今日は家電量販店“ビックカメラ”のアルカリ電池を紹介する。かつてビックカメラはベスト電器と資本提携しており、写真のようなビックカメラとベスト電器の共同PBによるアルカリ電池を発売していた。
値札も電池出荷時に貼り付けられているシールのようで、上には「ビックカメラ」、下には「ベスト電器」と書かれている。
ちなみにシュリンクはFDKエナジーOEMでお馴染みのフニャフニャシュリンク(今名付けたw)。このシュリンクパックのアルカリ電池を触ると安心する自分は病気なのだろうかw。
電池の外観。販売元は株式会社ビックカメラ・株式会社ベスト電器で供給元は東芝ホームアプライアンス。原産国名は何故だか書かれていない。型番は単1がLR20(BB)で単2がLR14(BB)。BBはビックカメラのBとベスト電器のBの意味であろう
使用推奨期限は両者とも「06-2017」で、5年期限と推測すると2012年6月製造と推測する。
プラス・マイナス側。マイナスの底板には逆装填防止機能が付いているので、これはFDKエナジーによる日本製であろう。
だが、ベスト電器はビックカメラのライバルであるヤマダ電機が子会社化し、ビックカメラの提携を解消する。その同時期にビックカメラは同業のコジマを子会社化し、アルカリ電池もビックカメラとコジマの共同PBに変わった。
値札も「ビックカメラ」と「コジマ」のものに変わる。どうでもいいですが、ビックとコジマのロゴ字体ってなんとなく似てるような気がしません?
電池の外観。こちらは販売元が株式会社ビックカメラ・株式会社コジマで供給元は東芝ホームアプライアンスで変わらず。こちらは原産国表示があり、韓国製。型番は単1がLR20(BK)で単2はLR14(BK)。BKは言わずもがなビックカメラ(B)とコジマ(K)であろう。
デザインは以前のベスト電器提携時代のものと全く同じ。言われなければ気づかないレベルである。コジマになってもデザインが変わらないということはビックカメラがデザインを担当しているのだろうか?
マイナス側。昨日紹介した韓国製「アルカリ1」と比較してみると同じ構造なので中身はアルカリ1なのかな?
使用推奨期限は単1・単2共に「06-2018」で5年期限と推測すると2013年6月製造と推測される。
こっちは単3。これを購入したのはビックカメラでシュリンクとブリスターの両方があったが、ブログ的にはブリスターだろう、と思ってブリスターを買ってきた。価格はどちらとも同じ(単3・4本で330円)。
ちなみにコジマは以前、三菱ブランドによるPB品Fresh Gray(フレッシュグレー)の電池を発売していたが事実上の後継品がこのPB品になるのでしょうね。
電池の外観。単1・単2と同じく、供給元は東芝ホームアプライアンスでこちらはインドネシア製になっている。未購入ですが、単4もインドネシア製でした。使用推奨期限は「02-2018」。パッケージには5年期限と書いてあるので、2013年2月製造。
下2本は供給元が三洋電機の旧・ビックカメラのPB電池。使用推奨期限の書き方がそっくり(例として「02-2018 BO」と使用推奨期限+アルファベット2文字表記)。もしかして…。
心当たりのある電池を並べてみた。左側から、
・三洋電機 ハイグレードSシリーズ[LR6HG]
・ビックカメラ旧PB(供給元:三洋電機)[LR6HG]
・ビックカメラ×コジマ(供給元:東芝)[LR6(BK)]
・モリトクアルカリ乾電池[LR6]
・モリモ商事 萌え電池[LR6]
いずれもインドネシア製でそっくりだけど、同じOEM元なのかな?