久しぶりにホームセンター“ナフコ”に行ってみると、以前紹介した4本98円で売られている単3と単4のPB品アルカリ電池のシュリンクパックが見慣れた軟質系のフニャフニャシュリンクになっていた。
見てみると、やはり、以前はインドネシア製だったのが日本製に変わっていました。「販売元:株式会社ナフコ 供給元:FDK株式会社」となっているので、FDKエナジー製と思われる。
使用推奨期限は「12-2018」、5年期限と推測され、2013年12月製造という製造して1ヶ月という極めて新鮮な電池でした。
前回この電池を取り上げた時はバーコードラベル部分を掲載していなかったので、今回は掲載。バーコードのベンダーはナフコではなくFDK(4976680)であった。
ちなみに単4はインドネシア製と日本製が混在で売られていた。写真上に乗っているのが日本製でフニャフニャシュリンク、下がインドネシア製で普通のシュリンクパックになっている。
これだけ違うとシュリンクのみで生産国は分かりそうですね。
単4、日本製とインドネシア製の比較。上2本が日本製で下2本がインドネシア製です。単4の日本製は単3の日本製と違い、何故か供給元の表示が無く「販売元:株式会社ナフコ」のみとなっている。一瞬、FDKのOEMから脱する予兆なのか?と思いきや、バーコードのベンダーはFDK。これでは“頭隠して尻隠さず”ではないかw。
なお、インドネシア製のものは「販売元:株式会社ナフコ 供給元:FDK株式会社」と、単3日本製と同じ表記になっている。
使用推奨期限は日本製が「07-2018」(2013年7月製造)、インドネシア製が「10-2018」(2013年10月製造)であり、単4に限っては日本製の方が古く、日本製が新しいロットというわけではないようだ。従って、完全にこの電池の生産国は混在であることが伺える。
プラス・マイナス側。左から2本づつ、単3日本製・単4インドネシア製・単4日本製。マイナス極の絶縁リングはどれも「緑」でFDK製の特徴である。単4のインドネシア製と日本製は若干であるがプラス極の構造が違うように見える。
★関連記事
Hi-Power ALKALiNe アルカリ乾電池
→今回紹介したナフコPB品のアルカリ電池がまだインドネシア製だった頃のものを紹介した記事。
外国製の電池ではシュリンクの材質がかなり固めだったり、ブリスターも頑丈な厚紙と
分厚いプラスチックがよく使われていますが、やはり包装技術の問題でしょうね。
デュラセルやエナジャイザー等のブリスターも取り出しにくいものですし。
西友で売られているレイオバックのブリスターは唯一開封し易いものでした。
確かに海外製の乾電池は固いシュリンクパックが多いですね。でも、例外もあって、
以前紹介したEnergizerアルカリの単2や、
http://miharin.moo.jp/blog/blog/?p=2372
Vinnicのマンガン電池
http://miharin.moo.jp/blog/blog/?p=2220
がFDK似の軟質系フニャフニャシュリンクに似た包装でした。
ブリスターパッケージも日本においては環境配慮の理由から、PETを使用したプラ部分が少ないブリスターが多いですが、海外では平気でプラスチック系のブリスターですからね。単1や単2の多本パックの電池も日本ではシュリンクを使う傾向が大きいですが(日本方式のブリスターでは重さに耐えられない)、海外では平気でブリスターパッケージを使いますからね。
固いシュリンクは刃物使って破ることもありますね。
ただ、FDKのフニャフニャも、時折うまくいかなかったりします。(でもがんばれば破れる)
紙を使ったブリスターは開けやすいですね。
(やはり海外は刃物が前提???)
基本、自分は電池のシュリンクパックを開ける時は爪を使って開けることが多いので、固いシュリンクの方が助かります。逆にFDKみたいにフニャフニャだと爪では開けにくいですね。
ただ、FDKのフニャフニャシュリンクは開け方によっては元通り(再梱包)にできるので好きは好きですね。
http://miharin.moo.jp/blog/recharge/tmp/fdk_shrink.jpg
FDKはワンプッシュ取り出しブリスターもそうですが、1回開けても元通りにできるパッケージなので電池コレクターにはありがたいものがあります。