今回はナショナル豆電球のブリスターパッケージの変遷を紹介する。
この写真の物は比較的最近のもので、左が古いものであるのだが電池にもあったカワセミのマークが豆電球にも付いていた。
ちなみに写真に写っている豆電球は電池2本の懐中電灯で使えるクリプトン球で、電池2本使用の普通球をグレードアップして明るくできて重宝してたのだけど(ハロゲンやクセノンだと電球の熱でベースが溶けてしまうのでクリプトンが丁度良かった)、いつの間にか生産終了してたのね。
パッケージ裏。左が旧、右が新。古いものは「松下電器産業株式会社」としか書かれていないが、新しい方は「松下電池工業株式会社」も記載してある他、PL法絡みのためか、注意書きも記載されている。パッケージも新しい方が若干小さくなっています。
さらに遡ってみると、こんなパッケージでした。現在のものは黄色ベースのパッケージデザインですが、この頃のものは豆電球の種類によりパッケージの色が違うというデザインでした。なんだ、こっちのほうがわかりやすいじゃんw。
順番が変になってしまったけど、「ハイトップ球(普通球)[赤]」→「クリプトン球[青]」→「クセノン球[緑]」の順で明るいです。例外は「ミニチュア球[黒]」でハロゲン球もミニチュア球と同じ黒だったと記憶しています。
さらに遡ると、写真の右側のパッケージになります(左は後継品)。柄が電池の様ですね。この頃は電器店でも豆電球はバラ売りで売られていることが多かったので、このようなブリスターパッケージ品自体が珍しかったと記憶しています。
パッケージ裏。旧品のパッケージ汚ったなw。それは置いといて、後継品(MB-25G5/2B)の下には「旧品番 MB-25G5F」と書いてあるので、右のMB-25G5Fの方が古いバージョンであることがわかります。
カタログを見てみると1990年にはMB-25G5/2Bの記載になっているので、1990年には上記の色別ブリスターパッケージになっていたと思われます。
確かに豆球ばら売り時代のブリスターパッケージ品は珍しいですね。
自分もハイトップ豆球は箱入りしかもってません(豆球はあまりコレクションしてないので
惜しげもなく使っています)
ところで近所のケーズとジョーシンにはカワセミマークのパッケージや色別のパッケージが
まだチラホラしていますよ。もっともミニチュア球や7.2Vのクリプトン球、電気ウキ球など
滅多に使わないものばかりですが、今も入荷されているので流通在庫がまだあるのでしょうね。
ところで以前に何回か、ハイパー豆球なるものも発見したことがあります。
頭が平べったい電球で、めずらしかったのですが、カセットハント中だったので財源上の問題により、
4個ほど買っただけなので箱は持っていません。
そのナショナルの平べったい電球は自分も持っています。箱はありません。豆電球も集め始めると面白くて、普通の探見球の頭にレンズが付いているものとか(写真左2番目)、玉のサイズが大きい日立の3.8Vとか(写真左3番目)、電池収集ついでに集めてました。
電気屋さんにもよりますが、豆電球で割れるからと言って、電池柄の紙袋に入れてくれる場合もありますしね。
http://miharin.moo.jp/blog/recharge/tmp/bulb.jpg
左から2つ目のものは初めて見ました。
一番右のものは手持ちの真空管ラジオ(トランスレス)に使ってるタイプなので
血眼で探していますが見つからないですね。最悪通常のベースに変えればいいだけの話ですが。
電池つながりで豆電球と懐中電灯はやっぱり集めてしまいますよね。
初めてまして。特殊な豆電球を探しております。電圧が14ボルトか16ボルトで口金がE5とE10、バブル形状はG球と頭が平らな物です。
1、G6E5 14又は16ボルト
2、G11E10 14又は16ボルト
3、G14E10 14又は16ボルト
4、頭が平 E10 14又は16ボルト
ご教示宜しくお願い致します。
当ブログは電池コレクションブログであり、当方豆電球に付いての造詣は詳しくありません。
各電球メーカーへのお問い合わせをお願いします。
みはりん様。
突然のご質問で失礼致しました。現在、日本の各メーカーで作られていないのは承知しています。何か情報をお持ちかと思った次第です。
今後豆電球はLEDの普及で国内外生産終了が相次ぐと思います。最近は電球色のLEDも登場していますので、自作するのも手ではないかと思いますが?
16Vとなるとオートバイや自動車用途ではなく、よっぽどな特殊用途かと思われますけども…。そっちの方も詳しくありません、申し訳ありません。
ご教示頂きありがとうございます。現行品に抵抗をかましたりLED化するのが手間はありませんね。ビンテージ物のレストアに使うため当時物を探してます。ご面倒お掛け致しました。