Hapyson(R) 釣り仕掛け用 ピン形リチウム電池 3V BR311/2B(BR311)

今回は夜釣り用として使われる集魚ライトや竿先ライトなどに用いられるピン形リチウム電池BR311”を紹介します。
この電池は山田電器工業が展開する釣り用品のブランド“Hapyson(ハピソン)”によるもので、2011年4月にパナソニックから釣具事業を譲り受けて立ち上げた経緯を持っています。
パナソニックからはBR425BR435というピン形リチウム電池が発売されていますが、こちらはそれらを上回る極小の電池となります。

パッケージ。パッケージはパナソニックのピン形リチウム電池に似たブリスターパックを採用しています。社名表記は“山田電器工業株式会社”。バーコードの事業者名も“山田電器工業(株)(457138319)”となっていました。
生産国はなんと“韓国製”。パナソニック似なパッケージとなっていますが、パナソニック製では無いようです。製造年月は「2015-12」で結構古い個体でした。やはり売れてない?


電池の外観です。写真左が問題の“BR311”なのですが、マッチ棒と比較してもかなり小さい電池であることが伺えます。韓国でここまで極小の電池が作れるとは…。製造メーカーがとても気になる所です。電池そのものは無印字・無刻印となっていて、電池単体で入手したら何が何だかわからないでしょう。まさに知る人ぞ知る電池ですね!
右の写真は各ピン形リチウム電池とサイズ比較してみたものです。パナソニックのBR425やBR435と比較してみると断然小さく、かつて松下電池工業(現・パナソニック)が製造していたBR211と比較してみると同じぐらいの大きさですが、直径はBR311よりもBR211の方が細い感じでしょうか。
現在はパナソニックが製造している2タイプのみではなく、今回紹介したBR311の他にBR309という更に小さいサイズの電池やBR316やBR322という特殊サイズのものも存在したりとピン形リチウム電池も中々奥深い世界となっています。


電池だけ買ってもしょうがないので、今回はBR311を使う竿先ライトも同時購入してみました。電池と同じ“Hapyson”ブランド「竿先ライト ミニ」YF-8813です。『LED竿先ライトで世界最小・最軽量』を売りとしています。価格は税込み1000円前後。
竿先ライト本体は“中国製”で、付属電池(BR311)はやはり“韓国製”となっています。


電池はマイナス極(ピンが突き出ている側)を下ケース(発光部)側に入れるだけで点灯します。点灯している状態は右の写真で約15時間点灯し続けるそうです。なお、点灯させない時は電池を逆向き挿入すればOK。

最後に強引にLEDを接続して点灯させてみました。やはり、小さな電池は扱いにくいですね。ここに至るまで結構な苦労でしたw。特殊電池は専用機器で使うのが一番です。

 

 

★関連記事
ピン型リチウム電池
→当ブログで初めてピン形リチウム電池を紹介した記事。パナソニックが製造する各種ピン形リチウム電池を比較して紹介している。

Panasonic 電気ウキ・竿先ライト用 リチウム電池 BR-435/5B
→一部釣り具店で流通している、ピン形リチウム電池BR435の5本パックを紹介した記事。

SAFT LS26500 3.6V Li-SOCl2

フランスの電池メーカー“サフト(SAFT)”の塩化チオニルリチウム電池です。日本では馴染みのない電池メーカーですが、かつて日本電池(GS、現・GSユアサ)と合弁でジーエス・サフトを設立し、ニカド電池やニッケル水素電池を製造していたことがあります。
こちらは単2サイズ(Cサイズ)の比較的大型な塩化チオニルリチウム電池で、とあるデータロガーに使われている電池だそうです。この電池は一次電池であり、充電は出来ません。

なお、一般的に市販されているアルカリ電池やマンガン電池が1.5Vの電圧なのに対して、この塩化チオニルリチウム電池は倍以上の3.6Vとなっているため、普通の乾電池を使う機器で使うことは出来ません。最悪、機器が故障してしまう可能性があります。

電池の外観です。型番は“LS26500”。塩化チオニルリチウム電池は通称“ER電池”と呼ばれ、ERから始まる型番が付けられることが多いのですが、こちらはLSから始まる独自型番となっています。LSシリーズは高容量重視のモデルで、このLS26500は7.7Ah(7700mAh)の容量となっているようです。26500という数字は直径26mm高さ50mmの電池を示しています。
生産国は“Made in France”で自社製と思われるフランス製


今回、結構な本数を入手したのですが、1本だけ注意書きが異なっているものがありました。多くは英語とフランス語の2ヶ国語な注意書きなのですが、1本のみ英語だけの注意書きになっていました。一見、英語のみの注意書きが古いもののような印象を受けますが、今回は多くの電池を入手したこともありロット番号を見てみることにしました。
電池本体に印字されたロット番号は“08.350.H49”のような2・3・3の形式で記されたものになっています。その中で先頭の2桁は08や09、13などの表記が見られることから西暦の下2ケタを表しているものと推測できます。そこで各ロット番号を集計してみたのが以下の結果です。

07.241.A34:3本
07.278.038:4本
07.348.D45:4本
07.352.E49:1本
08.350.H49:1本
09.048.I07:1本
10.021.D02:1本
10.048.B06:3本
10.270.C37:6本
13.036.C01:7本
13.324.G44:1本

で、注意書きが異なっていたのがどれかと言うと、上記表中一番下の“13.324.G44”という一番新しいと思われるロット番号の電池でした。従って注意書きが英語だけなのは古いものなのでは無く、新しいものではないかということが判明したのです。

プラス・マイナス側です。プラスもマイナスもあまり見たことがない独自の形状です。プラス極は空気電池でも無いのに2つの穴が見えます。マイナスも3つの模様が見えますね。

 

 


外装を剥がしてみました。外装はビニール(PVC)外装となっています。電池にはロット番号“H01L4R L3 N”の印字の他に、Nと言う文字と二次元コードと思われるものもレーザー刻印されています。ちなみに電池本体のロットは13.036.C01です。


プラス極には緑色の絶縁リングらしきものが見えたので、引っこ抜いたらプラス極ごと抜けちゃいました…。後で絶縁リングとプラス極を分離してみると、プラス極から伸びたヒゲのような細い線が電池本体のプラス端子に接続されていました。


プラス端子の拡大。外装缶がマイナス極でしょうから、大分プラス極が近いですね。この状態で使ったら短絡しそうです。プラス端子の周りに見える白いものはガラスシールでしょう。塩化チオニルリチウム電池では塩化チオニルという電解液が液体のままで封入されています。そのため、ガス抜き穴などは設けない完全密封構造となっています。それが塩化チオニルリチウム電池が充電出来ない理由です。充電するとガスの逃げ場が無いため、最悪爆発を引き起こす可能性が高いです。

最後にマイナス部分の拡大です。マイナス極の底板が溶接で取り付けられているようです。マイナス極の模様は溶接の跡だったようですね。

 

 

★関連記事
Panasonic BR-C Industrial Lithium
→当電池と同じ、単2サイズのリチウム電池を紹介した記事。こちらはフッ化黒鉛リチウム電池。どちらも普通の単2乾電池とは電圧が異なっているため代用は出来ない点は注意が必要。

塩化チオニルリチウム電池(ER電池)
→当ブログで初めて塩化チオニルリチウム電池に触れた記事。この記事に記されていることは当電池にも通じることなので、併せて読んでみるといいかもしれないです。

塩化チオニルリチウム電池 その2
→当ブログで塩化チオニルリチウム電池に触れた記事の続編。三菱電機とソニーの塩化チオニルリチウム電池を紹介している。

【機器同梱用】POWER アルカリ G MITSUBISHI ELECTRIC アルカリ乾電池 ALKALINE 単4 LR03(GB)

三菱電機ホーム機器のアルカリ電池です。“POWERアルカリG”というブランドのアルカリ電池で、現行の“アルカリ乾電池G”の前モデルに当たる電池となっています。
こちらは【機器同梱用】のアルカリ電池で機器添付用(組み込み向け)として作られた電池であり、敢えて旧デザインの電池として作られています。一般市販品では“200px-Mitsubishi_logoMITSUBISHI ELECTRIC”の新ロゴに移行した時点で現デザインに移行していますから中々レアです。


電池の外観。デザインは前モデルである“POWERアルカリG(アルカリGH)”と概ね同じものになっていますが、“200px-Mitsubishi_logoMITSUBISHI ELECTRIC”ロゴ下の表記が『長持ちパワー』となっていた前モデルに対して、この機器同梱用では『アルカリ乾電池 ALKALINE』という種類の表記となっています。
社名表記は“三菱電機ホーム機器株式会社”。三菱乾電池ご相談センターのフリーダイヤル横には『機器同梱用』の表示があり、一般市販されていない電池であることがわかります。生産国は“MADE IN CHINA”で中国製。一般市販品では前モデルも現行モデルもインドネシア製となっていますから、この点のみ一般市販品とは異なっています。
型番は“LR03(GB)”。前モデルは“(GH)”、現行モデルは“(GD)”となっており、いずれとも異なっています。注意書きは結構極小文字で虫眼鏡を使わないと読めないレベルです…。組み込み向けの電池では英語表記の注意書きも記載されていることが多いですが、この電池は日本語のみです。

プラス・マイナス側です。マイナス極の絶縁リングは無いタイプです。一見、黒いリング状のものが見えますが、これは外装ラベルの一部で絶縁リングではありません。
最近の三菱電機のアルカリ電池はこのなんちゃって絶縁リングが多いですね。ダイソーとかバリューラインとか…。
使用推奨期限は「12-2022」となっていました。5年期限の2017年12月製造の電池であると思われます。


外装ラベルを剥がしてみました。マイナス側にロット番号と思われる印字が見られたのですが、注意書きに負けず劣らずな極小文字です…。なんとか解読して見るに“上:CB12 下:711”と書かれているように見えますが。いつも通りの三菱電機中国製アルカリ電池なら、アルファベット1文字から始まる8ケタのロット番号なはずなのですが、こちらは機器同梱用であるので製造元も異なっているのかもしれませんね。
ちなみにマイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっていました。

★関連記事
MITSUBISHI ELECTRIC アルカリ乾電池G LR6(GD)
→当電池の一般市販品、現行モデルの“アルカリ乾電池G”を紹介した記事。前モデル(アルカリGH)との比較も含めているので幾らかは参考になるかと思います。

Smart Angel アルカリボタン電池 LR44

今回はベビー用品店“西松屋”を展開する西松屋チェーンのプライベートブランド“Smart Angel”のアルカリボタン電池であるLR44を紹介します。
“Smart Angel”のブランドで発売されるボタン電池はこのLR44・2個入りのみ。西松屋の店頭で発売されるおもちゃなどとの同時購入を考えてのラインナップなのかもしれませんね。パッケージはピンク+白をベースとした印象的なデザインです。

パッケージ。まだ、誤飲対策パッケージでは無い普通な包装です。販売元は“株式会社 西松屋チェーン”。お客様相談窓口フリーダイヤルの番号が大きく目立っています。バーコードの事業者名も“(株)西松屋チェーン(456213091)”となっていました。生産国は“中国製”。
使用推奨期限は「12-2020」。恐らくは2年期限の2018年12月製造の電池だと思います…。


最後に電池の外観です。電池には「LR44 0%Hg CELL」の記載が見られます。特にブランド名の記載などは見られません。水銀0使用のようですね。
電池本体にはロット番号などの印字や刻印は見られないのですが、マイナス極に特徴があります。マイナス極の中心に「◎」のような突起が付けられているのがわかります。ガスケットも緑色になっていて、見た目鮮やかでキレイな色ですね…。

★関連記事
SmartAngel 単3形/単4形 アルカリ乾電池
→当電池と同じく西松屋で発売される“Smart Angel”ブランドの単3と単4のアルカリ電池を紹介した記事。

アルカリ乾電池 ALKALINE BATTERY 3 (3COINS DEVICE / 2003/KP-01 WH)

今回も前回と同じく、300円商品を中心とした雑貨店“3COINS(スリーコインズ)”で発見したアルカリ電池を紹介します。
デザイン重視だった前回のアルカリ電池とは異なり、打って変わって真っ白いシンプルデザインの電池となっています。ワタシがこの電池を発見した時は単3のみで、この電池の隣に置いてあった乾電池式のモバイルチャージャーにこの電池が入っていたので、そのモバイルチャージャー用の替え電池なのかもしれません。


パッケージ。単3・4本ブリスターパックでの展開。ダイソー発売のアルカリ電池に似たバッケージを採用しています。電池自体にブランドなどはありませんがパッケージ表面の左上には“3COINS DEVICE”というブランド名が見られます。価格は税込165円。税抜価格だと150円になるので、前回のアルカリ電池と値段は変わっていません。
商品名は“単3電池 4P”。型番は“2003/KP-01 WH”やら“3CZ5001356A0002”、“7569”、“2324”など、多くのコードが見られ、どれが本当の型番なのかは不明です。社名表記は“株式会社 パル(PAL CO., LTD.)”で、パッケージ下部に記載されています。バーコードはやはりJANコードでは無い独自コード。事業者名が追跡できません…。

電池の外観です。真っ白く、シンプルデザインの電池。必要最低限の情報のみが記載された電池と言った趣でしょうか…。最近は白いアルカリ電池をよく見ますね。トレンドなのかな?もしかして、手抜き出来るからかもw。
注意書きは前回の電池とは異なるタイプのものなので、供給元は別であると思われます。販売元は“株式会社パル”。生産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。

プラス・マイナス側です。マイナス極絶縁リングは無いタイプです。そのため、マイナス極の突起ギリギリまで外装ラベルが被されているのが特徴になっています。
使用推奨期限は「01-2027」となっていました。パッケージに使用推奨期限の表記はありませんでしたが、時期的に7年期限の2020年1月製造の電池であると思われます。

 

外装ラベルを剥がしてみました。4文字で3列のロット番号らしきレーザー刻印が見えます。“上:FK12 中:1423 下:B3E9”の刻印が見られました。
当ブログ紹介の電池でこの電池と同じような特徴の刻印が見られたのは、ヨドバシカメラプライベートブランドのアルカリ電池です。ただし、ヨドバシカメラのアルカリ電池はマイナス極絶縁リングが付いている点で当電池とは異なっています。

今回の電池は絶縁リングが無いので、最後にマイナス極の拡大です。マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっていました。
また、他のアルカリ電池ではあまり見られない、マイナス極の下部に筋が入っているような構造となっています。こちらもまたヨドバシカメラのアルカリ電池と同一な構造となっていて、同一の製造元だったりするのかもしれません。

★関連記事
ALKALINE BATTERY 3/4 アルカリ乾電池/単3形 / 単4形 YZ-01 / YZ-02
→当電池と同じ3COINSで発売されている単3・単4アルカリ電池を紹介した記事。価格は税抜150円で同じだけども、使用推奨期限が5年と短く設定されている。

ALKALINE BATTERY 3/4 アルカリ乾電池/単3形 / 単4形 YZ-01 / YZ-02

300円商品を中心とした雑貨店“3COINS(スリーコインズ)”で発見したアルカリ電池です。3COINSのブランドカラーとも言える「黄緑色」に白い文字という見た目重視のデザインとなっていて、表面“ALKALINE BATTERY 3(4)”の文字の手書きな感じの字体もとても洒落ていますね。久しぶりに見たデザイン重視系の電池なような気がします。
こちらの電池は単3と単4の4本ブリスターパックの展開税抜150円となっています。


パッケージ。電池本体と同様に黄緑色と白を組み合わせたもので、一貫して統一されたデザインを貫き通しています。使用推奨期限は5年、社名表記は“株式会社 パル”となっています。この会社は3COINSを運営している企業です。バーコードは独自のもので、JANコードではありません。従ってこのコードから事業者名を探ることは出来ませんでした。
キャッチコピーは“強力長持ち!”。何処かで見たようなコピーですね…。


電池の外観です。冒頭にも書いた通りの黄緑色なデザインです。この色に白い文字だと、ちょっと同化気味で見にくいかな?という印象を受けました。
型番は単3が“YZ-01”で単4が“YZ-02”。社名表記は“株式会社パル”、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製です。前回のFrancfrancアルカリ電池が電話番号のみな表記だったのですが、こちらの電池は逆に住所表記のみ。渋谷区神宮前とは…、随分洒落た住所ですね。電池に表示するに相応しくない住所というかw。アパレル系な感じがする(あくまで個人的な感想です)。

この電池も前回のFrancfrancアルカリ電池と同様ヤザワコーポレーションのアルカリ電池と全く同じな注意書きを採用しています。写真は上からヤザワコーポレーションFrancfrancパル(3COINS)です。
この電池では型番が“YZ-01”や“YZ-02”となっていますから、「YZ=YaZawa」の略でヤザワコーポレーションの供給と推測できそうではありますね。

プラス・マイナス側です。マイナス極絶縁リングの色は「」。使用推奨期限は単3が「05-2024」、単4が「06-2023」となっていました。パッケージには“使用推奨期限5年”の記載がありましたから、それぞれ2019年5月と2018年6月製造の電池であると思われます。
単3と単4で1年の製造差がありました。この電池を購入した店舗では単4が売れていないようです…。

外装ラベルを剥がしてみました。単3には“F2ENE-J7 282019”の、単4には“F3ETE 7 100753”のロット番号と見られるレーザー刻印がありました。
単3のロット番号は前回のFrancfrancアルカリ電池に似たようなパターンです。

 


最後に絶縁リングとマイナス極の拡大です。薄緑色の絶縁リングで、切り欠きを右に置いた状態で上に数字が、下にアルファベットまたはアルファベットと数字が刻印されているタイプです。
単3には「上“13” 下“G3”」の刻印、単4には「上“40” 下“G”」の刻印がありました。こちらの特徴は前回のFrancfrancアルカリ電池とは異なっています。マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっていました。

なお、今回の記事で「プライベートブランド品」→「100円均一ショップ系」を「100円均一/雑貨店系」に変更、当記事をこのカテゴリに分類しました。
当ブログで100円均一ショップが「大創産業」と「キャンドゥ」のカテゴリに分かれており、「100円均一ショップ系」の件数が少なくなってしまっているという点と100円均一ショップもある意味雑貨店に入るのでは?という所からカテゴリ名を変更しました。

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Francfranc アルカリ乾電池 単3形
→インテリアや雑貨などを販売しているFrancfrancのアルカリ電池を紹介した記事。当電池と注意書きの構成や文面が全く同じであり、当記事でも比較しています。

YAZAWA アルカリ乾電池 ALKALINE 単3形/単4形 LR6Y / LR03Y
→やっぱり当電池のネタ元だったりする?ヤザワコーポレーションのアルカリ電池を紹介した記事。記事中では取り上げなかったが、注意書きのみならず、ブリスターパックにおける“強力長持ち”のキャッチコピーが一致している。もちろん使用推奨期限も同じ。

Francfranc アルカリ乾電池 単3形

今回はインテリアや雑貨などを販売している“Francfranc(フランフラン)”のアルカリ電池を紹介します。
公式ショッピングサイトでは「日本から輸入したスチール、フランスから輸入したセパレーターを使用し、液漏れを防止しています。」と紹介されており、かなり凄そうな電池です。材料を変えただけで本当に液漏れを防止できるのかは疑問なのですが、このようなキャッチコピーの電池は始めて見ました。

ラインナップは単3・2本シュリンクパックのみ。通常なら単4もラインナップに加えそうですが、自店舗で発売している時計などとのセット買いを想定してなのでしょうか?単3アルカリ電池のみとは随分潔い戦略ですね。
キャッチコピーを見ると結構高いんじゃ…、なんて思いそうですが単3が2本で税込100円という良心的な価格です。バーコードは独自のものであり、JANコードではありません。

ちなみに電池だけを買うのにFrancfrancの実店舗に行くのは正直オススメできません…。殆どが女子向けの商品の中で電池を探して電池だけ買うのは相当恥ずかしいと思います。この電池が欲しい人は正直にネットショッピングで買いましょうw。

電池の外観です。白を基調としたデザインで“Francfranc”のブランド名が配されたシンプルなもの。最近は白いデザインの電池も多く見かけますし、わざわざ店舗に出向いて買うようなデザインでも無いような気もしますね。
社名表記は“株式会社Francfranc”、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。住所表記は無く、問い合わせ先のフリーダイヤルのみの記載となっています。

ところでこの電池、何処かで見たような注意書きでずっと気になっていました。調べてみると、以前当ブログでも紹介したことがあったヤザワコーポレーションのアルカリ電池と全く同じ注意書きであることが判明しました。
注意書きの構成や配置・文面も全く同じものでもしかしたら、この電池の供給元はヤザワコーポレーションなのかもしれませんね…。

プラス・マイナス側です。マイナス極絶縁リングの色は「」。使用推奨期限は「05-2024」となっていました。パッケージに使用推奨期限の表示はありませんでしたが、時期的に5年期限の2019年5月製造の電池であると推測されます。

 

 

外装ラベルを剥がしてみました。“F2EME-J6 251211”というロット番号と見られるレーザー刻印が見えます。

 

 

 


最後に絶縁リングとマイナス極の拡大です。薄緑色の絶縁リングで、切り欠きを下にした状態で上に“2-26”の刻印が見られました。このタイプはヤザワコーポレーションのアルカリ電池とも同じ特徴だったので同一の製造元なのかもしれません。だとしたら“PAIRDEER”製ということになるのですが…。一方、ガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっていました。

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YAZAWA アルカリ乾電池 ALKALINE 単3形/単4形 LR6Y / LR03Y
→当電池のネタ元だったりする?ヤザワコーポレーションのアルカリ電池を紹介した記事。記事中では取り上げなかったが、注意書きのみならず、使用推奨期限が5年という点でも共通している。

きほんのき アルカリ乾電池 単3形 / 単4形

スーパーマーケット“西友”に登場した新たなアルカリ電池です。前モデルでは西友の親会社である、アメリカ・ウォルマートのプライベートブランド“Grate Value(グレートバリュー)”によるアルカリ電池でしたが、今回は日本・西友発のプライベートブランド“きほんのき”のアルカリ電池となっています。
西友のプライベートブランドには“みなさまのお墨付き”というブランドもありますが、“きほんのき”は低価格を意識したブランドのようです。


パッケージです。今回は単3と単4の4本パックと8本パックを購入してみました。他に20本パックもあるようです。なお、グレートバリューのアルカリ電池では単3と単4に限り4本ブリスターパックもありましたが、きほんのきでは廃止されているようです。
低価格を意識したアルカリ電池のためか、特にキャッチコピーは見られません。ちなみに楽天西友ネットスーパーでの価格は単3・単4の4本パックが税込95円で、8本パックが税込167円という100円均一ショップをも凌駕する値段です(2020年3月現在)。
使用推奨期限は7年の記載がありますが、これは単3と単4のみ単1と単2は5年となっていますので要注意です。型番は単3と単4の4本パックが“GLR6A-SP4”・“GLR03A-SP4”、単3と単4の8本パックが“GLR6A-SP8”・“GLR03A-SP8”となっています。社名表記は“合同会社 西友”、バーコードの事業者名も“(同)西友(4973450)”になっていました。余談ですが、合同会社の略って「(同)」なんですね…。


電池の外観です。プラス側に赤マイナス側にシルバーで塗り分けられたデザインはかなり個性的な印象を受けますね。見た目も派手ですし、このようなデザインにすれば誤挿入を避けられるという意図なのかもしれません。
注意書きは意外にも読みやすい印象。ただ、社名表記が注意書きと一体化しているように見えるのでもうちょっと離しても良かったんじゃないかなぁと。スペースもあるみたいですしね。社名表記はパッケージと同様に“合同会社 西友”、生産国は“Made in China”で中国製です。


なんと、この電池は西友のホームページで製造所が開示されています。記載の製造所は“Goldtium Batte”なる聞いたことがないメーカー。なんとなくGoldtium Batteryなのでは?と思えなくもない表記なのですが…。
調べてみると香港の電池メーカーゴールデンパワー(GoldenPower)の関連工場、“GOLDTIUM (JIANGMEN) ENERGY PRODUCTS COMPANY LIMITED”という企業であることがわかりました。ゴールデンパワーのホームページ記載の住所ほぼ一致しています

前モデルであるグレートバリューのアルカリ電池と比較してみました。グレートバリューは海外的なデザインでマイナス側からプラス側にかけてデザインされているのに対して、きほんのきでは日本で流通する乾電池でよく見られるプラス極側からマイナス側にかけてデザインされているものに変更されていることがわかります。やはりグレートバリューはウォルマート主導、きほんのきは西友主導と言った所なのでしょうか。

プラス・マイナス側。マイナス極絶縁リングは無いタイプです。使用推奨期限は単3と単4共に「07-2026」となっていました。パッケージには使用推奨期限“製造月後7年”の記載がありましたので、それぞれ2019年7月製造の電池であると思われます。

 


外装ラベルを剥がしてみると、単3と単4それぞれ違うパターンのロット番号が印字されていました。単3には“GL01Z”、単4には“11BH UC19”の印字です。もう1本、単3の外装ラベルを剥がしてみると(写真左の左)無印字でした。もしかしてランダム印字なのかも??
マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプでした。

★関連記事
Great value 単3形 アルカリ乾電池 LR6(GV)
→当電池の前のさらに前に発売されたと見られるグレートバリューのアルカリ電池を紹介した記事。

単1形 / 単2形 / 単3形 / 単4形 マンガン乾電池 Manganese Battery 1/2/3/4

100円均一ショップ“キャンドゥ”に現れたオリジナルマンガン電池です。こちらも新登場したアルカリ電池と同様に、前回発売された電池は“PAIRDEER”ブランドを名乗っていましたが、特にブランド名を持たないマンガン電池となっています。
デザインはアルカリ電池の真っ白とは対照的な真っ黒デザイン。アルカリ電池と同じ単3と単4サイズのみならず、マンガン電池には単1と単2サイズもあります。


パッケージです。各サイズ、シュリンクパックでの展開ですが、単1は2本パック単2は3本パック、そして単3と単4は6本パックとなっています。各パックの商品名は以下の通り。
単1:「NO.19414 マンガン乾電池 単1 2P
単2:「NO.19415 マンガン乾電池 単2 3P
単3:「NO.19416 マンガン乾電池 単3 6P
単4:「NO.19417 マンガン乾電池 単4 6P
社名表記は“株式会社キャンドゥ”で、バーコードの事業者名も“(株)キャンドゥ(4521006)”となっていました。アルカリ電池では偶然かな、電池が正面で揃っていましたが、マンガン電池では揃っておらずバラバラです。まぁ、マンガン電池ですからね…。


電池の外観、まずは単3と単4です。デザインはご覧のような真っ黒デザインで真っ白な姉妹品のアルカリ電池を反転させたような感じです。注意書きの文面もアルカリ電池と同じで表立った違いは見られません。が、単4の住所表記がアルカリ電池のそれとは異なっています(マンガンの方は住所の後の電話番号が改行されておらず、連続して表示されている)。
社名表記はパッケージと同様の“株式会社キャンドゥ”、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。

おまけで単3のアルカリ電池とマンガン電池を比較してみました。これを見ると、色違いでほぼ同じデザインであることがわかりますね。アルカリ電池の方が形名表示を表す数字(“3”と“4”)がグレー色になっているなどの違いはありますが…。
この写真を編集していて気づいたのですが、マンガンとアルカリでは電池の長さが違いますね。マンガンの方が若干ながら短いようです。

続いて、単1と単2の外観です。注意書きの文面や社名表記は単3と単4と同じで、生産国が中国製なのも同じです。単1と単2では外装が違うマンガン電池も存在しますが、このマンガン電池は全サイズ共通でビニール(PVC)外装。安っぽいです。
電池の型番に“P(高性能:赤マンガン相当)”や“PU(超高性能:黒マンガン相当)”などの符号が見られないためランクは不明。名は体を表すで黒マンガン相当と思いたいですが…。


マンガン電池で絶縁リングも無いので、一気に全サイズのプラス・マイナス側行きますね。使用推奨期限は全サイズで「11-2022」となっていました。パッケージに使用推奨期限の表示はありませんが、時期的に3年期限の2019年11月製造の電池であると思われます。
ちなみに国内メーカーのマンガン電池では単1と単2の使用推奨期限が“3年”、単3以下の使用推奨期限が“2年”となっているケースが多いため、全サイズで同じ使用推奨期限というのはなかなか見られない光景です。


単3と単4の外装を剥がしてみました。使用推奨期限が刻印された底板がマイナス極に付けられています。亜鉛缶にロット番号の印字や刻印は見られません。
右の写真は封止部分の拡大です。ガスケットは部分的に赤くなっている構造。そして、プラス極手前と奥には細長いタイプのガス抜き穴が見られます(写真では手前側しか見えませんが…)。

★関連記事
単3形 / 単4形 アルカリ乾電池 Alkaline Battery 3/4
→当電池と同時期に発売されたキャンドゥのアルカリ電池を紹介した記事。デザインは当電池とは正反対の真っ白いデザインとなっている。

【grainger.com】ALKALINE AA size 1.5v battery

メタリックブルーの色合いがなんだかカッコいい電池…。これはアメリカの通販会社である“GRAINGER”で発売されていたプライベートブランドのアルカリ電池です。日本の電池のデザインと比べると、海外の電池は方向性がまた違っていて面白いですね。
GRAINGERは日本には進出していませんが、2000年に住友商事との出資で“MonotaRO(モノタロウ)”を設立、実質モノタロウを通じて日本に参入していることになります。

この電池をGRAINGERのホームページで確認してみると“Product is discontinued”となっており、既に生産終了となっているようです。『GRAINGERCHOICE』というプライベートブランドの一部みたいですね。
既に価格は見れないのですが、単3は8本パックでの展開、“Standard Battery”の記載があるのでエントリーモデルの低価格アルカリ電池であると推測されます。
しかし、何故この電池が日本で流通していたのかというと、モノタロウからも“大阪魂”ブランドのアルカリ電池として発売していたからなのです(こちらも現在は販売終了)。


電池の外観です。特にブランド名などはありませんが“Available at grainger.com”の記載でなんとなくGRAINGERのアルカリ電池であることはわかります。その横の“4TAE5”は型番のようです。注意書きは当たり前ですが英語表記のみ。社名表記は“Grainger International, INC.”となっています。生産国は“Made in: China”で中国製
なお、注意書きの全文は以下の通りです。

CAUTION: Do not recharge, disassemble, dispose of in fire,
put in backwards, mix with used or other battery types–
may explode or leak and cause personal injury.

Made in: China/ Hecho en China/Fabrique Aux Chine
Mfd. For/Fab. Para/ Fab. Pour Grainger International, INC.
Lake Forest, IL 60045

プラス・マイナス側です。今回入手した電池はちょっと状態が悪いものだったので、マイナス極が腐食してます…。マイナス極絶縁リングは無いタイプです。
USE BY 11-2016”とあり、使用推奨期限は2016年11月みたいですね。モノタロウ内レビューの投稿日付を見る限りの推測では、5年期限2011年11月製造の電池ではないでしょうか。

 

ちなみにいつも通り、外装ラベルを剥がして製造元を検証してみようと思ったのですが、液漏れでおぞましい姿になっていたので今回は割愛で…。今後より状態の良い電池が入手できたら再度チャレンジしてみたいと思います。