あるディスカウントストアで見つけた日立マクセルの“ダイナミック”。現在のマクセルアルカリ電池の主力は“ボルテージ”であるが、このダイナミックはボルテージの1世代前のアルカリ電池です。まさか、今ダイナミックの未開封品を見るとは思わなかったなぁ。
パッケージのキャッチコピーは「長持ちフルパワー」。下には「新活性物質で効率発電!」とも書かれています。
パッケージ裏。単3・単4シュリンクパック。バーコードのベンダーは日立マクセル(4902580)。入手価格は単3・単4共に198円で1本当たり、24.7円というところでしょうか。
電池の外観。電池のデザインは現在の“ボルテージ”に似ており、パッと見では間違えやすい。日本製、JISマーク(新)も記載されており、認定番号から両者ともマクセル自社製と思われる。
どれだけ似ているかをボルテージとダイナミックの単4を使って比較。色使いは違いますが、よく似ているデザインであることがわかります。これは元々ボルテージが“ダイナミック・ボルテージ”というダイナミックシリーズの1つとして生まれた経緯があったからであると思われる。パッケージにはダイナミックボルテージと書かれていたが、電池本体は現在と同じ「ボルテージ」だけの記載で、2009年4月より発売されたNewボルテージから、パッケージもダイナミックの冠名が取れた。
プラス・マイナス側。単3のマイナス極は「◎」で単4は平たいマイナス極になっており、マクセル自社製であろう。
使用推奨期限は単3・単4共に「05-2018」。上記のパッケージ写真を見ればわかりますが5年期限、なので2013年5月製造!?なんと、今年(2013年)製造の電池なのです。てっきり、デッドストックの電池を売っているのかと思ってしまったではないですか。
もちろん、この電池はマクセルのホームページ上では非掲載。マクセルの赤マンガンと同様裏メニューで旧ダイナミックの製造を続行しているのでしょうか?う~ん、謎です…。
自分のところの山田にはいつになってもダイナミックが置いてあります(棚の下の物置的なところに箱のままで)
売らないのなら処分するはずだし謎です
使用推奨期限を見たときもそんなに昔では無かったのでもしかして…
最近見かけたモバイル充電器の電池がダイナミックでしたので、一応報告まで。パワーが要る機器に付属するために製造っているのでしょうか。
パワーが要る機器だったら、普通に「ボルテージ」を付属すればいいと思うんですけどね。
東芝のアルカリ1や富士通の7300(7400)など、過去の主力ブランドのアルカリ電池を低いランクのアルカリ電池に割り当てていることもありましたので、ダイナミックもそう言う位置付けなのかもしれませんね。
最近ボルテージ売ってないですね。
ダイナミックが売ってます。
デザインがそっくりだからネットショップで
間違って買ってしまいます。
2017年8月
ダイナミックはボルテージよりもグレードの低い電池として売られているようで、12本だとか24本とかの他本パックで売られていることが多いようです。
デザインはどうしてもボルテージの一世代前という流れから、似ているのは仕方がないので商品名や型番をよく見て買うしか無いのでしょうね。