6月最後の今日は東芝「アルカリ1」を取り上げる。現在の東芝アルカリ電池の主力ブランドは「IMPULSE」であるが、旧ブランドである「アルカリ1」も併売されている。
さて、何故今更アルカリ1を取り上げたのかというと、今売られているアルカリ1の単1と単2は韓国製であるという話を聞いたからだ。今回は実際に購入して確かめてみた。
バーコードラベル側。ちなみに単1・単2共にベルマークの点数は4点である。メーカー小売希望価格は単1が525円、単2が378円であるが今回購入したのはスーパーで単1が368円、単2が268円であった。
ちなみに、シュリンクパックはFDKのOEMで見られるフニャフニャのものではなく、硬いビニール包装になっているので、電池マニアの方(wは持つだけで、「あっ?感じが違う」と気づくはずです。
開封して生産国を見てみると、なるほど。確かに『韓国製』と記載されています。使用推奨期限は単1が03-2018で単2が04-2018となっています。それぞれ、5年期限と推測すると2013年3月と4月製造でしょうか。
これは同じ日にヤマダ電機で買ったアルカリ1の単2・4本入り。
こちらはFDKエナジーOEMの日本製。使用推奨期限05-2018(2013年5月製造)で今回購入した韓国製よりも新しいロットっぽい。丁度、切り替わり時期なのでしょうか?もしかしたら混在なのかもしれない。
韓国製単1・単2のプラス・マイナス側。逆装填防止機能もなく、明らかにFDKエナジーのOEMではない。この電池は底板の端に見える4つのガス抜き穴が特徴である。
あらら、いつの間にか韓国生産化していたのね、FDKエナジーでついでに生産すればいいのに、
東芝にとっていったい何がメリットなんだろうと思う。
IMPULSEとの差別化にしても、わざわざ海外生産化するメリットは思いつかない、
FDKエナジー側の都合かな、それにしてもアルカリ1を無視してIMPULSEだけ生産するメリットもない、
単にアルカリ1を安くするだけかもしれないが、違和感があるような。
同じような事例でパナ金でもタイ製がタイから入ってきているのです、
何気なくデジカメ用の電池を買ったら、日本製と同じデザインでタイ製がファミマで遭遇、
HCコーナンはまだすべてのパナ金が日本製でした、ともに広島ですが、こういう事例もありました。
期限から察すると一時的の変更もあり得そうですね。
家電量販店で日本製が17年12月期限、韓国製が18年2月期限だったのを確認したで・・・
この後の記事のビックカメラ×コジマPB電池もこの記事で取り上げたものと同じと思われる韓国製なのですが、これも一時的なものなのですかね。でも、同じ値段で時期で生産国を変えられたらイヤですよね。
本日確認してみたところMY&OURのアルカリ1(2018-03)は全サイズ日本製でした。
シュリンクも電極も見慣れたFDKの物です。
価格は2本入りブリスターで210円と妥当な値段
自分も色々見ているのですが、やはり混在なのですかね?
八社会VマークのPB電池も中身はアルカリ1なのですが、そちらは全サイズFDKエナジーの日本製でした。
ヤマダ電機ではこの記事の単2・4本パックが日本製でしたが、単1・4本パックが韓国製でした。
まだ切り替わり時期のようなので、これからの動向が気になるところですね。
今日、帰りよく寄るお店に行ったらアルカリ1の単3か4でインドネシア製があったような・・・
じっくり見なかったので原産国以外不明です。
ちなみに単1は韓国製だったかな。
また時間がある時に再確認します。
MY&OURの件も考えると混在なのか・・・?
他の製品で完全に同じ商品名で原産国を変えて価格帯を分けるということはあまり聞いたことありません。
ノーマルで東芝発売のアルカリ1単3(12-2017)はインドネシア製でした。
2chにみはりん様がかきこんでいらっしゃったように、かつては専用CMも流されるほどのブランドが国産ではなくなり海外生産のただ安い電池になっていくのは悲しい物です。
単3インドネシアのマイナス極はFDKのようなリングは見られずにかつての三洋Dシリーズやビック・コジマ(ベスト)のPB電池のように中心に点があるような造りでした。モリトクアルカリも同じマイナス極です
そういえばアルカリ1より安いが日本製だったKMNシリーズはどうなるのだろう?
東芝は「NEW ULTRA Z」の後、「アルカリ1」の前のアルカリ電池である「ALKALI」も単3・単4のみですが、100円均一用の廉価版として発売していた時期がありますしね。
仰るAKLALIはこれですか?
http://s-up.info/view/201201/098250.jpg
廉価版のカメラの絵が付いたアルカリもありましたね。
そう、それですね。バックの線の模様は「ULTRA Z」・「NEW ULTRA Z」のデザインを引き継いでいました。
アルカリ1ももう低グレードですかね・・・
グレードが変わった例はカセットテープならSONY HFの例がありますね。
(当初はノーマールの中級、80年代ごろにノーマル低価格帯下級になる。 逆の例?はマクセルのUL 低価格帯下級グレードでのちにURとなるが、近年URのちょっと上級版的なもので復活。 高音域をURより改善させたものらしい。)
電池でもグレードが変わった例はありそうな気がします。
ソニーのHFの初代は高級ノーマルカセットテープ(LHカセット)で、TDKのSD(ADの前身)と対抗する目的で発売されたんですよ。
http://compactcassettes.jp/sony/sonyhf011.html
その後、AHF・BHF・CHFとランクごとのいわゆるHFシリーズが位置づけられて、1980年後半、ソニーのカセットテープブランドの再編でCHFの後継に当たるLNカセットが「HF」になったと。今発売されているHFはマクセル製のようですね。
でも、過去の電池を見てきていますが、かつてのブランドが低グレードの電池になったのは昨日書いた東芝のALKALI以外、あんまり見たことがないな…。大抵の場合はマクセルのGDシリーズのように新たに低グレード専用の電池を新たに作ることが多いようです。
マクセルはもっと凄いことになっていましたよ。(磁性体的に)
LNランクのULの一つ上のランクだったLHランクのUDはピュアクリスタル(PX)ガンマ磁性体を使用していました。
しかし、時代のノーマルテープの高域アップ化の流れでUDはUD1と名前を変え、磁性体もエピタキシャルに。
そしてUL廃止後に登場したURはなんとUDのPXガンマ磁性体を使用していたんですよ。
LNランクなのに性能はLHランク。当時こんな感じの凄いノーマルテープはソニーのCHFとDENONのDX1だけでした。
現在のULは高域性能は良いものの、MOLが低くREC LEVELを上げると歪みまくりでハーフの精度はUR以下、
使いこなすにはULのテープをURのハーフに移し替えてキャリブレーションを行う必要があります。
因みにNRにドルビーCは使えない(感度が低い)のでドルビーBかS、dbxの使用をお勧めします。
ってここはテープスレじゃないですね。
日曜日に日本橋に行ってきましたが、2018年5月推奨のアルカリ1に韓国製が存在していました。
物は店の入り口で投げ売りされてる電池です。1パック200円、在庫限りでした。
MY&OURは他の方が仰るように同ロットでも国産でした。
あと、もう処分してしまいましたが2018年4月推奨の東芝海外向けアルカリ単3はインドネシア製で、
作りからFDKインドネシア製と断定しました。
ピュア・クリスタルガンマ磁性体を使っていた時代のUDってこれですよね?
http://miharin.moo.jp/blog/recharge/tmp/ud.jpg
マクセルの「UL」よりも「UR」の方が性能が高いのはその筋の方ならかなり有名ですよね。しかし、カセットテープの場合はLHよりもLNの方が入手しにくいのが実情なんですよね。安いので店頭で早く回転してしまうし、個人で入手してもすぐ使ってしまうと思われるので。
このUD、超貴重ですよ!!
できれば裏面の写真もお願いします。
LNは本当に入手が困難ですね。安かったから新品は殆ど残ってないし、
使い捨てられたり酷使されて状態が悪かったり、まともな中古もほとんどない状態です。
自分も昔のLNはキワモノを含め、これぐらいしか持っていません。
http://uploda.cc/img/img51e75956a4ea9.JPG
http://uploda.cc/img/img51e7595a1ab03.JPG
初期のDATも見つかりにくいですね。店の人が消費してたりして。
http://uploda.cc/img/img51e7595d9defa.JPG
みはりんさんはテープのコレクションもかなりあるんじゃないですか?
DATに関してもかなりお詳しいようですし。
ここ最近は古い電気屋(失礼!)に行くと、テープチェック→電池チェック→電球チェックをしてます。
あと、今更気づいたのですが大学の購買に推奨が2018年2月の韓国製アルカリ1単1、
推奨が2018年6月の国産アルカリ1単3は置いてありました。
が、価格設定が高いのでいつもジョインテックスのスマートバリューアルカリ単3、単4を
購入しています。アルカリ1単3が2本360円なのに対してスマートバリューアルカリは、
単3が4本で150円、単4が4本で135円です。単3はFDKインドネシア製、単4はFDK国産です。
ちなみにUDの裏面はこんな感じです。
http://miharin.moo.jp/blog/recharge/tmp/ud2.jpg
当時のマクセルは乾電池の分野のみならず、記録メディア関係も技術力が高かったですね。
以前も書いたとは思いますが、以前カセットハントしていた時代はありますが、今はやめているので電池コレクションの数よりは少ないです。
DATテープの方は今でも集めているのですが、集めているというか使うために買っているのでほとんどが開封品なのです。開封品ならアイワとかパナソニック、ティアックやスコッチなどの変なメーカーのDATテープは所持していますが。
ちなみに、ジョインテックスのスマートバリューってこの電池ですよね?
http://miharin.moo.jp/blog/recharge/tmp/jointex.jpg
写真の単1はFDKエナジーの日本製、逆装填防止機能も付いています。
またまた今日も見てくると、単3形で同じインドネシア製でも上で述べた中心に点があるタイプと、緑色のリングがあるFDKタイプがあるのに気づきました。
コジマの電池売場も見てきましたが、4月頃に行ったときはアルカリ1、IMPLSE、その他パナなどでしたが今日行ってみたらアルカリ1はすべてなくなりビックカメラ/コジマPBとIMPLSE、パナだけとなっていました。
昔はビックカメラ/ベストも単1、単2は日本製でしたが、売れ残りを見てみると韓国製となっています。
一体今年の春に何があったんでしょう
「ビック×ベスト」時代が全サイズFDKエナジー製の日本製、「ビック×コジマ」になってからは単1・単2が韓国製で単3・単4がインドネシア製になっていることから、ビックカメラ(コジマ)PB品のアルカリ電池自体が「アルカリ1」と同じと言えそうです。そう考えると、同じ電池を2種類置くのはおかしいと言えますね。自分が行ったコジマではアルカリ1の多本パックが投げ売り状態でしたよ。
電池ってこういう製造国の変化があるから面白いんですよね。こういうの探すのが好きだったり。量販店行くたびに、電池を持って製造国(とマイナス側)を見てる自分って一体…。
私は様々なものの製造国を見てしまいます(笑)
ブルーレイディスクはできるだけ日本製を狙っています。
ディスクになると劣化がおきにくい代わりに品質次第でパーになってしまうので、製造国を気にしてしまいます。(びっくりしたのはイメーションがTDKから記録メディアの販売権を取得してあまり時間が経っていない頃に(?)UAE製のブルーレイディスクを発売していたことです。(近年は中国かインドにシフトして行ってるみたいです))
電池だといれるもの(機器)がはっきりしてると原産国を見てしまいますね。
昔(幼少期)は照明器具コーナーにいくと蛍光灯をよく見ていたものです。
やはり、見てしまいますよね?ウチはブルーレイレコーダーは無いので、ブルーレイディスクの生産国事情はわからないのですが、自分は未だにCD-R使いで、現在CD-Rの日本製は太陽誘電のみだから、リサイクルショップで日本製のCD-Rがあると買ってしまうなぁ…。この間は、日本製ノーブランドのCD-Rを買ったら、中身がTDKの青タフだったのは嬉しかったなぁ。
何故か返信マークがなかったので下に書きます。
UDの写真ありがとうございます。貴重な資料として活用します。
スマートバリューの電池はそれです。単4はFDK国産としては一番安く入手できるので重宝してます。
掲示板の方に代替が送られてきたと書きましたが、送られてきた電池が何と日本製でした。
http://s-up.info/view/201201/123563.jpg
http://s-up.info/view/201201/123564.jpg
ちょっと見えづらいですがアルカリ1 推奨2018-10 日本製となっています。
アルカリ1の推奨期限は5年なので今月に製造されたものとなるのですが、このアルカリ1は日本製でちゃんとふにゃふにゃシュリンクです。
まだFDK製造のアルカリ1も流通していたのですね。
単3と単4のアルカリ1は一部の多本パックのみがインドネシア製で、2本・4本入りブリスター・シュリンクパックのみFDKエナジー・日本製のようです。日本製目当てなら敢えて多本ではなく、2本や4本入りを買うのも手かもしれません。これらがインドネシア製に移行するのかは不明ですが。