本ブログで何回か紹介したことのある、“ローソンストア100”で売られている“TOSHIBA”ブランドのアルカリ電池ですが、電池のデザインが変わっていました。
電池自体は“TOSHIBA”ブランドとなっていますが、パッケージに貼られているバーコードラベルや店頭のPOPではローソンストア100のPB品である『バリューライン』のロゴがあり、扱いはPB品としての位置付けのようです。なお、価格は単3・単4共に100円(税別)。
パッケージ裏のバーコードラベル。ラベル自体は旧デザインのものと全く同様、ローソンストア100のPB品である『バリューライン』のロゴもそのままです。バーコードのベンダーも“ローソン(4903423)”なのも同様です。
なお、ローソンストア100・ホームページ上の商品紹介では『品質重視の東芝製です。』と謳っている。
電池の外観を旧デザインの物と比較してみました。旧デザインのものは銀+金のツートンデザインでしたが、新デザインのものはどちらかと言うと青をベースとしたデザインに金を交えたデザインに変化しています。
個人的には旧デザインのものがデザインも配色的にも好きだったのですが、このデザイン変更は結構残念だと思っています。
しかも、このデザイン、現在一部店舗で発売されているエントリーモデルのアルカリ電池である『TOSHIBA アルカリ乾電池 LR6(L)/LR03(L)』にそっくりなのです。
ブルーをベースにした配色はほぼ同様で“単3”のロゴは違うものの“TOSHIBA”と“アルカリ乾電池”の大きさが交互に違うぐらい。おまけに“アルカリ乾電池”の字体(フォント)も同じです。
さて、比較に戻ります。今度は電池の注意書き部分です。注意書きに関しては新・旧デザイン共に全く同じで社名表記も“東芝ライフスタイル株式会社”で同じです。
生産国がインドネシア製なのも同様で型番も“LR6(E)/LR03(E)”で旧デザインのものと同じでした。従って、性能は据え置きでデザインだけ変更したと推測されます。
プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「緑」となっており、この特徴を持っているインドネシア製なのでFDKのインドネシア現地法人“PT FDK INDONESIA”製であると思われます。ちなみにこの特徴も旧デザインのものと変わっていません。
使用推奨期限は単3が「05-2020」、単4が「03-2020」となっており、時期的に5年期限と推測、それぞれ2015年5月と3月製造の電池であると思われます。
最後に未開封時のパッケージ。インドネシア製と侮る無かれ、ちゃんと電池の正面がほぼ表を向いた状態でパッケージングされているのです。ここが日本メーカーの電池の凄い所であります。
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電池の小ネタを集めてみたII
→電池関係の小ネタ2つを紹介した記事。本記事の前デザインの電池の社名表記が“東芝ホームアプライアンス”から“東芝ライフスタイル”に変わったことを記載している。
TOSHIBA アルカリ乾電池 LR6(E)/LR03(E) その2
→同じく本記事の前デザインのアルカリ電池を紹介した記事で、インドネシア製は同様でありながらも本記事と同様に“PT FDK INDONESIA”製らしき特徴に変わっている。
TOSHIBA アルカリ乾電池 LR6(E)/LR03(E)
→本記事で取り上げた“TOSHIBA”ブランドのアルカリ電池が発売された初期ロットの電池を紹介した記事。
インドネシア製でも向きをそろえているんですね!
パナソニックマンガンネオ(当時ナショナルネオ)が中国製になってしまったときは、
中国製になった瞬間に向きバラバラで、
日本製が混在している時期でも生産国を見なくてもそれだけで判ってしまったんです。
パッケージのシュリンクフィルムは電池を生産した国で巻いて、日本に輸出されてくるから、
東芝のオーダーにインドネシアFDKが答えたのでしょう、
まだパナソニックが日本製ばかりだった時期に「これは日本でしかできない」と言われていましたが、
インドネシアでもできるんですね。
最近、ローソン100の店頭で見かけなくなりました。
以前から併売していた兼松のものと、シルクやキャンドゥなどで見かける三菱の電池に
取り扱いが変更されたようです。
コメントありがとうございます。ちなみにこれですよね?
https://twitter.com/mihadenchi/status/730073328992428033
電池そのものは確かに一部の100円均一ショップで売られているものと同一ですが、裏面のバーコードラベルが独自で東芝の頃と同じく、バリューラインブランドのアルカリ電池として売られているようです。