一部店舗で見られる“三菱電機ホーム機器”のアルカリ電池がデザインはそのままに新ロゴである“MITSUBISHI ELECTRIC”に変わっていたのを発見したので紹介します。
バーコードのベンダーは三菱電機(4902901)。単3・10本パックの型番はLR6N/10S(形名コード:49J493)、単4・10本パックの型番はLR03N/10S(形名コード:49J696)となっています。これは以前本ブログで紹介したものと同じ、ロゴが変わっても同一商品として売られているようです。
電池の外観。ロゴが“MITSUBISHI”から“MITSUBISHI ELECTRIC”に変わったのみで、単3の型番が“LR6(N)”で単4の型番が“LR03(N)”という点も同じ、金ベースに青のデザインもそのまま引き継がれています。
原産国が“MADE IN CHINA”で中国製である点も同じです。
でも、少しだけ変わった点があります。それを単3電池で比較してみましょう。
“MITSUBISHI”ブランドだった頃は社名表記が「三菱電機ホーム機器株式会社」となっていたのに対し、新ロゴである“MITSUBISHI ELECTRIC”ブランドのものでは、ロゴにマークが含まれているためか、社名表記が単に「三菱電機ホーム機器株式会社」のみとなっていました。
プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは無いタイプで、マイナス極の極限までラベルが巻かれており、ラベルを剥がさないと絶縁リングが付いているか付いていないかが見えません。この部分も“MITSUBISHI”ブランドのものと同様でありました。
使用推奨期限は単3・単4共に「11-2020」となっていました。時期的に5年期限と推測、2015年11月製造の電池と思われます。
外装ラベルを剥がしてみました。単3には“C0409519”、単4には“A2408517”の8ケタなロット番号らしき印字がありました。“MITSUBISHI”ブランドのものは緑色のマーキングのみでしたが、こちらでは現在100円均一ショップで見られる、三菱電機ホーム機器の中国製な赤いアルカリ電池“LR6(R)/LR03(R)”と同様の構造になっています。もしかして、製造元が違ってる?
ラベル剥がしついでにガス抜き穴も見てみました。単3・単4共に2つ穴タイプでした。“MITSUBISHI”ブランドだった頃のものは単4の方にガス抜き穴自体が無いタイプだったみたいなので、やはり製造元が違うのかもしれない。
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MITSUBISHI アルカリ乾電池 LR6(N)/LR03(N)
→本記事で紹介した電池の“MITSUBISHI”な旧ロゴバージョンのものを紹介した記事。