月別アーカイブ: 2013年6月

555 Lighting Battery 発光電池

lightingbattery_1555”ブランドで知られる中国の電池メーカー、「GUANGZHOU TIGER HEAD BATTERY GROUP」のマンガン電池です。見た目はただの単1電池にしか見えませんがこの電池にはある機能が付いています。見出しでバレているかもしれませんが。

 

 

lightingbattery_3なんと、この電池、プラス極側にLEDライトを搭載。同じくプラス極側にあるスイッチを押すことで単独で懐中電灯になる乾電池なんです。こういうデザインのLEDライトだと、あくまでデザイン上電池の形を模したというのがありがちですが、これはちゃんと単1の乾電池としても機能する画期的な電池です。

 

lightingbattery_4暗闇で壁を照らしてみました。予想よりも明るいのは意外でした。実用としては十分でしょう。

 

 

 

lightingbattery_2電池の外観。今回自分が購入したのは迷彩デザインのタイプ。他にも様々な色がありましたが、今回はベーシックな緑迷彩を買ってみました。表に「555 Lighting Battery」のロゴと社名以外は記載されていない、大変シンプルなデザインです。裏を見ても迷彩だけで注意書きはありません。

 

lightingbattery_5専用のハードケースとストラップが付属。バッグとかにぶら下げられます。ただ、実際にぶら下げて格好いいと思われるか、ダサいと思われるかは疑問でしょうが、いかがなものでしょう?

 

 

lightingbattery_8電池本体に注意書きが無い代わりに取説が同封されています(写真クリックで拡大できます)。輸入元はハンファ・ジャパン(現・ハンファQセルズジャパン)です。目立つのは『特許製品につき、模造を禁止します』。ちなみにこの電池は中国製です。
この電池はコイズミ照明が主催する“コイズミ国際学生照明デザインコンペ”の第20回(2007年)に金賞を受賞した「照明電池」が元になっているようで、説明書にもこのコンペを意味する『KOIZUMI ILDC』のロゴが記載されています。

lightingbattery_7マイナス側。使用推奨期限は「09-2012」で既に期限切れ。この電池の欠点は2つある。1つ目は値段が高い。この電池は近所のスーパーで300円程であり、おいそれ2・3本買えない。これを買ったスーパーでもいつまでも残ってました。2つ目は使い捨て。普通のマンガン電池にLEDライトを付けただけの本電池は使ったらライトも捨てるというもったいないスタイル。アルカリ電池にしてくれ、とは言いませんが充電式電池でこのようなライト付き電池を売ったら売れるのではないでしょうか。

と、書いたところでメーカーのホームページを見てみたら、充電式の発光電池があるではないですか。1700mAhのようでUSBコネクタ内蔵のニッケル水素電池に比べると容量は大きく、1700mAhという表記が本当なら実用としても使えそうです。どこかのメーカーが輸入して発売してくれないかなぁ、これ。

ちなみにこの電池、カテゴリ分けに困った…。形は「一次電池(一般)」だけど、形態は「一次電池(特殊)」だよなぁ、と散々迷った結果、後者になりました。これは特殊電池です!

★関連記事
555 ALKALINE BATTERY
→本記事の発光電池を発売する「GUANGZHOU TIGER HEAD BATTERY GROUP」の単3アルカリ電池を紹介。


TOSHIBA environmental power R14UE/R6UE/R03UE

environmental_1一時期売られていた東芝ホームアプライアンスの海外向けマンガン電池。現行、キングパワークリークの海外版と思われ、キングパワークリーク同様鉛を含有していないのがウリの電池のようです。
ブランドの「environmental」とは環境を表す単語で、「environmental power」で環境的な・環境に優しい電池という意味合いかな?

 

 

environmental_3パッケージ裏。めっちゃ中国語です。中国向けの電池を逆輸入したのかな?って言っても電池自体は中国製(ラベルに小さく記載)ですしオリジナルデザインなので、逆輸入とは言えないかもですが(実際はラベルの「台湾」・「台北市」の記載から台湾向けモデルのようです)。
パッケージには「」の文字が目立ちますし、鉛無添加と鉛が含まれていないことを大きくアピールしています。発売元は「東芝家用電器株式會社(東芝ホームアプライアンスの中国語読み)」でバーコードのベンダーも東芝ホームアプライアンスのものでした。

environmental_2単三電池の拡大。“TOSHIBA HOME APPLIANCES CORPORATION”と発売元は書いてあるが製造国は書いていない。「TOKYO JAPAN」と書いてあるが、これは製造国ではない。紛らわしいな。WEEEマーク付き。
反対側にはプラス・マイナスのマークとともに“NO MERCURY,CADMIUM OR LEAD ADDED”と記載。文中の「LEAD」とは鉛を指し、『水銀・カドミウム・鉛は使用していませんよ。』という意味である。

environmental_4マイナス側。底板の刻印はキングパワークリークのものと全く同じなので中身は日本のキングパワークリークと同じだろう。また、単4も以前紹介した東芝のOEM単4と同じ特徴を持っていた(GP製?)。


HUATAI R14S 1.5V

HUATAI_1昨日の記事「HAOJI」と同じ所で入手した今度は「HUATAI」というマンガン電池を紹介する。単1がHAOJIで単2がこのHUATAIだった訳です。こちらも2本あるうちの片側が液漏れていたので、バラしてみた。
こちらは中国の“Linyi Huatai Battery”というメーカー製の電池でこちらはホームページもあり、この電池を見ることができる。「Red color2#」という商品名?が書かれており、見た目そのまんまである。だがこの電池、外観は赤だが型番がR14Sであるので、緑マンガン相当である。

HUATAI_2電池の外観。ロゴ部分の表と裏を見てみた。取り敢えず、中国製の電池であることはわかる。

 

 

 

HUATAI_3注意書き部分。「生産日期:2011-02」と書いてあり、これが製造日だろう。さらに“補償期一年”ということなので期限は切れている。国内メーカーの基準として考えると、推奨期限が1年は珍しい。自ら、物持ちが悪いことを認めているのだろうか?
小さく「低汞」と書いてあり、若干量の水銀を含んでいるようである。昨日のHAOJIと比べるとなんて正直なんでしょうw。

 

HUATAI_4プラス・マイナス側。プラス極はキャップ付き。製造日は既に書いたように本体に書いてあったので、マイナスには刻印の類は全く無い。

 

 

 

HUATAI_5液漏れしていた片側の電池を昨日のHAOJIと同じく、ひん剥いでみた。やはり亜鉛缶が腐食して液漏れしている。ただし、HAOJIのように膨らんではいない。
ちなみに電圧チェックをしてみたけど、液漏れしている方は約1.4V、していない方は約1.6Vあった。ちなみに昨日のHAOJIは0Vでスッカラカンな状態であったことを追記しておく。

 

★関連記事
HAOJI Super QUALITY BATTERY R20S
→この電池と同時購入した中国製のアヤシイマンガン電池。気がついたら、膨らんでました。


HAOJI Super QUALITY BATTERY R20S

HAOJI1震災時に売っていたナゾのマンガン電池。“HAOJI”というブランド名で「SHANGHAI HAOJI BATTERY CO.,LTD」というメーカーの電池のようだが、ネット上で検索しても同社と思われるものは見つからなかった。今回電池箱の整理で液漏れ+?(後述)が発見されたので今回のブログで写真を撮って廃棄する。

 

 

HAOJI2シュリンクをひん剥いだ写真。派手に内側から液漏れしてます。「0%MERCURY & CADMIUM」と書いてあるので水銀とカドミウムは不使用なのだろう。WEEEマークはあるものの「Pb」の表示がないため、鉛は不使用なのだろうが異様に怪しい…。
表記は「R20S」なので緑マンガン相当のローコストモデルだろう。“Super”のロゴがマクセルを意識してる…、かも。

 

HAOJI3この電池よくみてみると、左側が大きいように見えませんか?背が伸びた?いや、電池が膨らんでいる!

 

 

 

HAOJI4並べてみた。手前が膨らんでいない電池で、奥側が膨らんでいる電池である。手前と比べると電池がまるまると膨らんでいるのがわかります。まるでギフト用の塊のロースハムのように。

 

 

HAOJI5ちなみにプラス・マイナス側。プラス側は赤色のキャップ付きで以前紹介したLEIDAの電池によく似ている。底板には使用推奨期限らしきものが表示されており「12-2015」になっており、この表示が本当ならまだ期限は切れていないことになります。製造元も意味不明なのでどこに送り返すのかも不明ですがね。

 

HAOJI6外装はビニールなのでさらにひん剥いでみた。亜鉛缶の内側から腐って大変なことになっています。
震災直後は電池不足だったため、取り敢えず電池を輸入する業者が多かった模様。なので、このような粗悪な電池も数多く輸入されていたようです。この当時に電池を買った覚えのある方は一度電池をチェックしてこのような顛末になっていないかどうか調べてみるといいかもしれません。


一次電池(一般)のカテゴリを細分化しました

最近の本ブログはPB品電池紹介ブログのようになっておりますが、「一次電池(一般)」のカテゴリが70件近くなり、項目を探しづらくなったので、メーカー別に細分化しました。これで電池コレクションサイトらしくなって探しやすくなったのではないかと思います。

分類的にはメーカー(50音順)→キャラクター電池プライベートブランド品その他国内メーカー海外メーカーの順で分けています。基準として電池本体のブランド優先で分けており、基本製造国や製造元でのソートは行なっておりませんのでご注意ください。取り敢えず、仮としてこのような形式を取りましたが、何か案とか意見がありましたら、コメントいただけると嬉しいです。


Meriton SUPER ULTRA 3 R6PU/1.5V

meriton1かつて西友で売られていたPB品のマンガン電池。黒ベースの金色デザインで結構格好いいデザイン。当時、三軒茶屋のams西武(現・西友 三軒茶屋店)で気に入って行くたびに買ってた思い出がある。しかし、後継のPB品、エス・リボン(だったはず)の電池がいかにもPB品なデザインになりショボくなったので買わなくなった記憶があるな…。やっぱり、電池はデザインだ、と幼心に思ったのでした。
電池は「R6PU」なので黒マンガン相当のもののようです。

meriton2発売元は“株式会社スマイル”。この会社は現在でも現存する会社ではあるが、2005年に西友グループ向けのオリジナル商品や直輸入商品を扱うOMD部門を西友プロキュアメントに継承させている。写真は未開封品のバーコード。ベンダーを調べてみると、西友プロキュアメント(4955069)のものでした。
ちなみに当時ファミリーマートで売られていたPB品の電池もスマイル名義で発売されていました(当時のファミマは西友系だったため)。

meriton3使用推奨期限は「11-98」。インドネシア製で当時のデュラセル・バッテリージャパン時代のMALLORYと三洋のNEO SUPERによく似ています。


SANYO カドニカ電池スペーサー NCS-1/NCS-2/NCS-10

cadnica_spacer1三洋電機がカドニカ電池用のオプションとして発売していた“カドニカ電池スペーサー”です。写真左から、単2から単1に変換するNCS-10単3から単1に変換するNCS-1単3から単2に変換するNCS-2です。

このようなスペーサーが誕生した背景は初期のカドニカ電池は、単2と単3のみの発売であり、単1サイズを補うためだったようです。

 

cadnica_spacer2まずは、単2から単1に変換するNCS-10です。写真の様に下から電池を挿入する。取り出す時は振って取り出すというなんとも荒っぽい取り出し方である。マイナス側は単2をそのまま使うタイプだが、元々単2サイズのマイナス極は大きいので機器による相性は皆無だろう。

 

 

cadnica_spacer3次に、単3から単2に変換するNCS-2(写真左)。単2は単3とほぼ同じサイズのためプラス・マイナス極がむき出しになっている。マイナス極が単3そのままなので機器によっては相性があるかもしれない。
単3から単1に変換するNCS-1(写真真中)。これもマイナス極が単3そのままなので機器によっては相性があるかもしれない。
ちなみに、この2つはエネループ純正のスペーサーとしても発売していたものです。

cadnica_spacer4このスペーサーはマブチモーターが発売していたニカド電池“スーパーセル”用に発売していた「セル・スペーサー」を三洋がマブチモーターよりライセンスを取得して発売していたようです。
写真はカドニカ電池スペーサーの裏側ですが、下に『LICENSED BY MABUCHI MOTOR』と書いてあり、当時のマブチモーターのカタログを見ても『当社が開発したものです。』と書いてあります。

 

cadnica_spacer6当時の参考価格。三洋の2000年秋冬号のカタログより。ちなみに、2000年は既に“SANYO”ロゴは新しいものになっていますが、単2から単1に変換するNCS-10のみは何故か旧デザインで発売されていたようです。価格はマブチモーター時代と変わらず。掲載したカタログが1979年のものなので約20年価格が改定していないことを意味しています。

新“SANYO”ロゴのカドニカ電池スペーサーには既にマブチモーターが電池事業から撤退したからか、マブチモーター云々の記載は削除されています(三洋がマブチの特許を取得した??)。

 

 

cadnica_spacer5仲間たち。
左:本家?マブチモーターのセル・スペーサー。ACS-10。NCS-10と同じで単2から単1へ変換する。
中:“SANYO”新ロゴのカドニカ電池スペーサー。NCS-1。
右:eneloopブランドの単1サイズ電池スペーサー。NCS-TG1。カドニカ電池スペーサーにおけるNCS-1と同じで単3から単1に変換。


古河コラム電池

column_1古河グループの蓄電池メーカー“古河電池”のニカド電池『古河コラム電池』です。古河電池のカタログによるとコラム(COLUMN)とはエネルギーの柱を意味するニックネームのようです。
今回は新品未開封らしきものを入手。このブログのために開封・検証してみました。パッケージは写真の様な感じで、「古河コラム電池」とは書いてあるものの、ニカド電池とは書かれていません。英語表記では“FURUKAWA COLUMN(Ni-Cd) BATTERY”と書いてあり、ニカド電池であることがわかります。

column_2電池の外観。電池にはMFR:THE FURUKAWA BATTERY CO., LTDと表記、製造は古河電池だが、LICENSER:SONOTONE CORP.と書いてあり、SONOTONEというメーカーのライセンスを取得して生産していたようです。
このSONOTONE社はネット上で検索すると、かつてアメリカに存在した補聴器メーカーのようで、ニカド電池も製造、ACプラグインタイプのニカド電池も発売していたようです。同社は60年代後半に電池事業から撤退しているようです。

また、電池には公称電圧表記のみで公称電流が表示されていません。しかも、電圧も1.25Vという現在のニカド電池の公称電圧(1.2V)とは違います。ただこれはパナソニックAIS社のホームページ社史上で見れる初代パナニカらしき写真にも1.25V表記で記載してあり、初期のニカド電池では1.25V表記であったようです。従って、この電池は1970年初頭頃の電池だと考えられる??

電池自体には「5QMQP」の印字があるが、これが何を示すのかは不明。電池上の「Furukawa」ロゴも何か古さを感じさせる。古河電池でお馴染みのブランド「FB」も一応健在(写真下)。

column_3プラス・マイナス側。マイナス側はともかくとして、プラス側が珍しい構造になっている。プラス突起の周りは樹脂?で固められていて、突起も低い。これは機器によっては相性がありそう。

 

 

column_4電池自体に液漏れも見られなかったため、テクノコアの充電器TC-S40で充電してみました。写真左上のスロットに入っている電池はプラスの突起が低すぎて充電器の端子に届かなかったため、針金を入れて充電しています。

電池があるということは多分、この電池専用の充電器もあるのだろうがそれも見てみたいような感じがしますね。

この記事とは関係ないが、古河電池は社名に“電池”という名前があるものの、蓄電池のみで一般電池は発売していない。これは同じ古河グループにはFDKが存在しており、同社と事業がバッティングしてしまうためと考えられる(逆にFDKは蓄電池を取り扱っていない)。

★関連記事
FB FLH FLH1220S
→本記事で取り上げた古河電池の小型シール鉛蓄電池を紹介。


Panasonic USBモバイル電源 Pocket Power [ポケパワー] BQ-600

BQ-600_1※:今回紹介する記事のPocket Power(ポケパワー)BQ-600はリコールが出されておりパナソニックで回収しています。この記事を見てもし、持っておられる方がいましたら、交換をおすすめします。
と言うわけで、今回はポケパワーの初代モデルであるBQ-600を紹介します。このBQ-600はパナソニックで発売したUSB出力の携帯電源で、単3電池2本だったら、充電池でも乾電池でも使えるのが特徴です(当然、乾電池使用の場合は充電不可)。

 

BQ-600_2本体。本体には充電回路を含まず、DC-DCコンバータ回路のみの構成のためか、かなり小さいのが特徴です。写真下側に見える4つの接点が充電用の端子で、右側がUSB出力となっている。

 

 

BQ-600_3表と裏。定格出力は5V 500mAで一般的なUSB携帯電源と変わらない。ちなみに写真は合成でなく、本当に2台並べてます(2台持っている訳は後述)。ちなみに刻印は左のものが0807で右のもの0907Bになっていた。リコールのページの製造期間と照らしあわせてみると、2007年9月と8月製造か。

 

BQ-600_4使用中の様子。自分が現役で使ってる旧世代のガラケーを充電。出力は自動検出で供給元にケーブルを繋ぐと出力開始します。出力中は本体の緑色LEDが点灯。

 

 

BQ-600_5充電台。普段はホコリ侵入防止なのか、フタが付いています。充電台が白いので電源ケーブルも白い。結構こだわっている。

 

 

 

BQ-600_6フタを開けてBQ-600を充電してみた様子。見てくれは携帯の充電に見えなくもない。充電中は充電台の緑色LEDが点滅、充電完了時には点灯するというパナソニックの充電器ではお馴染みの挙動。
ちなみに自分はこのBQ-600を2台持っていた。その訳は片方をカバンに入れといて、もう片方を充電台で充電しておけば交互に使えると思ったから。しかも、充電台にはいつも満タンの充電池があるわけですから、この構造は便利だったな。

BQ-600_7BQ-600は最初に書いた通り、本体が異常発熱するためパナソニックがリコールで回収している。ただ、自分がこのリコールに応じていないのは代替品が全然代替になっていないから。交換されるのはポケパワーの2代目であるBQ-PP10Kと充電器BQ-321である。ポケパワーの2代目は充電がパソコンのUSB端子のみになっている点。前述した交互で使う使い方ができない。充電器もこのブログを見ている方ならわかると思うが、パナソニックの充電器はたくさん持っているので要らないし…。イマイチ、交換に踏み切れないな…。

BQ-600_8とは言え、リコールが出ているものを使うわけにも行かず、現在はソニーの“Energy LINK”CP-3H2Kを使ってます。これは充電器内蔵のためBQ-600に比べ、大きい。だが、USB出力から充電までこれ1台で済ませるので便利なんですけどね。


Panasonic 単3形・単4形専用電池ケース BQ-CASE

BQ-CASE12013年4月にパナソニックのニッケル水素電池が再編され、パナソニックブランドのエネループと充電式エボルタのデュアルブランド体制になった。それに伴いスペーサーや電池ケースも新しくなったのだが、今回は旧・三洋電機から発売されていたエネループ純正の電池ケース「HR-CASE」の後継品である“BQ-CASE”を紹介する。

 

 

BQ-CASE2パッケージ裏。三洋のHR-CASEは韓国製でしたが、BQ-CASEは中国製になっています。

 

 

 

BQ-CASE5HR-CASEとBQ-CASEの違いを比較してみた。電池ケース自体は以前と同じ単3と単4が4本入るケースになっているが下側の止め部分の幅が違っていたり、若干上フタが大きい印象がある。やはり生産国が違うのでOEM元も変わっているのでしょうね。
デザイン面でも、HR-CASEはeneloopロゴと英文表記が格好いいが、BQ-CASEは「Panasonic BQ-CASE」の表記だけ、しかも透明ケースになってしまったので安っぽくなってしまったのは否めない。

BQ-CASE6まず、エネループを入れてみた。やはりPanasonicロゴにeneloopは似合わない。ピンク色のエネループを入れたのもありますが、HR-CASEは青色ケースだったためピンク色の電池を入れても違和感がありませんでした(HR-CASEの記事を参照)。

 

 

BQ-CASE7今度はパナソニックブランドのカドニカを入れてみた。今度はしっくり来る。やはりこのケースはパナソニックブランドの充電池専用のケースなんだな…。
元々、このケースを買ったのは写真のパナソニックカドニカを入れるために買ったのだけどね。

 

BQ-CASE8ちなみに、単4・4本を入れるとこんな感じ。HR-CASEと同じで上部分が開くので写真の様に上に単3を1本入れることが可能です。