アルカリ乾電池 MEGAVOLT(メガボルト) EX 単3形/単4形 LR6/4S/M3 / LR03/4S/M3

今回はディスカウントストア“ドン・キホーテ”で見つけたアルカリ電池を紹介します。ドン・キホーテには“MEGAVOLT(メガボルト)”というプライベートブランドの低価格アルカリ電池が発売されていますが、これはその上位モデルにあたるハイグレードアルカリ電池で、その名も“MEGAVOLT EX”となっています。
普通のMEGAVOLTが4本パック98円程度なのに対し、こちらのMEGAVOLT EXは158円とちょっとお高めな価格になっています。


シュリンクパック4本入りのパッケージ。普通のMEGAVOLTと同様に大きな商品名やキャッチコピーが目立つ台紙がシュリンク内に入っています。キャッチコピーは“さらに!強力長もち”、“災害備蓄用にも!”となっています。普通のMEGAVOLTは使用推奨期限が7年となっていますが、EXでは10年とグレードアップされています。
輸入販売元は“株式会社パン・パシフィック・インターナショナル・トレーディング”。元々はジャストネオという企業が販売していましたが、親会社の社名変更に伴いなんとも長大な社名に変更されました。2022年現在、乾電池に記載される社名では最も長い社名だと思いますw。なお、バーコードの事業者名も同社となっていました[4549777]
型番は単3・4本パックが“LR6/4S/M3”、単4・4本パックが“LR03/4S/M3”です。


シュリンクパックを開封してみました。普通のMEGAVOLT同様に2重シュリンクとなっていて、キャッチコピーや商品名が記載された台紙は1回剥いだシュリンクの下に貼り付けられています。いつも思いますが、この包装はとても勿体ない印象を受けます。どうにかならないものですかね…。
シュリンクは上も下もミシン目付きのものになっていますから、包装自体はとても剥がしやすいです。これは好感が持てた点であります。


電池の外観。金色のボディ青い帯が印象的なデザインです。青好きな自分にとっては中々好印象なカラーリングですね。『EX』というロゴの部分はちょっと三菱を意識してそうな感じではありますが、青いカラーを使っているという共通点があるだけでデザインは全く違っています。こちらは青よりも金色が多く占めている印象がありますね。
電池に表記されている輸入販売元も“株式会社パン・パシフィック・インターナショナル・トレーディング”でやはり長い社名です…。生産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。


プラス・マイナス側。マイナス極絶縁リングの色は「」。使用推奨期限は単3と単4共に「08-2031」となっていました。パッケージには“使用推奨期限10年”の記載がありますから、それぞれ2021年8月製造の電池であると思われます。

外装ラベルを剥がしてみました!単3には“BHSP 01 220743”の、単4には“PHTP05 260636-R”のレーザー刻印らしきロット番号が見られました。単4のみマジックによるマーキングも見られました。
今回は単3も単4も外装ラベルの粘着力が強く、電池側にノリが残ってしまっています。ロット番号を確認するため、写真ではロット番号の周りのみノリを剥がしています。


最後に絶縁リングとマイナス極の拡大です。「薄緑色」の絶縁リング、切り欠きを下に置いた状態で単3には“S 6-59 L”の刻印が、単4には“S 3-59 L”の刻印が見られました。いずれも「SL」の刻印が見られることから、PAIRDEER(Zhongyin (Ningbo) Battery Co., Ltd.)製であると思われます。
マイナス極のガス抜き穴ですが、単3は一般的な2つ穴タイプとなっていたのですが、単4は珍しい3つ穴のタイプでした。

★関連記事
アルカリ乾電池 MEGAVOLT(R)(メガボルト) 単3形/単4形 LR6/4S/M2 / LR03/4S/M2
→当電池の姉妹品に当たる、低価格のアルカリ電池“MEGAVOLT(メガボルト)”を紹介した記事。この記事ではパン・パシフィック・インターナショナル・トレーディングの前社名であるジャストネオの社名表記となっている。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です