今回はコメリパワーで見つけたプライベートブランドのアルカリ電池を紹介します。以前当ブログで紹介したコメリオリジナルのアルカリ電池は特にブランド名も無いものでしたが、今回入手した電池では“Jenix(ジェニックス)”というブランドが付いています。
“Jenix”はコメリの電気製品におけるオリジナルブランドで、電池のみならず、LED電球や電子レンジ、電子カーペットなど様々な家電製品で展開されているブランドのようです。
パッケージ。単3と単4・10本シュリンクパックでの展開です。電池は白いボディに青い帯が入っているデザインになっていますが、台紙もそれに合わせたデザインとなっています。普通、乾電池の水銀無含有表示は“水銀0(ゼロ)使用”と書かれている事が多いのですが、この電池では“水銀不使用”というあまり見られない表記となっていました。こちらの方がハッキリと否定しているような感じで分かりやすいような気がしますね。
パッケージに社名表記は無く、バーコードの事業者名は“(株)コメリ[4920501]”となっていました。型番も10本シュリンクパックとしての型番は無く、「LR6/1.5V(単3)」「LR03/1.5V(単4)」という一般的なアルカリ電池の型番表記のみです。
シュリンクをひん剥いでみました。ドン・キホーテのMEGAVOLTで見られるような2重シュリンクとなっており、同じように商品名が記載された台紙は1回剥いだシュリンクの下に貼り付けられています。
ドン・キホーテの電池と圧倒的に違う点は“ミシン目が無い”こと。圧倒的にシュリンクが剥ぎにくいです。電池の隙間に爪を入れて強引に開けるのが正しい開け方??
電池の外観。白ベースに青い帯のデザインが特徴な電池。青系の色が好きな私にとってはかなり好みなデザインです。ただ白いだけのアルカリ電池はよく見るのですが、ただ青い帯が入るだけでここまで個性的なデザインになるんですね。プラス側に“Jenix”のロゴが見えます。
注意書きはプラス側の青い帯上に「危険」の、マイナス側の白い方に「警告」の表示があります。文字は小さめですね。販売元は“株式会社 コメリ”、問い合わせ先の電話番号のみが記載されています。パッケージには社名や問い合わせ先の表記が無いので、社名表記はここのみの表記となっています。
生産国は“Made in China”で中国製。
プラス・マイナス側です。マイナス極絶縁リングの色は「赤」。使用推奨期限は単3が「02-2029」、単4が「01-2029」となっていました。パッケージには使用推奨期限の期間表記はみられませんが、時期的に5年期限のそれぞれ2024年2月と2024年1月製造の電池であると思われます。
なお、電池記載の使用推奨期限と同じ表記がパッケージの台紙にも記載されています。
外装ラベルを剥がしてみました。単3には“LNZH05 051654”の、単4には“IMKH09 282045”のレーザー刻印らしきロット番号が見られました。
単3の外装ラベルはノリも残らずキレイに剥がれましたが、単4の外装ラベルは若干剥がしにくい印象でノリが微妙に残っています。
最後に絶縁リングとマイナス極の拡大です。絶縁リングの色は赤色。切り欠きを下に置いた状態で単3には“S 6-27 L”の刻印が、単4には“S 3-27 L”の刻印が見られました。いずれも「SL」の刻印が見られることから、PAIRDEER(Zhongyin (Ningbo) Battery Co., Ltd.)製と思われます。
単4の方はちょっと見にくいかもしれませんが、マイナスのガス抜き穴は単3と単4共に一般的な2つ穴タイプとなっていました。
★関連記事
KOMERI SELECT アルカリ乾電池 LR6/LR03
→以前発売されていたコメリオリジナルのアルカリ電池を紹介した記事。この頃は“KOMERI SELECT”ブランドとして発売されていたがパッケージ上の表記のみで、電池本体には記載されていなかった。ブログ開設当時の記事で今ほど詳しくは見ていないのは勘弁💦