単3 / 単4 アルカリ乾電池 ALKALINE Battery

前回のグラモラックスと同じく、買ったまま放置で紹介のチャンスを逃していたアルカリ電池です。確か、数年前にどこかのアピタで購入した記憶が…。
これは“伊藤忠リーテイルリンク”という企業から発売していたアルカリ電池で、前社名の“VCJコーポレーション”の時代にもアルカリ電池を発売していたことがあります(VCJコーポレーション時代に発売された電池のデザインはマクロスニッパンのアルカリ電池に引き継がれた)。


パッケージ。大きめなブリスターパックが目立つパッケージで、特にキャッチコピーなどは見られません。単3と単4の4本ブリスターパックでの展開で、確か他サイズは存在しなかった記憶。型番は単3の4本が“LR6(4B)1.5V”で、単4の4本が“LR03(4B)1.5V”となっていました。
販売者は“伊藤忠リーテイルリンク株式会社”。バーコードの事業者名も“伊藤忠リーテイルリンク(株)(4933691)”となっています。使用推奨期限は5年


電池の外観です。のベーシックデザイン。金色はゴールド的な色では無く、黄色がかったような金色になっています。デザイン的には当ブログでまだ紹介していないダイソーのアルカリ電池のデザインに似ているかもしれません。その中で『アルカリ乾電池 ALKALINE Battery』の文字までもが金色なのは中々珍しいのでは無いでしょうか。
社名表記は“伊藤忠リーテイルリンク株式会社”、原産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。注意書きは一般的なもので誤字はありませんが、単4の方が文字が小さい印象がありますね。単4のみに『●電池は乳幼児の届かない所に置く、飲み込んだ場合すぐに医師に相談する。』という一文が追加されている分、凝縮されているのかも…。

プラス・マイナス側です。マイナス極絶縁リングは無いタイプです。使用推奨期限は単3と単4共に「03-2021」。パッケージには“使用推奨期限:5年”の記載がありましたので、それぞれ2016年3月製造の電池であると思われます。古いです…。
以上の通り、使用推奨期限は残り1年残があるのですが、単4アルカリ電池のマイナス極をよく見てください。若干の液漏れでマイナス極周囲が色変わりしているのがわかります。

外装ラベルを剥がしてみました。単4にのみインクによるロット番号と見られる印字があり単3に印字や刻印はありませんでした。単4の印字は“A0301604”となっています。
このアルファベット1文字から始まる8ケタのロット番号三菱電機ホーム機器の中国製アルカリ電池で見られるパターンであり、同じ製造元なのかもしれません。

 

この電池には絶縁リングが無いタイプなので、最後はマイナス極の拡大です。マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっています。
また、マイナス極底板の中心には小さい丸印が見られます。これもまた三菱電機系中国製アルカリ電池で見られる特徴です。


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