月別アーカイブ: 2013年10月

Panasonic 充電式EVOLTA ワンピースバージョン HHR-3MCC

HHR-3MCC_1ウチの近所の某衣料品店に売られていた充電式EVOLTAのワンピースバージョン。この店は突然“パナソニックアルカリ乾電池(金パナ)”の単3・単4、4本入りを100円で売り始めたり、色々と掘り出し物がある所で定期的に覗いているのですが、充電式EVOLTAのワンピースバージョンが399円で売っているのを発見。西友で500円で売っているのを見たことがありますが、400円を切っていると言うのは個人的に見たことが無く、かなり安いのではないでしょうか。

HHR-3MCC_2パッケージの側面には東映アニメーションの版権許諾証のシールが貼られており、正式に東映アニメーションのライセンスを受けていることがわかる。
ちなみにこの店では“チョッパー/シリアスバージョン”と“チョッパー/ジョイフルバージョン”が売られていたが、ジョイフルバージョンは既に持っていたので、シリアスバージョンを購入した。

 

HHR-3MCC_3絵柄は後ほど紹介するとして、型番表記部分を。絵柄横には「Panasonic 充電式EVOLTA」と書いてあるので何の電池だかわからなくなることはない。型番はHHR-3MCCで、この型番は絵柄ごとに変わり、
HHR-3MCA…ルフィ/シリアスバージョン
HHR-3MCB…ルフィ/ジョイフルバージョン
HHR-3MCC…チョッパー/シリアスバージョン
HHR-3MCD…チョッパー/ジョイフルバージョン

となっている。性能は2011年10月に発売された“充電式EVOLTA”の第3世代の単3、HHR-3MWSと同性能で公称容量もmin.1900mAhと同じである。

HHR-3MCC_4所持しているラインナップを並べてみた。左から、
オリジナル(HHR-3MWS)
ルフィ/シリアス(HHR-3MCA)
チョッパー/シリアス(HHR-3MCC)
チョッパー/ジョイフル(HHR-3MCD)
後は「ルフィ/ジョイフル(HHR-3MCB)」を入手すればコンプリートですね。まるで電池コレクターみたいですが、ここは電池コレクターのブログですよw。


マクセルのリチウム電池CR2032とCR2032Hの違い

cr2032h_1日立マクセルのリチウムコイン電池CR2032には普通に“CR2032”と書いてあるタイプと“CR2032 H”と書かれているタイプが有るのはご存知だろうか?
本ブログのリファラーを見ていると『CR2032 CR2032H 違い』というキーワードで検索している方が一定周期で本ブログに訪れているので今回は両者の違いについて取り上げる。

 

 

cr2032h_2左記の表は日立マクセルのホームページ内、CRコイン電池のデータシートからCR2032の部分を抜き出して編集した表である。詳しいデータはマクセルのホームページを見るか当該データシートを見て欲しい。
大きさや公称電圧、作動温度範囲は同じ。だけれど、1つだけ違う点が“標準容量”という項目。CR2032が220mAhなのに対し、CR2032Hは240mAhと、容量が大きいのである。

つまり、容量が大きいCR2032Hに比べ、CR2032(無印)の方が容量が小さいので電池の持ちに影響がある可能性がある。たかだか20mAhの違いなのでさほど差はないと思われますが、消費電流の多い機器を使っている方は要注意です。

そこで他社(日本メーカー)のCR2032の容量はどうなのだろうと思い、今回取り上げた日立マクセルも含め、以下に一覧化してみた。あくまでもメーカー公表値のため、実際のスペックとか生産国違いによる誤差がある場合があるかもしれないです。

メーカー 日立マクセル FDK パナソニック ソニー
型番 CR2032 CR2032H CR2032v CR2032 CR2032
公称容量(mAh) 220 240 220 220 220
作動温度範囲(℃) -20~+85 -20~+70 -30~+60 -30~+70

殆どのメーカーが公称容量220mAhで、マクセルのCR2032Hだけが240mAhです。マクセルが220mAhのCR2032(無印)を発売しているのは他社の220mAhと互換性を保つために発売しているのかもしれませんね。それから、作動温度範囲も各社で違ったので掲載してみましたがこれも各社で差異があり面白いですね。

cr2032h_3写真左が均一ショップ“ダイソー”で売られている「CR2032(無印)」、右が一般市販品のマクセル「CR2032 H」。ダイソーのCR2032(無印)はもちろん税込105円、マクセルのCR2032 Hはケーズデンキ価格で税込210円でほぼ倍の値段でした。
ちなみにかつてLR44にもLR44Hという高容量版があり、これを松下(現・パナソニック)が製造していて、セイコーの時計用補修部品でしか入手できなかったという昔話があってね…。


トップバリュベストプライス アルカリ乾電池 LR20BP/LR14BP/LR6BP/LR03BP

LR20BP_1以前、本ブログで紹介したことがあるトップバリュベストプライス”のアルカリ電池。今回、全ラインナップを入手できたので改めて紹介する。この電池は一部の“イオン”やイオン系列のスーパー“マックスバリュ”や“アコレ”でも入手することが出来る。
価格は単1(2本)が198円単2(2本)が148円単3と単4(4本)が98円でトップバリュのアルカリ電池よりも安く設定されているのが特徴である。

 

LR20BP_2まずは単1と単2から。デザインは白ベースに黄色で、如何にも廉価版といった雰囲気を漂わせている。“安さ”のポイントは「海外へ一括大量発注しました。」という安さの理由が記載、これはトップバリュベストプライスシリーズ全てに記載されている。生産国は中国

 

 

LR20BP_3マイナス側。単3はオーム電機の「V-アルカリ乾電池」に似ていたが、単1と単2もマイナス極の形状や使用推奨期限の印字が似ているのでこれもV-アルカリ乾電池なのかな…?
ちなみに使用推奨期限は単1・単2共に「11-2017」。V-アルカリ乾電池が使用推奨期限5年なので、同じじゃないかな(2012年11月製造)。

 

LR20BP_4ちなみにバーコードラベルの型番表記部分の字体もオーム電機よく用いているものであり似ているため、このラベルからもオーム電機さが漂う。バーコードのベンダーはイオン(4901810)なのでベンダーからOEM元を判別するのは不可能。

 

 

 

 

LR20BP_5次に単3と単4。こちらも白+黄色の廉価版デザイン。安さのポイントも同じ。外箱には時計やリモコンを薦めており、高性能をウリとしているV-アルカリ乾電池とは正反対のキャッチとなっている。

 

 

 

LR20BP_6プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」、こちらもV-アルカリ乾電池(写真左)と使用推奨期限の印字が似ている。使用推奨期限は単3が「03-2018」、単4が「05-2018」。それぞれ5年期限と推測すると、2013年3月、5月製造と思われる。こちらも中国製

 

 

LR20BP_7マイナス極のリングを取り除いた。V-アルカリ乾電池の単3と比較してみると、奥に見えるガス抜き穴が同じなので、中身はともかくとしてV-アルカリ乾電池と同じ製造元であることは確かであるようです。

 

 

LR20BP_8全ラインナップを並べてみた。ここまでデザインが統一されていると清々しいものがありますね。

 

 

 

 

★関連記事
激安トップバリュ電池はEnergizer?
→これはブログ内の記事ではなく、このブログの筆者のホームページ内「コネタ」で紹介したネタの一つ。トップバリュベストプライスの前身PBである“ベストプライス by TOPVALU”の単3電池がシンガポール製だった時期があり、この電池をEnergizerOEMではないかと考察している。

激安トップバリュ電池のその後…
→上記の記事の続編。「ベストプライス by TOPVALU」から「トップバリュベストプライス」に変わった単3電池を紹介、製造元もシンガポール製から中国製になったことを記載している記事。


アルカリ乾電池 ALKALINE LR6(K)

LR6(K)_1三菱電機ホーム機器が一時期発売していたアルカリ電池。100円均一ショップで買ったような気がするけれどあまり覚えていない…。旧・SHOP99でも売っていた覚えがあります。デザインは金ベースの青で結構好みのデザインであります。
三菱電機ホーム機器の電池ですが“MITSUBISHI”のブランド表記はなく、位置的には同じく現在100円均一ショップで売られている韓国製の赤いアルカリ電池に似ている位置付けだったのかもしれません。

 

LR6(K)_2注意書き部分。インドネシア製で「輸入元:三菱電機ホーム機器」の表記になっている。使用推奨期限は「06-2010」と「01-2009」。

 

 

 

LR6(K)_3絶縁リングは「」で、以前紹介した富士通のR SPEC OEM版(インドネシア製)と比較してみると、使用推奨期限の印字が全く同じであるので、これはFDKインドネシアのOEMであろうと思われる。

 

 

LR6(K)_4この電池にはインドネシア製だけではなく、中国製のものもあることを確認している。写真のものが中国製の未開封品。この未開封品の中国製は「08-2005」であり、インドネシア製より以前に発売されたものか?

 

 

 

LR6(K)_5パッケージ裏。「フィルム PET」と書いてあるが“フィルム”の部分が手書きwです。もちろん直筆ではなくて印刷ですけどね(当たり前)。バーコードのベンダーは普通に三菱電機(4902901)。

 

 

LR6(K)_6インドネシア製と中国製の比較。製造元は違うようなので、使用推奨期限の印字の字体は異なる。他にはインドネシア製は電池の青の色合いが濃いが、中国製は薄い。インドネシア製が問い合わせ先のフリーダイヤルが書かれているが、中国製は書かれていないことがざっと見た感じでわかる。

 

LR6(K)_7プラス・マイナス側の比較。両者ともマイナス極の絶縁リングは「」であるが、中国製の底板は光沢がかかっておりインドネシア製はザラザラの底板で大きく異なる(ちなみにインドネシア製のザラザラ底板はFDKの日本製でも見られ、FDK製単3アルカリの大きな特徴の1つである)。

 

 

LR6(K)_8さらに追求してみる。左が中国製、右がインドネシア製。絶縁リングの色の濃さが大きく異なるほか、奥に見えるガス抜き穴の位置も違っていた。


maxell ダイナミック アルカリ乾電池 LR6(W)E

LR6(W)E_1前回のブログでは実は現在でも生産していた日立マクセルの“ダイナミック”を紹介しましたが、今回は一時期100円均一ショップで出回ったOEM(組み込み)向の“ダイナミック”を紹介します。
外観でも分かる通り、海外で使われることを想定して英語でも併記してあるのが特徴です。

 

 

LR6(W)E_2前回紹介した一般市販品のダイナミックとの比較。OEM向のダイナミックは注意書きが日本語だけではなく英語でも記載、欧州への輸出も想定してか、WEEEマークもあります。表もアルカリ乾電池に“ALKALINE BATTERY”の併記があり、サイズ表記も一般市販品では「単3形」と書いてある場所には「SIZE AA」と書いてあります。

 

LR6(W)E_3JISマーク比較。上から、
旧デザイン“ダイナミック”のOEM向。使用推奨期限:05-2006
旧JISマーク“ダイナミック”。使用推奨期限:04-2009
新JISマーク“ダイナミック”。使用推奨期限:05-2018
新JISマーク“ダイナミック”のOEM向。使用推奨期限:01-2014。

 
一般市販品のダイナミックの型番が「LR6(W)」でOEM向が「LR6(W)E」ということは一般市販品の型番に「E」記号を付加したものがOEM向けのようです。

LR6(W)E_4各電池の外観。上2本が旧・新のOEM向ダイナミックです。ちなみにいつものプラス・マイナス側の比較ですが、どれも日本の日立マクセル製で「◎」なので今回は省略します。

 

 

LR6(W)E_5おまけ。昨日掲載しようと思っていたのだけど、忘れていた現“ボルテージ”[6LF22(T)]と旧“ダイナミック”[6LF22(W)]の9V形。どちらとも6LF22タイプでマレーシア製です。


maxell ダイナミック アルカリ乾電池 LR6(W)/LR03(W)

LR6(W)_1あるディスカウントストアで見つけた日立マクセルの“ダイナミック”。現在のマクセルアルカリ電池の主力は“ボルテージ”であるが、このダイナミックはボルテージの1世代前のアルカリ電池です。まさか、今ダイナミックの未開封品を見るとは思わなかったなぁ。
パッケージのキャッチコピーは「長持ちフルパワー」。下には「新活性物質で効率発電!」とも書かれています。

 

LR6(W)_2パッケージ裏。単3・単4シュリンクパック。バーコードのベンダーは日立マクセル(4902580)。入手価格は単3・単4共に198円1本当たり、24.7円というところでしょうか。

 

 

LR6(W)_3電池の外観。電池のデザインは現在の“ボルテージ”に似ており、パッと見では間違えやすい。日本製、JISマーク(新)も記載されており、認定番号から両者ともマクセル自社製と思われる。

 

 

LR6(W)_4どれだけ似ているかをボルテージとダイナミックの単4を使って比較。色使いは違いますが、よく似ているデザインであることがわかります。これは元々ボルテージが“ダイナミック・ボルテージ”というダイナミックシリーズの1つとして生まれた経緯があったからであると思われる。パッケージにはダイナミックボルテージと書かれていたが、電池本体は現在と同じ「ボルテージ」だけの記載で、2009年4月より発売されたNewボルテージから、パッケージもダイナミックの冠名が取れた。

LR6(W)_5プラス・マイナス側。単3のマイナス極は「◎」で単4は平たいマイナス極になっており、マクセル自社製であろう。
使用推奨期限は単3・単4共に「05-2018」。上記のパッケージ写真を見ればわかりますが5年期限、なので2013年5月製造!?なんと、今年(2013年)製造の電池なのです。てっきり、デッドストックの電池を売っているのかと思ってしまったではないですか。

 

もちろん、この電池はマクセルのホームページ上では非掲載。マクセルの赤マンガンと同様裏メニューで旧ダイナミックの製造を続行しているのでしょうか?う~ん、謎です…。


無印良品 充電器&単3形2本セット MJC341FX(CX)

MJC341FX_1前回のブログでは良品計画が展開しているブランドである“無印良品”のニッケル水素電池を取り上げたが、今回は充電器を取り上げる。
充電器は単3のニッケル水素電池2本セットのみの発売で単品での発売は行っていない。最初にこの充電器セットを購入し、使う電池の数により電池を追加購入していくスタイルとなっている。
価格は1280円で、パッケージ上には充電器が中国製、充電池が日本(FDKトワイセル)の記載がある。

 

 

 

MJC341FX_2充電器の外観。下部に充電中を示す『CHARGE』の印字はあるものの、上部には文字やロゴなどの記載はなく、非常にシンプルな充電器となっている。
充電は単3または単4・2本単位のみの充電で1本での充電は出来ない。

 

MJC341FX_3充電器裏。コンセントのプラグは折りたたみ式、AC100~240Vに対応したワールドワイドチャージャーとなっている。

 

 

 

MJC341FX_4充電器の銘板部分の拡大。PSEマーク下には“FDK株式会社”と記載してあり、取扱説明書にも製造元がFDKであることが書いてありました。

 

 

MJC341FX_5取扱説明書上の充電時間表記。単3(HR-3UQ-MJ:min.950mAh)が約3.5時間単4(HR-4UQ-MJ:min.550mAh)が4.5時間で何故か単4の方が充電時間が長い。この充電時間は2本でも4本でも同じ充電時間のようです。
ちなみに充電時間から、推測ですが三洋電機がeneloop lite用に発売していたエントリータイプの充電器“NC-TGL01”と同じ、FDKが『富士通 充電池』用に発売している“FC344”とも同じ物みたいです。

MJC341FX_7そこで、比較してみた。FDKの充電器FC344の取説はホームページ上で提供されていないので、三洋電機のNC-TGL01との比較です。大きさや重さ・定格に至るまで同じなのでMJC341はNC-TGL01と同じと見て良さそうです。しかしエントリータイプの充電器だからかスタンダードeneloop単3の充電時間が7時間というのは、どうかと…。

 

MJC341FX_6充電中の様子。充電中はLEDが点灯終了で消灯する一般的な表示となっています。異常時は約0.5秒おきにLEDが点滅するようです。

 

 

HR-3UQ-MJ_6この充電器を無印で買った後に立ち寄ったドスパラ上海問屋コーナーで富士通 高容量充電池(HR-3UTHA)が600円だったので買っちゃった。無印ブランドのeneloop lite相当品に近い値段で絶句。
FDKは今回取り上げた無印の充電器と同じと思われるFC344のみしか発売していないので、この高容量充電池もメーカー指定の充電器の規定に従うなら、この低速充電器で充電しなければならないという苦行が待っているw。

スタンダードeneloopで7時間ってことはeneloop pro相当の『富士通 高容量充電池』だとどれ位充電時間がかかるんだよ…。どうしても富士通の充電器でということなら、過去発売されていたハイドロパワー用の充電器をどこからか入手するしか無いでしょうが、果たしてそれでもメーカー的にOKなのは疑問ではあります。


無印良品 充電式ニッケル水素電池 HR-3UQ-MJ

HR-3UQ-MJ_1良品計画が展開しているブランド“無印良品”の充電式電池と充電器。無印良品は元々は西友のPB品として誕生したが、後に良品計画が設立され、事業譲渡された。良品計画が設立される前の“無印良品”ブランドの製品は後に西友プロキュアメントとなるスマイルが発売していたと記憶している。
今回は単3+充電器セット(MJC341FX(CX))と単3充電式電池(HR-3UQ-MJ-2C)を購入。写真が多すぎたので、今日は充電式電池を、明日は充電器セットを紹介します。

HR-3UQ-MJ_2パッケージ。このようなケースに売られているパッケージでなんとも無印らしいと言えるのではないでしょうか。電池自体も白一色でシンプルデザインです。

 

 

HR-3UQ-MJ_3パッケージ裏。型番は「HR-3UQ-MJ-2C」で「HR-3UQ」という型番と公称容量がmin.950mAhであることからeneloop liteのOEMと見られる。ラインナップは単3・単4、各2本入りのみで単3が580円、単4が480円となっている。ちなみに単4もmin.550mAhでeneloop lite同様である。Panasonicブランドのeneloop liteは充放電使用回数が5000回であるが、これは2000回の旧タイプらしい。バーコードのベンダーは良品計画(4934761)。

余談であるが、トップバリュ共環宣言の電池にしてもそうだが、PB品の電池にエントリーモデルのニッケル水素電池を使うのは何故なのだろうか。エネループシリーズはエントリー(lite)スタンダード(無印)ハイエンド(pro)の3クラス構成であるが、理解してエントリーモデルのニッケル水素電池を買うのならわかる。しかし、PB品で容量の少ないエントリーモデルの一種しか無いと乾電池と比べ『やはり充電式電池の持ちなんてこんなものか?』と思われ、PB品の充電式電池自体が信用を失ってしまうのではないか。むしろ無印良品となると充電式電池ビギナーも多そうな訳で余計誤解されてしまうのではないでしょうか。ここは多少高くてもスタンダードタイプのeneloopにして欲しかったと思う(amazon basics充電式電池のように旧タイプでも良いので)。

HR-3UQ-MJ_4さて、堅苦しい話は置いといてw、電池の外観です。デザインは白ベースに一貫したグレーの文字でシンプル。リサイクルマークもニッケル水素電池のシンボルカラーであるオレンジ色は無く白ヌキのものになっており、デザインは徹底されている。名義は「株式会社 良品計画」、生産国はもちろん日本FDKトワイセル製ですね。

 

HR-3UQ-MJ_5今回は充電器セットに付いている電池2本と別に購入した電池2本の4本で運用しようと目論んでいたのですが、プラス・マイナス側を見てみると見事に突起違い…。混用してもいいのかな?
ちなみに旧タイプが2011年12月製造(11-12MM)のもので新タイプが2013年1月製造(13-01RO)のものでした。意外に早い段階から新タイプに移行していたのですね。旧タイプは充電器セットの同梱品でやはり充電器の方が売れていないのかな?


GP Ultra アルカリ乾電池 単3形/単4形

GPultra_1100円均一ショップ“セリア”で見られる、ネオテクノス販売のGPブランドのアルカリ電池。GPのアルカリ電池は以前ちょこっと触れたSuper ALKALINE」、写真の「Ultra ALAKALINE」、最上位の「Ultra Plus ALKALINE」があり、これは国内メーカーのアルカリ電池ではパナソニックアルカリ乾電池や富士通G-PLUSなどに当たるスタンダードアルカリ電池のようである。

 

GPultra_2パッケージ裏。注意書きは日本語と英語表記で記載されている。ちなみに使用推奨期限は7年という珍しいもので、これは日本メーカーの大半が日本工業規格こと“JIS”の規定によるものなのに対し、このGPの電池は国際電気標準会議の規格“IEC”の規定による使用推奨期限だからである。海外の電池が日本メーカーの電池と使用推奨期限が大きく食い違うことがあるのはこのためである。
バーコードのベンダーはネオテクノス(456042556)でした。

GPultra_3電池の外観。デザインはオリジナルの「Ultra ALKALINE」と同じデザインで、日本の注意書きが記載されているオリジナル品となっている。過去はダイソーで売られていた電池もこのようにGPのデザインを日本語表記していたものを採用していたが(Super ALKALINE)、現在はダイソーオリジナルデザインの電池になっている。
GPのアルカリ電池のデザインを尊重した結果、注意書きが小さくなっています。製造国は中国

GPultra_4プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」です。使用推奨期限は単3が「05-2020」、単4が「06-2020」。先にも書いた通り、7年期限なので、それぞれ2013年5月製造と6月製造。

 

 

GPultra_5シールを剥がしてみると、単3の方には刻印の類は存在しなかったが、単4の方には謎のレーザー刻印があり、「F1ZZH11 160900」というロット番号らしきものが印字されていた。


SANYO eneloop lite HR-3UQ

HR-3UQ_1未だに近所のドラッグストアで売られていた、旧“SANYO”ブランドの「eneloop lite」。別段安かったわけではないが、壁掛け時計用の電池として購入。
eneloop liteとは、通常のeneloopよりも充放電使用回数を増やした分、公称容量が減っているエントリーモデルのニッケル水素電池である。パッケージには「容量Min.950mAh」と書いてあり、その注釈に『本電池の機器での使用時間は、同サイズの「eneloop」の約半分になります。』と書いてあります。本当に小さい文字でw。パッケージは普通のブリスターパッケージで他のeneloopシリーズ特有の繰返し使えるケースにはなっていない。
やはり、eneloopはSANYOだと思う。Panasonicになって結構経つけど、馴染まない。

 

HR-3UQ_2上が2010年4月製造ロット(旧型)。発売日に購入したので最初期ロットと思われる。下が今回購入した新しいので、2012年8月製造ロット(新型)。
両者ともデザインは同じで違いは見えないように見える。ですが…、

 

 

HR-3UQ_3プラス・マイナス側を見てみると、マイナス極の突起の大きさが変わっており、旧型(写真右2本)が突起の大きさが小さく、新型(写真真中2本)は大きい。これはこの電池のOEMらしいことで知られるタミヤのネオチャンプでも見られるようで、突起が大きい新型の充電電圧が若干高いらしいことがあるブログで記載されていた。
現行のPanasonicブランドのeneloop liteでは突起が大きいタイプでした(写真左2本)。

HR-3UQ_4よく見てみると、プラス極も異なり、旧型の方がガス抜き穴が見える突起となっているが、新型の方はガス抜き穴が見えない突起となっていた。