大手家電量販店“ヤマダ電機(現・ヤマダデンキ)”で売られているボタン電池のパッケージが新しくなっていました。従来は紺色の大変渋いパッケージだったのですが、水色で明るめなパッケージに変更されていました。
アルカリ乾電池ではヤマダ電機のロゴを使ったものに変更されていますが、ボタン電池やリチウムコイン電池ではプライベートブランドであるヤマダセレクト(Ys YAMADA SELECT)のロゴが使われ続けています。
このパッケージ変更、最初はLR41で発見されたので色指定を間違えてミスプリしたパッケージが出回ったのかな?と思ってたのですが、今回のCR2016が発見され、ミスプリではなく本当のパッケージだったのか…。とこの記事を書くきっかけとなりました。
写真のアルカリボタン電池とリチウムコイン電池を比較してみると、パッケージ上部、フックの形状が異なっていますね。どちらとも使用推奨期限からの逆算では2020年8月を指しているので、このロットから新パッケージに変わった可能性があります。
こちらが冒頭で紹介したCR2016のパッケージの裏面となります。アルカリボタン電池ではフックの形状違いがありましたが、こちらは同じです。ただ一つの違いとして上部“リチウム電池 YSCR2016G/1B”の文字の大きさが違います。
社名表記は“株式会社ヤマダ電機”。バーコードの事業者名はヤマダ電機の電池ではおなじみな“(株)OPTILED LIGHTING(456237144)”となっていました。
最後に各CR2016の外観です。左は新パッケージで右が旧パッケージとなっていますが、新パッケージがノーブランドで旧パッケージがGPブランド付きとなっています。両者とも日本製。日本でリチウム電池を製造するのはあのメーカーだけですから、製造元は同じでしょう。以前当ブログでヤマダセレクトのLR44を紹介したことがありましたが、この時もGPブランド付きとなっていました。供給メーカーの都合からなのか混在となっているようです。
ロット番号が電池プラス極に印字されており、新パッケージ(ノーブランド)が“06”、旧パッケージ(GPブランド)は“05”となっていて、それぞれ2020年6月と2020年5月製造の電池であることが推測されます。パッケージ記載の使用推奨期限はそれぞれ“08-2025”と“07-2025”であり、5年期限の推測で行くと印字から2ヶ月進んだ期限となっています。もしかしたら、使用推奨期限は5年2ヶ月だったりするのかもしれませんね…。
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Ys YAMADA SELECT アルカリボタン電池 LR44
→旧デザインだったヤマダセレクトのLR44を紹介した記事。この記事の電池はGPブランドでしたが、当記事のCR2016と同様にノーブランドの電池も存在するようです(こちらの方が出現率高し)。