ダイソー(大創産業)」カテゴリーアーカイブ

日本の均一ショップであるダイソー(大創産業)の乾電池を扱うカテゴリです。

DAISO & HW アルカリ乾電池 単3形/単4形 5本

均一ショップ“ダイソー”に登場した新しいアルカリ電池です。一見、新型のアルカリ電池のように見えますが、シルバーボディが印象的だった“DAISO & HW”アルカリ電池のデザインリニューアルバージョンでデザインの全く異なる電池に生まれ変わりました。
デザイン的に個性的だった前モデルと比較すると、平凡的なデザインに回帰した印象は否めなく、見た目によってはビックカメラ+コジマのアルカリ電池に似ているような気もしますね。

パッケージです。前モデルは真っ白でシンプルなものでしたが、電池同様にパッケージも青をベースとしたパッケージに変わっています。パッケージはダイソーのアルカリ電池ですっかりお馴染みとなった、細長い5本入りの吊り下げパッケージ。前回の記事ではこのパッケージが主流になるかも、なんて書きましたが本当になってしまいましたよね。
なお、前モデルと同様に単3・単4共に5本パックでの展開。

こちらももうお馴染みですね。スマホなどで読み込むと注意書きのページへ飛べるQRコード。前モデルでは製造元のホームページ内に取扱説明書が置いてあることで話題になりましたが、今回はこのために設置したと思われるオリジナルのサイト上に置き場所が変更されています。リンク先は“http://www.yigeng.net/2wm/2wm.pdf”となっています(自サイトによるミラー)。
なお、使用推奨期限は前モデルと同様に7年となっています。

パッケージ裏です。注意書きは日本語と英語の2ヶ国語表記です。商品名は単3が「アルカリ電池No.18」、単4が「アルカリ電池No.19」となっておりこちらは前モデルと同じですが、型番は単3は前モデルと同じ「K-17-P60(T052)」となっているのに対し、何故か単4だけが「K-17-P80(T052)」に変わっていました。
しかし、バーコードは前モデルと全く同じコードで同一商品として扱われているようです。

パッケージをバラしてみました。こちらも前モデルと変わらずの2重シュリンクではなく、単一シュリンクとなっていました。それでも電池は正面を向いて並んでいますから、100円均一の電池だからと侮るなかれということですね。

 

 

電池の外観です。前述の通り、シルバーだった前モデルから一転、のカラーリングに変わっています。やっぱ、このデザインはビックカメラ+コジマの電池だろうと思うのですが…。
一方で注意書きは前モデルのやっつけ的な“MSゴシック”な注意書きが改善され、断然読みやすくなりました。前モデルはシルバーに黒文字で同化して読みにくかったですからね。社名表記は“(株)大創産業”、原産国は“MADE IN CHINA”で中国製です。

前モデルの“DAISO & HW”を比較してみました。これを見ると全く違う方向性でデザインチェンジされていることがわかります。前モデルの方がサイズが大きい数字で書かれていて分かりやすかったんですけどね…。
電池の使用推奨期限を見ると旧が「10-2023」で新が「10-2024」になっていますから、およそ1年でデザインチェンジされたことがわかりますね。

プラス・マイナス側です。絶縁リングの色は「」。使用推奨期限は単3、単4共に「10-2024」の記載がありました。パッケージには使用推奨期限7年の記載がありましたから、それぞれ2017年10月製造の電池であると思われます。
使用推奨期限の表記下には「T-052」という、パッケージ記載同様の品番?が記されていました(ただし、パッケージ表記はハイフン無しのT052)。

外装ラベルを剥がしてみました。マイナス極側にインクによるロット番号の印字があったようですが、ラベル側に印字が転写していました。
上4ケタ(アルファベット)下4ケタ(数字)で分かれているという前モデルの印字とはまた異なる特徴で、単3が「上:BSBI 下:0714」、単4が「上:ASBI 下:1311」となっていました。

 

絶縁リングの拡大です。薄い緑の絶縁リングで、切り欠きを右に置いた状態上には数字が、下にはアルファベットもしくはアルファベット+数字が刻印されているのが特徴のようで、単3は上に“4”下に“G”の刻印が、単4は上に“40”下に“G1”の刻印がありました。こちらは前モデルと同様の特徴で、恐らく同一の製造元なのでは?と推測されます。なお、マイナス極のガス抜き穴は単3、単4共に2つ穴タイプでした。

QRコードから見れる注意書きをよく見ていると、使用推奨期限の項目で“DAISO & HW”のみだけではなく、何故かDAISO & HZ”の使用推奨期限も記載されていました。“DAISO & HW”は“DAISO & HZ”の後継モデルだったのではという話もあったりしますが、本当にそうだったのかもしれませんね。ただ、1つ疑問として残るのは“DAISO & HZ”にも5本パックはあったのにもかかわらず、それよりも古い6本パックのみの記載になっている点なのです。

★関連記事
DAISO & HW ALKALINE BATTERY PILA ALCALINA アルカリ乾電池 単3形/単4形 5本
→本記事の前モデルに当たるアルカリ電池を紹介した記事。


DAISO Japan Quality LR41/LR43/LR44 ALKALINE BUTTON CELLS 2PCS PACK

均一ショップ“ダイソー”で発見した、新顔のボタン電池2個入り。白地の台紙に型番により異なる色が印象的なパッケージです。LR41が「黄緑」、LR43が「ピンク」、LR44が「オレンジ」の配色となっています。
パッケージにはもうダイソー販売の電池ではお馴染みとなったQRコードが印刷されています。リンク先は“http://alkalinebutton.sakura.ne.jp/”となっており、開くと注意書きのPDFファイルが開かれます(自サイトによるミラー)。

パッケージ裏。商品名はLR41が「電池-25」、LR43が「電池-11」、LR44が「電池-12」となっています。型番はLR44のみが「K-17-P30(H060)」となっており、LR41とLR43が「K-17-P10(H060)」となっていました。どういう法則なのかは不明です。
パッケージ上の社名表記は“(株)大創産業”となっていますが、バーコードのベンダーは“アルファ・インダストリーズ(4983289)”となっていました。

実はこのボタン電池、長年ダイソーで発売されていたボタン電池のパッケージリニューアル版だったのです。写真左が一番古いもので、真中がQRコードが付いたバージョンのものです。これを見るとパッケージが一気に今風に進化したことが伺えます。ゴチャゴチャした感じがスッキリした印象にも見えますね。
写真はLR43の歴代パッケージですが、どれも商品名は「電池-11」です。

パッケージ裏。並び順は上の写真と同様です。バーコードは“4 983289 123645”で3つとも全く同じものです。従って、パッケージデザインは違いますが、同一製品であることがわかります。しかし、型番は異なり、真中のQRコード付きが「K-15-P10(H060)」になっているのに対し、右の現行品が「K-17-P10(H060)」となっている点が謎です。使用推奨期限を見ると大体1年おきにパッケージデザインを変更していたのですね。

最後に中のボタン電池を紹介。ボタン電池は中国の電池メーカー“Golden Power”製。型番には“GH”の符号が見えますから、同社のボタン電池の中で一番ランクの高いと思われる“Hi-Pro Button(旧・Heavy Duty)”タイプです。
どれも電池に記された印字は“AN”と記載されており、使用推奨期限は3つとも「01-2020」となっていましたので、製造ロットを表す表記であることは間違いないと思いますが…。


DAISO & HW ALKALINE BATTERY PILA ALCALINA アルカリ乾電池 単3形/単4形 5本

daisohw_1均一ショップ“ダイソー”で発見した、新顔のアルカリ電池です。ブランドは“DAISO & HW”。同じくダイソーにて売られている青い“DAISO & HZ”緑の“DAISO & S”と名称がよく似ています。
デザインは今までのダイソーアルカリ電池には無かった、全身シルバーの電池です。大きくサイズが白い文字で書かれているのが特徴で、向きは違いますがアスクルのアルカリ電池を思い出してしまうデザインかもしれません。

 

daisohw_2パッケージ表。電池もシルバーのシンプルデザインですが、パッケージも真っ白なシンプルデザインになっています。単3・単4、各5本パック。パッケージは“DAISO & S”や“ALKALINE new”と同じ細長いタイプになっています。省スペースで吊り下げられるという点で今後ダイソーのアルカリ電池はこのパッケージが主流になっていくのかもしれませんね。
なお、使用推奨期限は7年であるという記載があります。

daisohw_4パッケージ下部にはもうダイソーの電池でお馴染みとなったQRコードも掲載されています。現在はダイソーが発売しているほぼ全てのアルカリ電池やボタン電池、リチウムコイン電池にQRコードが付いているようです。リンク先“HENGWEI”というブランドの乾電池で知られる、“Jiaxing Hengwei Battery Co.,Ltd.”のアドレスになっており、同社製の電池であると推測できます。恐らく“DAISO & HW”のHWとはHENGWEIの略でしょう。

daisohw_11これはそのリンク先で開ける取扱説明書PDFファイルの一部なのですが、『電池に直接ハンダ付けしない』という注意書きの絵がハンダ付けというよりもこれは溶接作業じゃないか、という絵に思わず笑ってしまいました。

 

 

daisohw_3話が脱線しましたがパッケージ裏です。注意書きは日本語と英語の2カ国語表記で、注意書きの文面は“DAISO &S”の注意書きに似ています。ちなみにバーコードのベンダーは“大創産業(4549131)”です。
商品名は単3が「アルカリ電池No.18」、単4が「アルカリ電池No.19」となっていて、型番は単3と単4共に「K-16-P60(T052)」となっていました。

daisohw_5さて、電池をバラしてみますか。と、パッケージを開けてみるといつもの2重シュリンクではなくて、外側1つのシュリンクパックだけで包装されていました。これは進歩したなぁ。

 

 

daisohw_6電池の外観。前述の通り、全身シルバーに白いサイズ表記のシンプルデザインです。ただし、商品名や注意書きが黒い文字での記載となっているため、このあたりは読みにくいかもしれません。なお、注意書きのフォントはWindowsユーザーならおなじみ“MS ゴシック”です。
社名表記は“(株)大創産業”、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。

daisohw_7プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。使用推奨期限は単3・単4共に「10-2023」の記載。パッケージには7年使用推奨期限の記載がありましたから、それぞれ2016年10月製造の電池であると思われます。また、使用推奨期限の表記の下に「T052」というパッケージ記載の同様の品番?が印字されています。後、「使用推奨期限(年・月)」の表記が逆だ。正しくは“(月・年)”ですね。

daisohw_8外装ラベルを剥がしてみました。マイナス極側にインクによるロット番号の印字があります。単3には“B51608301”、単4には“A51608261”の印字が見られました。

 

 

daisohw_10この電池に使われている絶縁リングの特徴です。色は薄緑絶縁リングの切り欠きを右にした状態上には2ケタの数字が、下にはアルファベットもしくはアルファベット+数字が刻印されているのが特徴のようです。
ラベル剥がしついでにマイナス極のガス抜き穴も見てみましたが、単3・単4共に2つ穴タイプでありました。

 

★関連記事
HENGWEI(R) SUPER ALKALINE LR20, 1.5V D
→本記事で紹介したアルカリ電池のOEM元と思われるJiaxing Hengwei Battery社・“HENGWEI”ブランドの単1アルカリ電池を紹介した記事。


ALKALINE BATTERY 単3形 アルカリ乾電池(アルカリパワー) LR6

daisoalkaline_1今回もまた、均一ショップ“ダイソー”でかつて売られていたアルカリ電池を紹介します。こちらは前回の「NEWアルカリ 持続性パワー」よりも新しいモデルと記憶、最近まで売られていたような印象があります。
デザインは金をベースとした赤いメタリック主体のもので、こちらもまたアルカリ電池としてはベーシックなデザインと言えそうです。

 

daisoalkaline_2パッケージ。商品名は「アルカリパワー」で、キャッチコピーは「いろんな機器のパワフル電源!」となっています。ちなみにこの頃のダイソーのアルカリ電池はパッケージの商品名が電池に記載されていないことが多かったようです。
商品の品番は「電池-111」となっていました。

 

daisoalkaline_3パッケージ裏。用途としてリモコンゲーム玩具MD電卓パソコンが挙げられています。リモコンはアルカリ電池を使う用途では無いような気がしますが…。また、単3電池を使用するパソコンというのも珍しいような気がします。
型番は「A-12-P100」で販売元は「株式会社 大創産業」、バーコードのベンダーも同社のものになっています(4984343)

 

daisoalkaline_4電池の外観。注意書きは至って普通のもので誤字も見られません。最近のアルカリ電池はダイソーに限らず、デザインを国内で担当していることが多いようで、電池の誤字も見られなくなりました。
なお、社名表記はパッケージと同じく販売元として“株式会社 大創産業”と記載、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。また、海外輸出を想定してかWEEE(クロスドアウト・ダストビン)マークも記載されています。

daisoalkaline_5プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。使用推奨期限は「05-2017」となっており、5年期限と推測すると2012年5月製造の電池でしょうか。そうであれば、こちらもまた古いロットの電池ですね。ワタシの記憶ではつい最近まで売られていたような印象がありましたが…。

 

daisoalkaline_6外装ラベルを剥がしてみました。“PYWH1 041922”というレーザー刻印と思われるロット番号の記載が見られました。前回の「NEWアルカリ 持続性パワー」とは異なり、上段5ケタ下段6ケタとなっていてパターンが違います。でも、絶縁リングは黒なのでやっぱりGP製なのかなぁ…。
ちなみにいつも通り、マイナス極のガス抜き穴も見てみましたが、案の定2つ穴タイプでありました。


NEW アルカリ 持続性パワー 単4形

114_2今回はかつて、均一ショップ“ダイソー”で売られていた単4のアルカリ電池を紹介します。現在ダイソーで発売されているアルカリ電池はある程度定番化してきており、どこに行っても同じ電池に巡りあう確率は多いですが、かつてはその時期限りのスポット生産品が多く、すぐに入れ替わってしまうこともしばしばでした。
この電池もそのような電池の一つであったと考えられ、現在ダイソーでこの電池を見ることはありません。

114_1パッケージ。商品名は「NEW アルカリ 持続性パワー」で、キャッチコピーは「大電流が必要な機器に」となっています。また、上部には“ザ・電池”と記載されており、かつてダイソーが“ザ・ダイソー”と名乗っていた頃の名残が残っています。
商品の品番は「電池(BATTERY) No.114」となっていました。

 

114_3パッケージ裏。上部には大きく“GP(R)”と大きく記載されており、どこのOEMかどうかは一目瞭然です。ダイソー発売のアルカリ電池でこのように製造元が記載してあることは極めて稀で、現在発売されているアルカリ電池はこのような記載は見られません。
型番は「A-12-P100」で社名表記は「(株)大創産業」、バーコードのベンダーも同社のものになっています(4984343)

114_4電池の外観。アルカリ電池としてはベーシックなデザイン、のツートンで下部の青が三角状に広がっている物になっています。注意書きは特に特筆すべき点は無く、誤字もありません。
社名表記はパッケージと同じく“(株)大創産業”で、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。また、海外輸出も想定してかWEEEマークもあります。

 

114_5プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。使用推奨期限は「04-2017」となっており、5年期限と推測すると2012年4月製造の電池でしょうか。そうであれば大分古いロットの電池でありますね。

 

 

114_6外装ラベルを剥がしてみると、“F3YXH3 040329”のレーザー刻印と思われるロット番号の刻印が見られました。現在ネオテクノスより発売されているGPのアルカリ電池にも同じレーザー刻印のロット番号表記が見られます。上段6ケタ下段6ケタの番号は一致していますが、パターンが違うような…。
ちなみにラベル剥がしついでにマイナス極のガス抜き穴も見てみましたが、いつもの2つ穴タイプでありました。


ALKALINE BATTERY DAISO & S アルカリ乾電池 単3形/単4形

ds_1今回は均一ショップ“ダイソー”で売られている、緑色なアルカリ電池“DAISO & S”の単3と単4、5本パックを紹介します。
パッケージ下部には白い“ALKALINE new”と同様に電池の正しい使い方をQRコードから確認してくださいとの記載がありました。なお、リンク先は“ALKALINE new”で用いられたNAVERのサイトではなく、何故か武田コーポレーションのサイトアドレスになっていました。もしかして、意外なところから販売元がバレてしまった?

ds_2パッケージ裏。注意書きで敷き詰められていた“ALKALINE new”と比べると、バーコードのサイズが異様に大きいですね。ちなみにバーコードのベンダーは“大創産業(4549131)”。
パッケージ表の商品名は単3が「アルカリ電池No.1」、単4が「アルカリ電池No.2」となっていました。型番は単3と単4共に「K-15P-80(T097)」となっています。

 

ds_3実はこの電池もかつては6本パックの電池ありましたが、5本パックに変わっています青い“DAISO & HZ”は同じパッケージサイズでひっそり5本入りから6本入りに変わっていましたが、これはパッケージサイズが小さくなっているので一目瞭然です。
そして、この“DAISO & S”ではただ単に本数が減っただけではなく、使用推奨期限が5年から7年へと延長されています。

 

ds_4この電池もまた、パッケージのシュリンクを剥いだら、またシュリンクされた電池が出てきました。やっぱりムダだと思うけどなぁ…。

 

 

 

ds_5電池の外観。メタリックな緑色をベースとし、入れ間違い防止のためか上部(プラス側)には金色の帯が入っているのが特徴のデザインであります。このデザインに関しては5年期限・6本パック時代のものと変わっていないようです。
社名表記は“(株)大創産業”、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。

 

ds_6プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。使用推奨期限は単3・単4共に「10-2022」との記載。パッケージには7年使用推奨期限との記載がありましたから、それぞれ2015年10月製造の電池であると思われます。

 

 

ds_7外装ラベルをひん剥いでみました。単3には印字らしきものが見えますが、単4には何も記載されていませんでした。ちなみに単3の方に記載されている印字は数字のようなのですが、判別不能で何を書いてあるのかが全くわかりません。暗号かもw。

 

 

ds_9この電池に使われている絶縁リングの特徴。色は薄緑。絶縁リングの切り欠きを右にした状態で上下に2ケタの数字が刻印されているのが特徴のようです。
ラベル剥がしついでにマイナス極のガス抜き穴を見てみましたが、単3・単4共に2つ穴タイプでありました。


ダイソー乾電池 Alkaline Battery 単2形/単3形

daiso_1今回は以前、100円均一ショップ“ダイソー”で売られていた、その名も“ダイソー乾電池”のアルカリ電池を紹介します。ちなみにこの電池、『ダイソー乾電池』という商品名で、他にマンガン電池も存在していました。今回は単2が2本見つかったので、それをメインに紹介していきますが、今回は単3も1本出てきたので、それもついでに紹介します。
アルカリ電池でお馴染みの金ベース青い帯と、特徴のあるデザインとなっています。

daiso_2注意書き部分。単2、単3共に“MADE IN KOREA”で韓国製です。発売元は“(株)大創産業”、住所の表記は単2が“東広島市西条町賀茂工業団地”となっているのに対し、単3は“広島県東広島市西条吉行東”の住所となっていました。現在の表記は後者となっているようですから、単2の方は古い電池なのでしょうか?

 

この電池もそうですが、以前のダイソーの電池にはどの電池にも以下の様な前書きが書かれていましたが、いつの間にか無くなっていました。現在、発売されているダイソーの電池でこの前書きが描かれている電池はありません。

(+)(-)を間違えて逆に入れても電流は流れ
ますが、電池が熱を持ち破裂する恐れがあり
大変危険です。正しくセットしてご使用ください。

daiso_3プラス・マイナス側。単3、マイナス極の絶縁リングは「」、単2はマイナス極の底板“”となっています。この“ダイソー乾電池”シリーズの韓国製はベクセル製のようです。現在ではダイソーは愚か、他の100円均一ショップにおいても、韓国製の電池はめっきり見なくなりました。
なお、使用推奨期限は単2が「02.2007」、単3が「04.2007G」となっていました。

単2は電池下部(マイナス側)に使用推奨期限の印字がありましたが、単3は電池上部(プラス側)に使用推奨期限の印字がありました。


DAISO & HZ アルカリ乾電池 単3形/単4形 その2

D&H_1 以前も本ブログで紹介したことのある、均一ショップ“ダイソー”で売られているアルカリ電池の青い方、“DAISO & HZ”がパッケージはそのままで6本パックから5本パックへ変化していたので紹介します。
かつての6本パックのパッケージと比べると、大きさ・デザイン共にほぼ同様のものなので、未だに気づいていない方もおられるのではないでしょうか。

 

D&H_2パッケージ裏。構成や注意書きは6本パックと同様で、型番も単3・単4共に「K-15-P80(T052)」なのは同様ですが、商品名が変わっており、単3が“アルカリ電池No.8”から“アルカリ電池No.16”へ、単4が“アルカリ電池No.9”から“アルカリ電池No.17”になっています。
なお、バーコードのベンダーは“大創産業(4549131)”となっていました。

D&H_3電池の外観。デザインそのものは6本パックの時と同様で、金ベースではありながらも青い部分が多いデザインとなっています。その他、注意書きの構成やWEEEマークがある点も同じで、上部には『Plia Alcalina Ultra』という前身“D&H ウルトラアルカリ乾電池”の面影を残している記載もそのままです。
生産国は“MADE IN CHINA”で中国製です。

 

D&H_4プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。使用推奨期限は単3・単4共に「09-2020」。時期的に5年期限と推測され、2015年9月製造の電池であると思われます。

 

 

D&H_6マイナス極のガス抜き穴は単3・単4共に珍しい3つ穴タイプ。これは6本パックの時から変わっていない特徴なので、恐らく製造元は変わっていないと推測されます。
ついでに、外装ラベルもひん剥いで見ましたが、ロット番号の刻印や印字の類は全く見られませんでした。これも特筆すべき特徴と言えるでしょう。

 

★関連記事
DAISO & HZ アルカリ乾電池 単3形/単4形
→本記事で紹介した“DAISO & HZ アルカリ乾電池”が6本パックだった頃のものを紹介した記事。


DAISO ALKALINE new アルカリ乾電池 単3形/単4形

alkalinenew_1均一ショップ“ダイソー”で見つけた新顔のアルカリ電池。“ALKALINE new”なるブランドで全面真っ白ボディのデザインが特徴のアルカリ電池であります。
自分が確認した限りでは単3と単4の5本パックのみで、紙の台紙とともに電池がシュリンクされています。バッケージ下部には電池の正しい使い方をQRコードから確認してくださいとの記載があります。ちなみにこのリンク先は何故か“NAVER”のサイトになっています。

ちなみにNAVERのサイトのリンクを踏むのは不安という方は、こちらに同じ画像のリンクを張りましたので御覧ください。ここに貼ろうと思ったのですが、画像が縦長過ぎ。それは、さておいてもこの注意書きは絵表示でとてもわかりやすいので他の乾電池を使う時も参考にしたい注意書きです。
http://miharin.wktk.so/docs/QR-1.jpg

alkalinenew_3パッケージ裏。特にキャッチコピーやウリなども記載されておらず、半分以上が日本語と英語の注意書きで占めています。パッケージ上の商品名は「アルカリ電池 K2」で、その後に続く数字が単3が「3」で単4が「4」となっています。従って、単1や単2も登場する可能性もあるかもしれない?
型番は単3と単4共に「K-15-P80(K002)」。バーコードのベンダーは“国際インフォメーションセンター日韓企画(4947678)”。

ダイソー発売のアルカリ電池では韓国製の“Gigamax”アルカリ乾電池やピンク色のデザインが特徴の“SuperPower”アルカリ乾電池も国際インフォメーションセンター日韓企画のベンダーになっていますが、中国製という特徴や商品名の「アルカリ電池 K2」が後者“SuperPower”に一致しますので、もしかしたら同電池のリニューアル版なのかもしれません。ここはあくまでも個人的な妄想に過ぎませんが。

alkalinenew_2パッケージのシュリンクを剥いだら、またシュリンクされている電池が出てきました。これ程無駄なものは無いと思うんだけどなぁ…。

 

 

 

alkalinenew_4電池の外観。全面真っ白なボディに青メタリックで“ALKALINE new 単3形(単4形)”の文字…。まんまeneloopなデザインです。青い文字での注意書きはeneloopとは異なりますが、これは充電式電池と間違えられそうで怖いですね。
発売元は“(株)大創産業(DAISO INDUSTRIES CO.,LTD.)”、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製です。また、海外輸出を想定してか、WEEEマークもあります。

alkalinenew_5プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。使用推奨期限は単3・単4共に「10 2020」で時期的に考えると、5年期限の2015年10月製造の電池であると考えられます。

 

 

alkalinenew_6外装ラベルを剥がしてみた所です。単3には“XBNH 11 041859”の、単4には“HBPU 11 041353”のレーザー刻印と思われる、ロット番号の刻印が見られました。

 

 

alkalinenew_7なお、電池の絶縁リングには『双 39 鹿』の刻印が見られましたので、この電池は“PAIRDEER”ブランドで知られる“Zhongyin (Ningbo) Battery Co., Ltd.”製でしょう。ちなみに“双鹿”とは「PAIR= DEER=鹿」を表しています。
ラベル剥がしついでにマイナス極のガス抜き穴も見てみましたが、単3と単4共にいつもの2つ穴タイプでありました。


大創産業 マンガン乾電池 R20PU/R14PU

R20PU_1均一ショップ“ダイソー”で売られている様々なマンガン電池。その中で有名なのが、独特な電池のデザインから「仏陀のマンガン」とか「ダイソーの縦書きマンガン」と呼ばれるインドネシア製のマンガン電池です。
この電池、今でも売られているの?と思ってダイソーに行ってみるとまだありました。ただし、以前本ブログで紹介したものとは異なり、単1が3本入りが2本入りへ、単2が4本入りから3本入りへと本数が減らされていますが。

店頭で見かけられたのは単1と単2のみで単3は何故か見当たりませんでした。もし、単3が登場するとすればこれも数量が減ってしまうのでしょうか?
なお、バーコードは単1・3本入りや単2・4本入りの頃とは違うコードですが、ベンダーは引き続き“アルファ・インダストリーズ(4983289)”のものとなっていました。

R20PU_2注意書き部分。表記はかつてのものと全く同じで違いはみられません。社名表記が“株式会社大創産業”なのも同様、生産国は“MADE IN INDONESIA”でインドネシア製なのも、これまた同様です。

 

 

R20PU_3プラス・マイナス側。使用推奨期限は単1と単2共に「02-2019」。3年期限の2015年2月製造の電池であると思われます。
この電池はかつては日本でも売られていた“ABC”ブランドの電池を発売していることで知られるインドネシアの電池メーカー“International Chemical Industry(ICI)”製と言われています。

 

R20PU_4おまけ。この電池がまだ“ABC”ブランドだった頃の電池が押し入れの奥底から出て来ましたw。なお、バーコード自体は本記事で紹介した電池の前モデルである単1・3個入りの物と完全一致(4983289124147)しました。
なお、電池本体の輸入元は“アルファ・インダストリーズ(株)”、使用推奨期限は「10-2009」となっています。恐らく、2006年10月製造か。でも、二度と開封することないだろうな、この電池w。

 

★関連記事
大創産業 マンガン乾電池 R20PU/R14PU/R6PU
→本記事で紹介したマンガン電池のかつてのラインナップを紹介した記事。単1と単2の個数が現行のものと違うことは本記事でも触れましたが、この頃は単3・8本入りもありました。