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東芝電池・東芝ホームアプライアンス・東芝ライフスタイル(TOSHIBAブランド)の乾電池を扱うカテゴリです。

TOSHIBA アルカリ1 アルカリ乾電池 6LF22/9V

6LF22AG_1秋葉原の千石電商で売られている東芝『アルカリ1』の9V形。現在東芝のアルカリ電池の9V形は主力の「IMPULSE(インパルス)」ブランドでのみの発売であり、写真のアルカリ1はOEM供給のみ、東芝のホームページでも『*個人のお客様への販売はしておりません。』ということで、現在一般の量販店ではまず見ることが出来ないレアな電池なのです。
とは、言ってもかつては売られていた電池ですから、電池自体がレアなのではなく、この電池が売られている光景がレアなのですけどね。

6LF22AG_2電池裏。現在この電池はOEM向けですが、かつて売られていた電池であるためかバーコードもそのまま残っています。珍しい8ケタバーコード、ベンダーは“東芝ホームアプライアンス(491063)”。
この電池は6LF22なのでマレーシア製です。

 

 

6LF22AG_3使用推奨期限は「12-2015」。2年期限、2013年12月製造の電池で、まだ1年経っておらず、新鮮な電池です。

 

 

 

6LF22AG_4今回、これだけでは面白く無いので、昔買った市販されていた頃のアルカリ1“6LF22AG EC”が出てきたので紹介します。社名表記は“東芝電池株式会社”の頃の古いもの。パッケージのキャッチコピーは“長持ちハイパワー!!”。
例のごとく6LF22タイプでマレーシア製。この頃からマレーシアだったのですね。パッケージ上には『6LR61 同等品』と記載されています。

 

6LF22AG_5現行品と比較してみる。手前側が古いもので、奥側が現行品。ほぼ同じデザインを踏襲していますが、“アルカリ1”の字体や“9V形”の表示位置が違います。この違いは9V形だけではなく、単1~単5も共通の違いです。

 

 

6LF22AG_6裏面。こちらはほぼ同じでバーコードも全く同じものです。ただし、注意書きは異なり、現行品は「危険」と「警告」のみですが、古いものは「危険」・「警告」・「注意」と増えており、注意文の文章量も古いものの方が何故か増えています。

 

 

6LF22AG_7古いものの使用推奨期限は「04-2006」。恐らく、2004年4月製造でしょうか。どちらとも使用推奨期限の印字はインクで記載されているタイプです。
ちなみに、このマレーシア製の6LF22にはインクで印字されているタイプと、刻印されているタイプの2種類があるようですが、何か違いがあるものなのでしょうか?かなり疑問です。


東芝のリチウムコイン電池

toshibacoin_1現行パッケージの東芝リチウムコイン電池。東芝のボタン電池のパッケージはアルカリボタン電池が「」、酸化銀電池(現在は発売中止)が「オレンジ(橙)」、リチウムコイン電池が「」、空気電池が「」となっている。

 

 

 

toshibacoin_2パッケージ裏。左のCR1216が使用推奨期限「07-2015(2010年7月製造)」で社名が“東芝電池株式会社”と“東芝コンシューママーケティング株式会社”の両併記となっている旧型で、右のCR1616が使用推奨期限「11-2018(2013年11月製造)」で社名が“東芝ホームアプライアンス株式会社”となっている現行型である。
東芝のリチウムコイン電池はCR2032やCR2025、CR2016はインドネシア製になっているが、写真のCR1616を含む一部サイズは現在でも日本製である。

東芝コンシューママーケティングは2003年に元々東芝の社内カンパニーであった“家電機器社”を分社化してできた企業で、同年同じく家電の製造を行う“東芝家電製造株式会社”を設立。東芝ホームアプライアンスはその2社の家電事業部と電池事業部が統合して生まれた企業である。
現在では東芝の社内カンパニーであった“デジタルプロダクツ&サービス社”の映像事業を分割、東芝ホームアプライアンスと統合し、現在は“東芝ライフスタイル”となっている。
ちなみにこの記事を書いている現在では“東芝ライフスタイル”名義の電池はまだ見られない。使用推奨期限「03-2024(2014年3月製造)」の乾電池インパルスにおいても“東芝ホームアプライアンス”名義であったので、社名表記が変わった電池が見られるのは先になりそうである。


TOSHIBA CARBON ZINC BATTERY R6SG(JE)

R6SG(JE)_1東芝電池(現・東芝ライフスタイル)”の組み込み(OEM)向けマンガン電池。デザインはでOEM向けの電池っぽいシンプルなデザイン。型番からはランクを読み取ることは出来ませんが、外観の色通り、赤マンガン相当の電池であると思われます。
表記の“CARBON ZINC BATTERY”とは、英語でマンガン電池のことを指し、正極に炭素(CARBON)、負極に亜鉛(ZINC)が使われているのが名前の由来であるようです。

R6SG(JE)_2注意書き部分。“FOR INDUSTRIAL USE(業務用)”と記載されており、OEM向けの電池であることがわかります。注意書きは日本語と英語の両併記。ちなみに日本語注意書きのフォントは“スーラ”かな?
社名表記は“TOSHIBA BATTERY CO.,LTD.”となっており、東芝電池の英語表記になっています。生産国は「MADE IN JAPAN」で日本製。もちろん“水銀0使用”。

 

R6SG(JE)_3プラス・マイナス極。使用推奨期限は「04-2008」。印字は特徴のあるレーザー刻印で、これはパナソニック(旧・松下電池工業)製であると思われ、隣の“National”ブランドの“ネオ黒”と比較しても同じ刻印です。
プラス極の絶縁リングは「」でこれも“ネオ黒”の特徴と同じです。

 

R6SG(JE)_4現在でも東芝のOEM向けマンガン電池では赤マンガンと黒マンガンが健在で、現在の赤マンガン相当の電池は赤というよりもオレンジ色のデザインとなっており(写真右の単2)、黒マンガン相当は本ブログでも単4のものを紹介したことがありますが緑色のデザインとなっているようです。

 

 
★関連記事
TOSHIBA CARBON ZINC BATTERY R03UG(JE)
→本記事で取り上げた電池と同じく、東芝のOEM向けマンガン電池の単4を紹介した記事。こちらは黒マンガン相当の電池になっています。


TOSHIBA アルカリ乾電池 LR6(E)/LR03(E) その2

LR6(E)_1以前も本ブログで紹介したことのある、“ローソンストア100”で売られている東芝ブランドのアルカリ電池。電池には“TOSHIBA”ブランドが記載されており、東芝の電池そのものであるがバーコードラベルではローソンストア100のPB品である『バリューライン』のロゴが記載されており、扱いはPB品の位置付けのようである。
ラインナップは単3・単4、4本入りのみ。価格は両者とも税抜100円である。

 

LR6(E)_2パッケージ裏のバーコードラベル。ご覧の通り『バリューライン』のロゴが記載されている。販売者は“株式会社ローソン”と記載されており、バーコードのベンダーも同社のものになっている(4903423)。
と、ここまでは前回の記事と同じで焼き直しと言うかおさらいをしてみました。

 

LR6(E)_3今回購入したのは使用推奨期限が「01-2019」のもの。5年期限と推測され、2014年1月製造と思われるロットである。
以前のロット(使用推奨期限「02-2018」)はマイナス極に絶縁リングの無い、モリトクのアルカリ電池と同じタイプであったが、新しいロットはマイナス極に「」の絶縁リングがあり、さらに底板もザラザラになっているタイプに変更されているのである(プラス極の突起も若干異なる)。

 

LR6(E)_4電池の外観。単3・単4共に上が旧ロットで下が新ロット。生産国は両者ともインドネシア製で変わらず、デザインや注意書きも違いは無い。違いを粗探しするとすれば、旧ロットの注意書きの印字が薄い程度の違いしか無い。
また、単3のみの違いとして、新ロットには注意書きの上に青色の四角い印?のようなものが印字されているが(写真下)、旧ロットにはそのような印字は無かった。

LR6(E)_5使用推奨期限の印字の比較。印字は明らかに異なるもので、製造所は異なると思われる。マイナス極の特徴からして見るにFDKのインドネシア法人である“PT FDK INDONESIA”製であると思われる。ただし、使用推奨期限の印字が大きいタイプであり、自分は同社製の同タイプのものを見たことが無いので、あくまで推測の域は出ませんが。

 

★関連記事
TOSHIBA アルカリ乾電池 LR6(E)/LR03(E)
→本記事で取り上げた「旧ロット」時代の同アルカリ電池を紹介した記事。


TOSHIBA アルカリボタン電池 4LR44

toshiba4lr44_1今回は東芝(東芝電池東芝ホームアプライアンス)が発売していた4LR44を紹介する。まず、紹介するのは写真の1988年頃のもの。パッケージにはアルカリボタン電池を示すLRの“L”が緑色で示されている。
ちなみに、酸化銀電池(SR)は“S”で赤、リチウムコイン電池(CR)が“C”で黄、水銀電池(MR)が“M”で赤の表記であった(背景色はいずれも水色)。

 

toshiba4lr44_2パッケージ裏。パッケージには「88-01」の印字があり、1988年1月製造のものと思われる。社名は“東芝電池株式会社”で、東芝傘マークもまだ残っている。
バーコードのベンダーは“東芝ホームアプライアンス(4904530)”のものであった。

 

toshiba4lr44_3次に紹介するのが1992年頃のパッケージ。パッケージ裏には「92-09」の印字があるので、1992年9月製造のものと思われる。こちらも社名は“東芝電池株式会社”で東芝傘マークも健在。
ボタン電池のパッケージはどのメーカーも一番最初に紹介した1988年頃の大きさが主流で、90年代に入るとパッケージが小型化し、どこのメーカーも写真の1992年頃のような大きさに変わっていきます。現在でもほぼこのパッケージサイズを維持しているメーカーが多いようです。

toshiba4lr44_4上記パッケージ品の外箱。5パック(5個)入っている。よく見ると、この箱にも小さく東芝傘マークが見える。

 

 

 

toshiba4lr44_51988年頃のパッケージと1992年頃のパッケージに入っていたのは同じデザインの電池で、当時、東芝の乾電池に入っていたギザギザ模様が入っている。電池そのものは東芝がかつて発売していたアルカリ電池のデザインに則っているデザインになっている。
パッケージの東芝ロゴは現行のものであるが、電池自体のロゴはそれ以前に使われていた(~1983年)横長の東芝ロゴが使われている。

 
注意書きは『ご注意●分解したり 火の中に入れないでください。』という文章のみ。電池自体には刻印の類がなく、電池単体から製造日を判別するのは不可能そうである。

toshiba4lr44_6これは上記デザインの後継に当たる4LR44で、東芝の乾電池特徴であったギザギザ模様が無くなっており悲しい。その代わり、注意書きが多くなっており、PL法対策のデザイン変更と言えそうです。電池の表記も『アルカリ・マンガン電池』から『アルカリボタン電池の表記に変わっている。ただし、英語表記は“ALKALINE MANGANESE BATTERY”の表記で同じです。
社名表記は“東芝電池株式会社”。住所も掲載されている。

toshiba4lr44_7これが最終デザインの4LR44。社名表記は“東芝ホームアプライアンス株式会社”になっており、日本製から中国製に変わっている。上記、1988年頃、1992年頃のものには無かったベルマークがこれには付いている。点数は「8点」。ベルマークは1点100円換算なので、800円相当だろうか。
使用推奨期限は「06-2013」。2年期限と推測すると、2011年6月製造かな?

 

toshiba4lr44_8電池本体の社名表記も“東芝ホームアプライアンス株式会社”となっている。東芝電池時代のデザインでは住所表記だった部分に“東芝生活家電ご相談センター”の電話番号が記されている。

 

 

toshiba4lr44_9注意書き部分。以前のものは『警告』と『注意』の2つがあるが、東芝ホームアプライアンス時代のものは『警告』のみになっており、誤飲に関する注意書きが追加されている。

 

 

toshiba4lr44_10なんと、東芝ホームアプライアンス時代の中国製は外装がシールになっていた。シールを剥がしたら何か出てくるか?と思ったけれど、剥がしても無地でした。
日本製のものと同じく、刻印が無く、電池単体から製造日を特定することは不可能。

 

toshiba4lr44_11歴代のデザインを並べてみた。
左:初代(東芝電池;1988年頃・1992年頃)
中:中期(東芝電池;年代不明)
右:後期(東芝ホームアプライアンス;2011年頃?)
やはり、電池マニア的にはギザギザ模様の初代がカッコ良くみえますね。


TOSHIBA ALKALI アルカリ乾電池 LR6S

LR6S_1今は亡き東芝電池()が発売していた廉価版のアルカリ電池。この電池は東芝が発売していた「NEW ULTRA Z」と「アルカリ1」の間に発売されていたアルカリ電池と同一のデザインで、カメラの絵が記載してあるのが廉価版の証です。
当時、2本パックが100円均一ショップで売られていた他、ヨドバシカメラなどの量販店でも同一の価格で入手することができたので非常に便利だった。

 

※:かつて東芝電池で行われていた事業は全て東芝ホームアプライアンスに移管されているが、東芝のホームページでは“東芝電池株式会社”という法人が現在でも群馬県安中市(かつて東芝電池の碓氷川工場だった場所)に所在し、東芝電池の法人格は現在でも失われていないようではある。

LR6S_2この電池は長い期間売られていたので、色々なバージョンが存在していた。写真上が旧バージョンで写真下が新バージョン。注意書きの文字の太さや大きさが違うことがわかる。

 

 

LR6S_3社名表記部分。どちらとも“東芝電池株式会社”名義。記載してある所在地は同じであるが、旧バージョンの郵便番号が3ケタで新バージョンの郵便番号が現行の7ケタなのでこちらの方が新しい方であることがわかる。
また、新バージョンの方には東芝家電相談センターのフリーダイヤルが掲載されている。蛇足であるがこの番号は『トウシバ(1048)、ハロー(86)』の語呂合わせになっていた。知ってたかな?

ちなみに、JISマーク表記はどちらとも「C8511 386045/T-U」となっており、東芝電池碓氷川工場製である。東芝はその後乾電池の自社製造から撤退し、FDKのOEMとなるが、この電池にもFDK製造のものが存在する。

LR6S_4マイナス極。どちらとも東芝電池の碓氷川工場製ではありますが、新バージョンの方は平らなマイナス極なのに対し、旧バージョンの方は◎なマイナス極になっています。使用推奨期限は旧バージョンは「05-99」という刻印がマイナス極に見えますが、新バージョンの方は本体に印字してあるタイプであり、落ちてしまってわからなくなってしまっている。

 

LR6S_5おまけ。グチャグチャですが、この電池の外箱です。単3・2本ブリスターが10パック(20個)入っていました。この箱にもカメラの絵が書いてありますね。


TOSHIBA キングパワーU 単5形 UM-5 (U)R1

UM-5(U)R1_1押入れの奥底から出てきた古い、東芝の“キングパワーU”単5の未開封品。見てみたら1本が液漏れしていたので、このブログで記録に残し液漏れしている側を廃棄することにする。
今のようなシュリンクパックが確立していない時代は写真のような包装であり、懐かしいと思う方もいるのではないでしょうか。
包装には「81-05」という印刷があり、1981年5月製造のものであると考えられる。

 

当時の技術(?)では、電池本体に注意書きが記載できないからか、包装に注意書きが記載してあるのも特筆すべき点でしょう。
ご注意 ●この電池は充電式ではありません。
充電すると「液もれ」「破損」のおそれがあります。
●はれつのおそれがあるので(+)(-)は正しく入
れてください。
、と書いてある(改行位置も原文ママ)。要約すると「充電やプラス・マイナスの逆入れはするな」ということですね。

UM-5(U)R1_2電池の外観。片側1本が見事に液漏れています。

 

 

 

UM-5(U)R1_3懐かしい東芝傘マークが有り。この頃は既に“東芝電池株式会社”の名義になっています。JISは「C8501 T-T」と表記してあるので、東芝電池の高崎工場製であるとみられる。

 

 

UM-5(U)R1_4プラス・マイナス側。両端の2本は「C8501 T-S」表記、東芝電池佐久工場製の“KINGPOWER Black”(使用推奨期限:11-98)。高崎工場製のキングパワーUにはプラス極に特徴があり、ラベルに切り込み?が入っている構造になっている。一方、マイナス極側は製造日などの刻印が無く、未開封品だったので1981年5月製造であると特定できたが、電池単体で入手したら全くわからないだろう(写真では見難いが、KINGPOWER Blackの方には「11-98」の刻印がある)。

UM-5(U)R1_5おまけ。今回のキングパワーUが東芝の電池特有のギザギザ模様があったので、他の東芝のギザギザ模様がある小型電池を並べてみました。写真は左から、
・東芝水銀電池 2MR9/2.7V
・TOSHIBA アルカリ・マンガン電池/4LR44/6V
・TOSHIBA キングパワーU UM-5/1.5V
・TOSHIBA KINGPOWER Black マンガン乾電池 R1(UB)/1.5V


TOSHIBA アルカリ乾電池 IMPULSE LR6(H)

LR6(H)_1現在、“東芝ホームアプライアンス”が発売している主力のアルカリ電池である「IMPULSE(インパルス)」の単3です。
パッケージ上のキャッチコピーは「ひとクラス上の長持ちハイパワー」で端に小さく、『※当社アルカリ1』と書かれています。

 

 

LR6(H)_29月下旬に発売予定の東芝の新アルカリ電池「The IMPULSE」では使用推奨期限が10年に伸びたことが1つのウリとなっているが、実は「IMPULSE」でも密かに使用推奨期限10年に延長されている。
ただし、「The IMPULSE」の発表記事では従来機種に比べ、使用推奨期限が10年に伸びたことが書いてあるが、その従来機種が「IMPULSE」ではなく「アルカリ1」が書かれている(アルカリ1は現在も5年期限)。

LR6(H)_4電池の外観。上の2本が使用推奨期限「02-2018(5年期限:2013年2月製造)」、下の2本が使用推奨期限「07-2023(10年期限:2013年7月製造)」です。この2本だけでは切り替わった時期は特定できなさそうですが、今年(2013年)製造分から10年期限に切り替わったのは確かでしょう。
ちなみに、両者とも違うのは使用推奨期限の表記が違うのみで、注意書きなど、外観は全く同じです。

LR6(H)_5プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。日本製なのでFDKエナジー製でしょう。


TOSHIBA アルカリ乾電池 LR6(LC)/LR03(LC)

LR6(LC)_1昨日のブログではローソンストア100で売られている東芝ブランドのアルカリ電池を紹介したが、今回はそれとは別に、一部100円ショップで売られている東芝ブランドのアルカリ電池を紹介する。
ラインナップは単3と単4・2本入りのブリスターパックのみで各100円(税抜)で売られていた。

 

 

LR6(LC)_2パッケージ裏。発売元は東芝ホームアプライアンスでバーコードのベンダーも同社のもの(4904530)。東芝(旧・東芝電池)は古くからベルマーク運動に参画しているが、この電池にもしっかりベルマークが付いている。点数は1点。1点100円相当なのでこの電池は最初から100円均一ショップなど売られる電池であることが想定される。

 

LR6(LC)_3東芝はこの電池以前にも低価格のアルカリ電池を発売していたことがある。写真の左側の電池がそれで、現在でも発売される「アルカリ1」の前モデルである「ALKALI」ブランドを使用していたものであった。
初期は自社製、後期はFDKOEMの日本製であり、100円均一ショップのみならず、ヨドバシカメラなどの量販店でも同じ100円で売っていたので大変重宝していた覚えがある。

 

LR6(LC)_4パッケージ裏。ALKALIブランドのものはベルマークの点数は3点であり、定価は一般のアルカリ電池と同じ300円だった?

 

 

 

LR6(LC)_5電池の外観。こちらは昨日紹介した東芝ブランドのものと比べると、100円均一向けっぽいデザインですね。型番はLR6/LR03(LC)となっており、“LC”はローコスト(Low Cost)の略か。

 

 

LR6(LC)_6マイナス極は昨日紹介した東芝ブランドと同じく、シールを剥がすと赤い樹脂の絶縁リングが付いている、いわゆるモリトクタイプのインドネシア製であった。
使用推奨期限は両者とも「02-2018」で5年期限と推測すると、2013年2月製造と思われる。時期は昨日紹介した東芝ブランドのアルカリ電池と同じである。時期や価格を考えると中身は同じものなのかな?


TOSHIBA アルカリ乾電池 LR6(E)/LR03(E)

LR6(E)_1ローソンストア100”にて以前売られていた、韓国製・バリューラインアルカリ乾電池に変わり売られている東芝ブランドのアルカリ電池。
パッケージのラベルにはバリューラインのマークが記載されており、PB品として売られているようではあるが、電池本体はあくまでも東芝ブランドである。なのでこの記事のカテゴリーもプライベートブランド品ではなく、東芝として分類する。
パッケージ上の販売者はローソンになっており、バーコードのベンダーもローソン(4903423)である。

LR6(E)_2電池の外観。以前も書いたのですが、デザインは結構好みです。ラインナップは単3と単4のみ、各4本シュリンクパックで両方共100円(税抜)となっています。生産国はインドネシア。
使用推奨期限は単3・単4共に「02-2018」であった。おそらく、5年期限で2013年2月製造のものと思われる。

 

LR6(E)_3マイナス側。見た目ではリングの類は無いように見えるが、マイナス側のシールを剥がすと赤い樹脂の絶縁リングが見える。同じようなものにパナソニック製のものもあるが、こちらは樹脂がマイナス極のミゾに流しこんであるのに対し、こちらはミゾの外側に付いているのが特徴である。
この特徴はやはり100円均一ショップで売られている“モリトクアルカリ電池(単3)”でも見られ、同じ製造元と思われる。

シールを全部剥がしてもロット番号の印字などはない(写真右)。ちなみに、現在多本パック品として一部出回っている東芝“アルカリ1”の単3・インドネシア製でも同じ特徴が見られる(写真左)。