投稿者「みは」のアーカイブ

SUPER HEAVY BATTERY MANGANESE マンガン乾電池 単1形/単2形

hattamanganese_1千葉に所在する電池の卸売りを行う企業“ハッタ通商”が発売するマンガン電池。今回紹介するものは単1と単2の2本パックのみですが、同社のホームページを見る限りでは単3の8本パックも存在する模様です。パッケージはシュリンクパックですが、紙の台紙が入っているタイプのものになっています。
バーコードのベンダーはハッタ通商(458218343)でした。

 

hattamanganese_2電池の外観。シルバーで典型的な黒マンガンのデザインです。電池の型番からランクを見分けることは出来ませんが、パッケージの“超高性能”の表記から外観通りの黒マンガン相当の電池であると推測されます。外装は金属外装
“SUPER HEAVY DUTY BATTERY”という表記のマンガン電池は多いですが、“SUPER HEAVY BATTERY”という表記は珍しい。というか、誤字なのかもしれません。

 

hattamanganese_3注意書き部分。最近の電池は中国独特のフォント(字体)は多くても、誤字は大分少なくなってきていますが、この電池で久々の誤字を発見。“(+)(-)ショット”と謎の言葉が記載されています。何をショットするのかはわかりませんが、ショートの間違いであることだけはわかります。
販売者は“有限会社ハッタ通商”。住所は現在の所在地とは違う場所で以前の住所であると思われます。

hattamanganese_4プラス・マイナス側。使用推奨期限は単1・単2共に「05-2014」で期限はとっくに過ぎています。メーカーのカタログによると単1の期限が3年その他のサイズは2年のようなので、単1は2011年5月製造、単2は2012年5月の電池であると推測されます。

 

 

製造元は不明ですがハッタ通商は“MUSTANG”ブランド“Raymax”ブランドで知られる中国の電池メーカー“Zhejiang Mustang Battery Co., Ltd.”の代理店も行っているようので、同社製かもしれません。ちなみにハッタ通商は006Pサイズのマンガン電池とアルカリ電池は“MUSTANG”ブランドで、リチウム電池CR123AとCR2は“Raymax”ブランドで発売しています


ジョイフル本田 アルカリ乾電池 単1形/単2形/単3形/単4形

joyfulalkaline_1茨城県を中心に関東地方でホームセンターを展開する“ジョイフル本田”のアルカリ電池。今まで同社はロケットの“MEGACELL”や東京電池貿易のアルカリ電池など、他社ブランドのアルカリ電池を発売してきましたが、この電池がジョイフル本田初プライベートブランドのアルカリ電池となります。
パッケージには購入日の記入欄があり、他社の電池には見られない珍しいものになっています。

 

joyfulalkaline_2ラインナップは単1~単4まで。全サイズMade in Korea表記の韓国製です。店頭の値札や購入時のレシートでは『メガセル アルカリ乾電池』とあることから、この電池は同ブランドでアルカリ電池を発売している韓国の電池メーカー、ロケット製であると思われます。
なお、バーコードも「880」で始まる韓国のコードでベンダーは“Rocket CO.,LTD.”となっていました。
ジョイフル本田はかつてロケットの“MEGACELL”そのものやロケットと関わりがある思われる東京電池貿易の電池を発売するなど、ジョイフル本田とロケットとは繋がりがあるのでしょうか…??
価格はレシートの通り。単1と単2は4本入りのみで単1が498円単2が398円。単3と単4は2本入り、4本入り、10本入りが用意されており、2本が79円4本が159円10本が398円(いずれも税込)になっていました。

 

joyfulalkaline_3まずは単1と単2の外観。黒を基調としたボディにリボンを思わせる赤いラインが入っているのが特徴です。サイズ表記下に“アルカリ”の表記が入っており、サイズ表記やプラス・マイナス表示共に大きくわかりやすい表示です。
パッケージには購入日の記入欄がありましたが、電池本体にも使用開始日の記入欄があり、こだわりが見られます。輸入・販売元は“株式会社 ジョイフル本田”。住所は同社の本社である茨城県土浦市のものになっています。

joyfulalkaline_4プラス・マイナス側。使用推奨期限は「2019-05」。店頭の表記で使用推奨期限5年の表記がありましたので、2014年5月製造の電池であると思われます。

 

 

joyfulalkaline_5次に単3と単4の外観。デザインは単1や単2と同じです。やはり、サイズ表記とプラス・マイナスの表示が大きいです。
ちなみにこの電池を見た時の第一印象はデザインが古臭く見えて、マンガン電池みたいだなと思えてしまいました。
単3と単4にもしっかり使用開始日の記入欄があります。近年、使用開始日の記入欄があった電池としてはダイエーPB“セービング”ブランドのアルカリ電池がありました。

joyfulalkaline_6プラス・マイナス側。使用推奨期限は単1や単2と同じく「2019-05」で2014年5月製造の電池であると思われます。マイナス極の絶縁リングは「」でロケット製の電池でお馴染みの構造です。

 

 

joyfulalkaline_7ロケット製の電池ということはもしかして…、ということで外装ラベルを剥がしてみたら、やっぱりありましたロット番号の印字が。単3の方は“4F12G15”の印字が、単4の方には“4E28G18”の印字がありました。
ちなみにマイナス極のガス抜き穴は単3・単4共に2つ穴タイプでした。


SONY ULTRA BLACK マンガン乾電池 R03(SB)

R03(SB)_1机の引き出しの奥底に眠っていたソニー・マンガン電池の単4。確か、在庫処分かなんかで安く買ったのがそのまま保管されていたのではないかと記憶しています。
ソニーの乾電池はアルカリ電池ならいろんなお店で出回っていた記憶がありますが、マンガン電池はあんまり見かけなかった記憶があります。特に写真のようなブリスターパックのマンガン電池はあまり見なかったな…。自分の周りだけかもしれないですけど。

 

R03(SB)_2パッケージ裏。特にキャッチコピーなどもなく、注意書きのみで素っ気ない印象があります。社名表記は“ソニー株式会社”で記載の住所は品川区北品川の旧所在地です。
バーコードのベンダーはソニーではなくソニーエナジー・デバイス(4901660)のものでした。

 

R03(SB)_3電池の外観。この電池は既に末期のマンガン単4であった為か、金属外装ではなくチューブ外装になっています。
これは黒マンガン相当の電池で、前世代の“NEW ULTRA”のツートンデザインに比べると大分デザイン的に劣化したなと思うのは自分だけでしょうか?
社名表記はパッケージと同じく“ソニー株式会社”で日本製です。

 

R03(SB)_4プラス・マイナス側。使用推奨期限は「08-2004」。2年期限と推測すると、2002年8月製造の電池でしょうか?
使用推奨期限「09-2004」で近い“National”ブランド日本製の“ネオ黒”と比較してみると、構造や使用推奨期限の印字の特徴が極めて似ているので、これは松下電池工業(パナソニック)製なのではないでしょうか。


ROWA JAPAN SUPER 充電式 ニッケル水素電池

rowajapanni-mh_1一般的には様々な互換バッテリーパックを売っていることで知られる“ロワジャパン”にて、最近新発売された単3と単4のニッケル水素電池。ロワジャパンは時たまに純正バッテリーが放出されることもあるショップであるので一概に互換バッテリーのみを売っているとは限らないのですが。
同社のオリジナルニッケル水素電池としては以前、ユアサセルのニッケル水素電池を発売していたことがありますが、ロワオリジナルブランドとしてはそれ以来なのではないでしょうか?

商品ページの特徴としては…、
信頼性の高い電池で、低自己放電技術採用
充電後1年経過しても80%以上の容量が維持できます
約1000回繰り返し使える
メモリー効果が少なく、継ぎ足し充電OK! 充電を繰り返しても劣化が少ない!
と、言うことで一応はeneloop proと同じ路線である高容量タイプの残容量キープ機能付きニッケル水素電池のようです。ロワジャパンと言えば、互換バッテリーに生産国やセルの製造元を記載していることで知られますが、この電池に関しては使用セルの欄が“–”になっており、中国製という以外は正体不明です。

ラインナップとしては単3単44本・8本・12本・18本と4本単位で売られているようです(充電器セットもある様子)。自分は単3と単4が4本づつセットになっている「お得な8本セット」ってのを買ってみました。ちなみに価格は1290円(2014年7月時点)。

rowajapanni-mh_2電池には写真のようなケースが付属しています。入っている電池の向きが違うので違うケースに見えるかもしれませんが、全く同じケースです。向き違いで単3・4本、単4・4本が入るようになっています。

 

 

rowajapanni-mh_3電池の外観。白ベースに青い帯で“ROWA JAPAN”のロゴが非常に目立ちます。日本語表記なのはサイズ表記(単3形単4形)と『充電式 ニッケル水素電池』の表記のみで他は注意書きも含め、英語表記となっています。
容量は単3が2500mAh単4が950mAhとなっており、min.(最小容量)表記なのか、typ.(実力容量)表記なのかは不明です。
なお、電池には小さいメビウスループマークとWEEEマークらしきものが見えます。

rowajapanni-mh_4プラス・マイナス側。単3のプラス極には大きいガス抜き穴が見られますが、単4にはガス抜き穴は見られませんでした。


Panasonic CR123A Industrial Lithium

panasoniccr123a_1パナソニックのOEM向け(組み込み用)リチウム電池である“CR123A”です。
パナソニックの法人向けのページでは民生用の電池と同じデザインの写真が掲載されており、OEM向けデザインの電池は存在していないような感じでありますが、実は写真のようなOEM向けの電池も実は生産されていたりします。
写真の電池はディスカウントストアで購入したCR123Aを使うLEDライトの付属として付いてきたものです。

panasoniccr123a_2デザインは以前本ブログで紹介したフッ化黒鉛リチウム電池“BR-C”(写真右)と同じデザイン構成で、背景色がシルバーになっているのが特徴です。個人的には一般販売用(写真左)と比べて見るとシルバーベースでなOEM向けの方がカッコよく見えます。

 

 

panasoniccr123a_3電池には使用推奨期限らしき表示も表記されており、「01-2023」と記載されていました。パナソニックのカメラ用リチウム電池の使用推奨期限は10年であるので、2013年1月製造の電池であると思われます。
また、“CR17345”という型番も併記されており、これは直径17mm、高さ34.5mmの二酸化マンガンリチウム電池であることを示す型番です(この型番は一般販売用のものにも記載されています)。

panasoniccr123a_4パナソニックのCR123Aは前世代品が日本製で(写真上)、現行品はインドネシア製になっていますが(写真中)、今回入手したOEM向けのものもインドネシア製になっていました。
なお、OEM向けのものには海外輸出に対応するためか、一般販売用には見られないWEEEマークが付いていました。なお、注意書きはどちらとも日本語と英語の併記になっています。


YIBOYUAN LCD万能充電器 AC-10

AC-10_1増えゆくデジカメのバッテリーパックと専用の充電器が増えることに嫌気が差したので、某オークションで購入した汎用充電器。
中国のShenzhen Yi Bo Electronics Co., Ltd.というメーカー製で、同社は様々なバッテリーパック用の充電器を発売しているメーカーのようです。
決め手は液晶画面ですね。ただLEDの色が変わるのを見るよりかは液晶画面の変化を見る方が面白いでしょうから。

 

AC-10_2充電器裏。コンセントプラグは収納式。入力は“AC100-240V 50/60Hz 150mA”。240Vまで対応のワールドワイドタイプ。出力は“DC 4.2V 400mA ±50mA”。USB出力(後述)は“DC 5.2V 1250mA”。
元々、中国向けの製品を輸入しているので日本のPSEマークなどはありません。これだけでかなりグレーな一品と言えそうですが。

 

AC-10_3使い方としてはスライドするカバーで電池を固定し、上部にある端子を電池のプラスとマイナスに合わせてセットするというもの。プラスとマイナスの向きは自動判別で、プラス・マイナスの端子に位置していれば向きは特に気にする必要はありません。
カバーのスライド幅はおよそ32~54mm程度。大体、この幅のバッテリーパックを挟むことが可能です。

 

AC-10_4挟めなかったバッテリーパックの一例。これは“ニンテンドーDSi”のバッテリーパック(TWL-003)ですが、端子方向に細長いこのバッテリーパックは挟むこと自体が不可能でした。

 

 

AC-10_5富士フイルムのデジカメに使われているバッテリーパック“NP-45”はギリギリの所で挟めませんでした。このバッテリーパックは富士フイルム以外にもカシオ(NP-80)やペンタックス(D-LI63)、ニコン(EN-EL10)など多くのメーカーで使われているだけに使えなかったのは残念です。

 

AC-10_6バッテリーパックを充電器に装着してみたところです。ちなみにコンセントに差してはいませんが、液晶が付いてしまっています。
充電器に取説が付いていなかったので、これが意図する動作なのかどうかは不明です。一応、残量表示はされているので、チェック機能を兼ねているのかもしれません。
注意点としては停電時、充電器側に電気が流れてしまうため、電池が無くなってしまう危険があることでしょう。

AC-10_7充電中の様子です。液晶表示はデジタルではなく、25%50%75%100%の4段階表示での残量を表示しています。“25%・50%・75%・100%の全表示が表示された時点で充電完了さらにこの状態で1~2時間待てば満充電完了のようです。

 

 

AC-10_8この充電器にはUSB出力が付いていて、充電中でもUSBで電源が供給できます。と、言いたいところですが、試しに携帯電話の充電を試みてみると、出力が不安定で出力したり、しなかったりを繰り返します。あまり出力電流が高い機器には使えないのかもしれません。
う~ん、ここらへんの作りが甘いですね…。まぁ、USB出力は毛頭使うつもりは無いので良いのですが。


三菱リチウム電池 その4

mitsubishiindonesia_1以前、本ブログでは一部100円均一ショップで売られている三菱電機ホーム機器のコイン形リチウム電池が日本製からインドネシア製に変わったことを取り上げました。
その記事から約9ヶ月…、これまで100円均一ショップ“ダイソー”で売られていた、三菱電機ホーム機器のコイン形リチウム電池2個入りが遂に日本製からインドネシア製に変わりました。

 

mitsubishiindonesia_2左が日本製、右がインドネシア製のパッケージです。写真の物は丁度変わり目のパッケージで、使用推奨期限「03-2019(2014年3月製造)」分からインドネシア製になったようです。
パッケージ上の型番も変更されており、写真のCR2025パッケージで旧・日本製が“電池No.87”だったのに対し、新・インドネシア製が“電池No.117”になっていて、変更されています。その他のデザインは全く同じです。

mitsubishiindonesia_3パッケージ裏。こちらも左が日本製、右がインドネシア製です。注意書きの文面や構成はほぼ同じですが、形名が日本製が「CR2025/DS2BP」だったのに対し、インドネシア製が「CR2025/DS2BPK」と“K”記号が付加されたものに変わっています。
それに伴う変更のためか、バーコードのベンダーは三菱電機(4902901)で変わりませんが、コードは別のものに変わっており、両者は別商品とされているようです。

mitsubishiindonesia_4電池の表面と裏面。以前紹介したインドネシア製は単純に“CR2025”・“CR2032”と書かれているものでしたが、今回のものには“CR2025N”・“CR2032N”と“N”記号が付加されています。
また、裏面の刻印も以前紹介したインドネシア製は外側に刻印があったのに対し、今回のものには中心に刻印があります
なお、刻印は両者とも“43”。恐らく、20143月製造を指すコードであると推測されます。

 

mitsubishiindonesia_5パナソニック(インドネシア製)のリチウムコイン電池と比較してみると、裏(マイナス極)の中心にロット番号が刻印で記載されているタイプなので、あくまで推測の域を出ませんが、パナソニックのOEMなのではないでしょうか。

 

 

・追記(2014/7/27)
mitsubishiindonesia_6現行のパナソニック“CR2025”を眺めていたら、プラス極に成形上?のものと見られる丸い線が見えました。この線はダイソーの三菱電機ホーム機器“CR2025N”にも見られ、やはりこれはパナソニックのOEM品なのでしょう。

 

 

 
・さらなる追記(2014/8/2)

mitsubishiindonesia_7型番及び生産国の変更は前述の通り、使用推奨期限「03-2019」ロットからのもののようですが、CR2016に関しては「02-2019」ロットで型番変更以前の物でもインドネシア製のものがあるようです。
写真左が日本製“CR2016M”が入ったもので、右がインドネシア製“CR2016N”が入ったものです。両者とも使用推奨期限は「02-2019」となっています。ちなみにパッケージの裏面はこんな感じです。

 

★関連記事
三菱リチウム電池 CR2016/CR2025/CR2032
→100円均一ショップ“ダイソー”で売られている、三菱電機ホーム機器のリチウムコイン電池2個入りを紹介した記事。

三菱リチウム電池 その2
→上記の記事の続編で、三菱電機ホーム機器のリチウムコイン電池の一般市販向けパッケージを紹介しつつ、ラインナップも紹介した記事。

三菱リチウム電池 その3
→さらなる続編。一部100円均一ショップで出回っている、三菱電機ホーム機器のリチウムコイン電池1個入りがインドネシア製に変わったことを紹介した記事。


HUALI SUPER QUALITY.BATTERY R20

HUALI_1HUALI”なる謎ブランドのマンガン電池。“JIAILING BATTERY FACTORY”という製造元らしき表記が見えますが、例の如くWeb上で検索してもヒットせず。表記のサイズは「R20」なので単1です。
この写真を見ても分かる通り、プラス極はプラスチックというか樹脂製です。構造は2~30年前の日本メーカーの電池のようですね。

 

HUALI_2この電池はリサイクルショップで入手したLED懐中電灯に付属品として付いてきたもの。こういったショボイ電池はこのような安物の懐中電灯やスーパーで売られている子供向けのおもちゃだとかに付属していることが多いです。
付属の電池目的で買った懐中電灯やおもちゃが増え続けるのも、これまた電池コレクターの宿命です。ちなみに今回購入したのは3灯タイプのLED懐中電灯で普通に使えました

HUALI_4電池の側面。特に注意書きや製造元の表記は無く、小さいプラス・マイナスの表記と“ART.NO.821”という謎の番号が記されているのみです。
デザインは赤をベースとし、下部に黒いシマシマが配置されたもの。過去にこれに似た日本メーカー製の電池を見たことがあるような気がしますが気のせいでしょう。たぶんねw。

 

HUALI_5プラス・マイナス側。プラス極は冒頭にも書いた通り、プラスチック(樹脂)製。“BATTERY TYPE R20”という文字が刻印されています。マイナス極は亜鉛缶剥き出しタイプではなく、一応、底板付きです。
マイナス極の底板には「2008-04」という刻印が見えます。本体に表記が無いので、これが製造日か使用推奨期限の表記がどうかは不明ですが、後にある理由からこの刻印の意味がわかってしまいます。

 

HUALI_6ところでこの電池。表面をよく見ると、外装の向こう側に別の模様が見えています。こういう電池を見るとなんだかワクワクするぞw。

 

 

 

 

HUALI_7と、言うわけで、電池の外装を剥いでみたら、やはり別の色・絵柄の電池が出てきました!
この光景を見ていると電池が脱皮しているように見えなくもない。

 

 

HUALI_8外装を剥いで出てきた電池がこの“夜明(R)”なるブランドの電池でした。片面は中国語表記で、もう片面は英語表記で“yeming”というブランド名の英語表記らしきロゴもあります。“SHANTOU DIANCHICHANG”という製造元らしき表示もありますが、こちらもWeb上で検索してもヒットはしませんでした。
デザインはなんとも中国製と言った感じのもので、電池マニアにはたまらないデザインです。まるで現代の電池とは思えません。

HUALI_9電池の側面。注意書きの表記は相変わらずありませんが、『補償期一年 生産日期見底部』と書かれてあります。これは保証期限1年底部に製造日が書いてあるという意味であるようですから、マイナス極の刻印は製造日の表記であったようですね。
電池記載の記号は“R20S”なので、緑マンガン相当であると思われます。表面の英語表記部分には“低汞”と書かれていました。これは水銀は入ってるけど少ないよってことでしょうか。

外観は紙巻ですが、外側がビニールでラミネート加工が施してあります。以前本ブログで紹介した1965年製?の“HITACHI LONG LIFE BATTERY”に似たような外装です(底板付きなのも共通する)。40年以上も前の日本クオリティの電池が2000年代に作られていたというのが凄いなぁ。

HUALI_10HUALI”とその中から出てきた“夜明(R)”を並べてみました。やはり懐中電灯に付属する電池としては夜明の電池ではデザイン的に相応しくないので、HUALIの皮を被せて供給したのでしょうか…。
個人的には日本メーカーのデザインをパクったっぽいHUALIよりも、中国らしい夜明のデザインの方が好きですね。個性的過ぎますがw。


National リチウム電池 カメラ用 CR-P2N

nationalcr-p2n_1松下電器産業(現・パナソニック)が“National”ブランドで発売していた、カメラ用パック電池「CR-P2」です。
CR-P2はパッケージの記載通り、カメラに使われ、全自動フィルムカメラにおける電源として用いられていました。後発のリチウムパック電池である「2CR5」では一部デジタルカメラにも用いられましたが、このCR-P2はフィルムカメラのみでデジタルカメラには用いられませんでした。

 

nationalcr-p2n_2このCR-P2は1985年に松下電器産業が開発したリチウムパック電池で(写真は1987年のカタログ)、当初はフッ化黒鉛リチウム電池を用いた“BR-P2”として開発されました。内部はフッ化黒鉛リチウム電池「BR-2/3A」を2個直列に接続した構造になっていたようです。
他社が二酸化マンガンリチウム電池を用いたCR-P2を発売すると、松下も他社に合わせ、CR-P2になったという経緯があったようです。

 

 

 

 

 

nationalcr-p2n_3パッケージ裏。注意書きには『●カメラ専用です。』と書かれ、この電池が発売されていた当時はカメラ以外の用途は想定していなかったことが伺えます。また、「カメラ以外に使用する場合は、ご相談下さい。」とまで書いてあります。
この頃は“松下電器産業株式会社”と“松下電池工業株式会社”の連名表記。長寿命のリチウム電池だからか、パッケージには製造日や使用推奨期限などは記載されていません。

nationalcr-p2n_4電池の外観。側面には灰色の胴体が見え、中に電池が入っていることがわかります。その側面の電池の大きさを現在のCR123Aと比較してみると、若干大きさが異なりました。この当時のCR-P2はCR123AではなくBR2/3Aと同じサイズのリチウム電池(CR17335?)が実装されていたのかもしれません。

 

nationalcr-p2n_5電池の後ろ側。2つの膨らみが見え、電池が2個入っていることが伺えます。この電池は6V3Vのリチウム電池が2個入っています。

 

 

 

nationalcr-p2n_71987年のカタログでは“BR-P2N”であり、1989年のカタログでは“Panasonic”ブランドの“CR-P2P”に移行しているというのを考えてみると、今回紹介した“National”ブランドの“CR-P2N”は発売期間が短いと思われ、極めてレア物ではなかったのでは?と思われます。

 

 

nationalcr-p2n_6電池の前面には「854」という謎の3ケタロット番号が印字されています。なお、このロット番号の読み方は不明。解読できれば製造年くらいはわかりそうな気がしますが…。


Bexel Super Alkaline LR6

bexelalkaline_1韓国の電池メーカー“Bexel(ベクセル)”のアルカリ電池。ディスカウントストア“ドン・キホーテ”にて使用推奨期限間近という理由で2本・税抜き20円で売られていたものです。
これは本ブログで以前紹介した「hy SUPER ALKALINE RSEB」と記載された単4・4本入りのものと同時購入したもので、同電池は未開封状態で液漏れしている個体が多数ありましたが、このベクセル製は液漏れしているものはありませんでした。さすが有名ブランドを名乗っているだけはありますね。

bexelalkaline_2パッケージ裏にはバーコードが記載されたラベルが貼り付けられていました。商品名は『BEXEL アルカリ乾電池 単3形 2P』と書いてあります。
バーコードのベンダーは化粧品や石鹸などを発売している大阪の企業、ピエラス(4966680)のものでした。

 

bexelalkaline_3電池の外観。デザインは橙(オレンジ)のシンプルデザイン。以前本ブログで紹介したことのある、同じくベクセルブランドのマンガン電池ではハングル語のみの注意書きでしたが、こちらはハングル語の注意書きは無く、英文表記のみの注意書きになっています。WEEEマークや台湾で発売される電池に付与される四つ矢マークもありますから、元々海外輸出向けの電池なのかもしれません。
社名表記は“Bexel CORPORATION”で、韓国製です。

bexelalkaline_4プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」で、現在他社が「」や「」などに移行していく中、「」の絶縁リングを採用しているのは珍しいと思います。
使用推奨期限は「03.2016U」で5年期限と推測すると、2011年3月製造の電池か。

 

bexelalkaline_5外装ラベルを剥がしたところです。マイナス極のガス抜き穴は2つ穴タイプですが、マイナス極の突起の部分に穴が空いているタイプでした。絶縁リングも縁に穴が空いている他には見られない特徴です。
電池本体にはロット番号と思われる「110311A」という印字がありました。使用推奨期限との関係性を見ると、単純に2011年3月製造を表すロット記号であると考えられそうですが…。