書きなどの記載はハーブリラックスと全く同じです。ただし、ハーブリラックスでは白ボディの灰色の注意書きで読みにくい印象を受けましたが、ヤマダセレクトでは黒の注意書きなので読みやすくはなっています。
社名表記はパッケージと同じく“株式会社ヤマダ電機”、生産国は“Made in China”で中国製となっています。

プラス・マイナス側です。絶縁リングの色は「」。使用推奨期限の表示はハーブリラックスと同様に印字されているタイプでは無く、注意書きとともに印刷されているタイプです。
使用推奨期限は単3・単4共に「07-2029」となっていて、パッケージには『10年保存可能!』とありましたから、それぞれ2019年7月製造の電池であると推測されます。

 

外装ラベルを剥がしてみました。単3には“UFTU 06 181028-R”の、単4には“HFTU08 161118”というロット番号らしきレーザー刻印が見られました。
単3は同じヤマダ電機発売のハイグレードアルカリ“HERB Relax +PLUS”と同じパターンの印字、単4は上アルファベット+数字6ケタ下数字6ケタのパターン。GP製?のアルカリ電池でよく見られるパターンのものです。

絶縁リングの拡大です。薄緑色の絶縁リングで、単3と単4ではタイプが異なっています。単3は切り欠きを上に置いた状態左に「40」下に「G10」の刻印、単4は切り欠きを下に置いた状態上に「2-10」の刻印が見られました。単4の絶縁リングはハーブリラックスと特徴が同じなので、やはりGP製なのかな?
マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっていました。

★関連記事
HERB Relax アルカリ乾電池 単3形/単4形 YMD-LR6/4B / YMD-LR03/4B
→当電池の前モデルと見られる、ヤマダ電機によるプライベートブランド“HERB Relax(ハーブリラックス)”のアルカリ電池を紹介した記事。白いボディが印象的なアルカリ電池であった。

HERB Relax +PLUS アルカリ乾電池 単3形/単4形 YMD-LR6P/4B / YMD-LR03P/4B
→こちらはハーブリラックスシリーズのハイグレードアルカリ“HERB Relax +PLUS(ハーブリラックスプラス)”のアルカリ電池を紹介。バーコードの事業者名がOPTILED LIGHTINGで当電池と一致している。


HERB Relax +PLUS アルカリ乾電池 単3形/単4形 YMD-LR6P/4B / YMD-LR03P/4B

今回は大手家電量販店“ヤマダ電機”で販売されているプライベートブランド“HERB Relax(ハーブリラックス)”シリーズのハイグレードアルカリ電池“HERB Relax +PLUS”を紹介します。
ノーマルグレードの“HERB Relax”アルカリ電池が白いボディだったのに対して、“HERB Relax +PLUS”はグリーンメタリックというなんとも対称的でカッコいいデザインが採用されています。

 

パッケージです。電池のデザインと同様にをモチーフにしたデザイン。キャッチコピーは『ハイパワーが必要な機器に!』で、ハイグレードモデルのアルカリ電池であることを訴求しています。『10年保存可能』も大きく目立っています。
型番は単3・4個ブリスターパックが“YMD-LR6P/4B”、単4・4個ブリスターパックが“YMD-LR03P/4B”となっていました。

 

パッケージ裏。こちら側にキャッチコピーが集約されている点はノーマルグレードと同じですね。上部には『ハーブリラックス+PLUSアルカリ電池は先進の高性能!』と記載されています。ちなみにノーマルグレードでは『充実性能!』となっていました。
その下には「よりパワフルに使える!」「長く使える!」「10年保存可能!」で『様々な機器で優れた性能を発揮!』というウリとなっています。

社名表記は“株式会社 ヤマダ電機”ですが、バーコードの事業者名は同社ではなく“株式会社 OPTILED LIGHTING(456237144)”というLED照明やLED蛍光灯を販売する企業のコードとなっていました。ノーマルグレードではヤマダ電機となっていたのですが、何故ハイグレードで事業者名が違っているのは不明です。もしかしたら、電池の輸入に関わっているのかもしれませんね。

電池の外観です。冒頭に書きました通り、グリーンメタリックが混ざったデザインはノーマルグレードの白と比べるととてもカッコよくて、ハイグレード感が出ていると思います。
注意書きはノーマルグレードの“HERB Relax”アルカリ電池と同様。黒地に白文字なのでノーマルグレードに比べると読みやすくなっていますね。社名表記は“株式会社 ヤマダ電機”。生産国は“Made in China”で中国製です。

プラス・マイナス側です。絶縁リングの色は「」。
この電池は今まで見られなかった珍しい構造となっています。まず、プラス極には突起の周りにある段差が見られず滑らかとなっているほか、写真では見にくいかもしれませんが、マイナス極では底板の縁に筋が入っています
いつも同じような電池の構造でうんざりしているので、変わった構造の電池を見るとウキウキします(変態

使用推奨期限は単3、単4共に「10-2028」となっており、パッケージには“10年保存可能!”とあったことから、それぞれ2018年10月製造の電池であると思われます。ヤマダ電機の通販サイト“ヤマダウェブコム”では2018年10月中旬発売となっていたので、初期ロットかもしれません。

外装ラベルを剥がしてみました。単3には“CENP 01 231013-R”の、単4には“MENP11 062235”というロット番号らしきレーザー刻印が見られました。
単3の方は初めて見るパターンのロット番号です。一方、単4の方は上6ケタ、下6ケタタイプ。GP製のアルカリ電池でよく見られるパターンです。

 

絶縁リングの拡大です。薄緑色の絶縁リングで、切り欠きを下に置いた状態で上に数字のみが刻印されたタイプです。単3には「2-10」、単4には「39」の刻印が見られました。この特徴はノーマルグレードと同じです。やっぱりGP製でしょうか。
マイナス極のガス抜き穴はこれまた珍しい、3つ穴タイプでした。今回の電池は珍しい尽くしでした。たまにはこんな電池も無いと飽きますよね…。

★関連記事
HERB Relax アルカリ乾電池 単3形/単4形 YMD-LR6/4B / YMD-LR03/4B
→当電池のノーマルグレードに当たる“HERB Relax”ブランドのアルカリ電池を紹介した記事。眩しいほどに白いデザインが特徴。


HERB Relax アルカリ乾電池 単3形/単4形 YMD-LR6/4B / YMD-LR03/4B

今回は大手家電量販店“ヤマダ電機”で販売されているプライベートブランド“HERB Relax(ハーブリラックス)”のアルカリ電池を紹介します。
デザインは全面白色のシンプルデザイン。中心にはグリーンメタリックで「HERB Relax」のロゴを配したものとなっています。

 

 

パッケージです。4本ブリスターパックはの大きめサイズなパッケージが目印。やはりシンプルデザインでこちらには機能面のキャッチコピーは殆ど無く、右側に大きく10年保存可能の表記が目立ちます。端に小さく『※保存条件はJISに準拠』とも書いてあります。

 

 

パッケージ裏。こちらの方がキャッチコピーで埋め尽くされている印象を受けます。『ハーブリラックスアルカリ乾電池は充実性能!』とあり、「パワフルに使える!」「長く使える!」「10年保存可能!」で『様々な機器で優れた性能を発揮!』というキャッチコピーとなっています。
社名表記は“株式会社ヤマダ電機”。バーコードの事業者名も同社のものとなっていました(458041792)。

 

電池の外観です。冒頭に書いた通り、電池は全面白色のシンプルデザイン。注意書きは灰色で記載されており、文字はちょっと小さめで読みにくいかもしれません。使用推奨期限は印字してあるタイプでは無く、注意書きとともに印刷されているタイプです。
社名表記はパッケージと同じく“株式会社ヤマダ電機”。“Made in China”で“中国製”となっています。

 

プラス・マイナス側。絶縁リングは「」ですが、単3は使用推奨期限「05-2025(2015年5月製)」に絶縁リングは無く、「04-2027(2017年4月製)」に絶縁リングが付いている構造になっていました。「12-2025(2015年12月製)」の単4には絶縁リングが付いていましたので、時期により絶縁リングが付いているロットと付いていないロットが混在していたのかもしれないですね。

 

外装ラベルを剥がしてみました。それぞれ、
単3/05-2025ロット(絶縁リング):XBWU 11 171750
単3/04-2027ロット(絶縁リング):ZDYU 11 221417
単4/12-2025ロット(絶縁リング):HBMU 08 201836
のロット番号と思われるレーザー刻印がありました。いつも通り、マイナス極のガス抜き穴も見てみましたが、全てで2つ穴のタイプとなっていました。

最後に絶縁リングの拡大です。薄緑の絶縁リングで切り欠きを下にした状態で上に数字のみが刻印されているタイプ。単3には「2-30」、単4には「27」の刻印がありました。
電池本体のロット番号表記は上6ケタ・下6ケタのタイプなので、もしかするとGP製かもしれません。