ディスカウントストア“ドン・キホーテ”にて、期限切れ間近ということで税抜き20円で売られていた単4・4本入りのアルカリ電池。
ラベル上の発売元は“株式会社フィフティ”で、バーコードのベンダーも同社のものです。本ブログでは以前、同社オリジナルのアルカリ電池を紹介したことがありますが、今回紹介するアルカリ電池はオリジナルブランドのものではなく、見たこともないブランドの電池が包装されていました。
これが中に入っていた電池で『hy SUPER ALKALINE RSEB』と記載してあります。電池本体に記してある社名表記は“REDSUN EVERBRIGHT TECHNOLOGY CO., LTD.”とあり、「RSEB」とはこの会社名の頭文字から取られたブランドであると推測されます。
なお、この電池メーカーはWeb上で検索してもヒットせず、謎の電池メーカーであります。しかし、中国の電池メーカーってどれだけ存在するのでしょうか?本ブログでいくら紹介しても尽きない…。
電池の外観。電池は中国製で“0.00% MERCURY & 0.00% CADMIUM”と記載してあるので、水銀とカドミウムは含有していない模様。パッケージには鉛も含有されていないことが記載されています。
電池にはWEEEマークや台湾で発売される電池に付加される、通称・四矢マークも見える。この電池は充電式電池ではありませんが、スリーアローのリサイクルマークも見えるのはご愛嬌。
電池のプラス・マイナス側。使用推奨期限は電池のラベルに印刷済みなタイプで印字や刻印ではない。表記は「EXP DATE:04-2016」ということでまだ期限は残っています。パッケージには使用推奨期限5年と書かれていましたから、2011年4月製造の電池であると推測されます。
マイナス極の絶縁リングは無いタイプで、ガス抜き穴は2つ穴タイプでした。
ちなみにこの電池、まだ期限が切れていないのにも関わらず、店頭では未開封で液漏れ多発している個体がやたらと多いのが目立ちました。さすがの自分でも怖くて2パックしか購入できなかったです。今回購入したのも使わずに液漏れして終わりなんだろうなw。