昨日のブログではナショナル豆電球のブリスターパッケージの変遷を取り上げたのだが、色々なナショナルの豆電球を探しているうちに、他社の豆電球のパッケージも出てきたので今回は電池とは全く関係のない豆電球のパッケージを集めてみました。
●東芝(東芝電池)
まずは今は亡き東芝電池が発売していた豆電球を紹介。東芝は写真のような黄色いパッケージで、裏側にはお馴染み、東芝傘マークも健在です。
ちなみに住所は当時の南品川の本社ではなく、営業本部がある銀座の住所が記載されています。
上記豆電球の拡大写真。豆電球にも傘マークが刻印されています。
こちらはクリプトン球のパッケージ。昨日紹介したナショナルは色分けで区別されていましたが、東芝は普通球と同じ黄色いパッケージが用いられています。ただし、『東芝クリプトン豆電球』と大きく品名が書いてあるので、間違えることは無いでしょう。
パッケージ裏。右の“PR-2K”は新しいもののためか、東芝傘マークが無くなっています。
おまけ。東芝のロゴが古いバージョン。東芝ロゴが古いので東京芝浦電気時代に見えますが、この頃は既に東芝電池になっています。東芝がこのロゴを使っていたのが1983年までなので、それ以前のものと推定される。
おまけ その2。東京芝浦電気時代の“東芝豆電球”の箱。全面に東芝傘マークが張り巡らされていてステキです。箱自体はボロボロでいつ崩れてもおかしくありませんw。
ちなみに、その下に置いているのは東芝電池時代の箱。白箱に品名のシール(しかもコピー)が貼られているだけの寂しいものになっています。中身は上記で紹介している「PR-2K」のバラ売り版です。
●富士通
次に紹介するのは富士通ブランドの豆電球を紹介。左は旧・富士通ブランドのもので右が現行Fujitsuブランドのものです。左側の4.8Vのクセノン球は現在でも発売されているようですが、写真の物はだいぶ前に東急ハンズで買ったものです。
旧・富士通ブランドの頃は普通球をナショナルの“ハイトップ豆球”に対抗して“トップラン豆球”と称していました。写真の物にも右端にこっそり書いてあります。
上記、旧・富士通ブランドのフロスト球(左)。他社のフロスト球は右のもののようなすりガラスのような加工をしているだけのものがほとんどだったのですが、富士通の物はちゃんと曇りガラスのような外観をしている真のフロスト球でした。勿体無くて、今持って使えませんw。
東芝の豆電球、現行のものは傘マークがパッケージ、口金ともに無くなってしまいました。
もっとも東芝の豆電球は現在、入手が困難ですが(一応作ってるみたいです)。
富士通の豆電球は売っているところすら見たことがありません。富士通は国産なんでしょうか?
他に国産をやっているのはパナソニックぐらいですね。三洋は無くなりましたし。
細渕は一応国産ですが、特殊球ばかりですね。
ELPAの豆電球でJAPAN表示のあるものは噂によると富士通か東芝(東輝?)製のようですが、
未確認です。ご存知でしたら教えてください。
豆電球のOEM元は考えたことがなかったな。
日本だと東西電気産業あたりは作ってそうですよね。今でも真空管ラジオのパイロットランプに使われていた6.3V球を作っているようですし。
カタログを見ると東芝ライテックも「TOKI」ブランドで豆電球を発売しているようですね。富士通は…、ウチの近所でも最近見ません。
東西製の豆電球ももっていますが(探見球 1.5V0.3A)、台湾製です。
http://uploda.cc/img/img51efb98990afe.JPG
http://uploda.cc/img/img51efb98d4cf43.JPG
(2枚目手振れしました。ごめんなさい)
これは日本橋のデジットで1箱200円で購入したものです。
毎年、夏休みの時期に入ってきます。
6.3Vのパイロットランプはスタンレー製のものが有名ですね。
デジットで1個20円なのでいつも購入していますが国産かどうかは不明です。
現行・東西電機産業のものは台湾製なんですね。スタンレー電気の電球は自動車関係では馴染みのあるメーカーなのですけど、あんまり一般には目にしないメーカーでありますよね。
6.3Vの電球は以前、電器店でナショナルのを箱買いしたことがあるのですが、これはさすがに日本製だと思います。
http://miharin.moo.jp/blog/recharge/tmp/radio_bulb.jpg
富士通豆球はホームセンターナフコにて少なくとも自分が行った店舗には全部ありました
富士通乾電池や電灯、PB供給などナフコはFDKと仲が良いようです。
ちなみに富士通4.8V旧にはPR-15 4.8V0.5A K JAPANとあります。
kというアルファベットが気になるところです。
それにしても見ないのは富士通ブランドの配線器具や点灯管・・・
富士通の点灯管は10年程前に神奈川県足柄上郡大井町の富士フイルム生協(現在近くにカインズホームが入っているモールと第一生命の事業所がある)で40W用を買った記憶があります(購入場所まではっきりと覚えています)。
当時FDK製造とは知らずに富士通製造だと思っていました。
よく考えれば富士電気科学と富士フイルムは電池・カセットテープでは富士同士で競合でしたね。
あ、FDKの旧社名ミスしました。
富士電気”化学”ですね。
スマートフォンで打つことが多いのでうっかりやらかします・・・