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SANYO 都会派のアルカリ乾電池 単3形 LR6(DS)

tokaiha1以前、均一ショップ“ダイソー”で売っていた三洋電機のアルカリ電池。写真のようなパッケージで売られており、なぜだかは分からないが2本入りのパックを2個まとめて4本パックとして売られていました。パッケージ下部には『素材発信 ザ・ダイソー』という一時期のダイソー製品に記載されてたロゴがあり、そして品番の「LR6(DS)」という型番から、ダイソーの専売品です。

 

tokaiha2パッケージの裏表。名称は『都会派のアルカリ乾電池』。何が都会派なのかは全く不明。パッケージ形状は横長のもので、三洋のものとしても他に見ない珍しいもの。販売元は株式会社大創産業、供給元は三洋電機株式会社となっている。

 

 

tokaiha3電池本体。相変わらず、“SANYO”ロゴが控えめ、「ALKALINE」表示が大きい。この電池には色違いのバージョンや単4のものも存在した。ちなみにこの電池はインドネシア製。

 

 

tokaiha4プラス・マイナス側。使用推奨期限はプラス側に表記されているタイプで「05-2006」。なので、2004年5月製造か。


Panasonic 急速充電器セット K-KJQ20M20W(BQ-CC20)

evolta1今日購入したエボルタ君のフィギュアエボルタ君の充電器です。最近はパナソニックエネループ登場で、パナソニックと三洋電機の充電器や充電池が安くなっているが、その中で一番目についたのがこのエボルタ君だったので購入してみました。某ksデンキで特価1980円。エネルーピー付きのエネループ充電器セットも同じ値段で売ってたけど、ネタになりそうなのはこっちかな?と思って購入してみた。まず、この充電器、パッケージがデカい。そのデカさはいつも使っているリュックいっぱいになる程。

evolta2早速開封して充電器を見てみる。見た目充電器ってよりも本当にフィギュアっぽい。ですが、フィギュアではないので首を動かしたり、手を動かしたり、台座からエボルタ君単体を取り外すことも不可能。

 

 

evolta3充電器裏。背中に背負っているようにみえるのが、充電池を入れる電池ボックスです。ACアダプターは直付けで取り外しは不可能。ACアダプタが昇天したら、充電器もだめになってしまいます。ここのあたりは大分不便ですね。

 

 

evolta8これは充電器セットなので、充電池も付いてきます。第3世代の「充電式EVOLTA」(1900mAh)です。ちなみに2011年8月製造。

 

 

 

evolta4背中は電池ブタになっていて、写真の様に開けられます。充電できる電池はパナソニック製・ニッケル水素電池(メタハイ・充電式EVOLTAシリーズ)の単3のみで、単4は充電できません。電池は1本でも2本でも充電可能。

 

 

evolta5電池を入れてフタを閉めるとこんな感じ。半透明で中に入れている電池が見えています。今回は、この間買った「充電式EVOLTA」のハイエンドモデル(BK-3HLC)がちょうど電池切れだったので充電して見ることにしました。ちなみに充電式EVOLTAであれば、今年4月に発売された新タイプも本充電器で充電可能です。

 

evolta6充電中はエボルタ君の目が点滅、充電完了時は点灯になります。この仕様はパナソニックの一般的な急速充電器の挙動と同じですね。両目が光っていて、一瞬個別表示なLED表示に見えますが、個別表示ではなく、1本で充電しても両目が光ります。それにしても目の光り方がぼやけた感じの光り方で妖しいなw。

 

evolta9パッケージより、充電時間。HHR-3XPSというのはメタハイ2600シリーズなので、今充電している「充電式EVOLTA」のハイエンドモデルもおおよそ同じぐらいの充電時間か。

 

 

evolta7充電完了。普通の充電器と違って、インパクトを狙えるので敢えてこのような充電器を買ってみると面白いかも。ただ、見た目重視なので単3専用だったり、充電時間も比較的長い感じがしますが。もちろん、この大きい充電器を置いておくスペースも必要ですよ。


100円ガーデンライト

gardenlight1ある100円均一ショップで入手したガーデンライトです。100円でありながらもソーラーバッテリーで内蔵充電池に充電…、暗くなると光るというスグレモノです。自分的には使うというよりも中身と部品を取りたいな…、という目的で購入してみました。

 

 

 

gardenlight2購入時にはこのような絶縁テープが挿入してあり、これを引きぬくことで使えます。

 

 

 

gardenlight3上のユニット部分が取り外せるようになっています。まずは上部ソーラーバッテリー。このソーラーバッテリーだけでも部品取りのしがいがありそうです。

 

 

gardenlight4下部LEDライト部分。LEDは白色1灯タイプ。絶縁テープが剥がしてあり、上部のソーラーバッテリーが光センサーを兼ねているため、LEDが光っています。

 

 

gardenlight5分解してみた。分解はネジ2本だけなので簡単に分解出来ます。中には写真のような単4のニッケル水素電池(1.2V 200mAh)が内蔵、ハンダで固定されておらず、電池ボックスに入っているタイプのため電池が切れても交換が可能です。

 

 

gardenlight7と、言うわけでパワーアップ改造してみた。内蔵のニッケル水素電池(1.2V 200mAh)から100円充電式電池「VOLCANO NZ」(1.2V 750mAh)にしてみました。

 

 

gardenlight8内蔵されていた単4ニッケル水素電池の拡大。リサイクルマークと欧州のWEEEマークらしきものは確認できるが生産国表記などはなく、正体不明な電池である。2本あるのは、片方は実使用で購入、片方は部品取り用を追加購入したためである。


Panasonic 単3形充電式電池用サイズ変換スペーサー BQ-140

BQ140_1充電式EVOLTA用の単3→単1サイズ変換スペーサーです。現在はパナソニックエネループ登場による後継品(BQ-BS1)が登場しており、旧製品であるBQ-140は安くなっている店もあるようです。

 

 

 

BQ140_2あっ!形状が違う。写真左が今回買ったもので、写真右が以前購入したもの。仮に今回買ったのが新型とすると、旧型がプラス側が角張っているのに対して、新型はプラス側が丸まっています。何かクレームでもあったのでしょうか?

 

 

BQ140_3よく見てみると、注意書き部分も違う。新型の方が文字が増えて、詰め込まれている感が…。後継品であるBQ-BS1の形状を店頭で確認してみると、プラス側が丸まっているタイプでした(リンク先の拡大写真でも丸まっているタイプであることが確認できる)。やはり、丸まっている方が新型(後期モデル?)かと思われます。

 

BQ140_4旧・エネループ用のサイズ変換スペーサーは単3のマイナス側をそのまま使うタイプのため、ラジカセなどマイナス側端子に大きいバネを持つ機種で使うのは難しいですが、充電式EVOLTA用のものはマイナス側をキャップで覆うタイプであるため、マイナス端子が大きく、使える機種が多いのが嬉しいところです。パナソニックエネループでは充電式EVOLTAタイプを引き続き採用したのは、そのような理由があったからなのでしょう。


真っ白ニッケル水素電池

unknown_nimh1真っ白で表面に何も書かれていない充電式電池(単4)。文字通りノーブランドな電池であるが、本ブログの姉妹サイトである「充電池博物館」では敢えてこのような電池を掲載していない。理由としては何にも印字されていない電池を展示しても、やはり面白みが無いですよね。ネタとして展示してみます?無刻印電池ばっかりを。

 

 

unknown_nimh2写真では見にくいかも知れないが「eneloop pro」の単4と比較してみると、製造日の刻印がそっくり、eneloop proが“12-09 SK”、真っ白電池が“10-10 SI”しかもプラス側のガス抜き穴も似ているので多分FDKトワイセル製か。

付属品?、組み込み用?、試作品?、この電池が何の目的で作られたのかは不明。個人的にはeneloopの試作品であってほしいなと思うけどね。


長持ち・ハイパワー アルカリ乾電池 LR6

macross1一部100円均一ショップで見られるアルカリ電池。販売元は“マクロス株式会社”という有名アニメのような社名で、同社は100円均一ショップや業務用カラオケ事業などを営む「株式会社音通」の子会社のようである。100円均一ショップ向けに作られているようで、ラインナップは単1~単4まで、単1・単2が1本パック、単3・単4が4本パックである。

 

 

macross2この電池は発売元が度々変わっており、最初は大手商社の伊藤忠商事の発売であり(写真上、推奨期限10-2011)、後に同社子会社のVCJコーポレーション(現・伊藤忠リーテイルリンク)の発売になり、現在のマクロス株式会社に落ち着いている。

 

 

macross3マイナス側。緑リングでオーム電機の「V-アルカリ乾電池」に似た特徴を持っている。


GPOEM 6P電池のまとめ

GP6P_1日本で流通している006Pマンガン電池の中で大手メーカーも含め、殆どがGP Batteriesのものであることは電池マニアなら周知の事実である。GPOEMの6P電池をにらめっこしていたら、ある特徴があったのでここにメモ書きしておく。

ちなみに写真のが本家GPのマンガン電池のラインナップ。左から赤マンガン相当の「POWERCELL」、黒マンガン相当の「SUPERCELL」、さらにその上位の「GREENCELL」が存在した。

●底板“黒”、推奨期限「mm-yy」表記(台湾製??)

GP6P_2自分が見た中では一番古いタイプのGPOEMの電池で、使用推奨期限が「月-年」下2ケタで表示されているタイプ。写真の「GP黒」と「PEAK POWER」には生産国が書かれていないが、東芝の黒マンガン「キングパワーブラック」には台湾製の表記がある。

確認した電池(カッコ内は使用推奨期限)
・GP SUPERCELL(07-98)
・TOSHIBA KINGPOWER Black(05-97)
・PEAK POWER 1604SP(06-05)

●底板“黒”、推奨期限「mm-yyyy」表記(中国製)

GP6P_3底板が黒で使用推奨期限が「月-年」年が4ケタで表示されているタイプ。

確認した電池(カッコ内は使用推奨期限)
・GP POWERCELL(05-2011)
・Fujitsu MANGANESE 3600(09-2004)

 

 

●底板“銀”、推奨期限「mm-yyyy」表記(中国製)

GP6P_4現行。底板が銀で使用推奨期限「月-年」年が4ケタで表示されているタイプ。

確認した電池(カッコ内は使用推奨期限)
・TOSHIBA KINGPOWER CREEK(04-2014)
・GP GREENCELL[ダイソー専売品](01-2013)
・maxell SUPER POWER ACE BLACK(02-2014)
・MITSUBISHI SUPER HEAVY DUTY(07-2014)
・POWER PLUS[GP-1604SP](09-2013)

この記事では大きく3つに分けて種類を掲載してみたが、時期によって変化したのか、混在だったのかは不明である。各項目GPの電池を入れて確認したのでどれもGPOEMのものと思われるが、今回は自信がないのでw、何かあればコメント欄まで。


SONY マンガン乾電池 単4形

sonyr03_1ソニーのマンガン電池の単4。使用推奨期限は「08-2013」で結構新し目。現在、ソニーはマンガン電池を発売していないので、リモコンとか、何かの付属品のものと考えられる。ボディーはシルバーベースで往年の“NEW ULTRA”を彷彿とさせるデザインでなんとも惜しい。

 

 

sonyr03_2注意書き部分。日本語・英語・中国語表記で記載してあります。中国語でソニー株式会社は「索尼公司」と書くんですね。なんとなく読めるw。ちなみに、右側のゴミ箱マークは欧州のリサイクルマーク(WEEEマーク)で鉛(Pb)・カドミウム(Cd)・水銀(Hg)のうちどれかが一定の基準で含有されていると表示しなければならないことになっている。このマークは欧州へ輸出される可能性のある製品に印刷されているようです。写真の「Pb」は鉛なので、鉛が含有されていることを指しています(と言っても、日本国内の基準では微量であり、問題なし)。

sonyr03_3プラス・マイナス側。刻印はマイナス側の底板に刻印されているタイプ。家中の単4マンガンを探してみたら、東芝のOEM向けマンガン電池が同じものであることを発見。鉛含有品なので、「キングパワークリーク」とは違うもののようです。


今日見つけた妙な電池、松●電池?

6F22ND_1今日入手した変な電池。見た目一瞬『松下電池』に見えたけど、実は違ったw。全面中国語表記で中国の電池のようです。「Carbon Battery」だからマンガン電池ですね。

 

 

 

6F22ND_2サイドには製造元とホームページアドレスが。ここは中国の“DP Lighting & Electronics Technology Co.,Ltd.”(中国語表記で漢字が出ないので英語表記社名で)というメーカーで、中国国内では写真の『松●電池(漢字が出ない)』ブランドで展開、中国国外では『SONGLE』ブランドで展開しているようです。

 

6F22ND_3底面。刻印は印刷で『S L 2009-12』と記載。製造日だか、使用推奨期限かは不明だが、電池本体に「保障期限電池体」と書いてあるのでおそらく使用推奨期限の方ではないかと思われる。

 

 

6F22ND_4今日はハドオフで中古のニッケル水素電池をゲット。取り敢えず、充電池博物館で展示していない電池をセレクトして購入。写真の電池で共通して言えるのは全部FDKトワイセルOEMの電池ということ。そのうち充電池博物館に追加展示します。


富士通 マンガン乾電池・黒 3300

fujitsu3300_1富士通(FDK)の乾電池はロット差や品種差による製造国の違いが多いが、今回は液漏れ耐性が強いと言われるインドネシア製の単3黒マンガン・8個パックを入手した。富士通の黒マンガン・単3の場合は4本パック品が中国製、写真の8本パック品がインドネシア製である。今回の8本パックはナフコで198円で入手した。中国製4本パックが128円なので断然8本パックの方がお得である。

 

fujitsu3300_2こちらが4本パックの中国製。100円均一ショップでよく見られる。

 

 

 

fujitsu3300_3インドネシア製と中国製を比較してみた。色々な部分が違う。まず、マイナス側。刻印が深いのがインドネシア製浅いのが中国製。リングも異なる。プラス側もインドネシア製はリングが「緑」中国製はリングが「赤」である。印刷も『水銀0使用』と書いてある緑色の帯の幅が微妙に違ったりしてます。

 

fujitsu3300_4過去に本ブログで紹介したローソンストア100で発売されているバリューラインのマンガン乾電池ベイシアグループのマンガン乾電池をいっぺんに比較してみた。見事に刻印が同じです(プラス側も「緑」でした)。OEM供給のマンガン電池は4本パックでもインドネシア製のようです。