“東芝電池(現・東芝ライフスタイル)”の組み込み(OEM)向けマンガン電池。デザインは黒+赤でOEM向けの電池っぽいシンプルなデザイン。型番からはランクを読み取ることは出来ませんが、外観の色通り、赤マンガン相当の電池であると思われます。
表記の“CARBON ZINC BATTERY”とは、英語でマンガン電池のことを指し、正極に炭素(CARBON)、負極に亜鉛(ZINC)が使われているのが名前の由来であるようです。
注意書き部分。“FOR INDUSTRIAL USE(業務用)”と記載されており、OEM向けの電池であることがわかります。注意書きは日本語と英語の両併記。ちなみに日本語注意書きのフォントは“スーラ”かな?
社名表記は“TOSHIBA BATTERY CO.,LTD.”となっており、東芝電池の英語表記になっています。生産国は「MADE IN JAPAN」で日本製。もちろん“水銀0使用”。
プラス・マイナス極。使用推奨期限は「04-2008」。印字は特徴のあるレーザー刻印で、これはパナソニック(旧・松下電池工業)製であると思われ、隣の“National”ブランドの“ネオ黒”と比較しても同じ刻印です。
プラス極の絶縁リングは「緑」でこれも“ネオ黒”の特徴と同じです。
現在でも東芝のOEM向けマンガン電池では赤マンガンと黒マンガンが健在で、現在の赤マンガン相当の電池は赤というよりもオレンジ色のデザインとなっており(写真右の単2)、黒マンガン相当は本ブログでも単4のものを紹介したことがありますが、緑色のデザインとなっているようです。
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TOSHIBA CARBON ZINC BATTERY R03UG(JE)
→本記事で取り上げた電池と同じく、東芝のOEM向けマンガン電池の単4を紹介した記事。こちらは黒マンガン相当の電池になっています。