月別アーカイブ: 2013年7月

RAYOVAC Value Bright EVB2AA-BB

EVB2AA_1西友で売られているレイオバックの懐中電灯。モノ自体は100円均一ショップでも売られていそうであるが、付属の“RAYOVAC”ブランドのマンガン電池が欲しかったので購入してみました。175円でした。

 

 

 

EVB2AA_3パッケージから見える商品紹介?『単3型電池2本使用懐中電灯、電池付を』と書いてある。「を」?「を」って何だろう。「電池付き」と間違えたのかな?ちなみにこのシールは中の懐中電灯に直接貼り付けてあります。

 

 

EVB2AA_2パッケージ裏。英語版のパッケージに日本語の注意書きが書かれたシールが貼り付けてある。でも、前述の日本語書きのシールが懐中電灯自体に貼られているということは一応、日本向け?
輸入者は西友プロキュアメント、販売者は合同会社西友。ここは以前紹介したレイオバックのアルカリ電池と同じですね。製造国はインドネシア製であるようだ。

 

EVB2AA_4懐中電灯本体。冒頭でも書いたけど、この懐中電灯自体は100円均一ショップで1個100円で売ってそうな感じです。色は写真の青と黒、赤だったはず。自分は一番安っぽそうな青を購入したw

 

 

EVB2AA_5電池を入れて点灯させてみた。値段的にもちろんLEDな訳もなく、電球式。意外に明るい印象を受ける。パッケージには“7ルーメン”と明るさの単位らしきものが書いてあるが、指図がわからないのでこの数値が明るいか暗いのかはわからない。光を集めるためか、前にはレンズが付いている。

 

EVB2AA_6付属の“RAYOVAC”ブランドのマンガン電池。この電池もインドネシア製、社名表記は“MFD.FOR: SPECTRUM BRANDS, INC.”となっており、アメリカで“RAYOVAC”・“VARTA”(民生用)ブランドの電池を発売するSpectrum Brandsの社名にになっている。
また電池には「IDEAL FOR LOW-DRAIN DEVICES」と書いてある。意味的には『低消費の機器に最適です』という意味のようです。

 

EVB2AA_7プラス・マイナス側。使用推奨期限は刻印ではなく、底板に直接印刷されている。上段に「AF0A2」、これは製造所固有記号か。下段に「02-15」と書いてあり、これが使用推奨期限だろう(2015年2月)。
この電池、色的に黒マンガン相当であろう。だが、電池本体には「5AA R6HD」という記号が書かれているのみでランクを特定できる記号が無い。


フマキラー どこでもベープ未来 150日間

VAPE_1警告!:今日の記事はあまり電池と関係ないです。でも、記事を最後まで読んでると幸せになれるかも。
家で使っている「アースノーマット」が切れたので、ドラッグストアへ。最近は電池式の蚊取り器もあるんですね。確かにノーマットは電源がいるけど電池式ならどこにでも持ち出せて便利だなぁ、と思って電池式のものを買うことを決意。今回はフマキラーの“どこでもベープ未来”という機種の150日間タイプセットを購入した。実売価格は1200円前後。

VAPE_2中身。結構スタイリッシュデザインで格好いい。上の緑色はスイッチ兼パイロットランプ。フマキラーのどこでもベープシリーズの特徴は電池交換が不要で、パッケージにも『電池交換なしはベープだけ。』と書かれている。では、どうやって動いているのか。それは薬剤カートリッジに電池を内蔵しており、交換するときもカートリッジを交換すれば電池も新品になる。以前紹介したポラロイドカメラの電池と同じ思想なのです。

VAPE_3本体のフタを開けたところ。ここに薬剤カートリッジをセットする。送風ファンに加え、接点も見えます。

 

 

 

VAPE_4薬剤カートリッジは写真の様に銀の袋に入っている。多分、そのままにしておくと薬剤が蒸散してしまうためでしょう。

 

 

 

VAPE_5袋を開けたところ。上の黄色い部分が薬剤蒸散部分で下の灰色の部分が電池ボックスです。
ここから、電池コレクターのブログに変わります。では、内蔵している電池ってどんなものなのだろうか?気になったので開けて見ることにしました。ちなみに電池は使用後取り出せるように設計されており、取説にも電池の取り出し方法が記載されています。

 

VAPE_6取説によると電池ブタは上の部分をコインで上のミゾに差し込んで取ると書いてあります。あっ、「フマキラー どこでもベープ」と書いてあるオリジナル電池が見えます。

 

 

VAPE_7中身の電池。どこでもベープオリジナルのアルカリ電池(LR6)。発売元はフマキラー株式会社、製造元はFDK株式会社になっており、記載されている住所はFDK本社の浜ゴムビルである。原産国はインドネシアで製造はFDKインドネシア製と思われる。
電池には『使用推奨期限(月-年)は本体に表示』と書かれているが、印刷は「63-6305」となっており、換算すると6305年63月…。意味わかりません…。ちなみに、他に表示は見られませんでした。

VAPE_8プラス・マイナス側。マイナス極の緑リングはFDKOEMの電池でおなじみですね。
今回購入したのは150日用であったが、90日用も発売されている。このどこでもベープ未来では電池切れがそのまま薬剤カートリッジの交換時期であり、150日用よりも少ない90日用では150日用よりも持たないタイプの電池が内蔵されているのだろうか?今度入手できる機会があれば紹介したいな、と思います。


ALKALINE アルカリ乾電池 LR6AW

LR6AW_1日本においてInternational Chemical Industry (ICI)のABCブランドの電池を発売していたことで知られる“アルファ・インダストリーズ”のアルカリ電池。一時期は均一ショップダイソーでABCブランドのマンガン電池を発売していたことで知られるが、現在は自社ブランドによる電池の販売は撤退しているようである。
ちなみに同名のミリタリーグッズメーカーがあるが、こちらとはもちろん無関係である。

 

LR6AW_2パッケージの表。ちなみにバーコードのベンダーはちゃんと「アルファ・インダストリーズ(株)」になっていた(4983289)。

 

 

 

LR6AW_3電池の外観。白を基調とした金色デザイン。原産国は中国でICIのOEMではなさそうである。

 

 

 

LR6AW_4プラス・マイナス側。使用推奨期限は「12-2008」。2年期限と推測すると、2006年製造か。


MEGACELL アルカリ乾電池 LR20/LR14

megacell_1韓国の電池メーカーである“ロケット(ROCKET ELECTRIC CO.,LTD)”のアルカリ電池「MEGACELL」。パッケージは日本語記載であり、最初から日本向けに発売されている電池のようである。

値段はビックカメラで単1・2本、単2・2本共に破格の48円。安すぎますね。

 

 

megacell_2パッケージ裏。注意書きは日本語。上部吊り下げ部分は電池の重さで穴が広がらないように補強されている。意外に単1のアルカリ電池は重いです。10本買うと腕の運動になりますよw。

 

 

megacell_3100円均一ショップ向け?の1本入りブリスターもある。

 

 

 

megacell_4電池の外観。シルバーベースの可も不可もないデザイン。使用推奨期限は単1が「05.2016」で単2が「04.2016」。5年期限と仮定すると2011年製造?もちろん、韓国製です。

 

 

megacell_5

プラス・マイナス側。単2は本体にも使用推奨期限が書いてあるが、底板にも印刷されている。

この前紹介した東芝「アルカリ1」の韓国製はロケット製だと思っていたのですが、この電池と比較してみると違うみたいですね。角のガス抜き穴が無い。となるとあれはBexel製なのか?

 

megacell_6おまけ。MEGACELLかつてのデザイン。写真の単3は安かったのだが、液漏れ多発でかろうじて残っていたのがこの写真の単3でした。デザイン的にはこちらの方が個性的なデザインではあります。


maxell ボルテージクレール LR6(T)PK

clair_1今日は日立マクセル「ボルテージ」のラインナップモデルである“ボルテージクレール”を紹介する。マクセルが行ったアンケートでピンク色が欲しいという女性の意見を元に生まれた電池で、パッケージ・電池デザイン共に女性向けを意識している。
パナソニックも同じようなアルカリ電池“キラカワ”を発売しているがパナソニックが欲張りな多色展開なのに対し、マクセルのボルテージクレールはピンク色のみで潔い。ラインナップは単3と単4のみで各4本入りブリスターと8本入りシュリンクパックがある。

clair_2パッケージの表裏。ちゃんとボルテージシリーズの1つなので、ちゃんと液漏れ補償も付いています(マクセルの液漏れ保証条件はこちらを参照のこと)。
このボルテージクレール。あるディスカウントストアで4本99円であったため、大量買いをしてしまった。ピンク色とは言え、中身はボルテージなので買うでしょw。

 

clair_3電池の外観。現在のボルテージの使用推奨期限は10年であるが、ボルテージクレールは5年である。なので、中身は旧型のボルテージなのだろうか。現在の10年期限のボルテージにはJISマークは付いていないが、このボルテージクレールは5年期限だからか、JISマークが付いている。
この電池の特設ページだと、「ラメ」が入っていると記載されているが、この電池には見られない。これは旧型?

clair_4プラス・マイナス側。底板は「◎」の日本製で日立マクセル自社製と思われる。使用推奨期限は「10-2016」。5年期限なので2011年10月製造。


ビックカメラ アルカリ乾電池

bic_1今日は家電量販店“ビックカメラ”のアルカリ電池を紹介する。かつてビックカメラはベスト電器と資本提携しており、写真のようなビックカメラとベスト電器の共同PBによるアルカリ電池を発売していた。

値札も電池出荷時に貼り付けられているシールのようで、上には「ビックカメラ」、下には「ベスト電器」と書かれている。

 

bic_2ちなみにシュリンクはFDKエナジーOEMでお馴染みのフニャフニャシュリンク(今名付けたw)。このシュリンクパックのアルカリ電池を触ると安心する自分は病気なのだろうかw。

 

 

bic_3電池の外観。販売元は株式会社ビックカメラ・株式会社ベスト電器で供給元は東芝ホームアプライアンス。原産国名は何故だか書かれていない。型番は単1がLR20(BB)で単2がLR14(BB)。BBはビックカメラのBとベスト電器のBの意味であろう
使用推奨期限は両者とも「06-2017」で、5年期限と推測すると2012年6月製造と推測する。

 

bic_4プラス・マイナス側。マイナスの底板には逆装填防止機能が付いているので、これはFDKエナジーによる日本製であろう。

 

 

 

bic_5だが、ベスト電器はビックカメラのライバルであるヤマダ電機が子会社化し、ビックカメラの提携を解消する。その同時期にビックカメラは同業のコジマを子会社化し、アルカリ電池もビックカメラとコジマの共同PBに変わった。

値札も「ビックカメラ」と「コジマ」のものに変わる。どうでもいいですが、ビックとコジマのロゴ字体ってなんとなく似てるような気がしません?

 

 

bic_6電池の外観。こちらは販売元が株式会社ビックカメラ・株式会社コジマで供給元は東芝ホームアプライアンスで変わらず。こちらは原産国表示があり、韓国製。型番は単1がLR20(BK)で単2はLR14(BK)。BKは言わずもがなビックカメラ(B)とコジマ(K)であろう。
デザインは以前のベスト電器提携時代のものと全く同じ。言われなければ気づかないレベルである。コジマになってもデザインが変わらないということはビックカメラがデザインを担当しているのだろうか?

bic_7マイナス側。昨日紹介した韓国製「アルカリ1」と比較してみると同じ構造なので中身はアルカリ1なのかな?
使用推奨期限は単1・単2共に「06-2018」で5年期限と推測すると2013年6月製造と推測される。

 

 

bic_8こっちは単3。これを購入したのはビックカメラでシュリンクとブリスターの両方があったが、ブログ的にはブリスターだろう、と思ってブリスターを買ってきた。価格はどちらとも同じ(単3・4本で330円)。

ちなみにコジマは以前、三菱ブランドによるPB品Fresh Gray(フレッシュグレー)の電池を発売していたが事実上の後継品がこのPB品になるのでしょうね。

 

bic_10電池の外観。単1・単2と同じく、供給元は東芝ホームアプライアンスでこちらはインドネシア製になっている。未購入ですが、単4もインドネシア製でした。使用推奨期限は「02-2018」。パッケージには5年期限と書いてあるので、2013年2月製造。
下2本は供給元が三洋電機の旧・ビックカメラのPB電池。使用推奨期限の書き方がそっくり(例として「02-2018 BO」と使用推奨期限+アルファベット2文字表記)。もしかして…。

bic_11心当たりのある電池を並べてみた。左側から、
三洋電機 ハイグレードSシリーズ[LR6HG]
・ビックカメラ旧PB(供給元:三洋電機)[LR6HG]
ビックカメラ×コジマ(供給元:東芝)[LR6(BK)]
・モリトクアルカリ乾電池[LR6]
モリモ商事 萌え電池[LR6]
いずれもインドネシア製でそっくりだけど、同じOEM元なのかな?