以前、本ブログで紹介したことがある“トップバリュベストプライス”のアルカリ電池。今回、全ラインナップを入手できたので改めて紹介する。この電池は一部の“イオン”やイオン系列のスーパー“マックスバリュ”や“アコレ”でも入手することが出来る。
価格は単1(2本)が198円、単2(2本)が148円、単3と単4(4本)が98円でトップバリュのアルカリ電池よりも安く設定されているのが特徴である。
まずは単1と単2から。デザインは白ベースに黄色で、如何にも廉価版といった雰囲気を漂わせている。“安さ”のポイントは「海外へ一括大量発注しました。」という安さの理由が記載、これはトップバリュベストプライスシリーズ全てに記載されている。生産国は中国。
マイナス側。単3はオーム電機の「V-アルカリ乾電池」に似ていたが、単1と単2もマイナス極の形状や使用推奨期限の印字が似ているのでこれもV-アルカリ乾電池なのかな…?
ちなみに使用推奨期限は単1・単2共に「11-2017」。V-アルカリ乾電池が使用推奨期限5年なので、同じじゃないかな(2012年11月製造)。
ちなみにバーコードラベルの型番表記部分の字体もオーム電機よく用いているものであり似ているため、このラベルからもオーム電機さが漂う。バーコードのベンダーはイオン(4901810)なのでベンダーからOEM元を判別するのは不可能。
次に単3と単4。こちらも白+黄色の廉価版デザイン。安さのポイントも同じ。外箱には時計やリモコンを薦めており、高性能をウリとしているV-アルカリ乾電池とは正反対のキャッチとなっている。
プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「緑」、こちらもV-アルカリ乾電池(写真左)と使用推奨期限の印字が似ている。使用推奨期限は単3が「03-2018」、単4が「05-2018」。それぞれ5年期限と推測すると、2013年3月、5月製造と思われる。こちらも中国製。
マイナス極のリングを取り除いた。V-アルカリ乾電池の単3と比較してみると、奥に見えるガス抜き穴が同じなので、中身はともかくとしてV-アルカリ乾電池と同じ製造元であることは確かであるようです。
全ラインナップを並べてみた。ここまでデザインが統一されていると清々しいものがありますね。
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激安トップバリュ電池のその後…
→上記の記事の続編。「ベストプライス by TOPVALU」から「トップバリュベストプライス」に変わった単3電池を紹介、製造元もシンガポール製から中国製になったことを記載している記事。
V-アルカリ乾電池はオーム電気が作ってますよ 僕もこの電池を持っていると思いますが 見つかったら 電池掲示板の方で情報を書いておきます。
V-アルカリ乾電池はオーム電機が発売しています。
ですが、オーム電機のホームページを見ると、「工場を持たないメーカー」と書いてあるため、オーム電機が製造しているのではなく、他社が製造している可能性が高そうです。