前回のブログでは良品計画が展開しているブランドである“無印良品”のニッケル水素電池を取り上げたが、今回は充電器を取り上げる。
充電器は単3のニッケル水素電池2本セットのみの発売で単品での発売は行っていない。最初にこの充電器セットを購入し、使う電池の数により電池を追加購入していくスタイルとなっている。
価格は1280円で、パッケージ上には充電器が中国製、充電池が日本(FDKトワイセル)製の記載がある。
充電器の外観。下部に充電中を示す『CHARGE』の印字はあるものの、上部には文字やロゴなどの記載はなく、非常にシンプルな充電器となっている。
充電は単3または単4・2本単位のみの充電で1本での充電は出来ない。
充電器裏。コンセントのプラグは折りたたみ式、AC100~240Vに対応したワールドワイドチャージャーとなっている。
充電器の銘板部分の拡大。PSEマーク下には“FDK株式会社”と記載してあり、取扱説明書にも製造元がFDKであることが書いてありました。
取扱説明書上の充電時間表記。単3(HR-3UQ-MJ:min.950mAh)が約3.5時間、単4(HR-4UQ-MJ:min.550mAh)が4.5時間で何故か単4の方が充電時間が長い。この充電時間は2本でも4本でも同じ充電時間のようです。
ちなみに充電時間から、推測ですが三洋電機がeneloop lite用に発売していたエントリータイプの充電器“NC-TGL01”と同じ、FDKが『富士通 充電池』用に発売している“FC344”とも同じ物みたいです。
そこで、比較してみた。FDKの充電器FC344の取説はホームページ上で提供されていないので、三洋電機のNC-TGL01との比較です。大きさや重さ・定格に至るまで同じなのでMJC341はNC-TGL01と同じと見て良さそうです。しかしエントリータイプの充電器だからかスタンダードeneloop単3の充電時間が7時間というのは、どうかと…。
充電中の様子。充電中はLEDが点灯、終了で消灯する一般的な表示となっています。異常時は約0.5秒おきにLEDが点滅するようです。
この充電器を無印で買った後に立ち寄ったドスパラの上海問屋コーナーで富士通 高容量充電池(HR-3UTHA)が600円だったので買っちゃった。無印ブランドのeneloop lite相当品に近い値段で絶句。
FDKは今回取り上げた無印の充電器と同じと思われるFC344のみしか発売していないので、この高容量充電池もメーカー指定の充電器の規定に従うなら、この低速充電器で充電しなければならないという苦行が待っているw。
スタンダードeneloopで7時間ってことはeneloop pro相当の『富士通 高容量充電池』だとどれ位充電時間がかかるんだよ…。どうしても富士通の充電器でということなら、過去発売されていたハイドロパワー用の充電器をどこからか入手するしか無いでしょうが、果たしてそれでもメーカー的にOKなのは疑問ではあります。
折角なので問い合わせました
弊社ブランド旧充電器であるFC343などで、現在の富士通充電池(HR-3UTA,HR-3UTHA)の
充電は対応しているのか?
弊社旧充電器:FC343であれば、充電対応しております。
現行の弊社充電池は、低自己放電タイプ(エネループタイプ)に切り替えており、電池容量が
大きくなった訳ではありませんので、FC343にて充電可能です。
ということはリフレッシュなしの方でもできそうです
これだったら急速充電できそうです
ありがとうございます。
やはり富士通の充電器であればハイドロパワー用のものも、FDK公式には充電可能なのですね。しかし急速充電をするのに旧充電器を入手しなければいけないのはおかしいので、FDKには一刻も早く急速充電器を発売して欲しいところですが。
ちなみに、ウチの充電器箱を見ていたらハイドロパワー用の充電器「FC342」が出てきました。これでも富士通充電池の充電が可能なのですね。
http://miharin.moo.jp/blog/recharge/tmp/FC342.jpg