モリトク アルカリ乾電池 単3形/単4形 その2

今回は100円均一商品の企画販売を行う“モリトク”の単3と単4のアルカリ電池を紹介します。かつてインドネシア製だった頃のアルカリ電池(単3・単4)はどこの100円均一ショップでも見られましたが、中国製となった現在のアルカリ電池はせいぜいキャンドゥで見られる程度となっています。
しかし、近頃は単1と単2のマンガン電池のみがダイソーで取り扱いを始めるという、なかなか侮れないモリトクの乾電池であります。


パッケージ。単3と単4、各4本入りのシュリンクパックです。以前、当ブログで紹介したモリトクアルカリ電池はバーコードが記載されたラベルのみが貼られていましたが、今回入手したモデルではバーコードのみならず、キャッチコピーなども記載されている豪華仕様のラベルとなっていました。
キャッチコピーは『容量アップ!! 長期保存可!』。以前のモリトクアルカリ電池に比べ、約10%の容量アップを果たしている他、使用推奨期限も7年に延長されているそうです。100円均一ショップで扱っているアルカリ電池は10年という使用推奨期限のものはほぼ無く、7年が多いです。本当に長期保存をするなら大手メーカーのアルカリ電池の方が良さそうですね。
販売元は“株式会社 モリトク”、バーコードの事業者名も同社となっていました[4964549]。


電池の外観。インドネシア製だった頃から変わらないおなじみのデザインです。金色ベースで白いカラーリングですが、単3と単4では金の部分が少ないため白い部分が目立つ感じですね。注意書きの文字は小さいですが、白バックの黒文字なので注意書きが読みやすいよう配慮されているのがポイントでしょうか…。
電池に表記されている発売元は“株式会社モリトク”、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。ちなみに電池に表記されている社名表記では「発売元」となっていますが、パッケージでは何故か「販売元」と違う表記です。


プラス・マイナス側です。以前、当ブログで紹介したものは絶縁リングが無いタイプだったのに対し、今回入手したモデルでは「」の絶縁リングが付いているタイプに変わっていました。
使用推奨期限は単3が「03-2028」で単4が「04-2028」となっていました。前述の通り、パッケージには使用推奨期限7年の記載がありましたから、それぞれ2021年3月と4月に製造された電池であると推測されます。

外装ラベルを剥がしてみました。単3と単4ではロット番号表記のタイプが異なっており、単3は「B1702122F」というレーザー刻印による表記なのに対し、単4は「上:1303 下:122」という印字による表記となっています。
個人的には単3のロット番号表示が非常に斜めってるのが気になりますw。

 


最後に絶縁リングとマイナス極の拡大です。絶縁リングは薄緑色で、切り欠きが無い真円なリングになっています。単3は上“A” 下“41”の刻印が、単4は上“A” 下“21”の刻印がありました。
マイナス極のガス抜き穴は単3と単4共に一般的な2つ穴タイプでした。

★関連記事
モリトク アルカリ乾電池 単3形/単4形
→当記事紹介の前世代に当たるモリトクアルカリ電池を紹介した記事。単3と単4のアルカリ電池がインドネシア製から中国製に変わっていたことから、比較しながらの紹介となっている。

モリトクアルカリ乾電池
→輸入元に丸紅情報システムズが関わっていた頃のモリトクアルカリ電池を紹介。単1から単4、6P形まで一挙に紹介していて、単3と単4はインドネシア製であった。

RS NI-MH AA 1.2V 2000mAh Ready to use Low self discharge (905-3788)

今回は“アールエスコンポーネンツ”で販売されているプライベートブランドのニッケル水素電池を紹介します。
アールエスコンポーネンツはロンドンで創業された電子部品を主とする通信販売会社です。筆者が初めて同社の広告をトランジスタ技術で見た時は企業相手の通信販売会社だったと記憶していますが、現在ではクレジットカード決済に限定されるものの個人でも購入することが可能です。


今回はスタンダードモデルと見られる2000mAhのタイプ(905-3788)とRSブランドのニッケル水素電池では一番高容量だった2700mAhのタイプ(183-4279)の両方を同時購入したのですが、先に2000mAhの方が届きました
というわけで、これが2000mAhタイプのパッケージです。こういう電子部品ショップの場合バラ売りの如何にもバルク的な感じだと思っていたのですが、ちゃんとしたブリスターパックで驚いてしまいました。パッケージには『LOW-SELF DISCHARGE READY TO USE』と書いてあるので、エネループのような自己放電抑制機能を搭載したニッケル水素電池だと思います。
裏面には4ヶ国語の注意書き(英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語)が記載してあります。下の黄色い枠の中にはバーコードの印字もありますが、これは独自のものでしょう。生産国は“Made in China”で中国製、『Manufactured on 05-Jan-2021』と書かれたシールがパッケージ上から上貼りされています。これは製造日で2021年1月5日に作られた電池のようです。


最後に電池の外観です。電池自体は黒ベースのデザインでとてもカッコいい。業務用らしさが感じられる点でも好きな電池ですね。注意書きにはパッケージと同様に日本語の注意書きは見られませんが、リサイクルマークは日本のメビウスループマークが記載されています。何故か電池本体に生産国の表記はありません。
プラス・マイナス極の特徴はご覧のとおりですが、アールエスコンポーネンツのサイトで見られる同電池のデータシートで見られるプラス極の特徴が異なっています。もしかしたら製造元が変わってしまったのかもしれませんね。

BOSS FOR MUSICAL INSTRUMENT 006P / S-006P

日本のエフェクターメーカーとして知られる“BOSS(ボス)”の006P(9V形マンガン電池)です。ボスはオーバードライブ“OD-1”に始まるコンパクトエフェクターが代表的なメーカーで、ローランドの関連会社だったのですが、2018年にローランドに合併、現在ではローランドが発売するエフェクターやギター関連製品のブランドとなっています。
今回はボスのエフェクターに付属されたと見られる2種類の電池を紹介します。

電池の外観。左に見えるオレンジ色の電池が1980年頃のもので、真中の黒色の電池が1984年頃のものです。
オレンジ色の電池はかつてのソニーのマンガン電池を彷彿とさせるデザインでステキです。黒色の方は“BOSS”ロゴがオレンジの黒字なのでちょうどオレンジ色の電池を反転させたように見える電池です。デザイン構成は関連会社であったローランドの電池(写真右)ともよく似ていますね。

ちなみにローランドの9V形電池は市販もされていたようですが、ボスの電池が市販されていたのかどうかは不明です。


電池の側面。上が1980年頃のオレンジ色下が1984年頃の黒色です。両者とも“MADE IN JAPAN”で日本製。オレンジ色の方はローランドのロゴマークも見えます。JISマークや製造元の表記は見られないのですが、黒色の方は“F.D.K. C8501”の表記が見えますから富士電気化学(現・FDK)製ですね。後述しますが、実はオレンジ色の方も同じく富士電気化学製のようです。
確かにオレンジ色には製造元の表記は見られません。しかし“006P/9V/6F22    N”という表記がされており、型番横の「N」はもしかしたらNOVELのNだったりするのかもしれません!妄想大好きな筆者ですw。
注意書きはオレンジ色、黒色ともに同じもので以下の通り。日本語と英語による表記になっています。

注意
はれつのきけんがあるので、充電をしないこと。
(+)(-)を正しく入れること。
MAY EXPLODE IF CHARGED
OR SET REVERSELY.

最後に底面の様子です。両者ともに黒いボール紙?のような底面で、継ぎ目側に製造日が刻印してあるのが特徴。前述の通り、黒色の方には富士電気化学製との記載がありましたので、特徴が同じなオレンジ色の方も同社製と見られます。
オレンジ色の方が「80-08」製造黒色の方が「84-08」製造となっていて両者ちょうど4年差の電池です。

 

★関連記事
Roland 6LR61/9V ALKALINE Battery For Musical Instruments
→かつての関連会社であったローランドの9V形アルカリ電池を紹介した記事。こちらは松下電池工業(パナソニック)製でした。

グリーンオーナメント POWER CHECK(パワーチェック) No.41089

100円均一ショップのセリアで見つけた、“グリーンオーナメント”の電池チェッカーです。形こそ古典的な電池チェッカーなのですが、表示が3段階のLED表示となっています。
最近はLED表示の電池チェッカーが主流になりつつありますよね。それはLEDを始めとする半導体が安価になってきたというのもあるかもしれませんが、アナログメーターが希少になってきているのかもしれません。それはそれで悲しいものです。


パッケージです。100円均一商品にありがちなショボいブリスターパックです。社名表記は“株式会社グリーンオーナメント”で、バーコードの事業者名も同社となっていました(4972822)
パッケージの裏面にはQRコードが記載されていて、読み込んでみると「http://denchi-info.net/」にリンクされていました。ここには“電池の正しい使い方”と“コイン形・ポタン形電池の正しい使い方”が記載されています。一応、グリーンオーナメント管理のホームページみたいですが、グリーンオーナメントって乾電池は販売していませんよね?まるで電池メーカーのようにしっかりとした注意書きです。


チェッカーの外観。100円均一商品らしい強度です。ちょっとやわい的な?アナログメーター式と比べるとメーター分の厚みが無いので大分薄い。あっ、ちなみにこのチェッカーでは9V形(角形)の電池が測れません。そのための薄さでもあるようですね。
ワタシが買った段階では白と黒のタイプがありました。“白”は汚れが目立ってしまいそうなので、目立たない“黒”を選択しました。


実際に測定してみました。使い方は簡単でハンドルを上げて、プラス極を上にして挟んであげるだけです。測れる電池は単1~単5まで公称電圧1.5Vのもの。ボタン電池・コイン電池・ニカド電池やリチウム電池は測定できないことが書かれています。じゃあ、ニッケル水素電池はOKなのか?と思うかもしれませんが、ニカド電池がダメなのだから電圧が同じニッケル水素電池もダメでしょう。
表示は残量に応じてLEDが連続表示されるタイプで、目安は1灯が“10%~30%”2灯が“30%~60%”3灯が“60%~100%”となっています。


パッケージには『※メーカーによっては測定できない電池があります。』とありましたが、パナソニックの単1アルカリ電池(日本製)は測定できませんでした。マイナス極の端子がギリギリ届かない上、パナソニックの単1と単2は逆装填防止の為にマイナス極が引っ込んでいるのですが、そのためマイナス端子に付かないようです。単2は上写真の通り、端子が届いて方向も変えられたので付きました。シェアが高いパナソニックのアルカリ電池が測定できないのはちょっとキツイかもな…。
マイナス端子を起こせば測定できそうと思ったのですが、起こした端子が鋭利で怪我しそうなので諦めました。ここはメーカーに改善して欲しいものです。


LED表示式の定め…、それはいずれは電池交換が要ることですね。電池チェッカー表面を上にして下辺りに配置されている電池ホルダーのネジを精密ドライバーなどで外します。電池ホルダー自体はネジだけで固定されているので、電池ケース左の溝に爪を引っ掛けて引き出すだけで取り出せます。使用する電池はリチウムコイン電池“CR2032”1個です。マイナス極を上にしてトレイにセット、逆手順で電池チェッカーに嵌めます。ネジを締めるのをお忘れなく!
ちなみに元々付いてた電池はノーブランドのCR2032。型番部分はソニー(ムラタ)のにそっくり。コメリのチェッカーに付いてたLIJUのCR2032Lもそうですが、このデザイン最近のトレンドなのでしょうか…。

ALL-WAYS 長持ち!! ウルトラハイパワー アルカリ乾電池 単4形 ALL-T4X4P

今回はリーダーメディアテクノがかつて発売していた“ALL-WAYS”ブランドの単4アルカリ電池を紹介します。
前回ブログで紹介したハードオフオリジナルアルカリ電池がリーダーメディアテクノ供給だった訳ですが、この記事を書いてる時に“ALL-WAYS”ブランドのアルカリ電池も持ってたなぁ…と思って引っ張り出してきた次第です。この電池、未開封だったのですがよっぽど長期保管だったためか全部液漏れしてました。


パッケージです。単4の4本パック。冒頭で触れた通り、中の電池は4本とも液漏れしています。これは確かリーダーメディアテクノが初めて発売したアルカリ電池で、お店(じゃんぱら?)で見たことが無いブランドだったこの単4だけ売ってたので買って入荷したら単3も買おうかな…と思い、そのままだった記憶があります。
キャッチコピーは『長持ち!! ウルトラハイパワー』。型番は“ALL-T4X4P”、社名表記は“リーダーメディアテクノ株式会社”となっています。バーコードの事業者名も“リーダーメディアテクノ(株)[456020161]”となっていました。パッケージのみに生産国が記してあり、“Made in China”で中国製となっています。

電池の外観です。オーソドックスなアルカリ電池と言った感じのデザインですね。金ベース黒い帯に大きい“ALL-WAYS”のロゴが目立ちます。
社名表記は“リーダーメディアテクノ株式会社”。生産国はハードオフオリジナルアルカリ電池と同じように記載されていません。このメーカーは生産国を電池本体に表示しない伝統でもあるのでしょうか…。


プラス・マイナス側。マイナス極絶縁リングは無いタイプです。この電池で大きな特徴はマイナス極底板中心に小さい「・印」が見られることです。これは初めて見るタイプでした。使用推奨期限の印字はこれまた探すのに手間が掛かっており、よく見たら“ALL-WAYS”ロゴのSの隣にありました。「12.2012」の印字があり、パッケージに使用推奨期限が記載されていないのでわからないのですが、2年期限の2010年12月製造でしょうか…。


外装ラベルを剥がしてみましたが、ロット番号などの印字や刻印は一切無し。液漏れで印字が消えている可能性もありますが、ラベル側に転写もしていないので元々印字は無かったものと推測されます。なお、マイナス極のガス抜き穴は2つ穴タイプとなっていました。やっぱりマイナス極の「・印」はよく目立ちますね…。

HARD・OFF(R) 単3形/単4形 アルカリ乾電池 HO-T3X10 / HO-T4X10

今回は知ってる方はよくお世話になってると思うリサイクルショップ“ハードオフ”のオリジナルアルカリ電池を紹介します。
ハードオフではストラップやギターピックなどのオリジナルグッズが売られていますが、その一環として発売したのがこのアルカリ電池です。ハードオフの公式Twitterではハードオフのみだけでは無く、系列のオフハウスなど多くのお店に置きたいと表明しています。青いデザイン黄色いロゴが“らしい”電池ですね。


パッケージ。ラインナップは単3と単4の各10本パックでの展開です。ハードオフらしさ全開のパッケージデザインですね。用途はリモコン(Wiiリモコン?)懐中電灯マウス電子辞書?ラジオ?時計がアイコンによるピクトグラムで記載されています。使用推奨期限は5年、型番は単3の10本パックが“HO-T3X10”、単4の10本パックが“HO-T4X10”となっています。
バーコードの事業者名はハードオフを運営しているハードオフコーポレーションでは無く、“リーダーメディアテクノ(株)[457141415]”となっていました。


パッケージその2。輸入販売元は“リーダーメディアテクノ株式会社”。パッケージ下に書いてありました。リーダーメディアテクノは過去に“ALL-WAYS”や“eneLuce(エネルーチェ)”と言ったブランドのアルカリ電池を発売し、現在は“Lazos”というブランドのアルカリ電池を発売していることで知られているメーカーです。元々ハードオフは“Lazos”ブランドのアルカリ電池を現在でも扱っているようですし、その関係でコラボに至ったのでは無いでしょうか。価格は単3の10本パックが270円(税抜)、単4の10本パックが250円(税抜)です。中身は“Lazos”ブランドのアルカリ電池と同じでしょうが、相場も大体同じぐらいの値段です。一部店舗では200円を下回る価格で売られている所もありますが。
パッケージを開封してみると、なんと2重シュリンク。商品名などが書かれた台紙を包むためのシュリンク包装がされています。実にもったいない印象…。


電池の外観です。青バック黄色い「HARD・OFF」のロゴマークとハードオフさ満載のデザイン。この電池を買う理由はこれに尽きると思います。パッケージにもある『長時間長持ち ウルトラハイパワー』というキャッチコピーが電池にも記載されています。これは“Lazos”ブランドのアルカリ電池でも同じみたいです。
社名表記は“リーダーメディアテクノ株式会社”。問い合わせ先などは記載されておらず、ホームページアドレスのみの記載です。電池には生産国の表示はありませんが、“Made in China”で中国製となっています。


プラス・マイナス側。マイナス極絶縁リングは無いタイプです。電池に使用推奨期限の表記が本体に表示とは書いてあるものの、なかなか見つけられません。マイナス極の縁に表記があったのですがボディカラーの青と同化して黒い使用推奨期限印字が見にくいこと…。フラッシュを焚いて写真を撮ることでようやく読めました。
使用推奨期限は単3と単4共に「09-2025」となっており、パッケージには使用推奨期限5年の記載がありましたから、それぞれ2020年9月製造の電池であると思われます。


外装ラベルを剥がしてみました。単3と単4共にロット番号の印字や刻印は見られません。久し振りに見る特徴のない電池です。ただし、外装ラベルがきれいに剥がれずにのりが電池の外装缶に残ってしまい電池がベタベタになってしまいます…。単3は頑張って取ってみたのですが、単4は諦めました(汗。
マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプでした。

TOPRUN V アルカリ乾電池 単3形/単4形 10個パック LR6(10S)TOPV2 / LR03(10S)TOPV2

今回はリニューアルされたFDKのアルカリ電池“TOPRUN V”を紹介します。この電池はFDKの製品でありながらも富士通ブランドを冠さない廉価グレードのアルカリ電池で、よくスーパーマーケットやドラッグストアなどで見られることが多い電池です。
元はFDKが富士電気化学時代に発売したマンガン電池「ノーベルトップラン」の名称を再使用したものだったりします。

 


パッケージ。単3と単4は各10本パックでの展開です。パッケージには商品名などが書かれたラベルが表面に、裏面にはバーコードや品番が書かれているラベルが貼られています。特にキャッチコピーなどは見られず、強調したいのは「お買得パック」と「10個パック」という所のみといった感じでしょうか。使用推奨期限は5年。“FDK株式会社”という社名が右下に申し訳程度の小ささで記載されています。
型番は単3の10個パックが“LR6(10S)TOPV2”、単4の10個パックが“LR03(10S)TOPV2”となっています。バーコードの事業者名は“FDK(株)[4976680]”となっていました。

前モデルのパッケージと比較してみました。書かれていることはほぼ同じと言えますが、背景の色が違いますね。前モデルは緑色の背景だったのに対し、現モデルでは赤色の背景なので一層目立つようになった感じです。
旧モデルの単3・10個パックの型番が“LR6(10S)TOPV”で、現モデルが“LR6(10S)TOPV2”と“2”が付加されているためこれが2代目のモデルであることがわかります。


電池の外観です。デザインは普通のアルカリ電池らしさ溢れる金バック。“TOPRUN V”の背景にある「」の矢印?の模様が象徴的です。比較的注意書きは大きくて読みやすい印象。社名表記は“FDK株式会社”となっており、住所表記は無くフリーダイヤルのみの記載となっています。
生産国は“MADE IN CHINA”でなんと中国製です。前モデルでは日本製とインドネシア製のどちらかとなっていました。最近はFDKのインドネシア工場が売却され、廉価グレードのアルカリ電池まで国内生産に回せないのかもしれませんが、これは悲しい事態になってしまいましたね。


今度は前モデルの単3電池と比較してみましたよ。大まかなデザインは同じなのですが、“TOPRUN V”の背景にある矢印?の模様の色が違います。前モデルが「」であったのに対して、現モデルは「」となっていますね。前モデルには社名表記に住所の記載もあります。現在新規発売されるFDKの乾電池では本社の移転に配慮してか、問い合わせ先に住所は記載されずフリーダイヤルのみの記載になっていることが殆どのようです。
前モデルでは注意書きの文字が小さく、読みづらい印象がありましたが、現モデルは大きく読みやすい注意書きに改善されています。

プラス・マイナス側です。マイナス極絶縁リングの色は「」。使用推奨期限は単3が「02-2026」で単4が「01-2026」となっていました。パッケージには使用推奨期限5年の記載がありましたから、それぞれ2021年2月と2021年1月製造の電池であると推測されます。
使用推奨期限の印字はマイナス極の縁にあるタイプなのですが、どうもFDK製と考えると不自然に感じてしまいます…。

ここからは当ブログの真骨頂!ラベルを剥がして製造元を解析してみようではないですか。あのFDKがどのメーカーの電池を採用しているのかとても気になりますよね。
これがラベルを剥がしてみた様子です。単3には「N40515 0L2230」の、単4には「N21008 0L0910」のロット番号と思われるレーザー刻印が見られました。このタイプはオーム電機の“Vアルカリ乾電池”などで見られる刻印と同じです。


最後に絶縁リングとマイナス極の拡大です。濃緑色の絶縁リング切り欠きを下に置いた状態で左にアルファベット上に数字が刻印されたタイプです。単3には「左“I” 上“32”」の刻印、単4には「左“M” 上“11”」の刻印がありました。これもまたオーム電機の“Vアルカリ乾電池”と同じ特徴です。従って、この電池はFujian Nanping Nanfu Battery Co., Ltd.の電池であると思われます。
なお、マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっていました。

ちなみにJQAでアルカリ電池のJIS認証取得状況を調べてみると、FDKと並んでFujian Nanping Nanfu Batteryが名を連ねています。確証はありませんが、JIS認証を取得している程のメーカーならばと製造を委託したのかもしれませんね。単なる偶然とは思えない筆者なのでした。

【ダイソー】 SANRIO CHARACTERS アルカリ電池 単3形/単4形 4本入

均一ショップ“ダイソー”で新たに登場したサンリオキャラクターのアルカリ電池です。ダイソーではかつてハローキティ柄のアルカリ電池を発売していたことがありますが、それに続くキャラクター電池だと思います。
ハローキティを始め、けろけろけろっぴやマイメロなど5つキャラクターがデザインされた大変カラフルなアルカリ電池です。初め見た時はダルマ落としみたいなデザインだなぁ…という印象でした。


パッケージです。ハローキティの時はピンク系で統一されたパッケージでしたが、このサンリオキャラクターでは単3がピンク色の、単4は水色のパッケージとなっています。パッケージにはキャッチコピーなどは見られず、以下の特徴が記載されているのみです。

・使用推奨期限:7年
・水銀ゼロ使用
・1.5V
・単3形(単4形)

パッケージ裏の注意書きや構成はほぼハローキティのものと同じみたいですね。もちろん、ダイソーのアルカリ電池で定番となったQRコードもあります。リンク先はDAISO & HWシリーズに記載されている“http://www.yigeng.net/2wm/2wm.pdf”なのですが、現在アクセスすると404 Not Foundですw。まさかのリンク切れでした。一応ですが当サイトでアーカイブしておいたのを置いておきますね→(http://miharin.moo.jp/docs/2wm.pdf)。
商品名は単3が「SRアルカリ乾電池 No.1」、単4が「SRアルカリ乾電池 No.2」となっていました。これは恐らく“SR”はサンリオ(SanRio)の略でしょう。型番は単3と単4共に「OTR-20-P12(T-052)」で、社名表記は“(株)大創産業”。バーコードの事業者名も同社のものでした(4549131)

パッケージ裏左下にはサンリオの版権許諾シールとともに著作権表記が見られます。FOR SALE IN JAPAN ONLYという表記とともに「販売地域:日本限定」という表記もあり、これは日本のみで発売される電池であることがわかります。
生産国は“MADE IN CHINA”という英語表記と共に日本語でも“中国製”の表記がありました。これもサンリオ側で定められた表示なのでしょうかね…。


パッケージはハローキティやDAISO & HWハイパワータイプで使われていたのと同様の大きいブリスターパッケージです。絵柄の関係で電池がパッケージされているのが縦となっているので、トレイが90度横を向いています。比較してみるとトレイのリサイクルマークも横向いていますね。
パッケージを開けると更にシュリンクパックされた電池が出てきます。これは電池の正面を揃えるためのものでしょう。


電池の外観。5つのキャラクターとそれをモチーフにした色が大変カラフルなデザインです。単3と単4で違うデザインだったハローキティとは異なり、こちらは両サイズとも同一のデザイン。しかしながら注意書きの文字が極小なのはハローキティから受け継いています。やはりキャラクター電池の宿命なのでしょうか…。社名表記はパッケージと同様の“(株)大創産業”です。
なお、デザインされているキャラクターとイメージカラーは以下の通り。プラス側からです。

けろけろけろっぴ()
マイメロディ(ピンク)
ポムポムプリン()
ハローキティ()
ハンギョドン(青緑)

けろけろけろっぴは懐かしいとか思いつつも、ハンギョドンは初めて聞きました。ここがサンリオキャラクターの奥深いところなんですよね。個人的にはポムポムプリンが好きなので、彼単独の電池を発売して欲しいです!!

プラス・マイナス側です。マイナス極絶縁リングの色は「」。使用推奨期限は単3と単4共に「02-2028」となっていました。パッケージには“使用推奨期限:7年”の記載がありましたから、それぞれ2021年2月製造の電池であると思われます。
使用推奨期限表記の下には「T-052」というパッケージにも記載されている品番?が書かれてました。

 

外装ラベルを剥がしてみました。今回単3と単4ではタイプが異なっており、単3は「上:ASFA 下:1414」というDAISO & HWアルカリ電池で見られる印字でしたが、単4は「KSFA2118」というレーザー刻印となっていました。印字形態が違うのみでパターンは同じようなので、単なるロット違いなのかも。
近い未来単3も印字からレーザー刻印タイプへと変わっていくのかもしれません。


最後に絶縁リングとマイナス極の拡大です。薄緑色の絶縁リングで、切り欠きを右に置いた状態で単3は左“22” 下“A3”の刻印が、単4は上“G2” 左“31”の刻印があり全く違うタイプとなってました。単4の刻印はかなり読みにくかったのでこれが正しいのかはわかりません。
マイナス極のガス抜き穴は単3と単4共に一般的な2つ穴タイプでした。

ダイソーは電池関係の新製品をホームページ上で公開しないことが多いのですが、今回はサンリオのキャラクターを扱ったアルカリ電池であったことからか、ダイソーホームページの「話題の新製品」コーナーにて取り上げられていました
キティちゃんに次ぐ、サンリオキャラクターズのアルカリ乾電池』とのことで、やはりハローキティに続く電池であったようです。

★関連記事
DAISO Hello Kitty ハローキティ アルカリ乾電池 単3形/単4形 4本入
→当電池の前にダイソーで発売されていたハローキティ柄のキャラクターアルカリ電池。

ATC(R) Alkaline MAX LR6 1.5V AA / LR03 1.5V AAA

今回は某アダルトショップでお馴染みな『優秀な乾電池』こと“ATC”という電池メーカーのアルカリ電池を紹介します。
ATCは香港に所在する電池メーカーで、現在は電池のみならずスマホのアクセサリーやデジタルオーディオプレイヤーも販売しているようです。当ブログでもATCのマンガン電池を紹介したほか、日本でも“EneMega”というエネループ似のニッケル水素電池が出回ったので知っている方もいるかも知れません。

パッケージ。単3と単4の4本シュリンクパックです。某ショップでは各132円(2020年4月現在)で販売されています。100円均一ショップと比べるとちょっと高めの価格設定ですね。
シュリンクパックにはバーコードと型番が記載されたラベルが貼られています。単3は“ATC LR6-4S”、単4は“ATC LR03-4S”という型番です。何故か単4だけラベルの上から『優秀な乾電池 単四電池(4本パック)』が上貼りされていましたw。

バーコードは「489」から始まる香港のコードで、事業者名は“ATC CORPORATION LTD[4892606]”となっていました。


電池の外観。白地に水色寄りの青色デザインは自分好みでかなりポイント高いです。プラス極側にある水色と白の境目にある銀色もなかなか良いセンスしてると思います。『0% Mercury・Lead・Cadmium』と記載されていて、水銀だけではなく、鉛やカドミウムも含まれていないという表記は珍しいと思います。また、ロゴの下にはATCの商品情報ページのURL(www.atc-lifestyle.com)も記載されています。
日本語を含む8ヶ国語の注意書きが記載されていて随分とグローバルです。日本語では『電池を火の中に入れたり、充電、廃棄しないでください。』とあります。

これが現在の白地に青色デザインになる前の電池です。黒に金というアルカリ電池にありがちなデザインでした。
某ショップでは現在でもこの旧デザインの写真で売られていて、レビューを見ても「デザインが違う!」みたいなのが見られないのがちょっと不思議です。検閲されてる??


ワタシが買ったときにはこのような元箱に入ってきました。“AAA”とありますから、単4サイズの元箱だと思います。ちなみに1箱10パックの40本入りのようです。社名表記は何故かATCのロンドン支社?の“ATC(UK) Corporation Limited”となっていました。『$ave Money』の表記がありますが、何に対しての節約なんでしょうね…。長持ちするから??


箱の左右は電池本体を超える16ヶ国語の注意書き!もしかして、この電池は箱売りを想定しているのかもしれないですね。電池本体は一行ずつでしたが、各国3行に増えています。日本語の注意書きは以下の通り。

電池を火の中に入れたり、充電、廃棄しないでください。
+と-の向きを正しく入れてください。
新しい電池と古い電池を混ぜて使用しないでください。

プラス・マイナス側です。マイナス極の絶縁リングは無いタイプでした。使用推奨期限は単3が「07-2024」、単4が「09-2025」となっていました。パッケージや外箱にも使用推奨期限の記載が無いので、時期的に5年期限のそれぞれ2019年7月と2020年9月製造の電池であると推測されます。

 


今回の電池は絶縁リングが無いので、外装ラベルを剥がした所とプラス・マイナス極の拡大を一気にご紹介。外装ラベルを剥がしてみると、単3には「上:111M 下:J19C」の、単4には「上:199J 下:GHE20」のインクによる印字が見られました。ロット番号の印字パターンだけ見てみると、ダイソーで売られているアルカリ電池のパターンによく似ています。ただし、こちらには絶縁リングが付いているので同じ製造元とは言えないでしょう…。
マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっていました。

★関連記事
ATC(R) SUPER R6S
→当記事と同じATCブランドのマンガン電池を紹介した記事。ATCのロゴは当記事のアルカリ電池で採用されているものとは違う旧ロゴ。

【コメリ】電池を無駄なく使い切る! 乾電池チェッカー KTBC-10

今回はホームセンター“コメリ”で売られていた「乾電池チェッカー」を紹介します。これは単1~単5、9V形までの電池残量が測定できる電池チェッカーです。
当ブログでは以前にFDK(富士通ブランド)の電池チェッカーを紹介したことがありますが、こちらは内蔵電池の取替時期がわからないという欠点がありました。それに比べこのコメリの電池チェッカーでは内蔵電池の交換ランプが付いており、便利そうなので購入してみました。


こちらがパッケージです。中々に大きいパッケージなので、店頭ではかなり目立っていました。キャッチコピーは“電池を無駄なく使い切る!”、下部には『電池を入れるだけで簡単チェック!』の記載もあります。取扱説明書は付いておらずパッケージ裏面の注意書きが取説を兼ねています。使い慣れるまでは保管しておくのがベストかも知れません。
社名表記は“株式会社 コメリ”、バーコードの事業者名も同社のものとなっていました(4920501)。生産国は“Made in China”で中国製


早速、測ってみました。モニター用の電池は入っているので即測定可能。ただし、チェッカーの下に配置されている電池BOXに絶縁フィルムが入っているのでこれを抜き取るのを忘れないようにしましょう。
測定方法は簡単で形名表示のある部分に乾電池をはめ込むだけ。しっかりとしたホールド感で、単1を入れても単3を入れてもガッチリとハマっています。すぐ抜き取る電池チェッカーですからね、こんなにしっかりホールドしなくても…、とは思います。

9V形はチェッカーの下に端子が付いており、そこを押し当てるようにして測定します。そこそこ力を与えないと表示されなかったかな…、FDKのチェッカーでもそうだったので、どこのメーカーもこんなものかもしれません。
表示は「交換」「低電量」「正常」の3段階。それぞれ“”・“”・“”のLEDで表示されるようになっているので、視覚的にもわかりやすい表示です。


このチェッカーはニッケルカドミウム電池(ニカド電池)やニッケル水素電池と言った充電式電池も測定できる機能を備えています。側面に“1.5V/9V”と“1.2V”を切り替えるスイッチがあるので、こちらを1.2V側に切り替えることで充電式電池を測定することができます。
右の写真は実際に測定してみたところですが、ちゃんと測定できました。試しに1.5V/9Vに切り替えてみたところ、低電量の黄色になったのでちゃんと電圧を切り替えているようです。ただ1.2V側にして普通の乾電池を測定してしまうと切れた電池も入っている電池として誤測定されるので使い終わったら1.5V/9V側に切り替えておくべきでしょう。
しかし、ニカド電池やニッケル水素電池は放電カーブが異なります。アルカリ電池やマンガン電池と言った一次電池は緩やかなカーブを描いていきながら放電していくのに対して、ニカド電池やニッケル水素電池といった二次電池は電池放電時にストンと電圧が下がる特性を持っています。それが大手メーカーの電池チェッカーの多くで二次電池の測定モードを持たない理由です。すなわちチェッカーで黄色の表示を指しても実際の機器に入れたらすぐに使えなくなる可能性があります。その点、このチェッカーの二次電池測定モードは本当に参考程度にしかならないかもしれません。


冒頭にも書きましたが、このチェッカーには“本体電池交換ランプ”が付いていますから電池交換の目安がわかりやすいです。電池交換はチェッカーの下に電池BOXが配置されていて、そこから交換可能です。電池がこぼれるので裏側を上にして交換すると良いでしょう。
『PUSH→』の下側に付いている溝に爪を引っ掛けて、右側へスライドしながら手前へ引き出すと電池BOXが抜けます。電池交換方法はこの面に表示もされていますから随分親切ですね。

中に入っていた電池。CR2032が2個なので、入手困難ということも無いと思います。100円均一でも売ってますしね。元々入っていたのはLIJUなるメーカーの「CR2032L」。型番部分はソニー(ムラタ)のに似てるかも…。
取り出した電池BOXが無くなる点はFDKの電池チェッカー同様に注意が必要です。電池交換時はなるべく直前ですぐに行ったほうが良いかもしれません。

最後に乾電池チェッカーの裏側です。特にマグネットなどが付いている訳ではなく、内蔵電池の交換方法が記載されているのみです。生産国の表記もありません。

 

 


この乾電池チェッカー、電池コレクターならあれっ?と気づいたことでしょう。何故なら、東芝ライフスタイルが発売しているバッテリーチェッカーと形がそっくりだからです。しかも型番もコメリのKTBC-10という型番に対し、東芝のTBC-10(K)とよく似ているのです。

そこで東芝のチェッカーもわざわざ購入して比較してみました。大きさはほぼ同じ。重ねても同じです。同じだったのはそこだけで実際に測定してみると、LEDは色分けされておらず、電池が使える時はLEDが連続して表示されるタイプとコメリの乾電池チェッカーとは全く違う表示です。以下、東芝のバッテリーチェッカーとコメリの乾電池チェッカーの違いを箇条書きしてみました。

・LED表示のされ方が違う。
・6P形端子の位置。
・本体電池交換ランプが無い。
・二次電池測定モードが無い。
・内蔵電池を交換する電池BOXが無い(東芝は分解して交換)。
・内蔵電池の種類が違う(東芝はCR2025×2、コメリはCR2032×2)。

以上、コメリの乾電池チェッカーは東芝のバッテリーチェッカーの形をベースにパワーアップさせた全く別物の電池チェッカーと言えるでしょう。せっかく東芝のチェッカーも入手したのでいずれこちらもレビューしてみたいですね。


さらなるおまけ。分解してみました。

内部基板。縦に実装されているICは「CD4066(アナログスイッチ)」で横に実装されているICは「LM324(オペアンプ)」ですね。いずれも電子工作ユーザーには定番の半導体です。


ちなみにこの乾電池チェッカーは分解しないほうが無難です。分解した途端にマイナス極側の端子がバネごと吹っ飛びます。しかも何故か単1だけが端子の長さが若干違う設計…。写真左では単1の端子を間違えて単4に付けてしまい、何故付かないんだと悩みながら組み立てました(泣。