GP Ultra アルカリ乾電池 単3形/単4形

GPultra_1100円均一ショップ“セリア”で見られる、ネオテクノス販売のGPブランドのアルカリ電池。GPのアルカリ電池は以前ちょこっと触れたSuper ALKALINE」、写真の「Ultra ALAKALINE」、最上位の「Ultra Plus ALKALINE」があり、これは国内メーカーのアルカリ電池ではパナソニックアルカリ乾電池や富士通G-PLUSなどに当たるスタンダードアルカリ電池のようである。

 

GPultra_2パッケージ裏。注意書きは日本語と英語表記で記載されている。ちなみに使用推奨期限は7年という珍しいもので、これは日本メーカーの大半が日本工業規格こと“JIS”の規定によるものなのに対し、このGPの電池は国際電気標準会議の規格“IEC”の規定による使用推奨期限だからである。海外の電池が日本メーカーの電池と使用推奨期限が大きく食い違うことがあるのはこのためである。
バーコードのベンダーはネオテクノス(456042556)でした。

GPultra_3電池の外観。デザインはオリジナルの「Ultra ALKALINE」と同じデザインで、日本の注意書きが記載されているオリジナル品となっている。過去はダイソーで売られていた電池もこのようにGPのデザインを日本語表記していたものを採用していたが(Super ALKALINE)、現在はダイソーオリジナルデザインの電池になっている。
GPのアルカリ電池のデザインを尊重した結果、注意書きが小さくなっています。製造国は中国

GPultra_4プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」です。使用推奨期限は単3が「05-2020」、単4が「06-2020」。先にも書いた通り、7年期限なので、それぞれ2013年5月製造と6月製造。

 

 

GPultra_5シールを剥がしてみると、単3の方には刻印の類は存在しなかったが、単4の方には謎のレーザー刻印があり、「F1ZZH11 160900」というロット番号らしきものが印字されていた。


GP Ultra アルカリ乾電池 単3形/単4形」への2件のフィードバック

  1. 某茶葉生産地市民

    JISとIECでどう基準が違うのか調べていたら、マクセルのサイト曰くIECのは「有効期限」であり具体的な基準はないそうですが実際はどうでしょう・・・

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    1. みはりん 投稿作成者

      マクセルのページはこれですね。
      http://www.maxell.co.jp/jpn/consumer/dry/date.html
      このページでは確かにIECでは「有効期限」であり、電池が使えなくなる期限の目安であると書かれていますね。IECの規定が電池が完全に使えなくなる期限の目安だとすれば、記事のGPの電池ももっと期限が長くても良さそうな気がします。

      一方、JIS規格で使用推奨期限とは記載の期間に使用すれば、JIS規格で規定する持続時間などの性能を維持できる期間と定められてます。しかし、JISでは個々の電池の性能が異なるからか、使用推奨期限の期間は定めていません。その点ではIECもJISも“電池メーカーが勝手に期限を決めている”という点では同じと言えます。

      その事があるので、本ブログでも使用推奨期限から逆算した製造日はパッケージ等に明確に期限が書かれている時以外では“推測”として記載しています。

      返信

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