555 Lighting Battery 発光電池

lightingbattery_1555”ブランドで知られる中国の電池メーカー、「GUANGZHOU TIGER HEAD BATTERY GROUP」のマンガン電池です。見た目はただの単1電池にしか見えませんがこの電池にはある機能が付いています。見出しでバレているかもしれませんが。

 

 

lightingbattery_3なんと、この電池、プラス極側にLEDライトを搭載。同じくプラス極側にあるスイッチを押すことで単独で懐中電灯になる乾電池なんです。こういうデザインのLEDライトだと、あくまでデザイン上電池の形を模したというのがありがちですが、これはちゃんと単1の乾電池としても機能する画期的な電池です。

 

lightingbattery_4暗闇で壁を照らしてみました。予想よりも明るいのは意外でした。実用としては十分でしょう。

 

 

 

lightingbattery_2電池の外観。今回自分が購入したのは迷彩デザインのタイプ。他にも様々な色がありましたが、今回はベーシックな緑迷彩を買ってみました。表に「555 Lighting Battery」のロゴと社名以外は記載されていない、大変シンプルなデザインです。裏を見ても迷彩だけで注意書きはありません。

 

lightingbattery_5専用のハードケースとストラップが付属。バッグとかにぶら下げられます。ただ、実際にぶら下げて格好いいと思われるか、ダサいと思われるかは疑問でしょうが、いかがなものでしょう?

 

 

lightingbattery_8電池本体に注意書きが無い代わりに取説が同封されています(写真クリックで拡大できます)。輸入元はハンファ・ジャパン(現・ハンファQセルズジャパン)です。目立つのは『特許製品につき、模造を禁止します』。ちなみにこの電池は中国製です。
この電池はコイズミ照明が主催する“コイズミ国際学生照明デザインコンペ”の第20回(2007年)に金賞を受賞した「照明電池」が元になっているようで、説明書にもこのコンペを意味する『KOIZUMI ILDC』のロゴが記載されています。

lightingbattery_7マイナス側。使用推奨期限は「09-2012」で既に期限切れ。この電池の欠点は2つある。1つ目は値段が高い。この電池は近所のスーパーで300円程であり、おいそれ2・3本買えない。これを買ったスーパーでもいつまでも残ってました。2つ目は使い捨て。普通のマンガン電池にLEDライトを付けただけの本電池は使ったらライトも捨てるというもったいないスタイル。アルカリ電池にしてくれ、とは言いませんが充電式電池でこのようなライト付き電池を売ったら売れるのではないでしょうか。

と、書いたところでメーカーのホームページを見てみたら、充電式の発光電池があるではないですか。1700mAhのようでUSBコネクタ内蔵のニッケル水素電池に比べると容量は大きく、1700mAhという表記が本当なら実用としても使えそうです。どこかのメーカーが輸入して発売してくれないかなぁ、これ。

ちなみにこの電池、カテゴリ分けに困った…。形は「一次電池(一般)」だけど、形態は「一次電池(特殊)」だよなぁ、と散々迷った結果、後者になりました。これは特殊電池です!

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555 ALKALINE BATTERY
→本記事の発光電池を発売する「GUANGZHOU TIGER HEAD BATTERY GROUP」の単3アルカリ電池を紹介。


555 Lighting Battery 発光電池」への1件のフィードバック

  1. 和郎

    物価の安い中国だから、「ついでにLEDも付けたれ、使い終わったら捨てたらいいんや」、という発想な気がする。
    来日中の中国人の方がコーナン(ホームセンター)の激安懐中電灯を見て、
    「この値段で松下のマンガンが付いていて、電池変えるより懐中電灯を使い捨てにした方が安い」
    と言っていたのを思い出しました。

    ちなみに松下マンガンは赤マンガンだったので動作確認用程度なんだが…

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