ホームセンターで安かったパナソニックの“4LR44”。パナソニックのカタログではこの電池が『在庫限定』になっているので、安くなっていたと思われる。この4LR44は各メーカーが生産を中止し始めており、現在この電池を発売しているのは日立マクセルのみである。
パッケージデザインが現行のものと比べると古い。電池本体には「水銀0使用」などの表記が無いが、この電池には「性能確保のため微量の水銀が含有されている」ことがカタログに記載されている。
パッケージ裏。“パナソニック株式会社 エナジー社”名義。使用推奨期限は「02-2015」。カタログによると、アルカリボタン電池の期限は2年だそうなので、2013年2月製造であると思われる。
ちなみにバーコードのベンダーはパナソニック(4902704)。
写真上の“4LR44”と“4SR44”が以前のデザインのもの。時期的には右の4SR44が「91-05」製造なので4LR44も同時期であると思われる。
以前のデザインのものはプラス極のピンク色の部分に「＋」マークが入っており、極性が一目でわかるようになっていた。現行のものは何故かマークは入っておらず、デザインのみ引き継がれている。なぜわかりやすかったこのデザインを廃止したのかは不明。
以前のものと比較してみた。以前のものは＜ご注意＞となっており、現行のものは「警告」となっているが、書いてあることはほぼ同じ。英語での注意書きも、以前が<CAUTION>、現行がWARNING:となっているが、英文は同じである。
注意書きの反対面。以前のものは“Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd.(松下電器産業)”なのに対し、現行はちゃんと“Panasonic Corporation.”となっている。ちなみに“A544”はEnergizer型番。
この電池は内部にLR44が4個入っており、電池メーカーの分類的には“アルカリボタン電池”に相当する。昔からこれのどこがボタン電池なんだろう？と思っていた。
ところで、テレビを見ていたら、見慣れないパナソニックのロゴに遭遇。パナソニック製品のCMの最後にもこのロゴが現れるので、パナソニックのロゴが変わったのか！？と思いきや、新聞広告では旧来の“Panasonic”ロゴとの併記であることから、ロゴが変更になったわけではなさそうだ。
もし、ロゴが変わったら、変わったで非難が巻き起こりそうではありますが。
4LR44の中身についてはすでに別のところで知っていましたが、実際に4LR44を調べたら外装を破った画像をたまたま見つけました。
しかし生産中止の方向へ向かっているということは、最終的にはアダプタなどを使ってLR44×4で自作しなければならなくなるでしょうね･･･
既にヤフオクではLR44×4→4LR44の変換アダプタが売られてますね。4LR44が定価で買えるぐらいの値段がしますが。ただし、パナソニックでは4SR44は継続して売られるので4LR44が無くなってもそちらを買えばOKそうですが、やはり値段がネックですね。
パナソニック製の4LR44は以前分解したことがあって、確かLR44が紙筒に入っていたような気がするのでそれを詰め替えれば使えそうな感じはしますが…。ただ、分解したのがそうとう昔なので、今はどうなのかはわからないですがね。
4LR/SR44の詰め替えですがカメラ板の方で詰め替え後の接触不良やショートが多く
行わないのが無難のようです。構造は変わっていませんよ。
4SR44を買うならコスパ的にはFDKの2CR1/3Nを買った方がお得ですね。
しかし稲電池か千石、共立ぐらいしか置いていない…
やはりムリでしたか…。できそうな感じはするのですけどね。FDKの2CR-1/3NはOEM向けのみですからね。入手できる所が限定されるのが難点でしょう。
ネット上ではデュラセル製の同等品が入手できるようですがどうなんでしょうかね？
http://www.amazon.co.jp/dp/B00006JPH3/
ワンダースは外国人には意味不明で謎に思えるみたいです。
ideaの二の舞になってしまうのでしょうか。
似たようなものでソニーが去年でmake.believeを廃止しました。サイトを見たら左上のＳＯＮＹに妙な違和感が…
4LR44をばらした写真を掲載しているサイトがありますね。
http://camera.kogari.jp/restore/tips/batt/4LR44/
4LR44は型番通り分解してもLR44が4個入っているだけなので、面白みが無いですからねぇ…。
“23A”は最近バラしちゃいましたけどね。
http://miharin.moo.jp/blog/blog/?p=821