電池関連用品」カテゴリーアーカイブ

電池周辺の関連用品を扱うカテゴリです。

LAO SANYO POCKET LIGHT LK-3204(R)

LK-3204_1リサイクルショップで100円で入手したこれは何でしょう?
ヒントは三洋電機の旧ロゴと“POCKET LIGHT”という文字でしょうか。

 

 

 

LK-3204_2中を開けるとこんな感じ。赤と言うよりも「えんじ色」のボディがなんともクラシックでイイ感じです。

 

 

 

LK-3204_3上面から見たところ。これが答えです。正解は持ち歩き用の懐中電灯(ポケットライト)でした。もちろん電球式で使用する豆電球はこの種のライトではお馴染み、2.2Vのニップル球(上面にレンズが付いている豆電球)です。
前面、「SANYO LAO」と書いてある部分はクリップになっていてポケットに差して使うことが出来る。

 

LK-3204_4裏面。上部がスイッチになっていて、下部は電池ボックスになっています。もちろん「MADE IN JAPAN」。100円均一ショップで売っている品とは違います。

 

 

LK-3204_5使用する電池は単3・2本です(ちゃんと三洋の電池を入れてみましたw)。

 

 

 

LK-3204_6電球を点灯させてみたところ。結構明るい。明るさは普通球なので、こんなものでしょう。
ちなみにこのライトは写真の様に先を動かすことができ、ポケットに差したままでも前方を照らしだすことが可能になっています。このライト同じ系列のリサイクルショップに大量に入ってきていました。恐らく、電器店が大量放出したものなのでしょうね。

 

LK-3204_7最後に取扱説明書(写真クリックで拡大できます)。なんとなく“三洋電機株式会社”の字体が怖く感じるのは自分だけだろうか?


豆電球のブリスターパッケージを集めてみた。

昨日のブログではナショナル豆電球のブリスターパッケージの変遷を取り上げたのだが、色々なナショナルの豆電球を探しているうちに、他社の豆電球のパッケージも出てきたので今回は電池とは全く関係のない豆電球のパッケージを集めてみました。

東芝(東芝電池)

toshiba_bulb1まずは今は亡き東芝電池が発売していた豆電球を紹介。東芝は写真のような黄色いパッケージで、裏側にはお馴染み、東芝傘マークも健在です。
ちなみに住所は当時の南品川の本社ではなく、営業本部がある銀座の住所が記載されています。

 

 

 

toshiba_bulb2上記豆電球の拡大写真。豆電球にも傘マークが刻印されています。

 

 

 

 

 

toshiba_bulb3こちらはクリプトン球のパッケージ。昨日紹介したナショナルは色分けで区別されていましたが、東芝は普通球と同じ黄色いパッケージが用いられています。ただし、『東芝クリプトン豆電球』と大きく品名が書いてあるので、間違えることは無いでしょう。

 

 

toshiba_bulb4パッケージ裏。右の“PR-2K”は新しいもののためか、東芝傘マークが無くなっています。

 

 

 

toshiba_bulb5おまけ。東芝のロゴが古いバージョン。東芝ロゴが古いので東京芝浦電気時代に見えますが、この頃は既に東芝電池になっています。東芝がこのロゴを使っていたのが1983年までなので、それ以前のものと推定される。

 

 

toshiba_bulb6おまけ その2。東京芝浦電気時代の“東芝豆電球”の箱。全面に東芝傘マークが張り巡らされていてステキです。箱自体はボロボロでいつ崩れてもおかしくありませんw。
ちなみに、その下に置いているのは東芝電池時代の箱。白箱に品名のシール(しかもコピー)が貼られているだけの寂しいものになっています。中身は上記で紹介している「PR-2K」のバラ売り版です。

 

富士通

fujitsubulb1次に紹介するのは富士通ブランドの豆電球を紹介。左は旧・富士通ブランドのもので右が現行Fujitsuブランドのものです。左側の4.8Vのクセノン球は現在でも発売されているようですが、写真の物はだいぶ前に東急ハンズで買ったものです。
旧・富士通ブランドの頃は普通球をナショナルの“ハイトップ豆球”に対抗して“トップラン豆球”と称していました。写真の物にも右端にこっそり書いてあります。

 

fujitsubulb2上記、旧・富士通ブランドのフロスト球(左)。他社のフロスト球は右のもののようなすりガラスのような加工をしているだけのものがほとんどだったのですが、富士通の物はちゃんと曇りガラスのような外観をしている真のフロスト球でした。勿体無くて、今持って使えませんw。

 

fujitsubulb3おまけ。ノーベルブランド時代の“トップラン豆球”。


ナショナル豆電球ブリスターパッケージの変遷

national_bulb1今回はナショナル豆電球のブリスターパッケージの変遷を紹介する。
この写真の物は比較的最近のもので、左が古いものであるのだが電池にもあったカワセミのマークが豆電球にも付いていた。
ちなみに写真に写っている豆電球は電池2本の懐中電灯で使えるクリプトン球で、電池2本使用の普通球をグレードアップして明るくできて重宝してたのだけど(ハロゲンやクセノンだと電球の熱でベースが溶けてしまうのでクリプトンが丁度良かった)、いつの間にか生産終了してたのね。

national_bulb2パッケージ裏。左が旧、右が新。古いものは「松下電器産業株式会社」としか書かれていないが、新しい方は「松下電池工業株式会社」も記載してある他、PL法絡みのためか、注意書きも記載されている。パッケージも新しい方が若干小さくなっています。

 

 

national_bulb3さらに遡ってみると、こんなパッケージでした。現在のものは黄色ベースのパッケージデザインですが、この頃のものは豆電球の種類によりパッケージの色が違うというデザインでした。なんだ、こっちのほうがわかりやすいじゃんw。

順番が変になってしまったけど、「ハイトップ球(普通球)[]」→「クリプトン球[]」→「クセノン球[]」の順で明るいです。例外は「ミニチュア球[黒]」でハロゲン球もミニチュア球と同じ黒だったと記憶しています。

 

 

national_bulb4さらに遡ると、写真の右側のパッケージになります(左は後継品)。柄が電池の様ですね。この頃は電器店でも豆電球はバラ売りで売られていることが多かったので、このようなブリスターパッケージ品自体が珍しかったと記憶しています。

 

 

national_bulb5パッケージ裏。旧品のパッケージ汚ったなw。それは置いといて、後継品(MB-25G5/2B)の下には「旧品番 MB-25G5F」と書いてあるので、右のMB-25G5Fの方が古いバージョンであることがわかります。
カタログを見てみると1990年にはMB-25G5/2Bの記載になっているので、1990年には上記の色別ブリスターパッケージになっていたと思われます。


RAYOVAC Value Bright EVB2AA-BB

EVB2AA_1西友で売られているレイオバックの懐中電灯。モノ自体は100円均一ショップでも売られていそうであるが、付属の“RAYOVAC”ブランドのマンガン電池が欲しかったので購入してみました。175円でした。

 

 

 

EVB2AA_3パッケージから見える商品紹介?『単3型電池2本使用懐中電灯、電池付を』と書いてある。「を」?「を」って何だろう。「電池付き」と間違えたのかな?ちなみにこのシールは中の懐中電灯に直接貼り付けてあります。

 

 

EVB2AA_2パッケージ裏。英語版のパッケージに日本語の注意書きが書かれたシールが貼り付けてある。でも、前述の日本語書きのシールが懐中電灯自体に貼られているということは一応、日本向け?
輸入者は西友プロキュアメント、販売者は合同会社西友。ここは以前紹介したレイオバックのアルカリ電池と同じですね。製造国はインドネシア製であるようだ。

 

EVB2AA_4懐中電灯本体。冒頭でも書いたけど、この懐中電灯自体は100円均一ショップで1個100円で売ってそうな感じです。色は写真の青と黒、赤だったはず。自分は一番安っぽそうな青を購入したw

 

 

EVB2AA_5電池を入れて点灯させてみた。値段的にもちろんLEDな訳もなく、電球式。意外に明るい印象を受ける。パッケージには“7ルーメン”と明るさの単位らしきものが書いてあるが、指図がわからないのでこの数値が明るいか暗いのかはわからない。光を集めるためか、前にはレンズが付いている。

 

EVB2AA_6付属の“RAYOVAC”ブランドのマンガン電池。この電池もインドネシア製、社名表記は“MFD.FOR: SPECTRUM BRANDS, INC.”となっており、アメリカで“RAYOVAC”・“VARTA”(民生用)ブランドの電池を発売するSpectrum Brandsの社名にになっている。
また電池には「IDEAL FOR LOW-DRAIN DEVICES」と書いてある。意味的には『低消費の機器に最適です』という意味のようです。

 

EVB2AA_7プラス・マイナス側。使用推奨期限は刻印ではなく、底板に直接印刷されている。上段に「AF0A2」、これは製造所固有記号か。下段に「02-15」と書いてあり、これが使用推奨期限だろう(2015年2月)。
この電池、色的に黒マンガン相当であろう。だが、電池本体には「5AA R6HD」という記号が書かれているのみでランクを特定できる記号が無い。


SANYO カドニカ電池スペーサー NCS-1/NCS-2/NCS-10

cadnica_spacer1三洋電機がカドニカ電池用のオプションとして発売していた“カドニカ電池スペーサー”です。写真左から、単2から単1に変換するNCS-10単3から単1に変換するNCS-1単3から単2に変換するNCS-2です。

このようなスペーサーが誕生した背景は初期のカドニカ電池は、単2と単3のみの発売であり、単1サイズを補うためだったようです。

 

cadnica_spacer2まずは、単2から単1に変換するNCS-10です。写真の様に下から電池を挿入する。取り出す時は振って取り出すというなんとも荒っぽい取り出し方である。マイナス側は単2をそのまま使うタイプだが、元々単2サイズのマイナス極は大きいので機器による相性は皆無だろう。

 

 

cadnica_spacer3次に、単3から単2に変換するNCS-2(写真左)。単2は単3とほぼ同じサイズのためプラス・マイナス極がむき出しになっている。マイナス極が単3そのままなので機器によっては相性があるかもしれない。
単3から単1に変換するNCS-1(写真真中)。これもマイナス極が単3そのままなので機器によっては相性があるかもしれない。
ちなみに、この2つはエネループ純正のスペーサーとしても発売していたものです。

cadnica_spacer4このスペーサーはマブチモーターが発売していたニカド電池“スーパーセル”用に発売していた「セル・スペーサー」を三洋がマブチモーターよりライセンスを取得して発売していたようです。
写真はカドニカ電池スペーサーの裏側ですが、下に『LICENSED BY MABUCHI MOTOR』と書いてあり、当時のマブチモーターのカタログを見ても『当社が開発したものです。』と書いてあります。

 

cadnica_spacer6当時の参考価格。三洋の2000年秋冬号のカタログより。ちなみに、2000年は既に“SANYO”ロゴは新しいものになっていますが、単2から単1に変換するNCS-10のみは何故か旧デザインで発売されていたようです。価格はマブチモーター時代と変わらず。掲載したカタログが1979年のものなので約20年価格が改定していないことを意味しています。

新“SANYO”ロゴのカドニカ電池スペーサーには既にマブチモーターが電池事業から撤退したからか、マブチモーター云々の記載は削除されています(三洋がマブチの特許を取得した??)。

 

 

cadnica_spacer5仲間たち。
左:本家?マブチモーターのセル・スペーサー。ACS-10。NCS-10と同じで単2から単1へ変換する。
中:“SANYO”新ロゴのカドニカ電池スペーサー。NCS-1。
右:eneloopブランドの単1サイズ電池スペーサー。NCS-TG1。カドニカ電池スペーサーにおけるNCS-1と同じで単3から単1に変換。


Panasonic 単3形・単4形専用電池ケース BQ-CASE

BQ-CASE12013年4月にパナソニックのニッケル水素電池が再編され、パナソニックブランドのエネループと充電式エボルタのデュアルブランド体制になった。それに伴いスペーサーや電池ケースも新しくなったのだが、今回は旧・三洋電機から発売されていたエネループ純正の電池ケース「HR-CASE」の後継品である“BQ-CASE”を紹介する。

 

 

BQ-CASE2パッケージ裏。三洋のHR-CASEは韓国製でしたが、BQ-CASEは中国製になっています。

 

 

 

BQ-CASE5HR-CASEとBQ-CASEの違いを比較してみた。電池ケース自体は以前と同じ単3と単4が4本入るケースになっているが下側の止め部分の幅が違っていたり、若干上フタが大きい印象がある。やはり生産国が違うのでOEM元も変わっているのでしょうね。
デザイン面でも、HR-CASEはeneloopロゴと英文表記が格好いいが、BQ-CASEは「Panasonic BQ-CASE」の表記だけ、しかも透明ケースになってしまったので安っぽくなってしまったのは否めない。

BQ-CASE6まず、エネループを入れてみた。やはりPanasonicロゴにeneloopは似合わない。ピンク色のエネループを入れたのもありますが、HR-CASEは青色ケースだったためピンク色の電池を入れても違和感がありませんでした(HR-CASEの記事を参照)。

 

 

BQ-CASE7今度はパナソニックブランドのカドニカを入れてみた。今度はしっくり来る。やはりこのケースはパナソニックブランドの充電池専用のケースなんだな…。
元々、このケースを買ったのは写真のパナソニックカドニカを入れるために買ったのだけどね。

 

BQ-CASE8ちなみに、単4・4本を入れるとこんな感じ。HR-CASEと同じで上部分が開くので写真の様に上に単3を1本入れることが可能です。


National ミニクリーナ BH-614

BH614_1今回は松下電池工業(現・パナソニックAIS社)が展開していた「電池応用商品」の一つである“ミニクリーナ”を紹介します。
「電池応用商品」というのは松下電池工業が展開していた電池を使用する実用商品で、第一号はガスコンロを点火させるためのガスライターであったようです。同社がこのような商品を発売するに至ったのは、いままで懐中電灯ぐらいしか用途がなかった電池ですが、他に電池を使う実用商品を発売することで自社の電池が売れる。このような目論見があったようなのです。

BH614_3箱の裏。このミニクリーナは卓上の簡易掃除機で簡単なホコリとかゴミを取るためのもの。パッケージには松下電器産業株式会社としか書かれていない。だが、型番「BF」「FF」「BH」「BG」で始まるものは松下電池工業が発売している電池応用商品である。また、共同企画としてサンリオの名が記載してあり、このキャラクターはサンリオのものなのであろう。

 

BH614_21985年秋冬号のカタログにこのミニクリーナが掲載されていました(写真クリックで拡大出来ます)。定価は3000円。結構高いですね。自分はリサイクルショップで300円で入手しました。ちなみに、1987年のカタログでは掲載されておらず、その頃までに生産終了したのでしょう。

 

BH614_4今回買ったミニクリーナはほぼ新品同様のもので完品でした。取扱説明書もクマのキャラクターの形になっていて可愛い。

 

 

 

BH614_5取扱説明書を開いてみるとこんな感じ。注意書きも絵が可愛いなぁ…。なかなか好感が持てます。

 

 

 

BH614_6取扱説明書の裏。ここには“松下電池工業株式会社”が記載されています。『乾電池はナショナルウルトラネオをおすすめします。』と書いてあり、描いてある電池の絵が当時発売されていたキャラクターアルカリ電池(ザ・ボードビル・デュオザシキブタ)らしき絵柄です。サンリオだからなのか結構細かいですね。ここでウルトラネオ(アルカリ電池)を勧めているということは当時はアルカリ電池の需要は無かったのでしょうか。

BH614_8新品同様なのでプライスカードもそのまま入っていました。上記のカタログで紹介したように3000円。しかも乾電池別。やはり、高いような気がしますね。

 

 

BH614_7やっと中身ですw。こんなクマをモチーフとしたキャラクターです。パッケージの側面には「Fancy Friends」とは書いてありますが、サンリオのサイトを見ても該当のキャラクターは見られないので、当時の松下と共同開発したキャラクターなのかもしれませんね。

 

 

BH614_9電池は本体の頭側を取ることで交換出来ます。今回はナショナルウルトラネオは無かったので、金パナのOEM版で妥協しました。写真では単3電池2本にしか見えませんが、反対側にも電池ボックスがあり、そちら側にも2本収納できるようになっています。ちなみに、片側の電池ボックスは並列つなぎで接続されていて、片側各1本づつ、電池2本でも実は動きます。

 

BH614_10底にはブラシが付けられていて、掻き出しながら取るというような感じなのでしょうか。

 

 

 

BH614_11早速、机の上のゴミを吸い取ってみた。髪の毛インシュロックの切りカスご飯粒の乾いたのホコリ。期待していませんでしたが、結構吸い取っています。小さいネジも軽がる吸い込んでました。


TOSHIBA BATTERY CHECKER TBC-1

TBC1_1東芝電池が1990年前後発売していた電池チェッカーです。赤色ボディがとても目立つチェッカーで、当時主流だったメーター式。現在のメーカー製電池チェッカーは電池を使ってLEDや液晶表示で表示するのが多くなっており、自分はそういうチェッカーを見るたびに電池チェッカーの中に入っている電池はどうやって調べるんだろうか?さらに予備の電池チェッカーを買うの?と思ってしまいます。やはり、電池チェッカーはメーター式が見てくれも性能もいいような感じがします。

TBC1_21990年・冬のカタログより。当時3000円(税別)。自分はこの電池チェッカーをナショナルの店で注文して購入した経緯があります(もちろん他社製品なので取り寄せに時間がかかりましたが)。当時のナショナル(現・パナソニック)の電池チェッカーが単1~単5と6Pタイプだけだったのに対し、この東芝製はそれに加えてボタン電池も計測できる多機能チェッカーだったからです。

TBC1_3裏面。『このチェッカーは電池がどの程度消耗したかを簡単に見分けるもので、あくまで目安としてご使用してください。』と書いてあります。どのチェッカーでもそうですね。測れる電池としては単1~単5(1.5V)006P(9V)リチウム電池(3V)酸化銀電池(1.55V)アルカリ・マンガン電池[ボタン形](1.5V)水銀電池(1.35V)です。水銀電池が測れるのが時代を感じますね。

 

TBC1_4単1と単2(単3と兼用)は特殊な端子になっている。これはこの電池チェッカーが発売されていた当時の東芝のマンガン電池にはプラス側にベルマークもしくはあたらシールと言ったシールテープが貼り付けられており、そのシールが貼り付けられた状態でも計れるようになっているためです。

 

TBC1_5ボタン電池を測る。その1。このチェッカーには右側にチェックリードが収納されており、そのチェックリードを取り出し測定する。写真では窪みに同化して見にくいが「CR1220」を測っています。

 

 

TBC1_6応用例。ボタン電池でなくても円筒型のリチウム電池(写真はCR2)でも測定可能です。これこそがチェックリード方式の利点でしょう。

 

 

 

TBC1_7ボタン電池を測る。その2。真ん中の尖っている場所を使えば未開封のボタン電池も測定出来ます。ただし、パッケージに測定用の穴が開いているものに限りますが。写真で測定しているのは「LR9(P625U)」です。電池チェッカーの針は中間を指していますが、ボタン電池は3Vフルレンジなので、1.5Vのアルカリボタン電池や酸化銀電池は中間点を指すわけです。

 

TBC1_8このチェッカーの発展形。『電池の元気度チェック!無料診断実施中』。おそらく、これは東芝が作ったものではなくて、どこかのお店に展示する目的で作られた販促品と思われ、台にTBC-1が貼り付けられているだけのものです。構造上、チェックリードがしまえないようで、右側に刺してあります。

 

TBC1_9実は、006Pやボタン電池の測定部にはカバーが付けられています。ちなみにこのカバーは壊れやすいので写真の様に残っている個体はとても珍しいです。自分がメイン使いしているものはとっくに消え去っていますw。


Panasonic 単3形充電式電池用サイズ変換スペーサー BQ-140

BQ140_1充電式EVOLTA用の単3→単1サイズ変換スペーサーです。現在はパナソニックエネループ登場による後継品(BQ-BS1)が登場しており、旧製品であるBQ-140は安くなっている店もあるようです。

 

 

 

BQ140_2あっ!形状が違う。写真左が今回買ったもので、写真右が以前購入したもの。仮に今回買ったのが新型とすると、旧型がプラス側が角張っているのに対して、新型はプラス側が丸まっています。何かクレームでもあったのでしょうか?

 

 

BQ140_3よく見てみると、注意書き部分も違う。新型の方が文字が増えて、詰め込まれている感が…。後継品であるBQ-BS1の形状を店頭で確認してみると、プラス側が丸まっているタイプでした(リンク先の拡大写真でも丸まっているタイプであることが確認できる)。やはり、丸まっている方が新型(後期モデル?)かと思われます。

 

BQ140_4旧・エネループ用のサイズ変換スペーサーは単3のマイナス側をそのまま使うタイプのため、ラジカセなどマイナス側端子に大きいバネを持つ機種で使うのは難しいですが、充電式EVOLTA用のものはマイナス側をキャップで覆うタイプであるため、マイナス端子が大きく、使える機種が多いのが嬉しいところです。パナソニックエネループでは充電式EVOLTAタイプを引き続き採用したのは、そのような理由があったからなのでしょう。


SANYO eneloop 単3形・単4形対応電池ケース HR-CASE

hr-case1本ブログはエネルーピーのブログパーツを貼っていながらもエネループの話題に触れたことがないので、今回はエネループの話を。
エネループ純正の電池ケースを購入した。理由としては単3のエネループ4本を買ったことと、このケースの後継品がこんなだから。電池のデザインを変えるだけならまだしも、ケースのデザインまで変えること無いのになぁ…。アマゾンヨドバシのレビューを見てると同じような理由で買ってる人が多いみたいですね。

hr-case2裏側。三洋電機株式会社の名義。ケース自体は残念ながら、韓国製。

 

 

 

hr-case3入れ方その1。基本的な単3、4本の入れ方。

 

 

 

hr-case4入れ方その2。単4、4本+単3、1本の組み合わせ。本来は単4、4本用として設計されているが上が空いているので写真みたいに単3を入れることが可能。単4を入れるスペースには電池に合うように底上げされているため、フタを閉めてもガタツキが発生しません。よく出来ています。

 

hr-case5フタを閉めたところ。やはり、SANYOブランドが無くなるのは寂しいですね。これはヨドバシのレビューに書かれていたことなのだけど、このケースの表面英字“SANYO will continue adding to the eneloop family so we can live in harmony with the Earth.”。日本語訳をすると『私達が地球と調和できるよう、三洋(電機)はエネループファミリーを増やし続けるでしょう。』なんか悲しいですね。