震災時に売っていたナゾのマンガン電池。“HAOJI”というブランド名で「SHANGHAI HAOJI BATTERY CO.,LTD」というメーカーの電池のようだが、ネット上で検索しても同社と思われるものは見つからなかった。今回電池箱の整理で液漏れ+?(後述)が発見されたので今回のブログで写真を撮って廃棄する。
シュリンクをひん剥いだ写真。派手に内側から液漏れしてます。「0%MERCURY & CADMIUM」と書いてあるので水銀とカドミウムは不使用なのだろう。WEEEマークはあるものの「Pb」の表示がないため、鉛は不使用なのだろうが異様に怪しい…。
表記は「R20S」なので緑マンガン相当のローコストモデルだろう。“Super”のロゴがマクセルを意識してる…、かも。
この電池よくみてみると、左側が大きいように見えませんか?背が伸びた?いや、電池が膨らんでいる!
並べてみた。手前が膨らんでいない電池で、奥側が膨らんでいる電池である。手前と比べると電池がまるまると膨らんでいるのがわかります。まるでギフト用の塊のロースハムのように。
ちなみにプラス・マイナス側。プラス側は赤色のキャップ付きで以前紹介したLEIDAの電池によく似ている。底板には使用推奨期限らしきものが表示されており「12-2015」になっており、この表示が本当ならまだ期限は切れていないことになります。製造元も意味不明なのでどこに送り返すのかも不明ですがね。
外装はビニールなのでさらにひん剥いでみた。亜鉛缶の内側から腐って大変なことになっています。
震災直後は電池不足だったため、取り敢えず電池を輸入する業者が多かった模様。なので、このような粗悪な電池も数多く輸入されていたようです。この当時に電池を買った覚えのある方は一度電池をチェックしてこのような顛末になっていないかどうか調べてみるといいかもしれません。
鉛0が怪しいマンガンは国内でもあるのですよね。
http://s-up.info/view/201201/093614.jpg
http://s-up.info/view/201201/093615.jpg
アルカリで鉛0はできそうですがマンガンで0は厳しい物だと。ちなみにクリークが発売されるだいぶ前に購入したものです。
とりあえず輸入で思い出したのですがDCMでいまだにハイワットアルカリ単2が2本550円で売っているのはなぜだ…
下手したらエボルタ単2より高いです
震災直後、広島のHCコーナンは韓国ベクセルマンガンとベルギー松下のパナソニックアルカリ(シルバー)が並べられていましたね、それで本来のパナソニック流通が落ち着いた時点でベクセルは安売り、
パナアルカリは売り場こそ縮小したもののまだ置かれていた、んで湯沸かし器がアルカリ指定なので買ってやったんだが、
意外と好評なのでコーナンは続けるのか、それとも売れ残りか…
デザインが似ている電池を発見しました。
http://uploda.cc/img/img51efb60a22c6d.JPG
http://uploda.cc/img/img51efb61c105ba.JPG
http://uploda.cc/img/img51efb6210997f.JPG
亜鉛缶にそのまま収縮チューブを被せただけの超廉価電池です。
セリアの電卓の中から発見されました。
推奨は2013年10月、2011年10月製と思われます。
もちろんどこにも水銀0と書いていないので水銀入りですね。
※表面がテカってるのはチューブに破れがあったため、テープを貼ったためです。
またプラス極まわりにエポキシを少し塗ってます。
確かによく似ているデザインですね。この電池を作っているのが同じ系列の電池メーカーか中国で真似するほど有名なメーカーかのどちらかでしょうか?
この構造の電池はおもちゃとかの付属電池でよく見ますね。