今回紹介するのは“ZETKING”なるブランドのマンガン電池(単2)です。ハードオフで買った税込54円の懐中電灯の中に入っていました。
この電池、ブランド名である“ZETKING”や“DRY BATTERY”、“0% Mercury & Cadmium”以外は全てハングル語の表記であり、製造国・メーカーは愚か注意書きも読めません。ただ1つわかることと言えば、この電池が韓国向けの電池であるということぐらいです。
その中での手がかりは電池上部にある赤い“R”のマークです。これは韓国の電池メーカーである“ロケット(ロケット電気)”のマークであり、これはロケットが発売している電池の一つであると考えられます。
注意書き部分。全面ハングル語です。全く読めません。ちなみに写真上の電池に見える“KSC8501 NO.8”は韓国の国家規格であるKSマークで、日本で言うJISマークと同じようなものです。日本のJISと同じように認定番号もあります。
デザインは黒マンガンを思わせる真っ黒ボディで、マイナス側には金色のラインが入っているのが印象的です。
プラス・マイナス側。マイナス側にある使用推奨期限の表記は刻印ではなく、電池のマイナス極にインクで印刷されているものであり、均一ショップ“ダイソー”で売られている“Gigamax”と同じ特徴となっていました。これも韓国製で、ロケット製と言われており、このZETKINGもロケット自社製の電池であると思われます。
なお、使用推奨期限は「03.2013D」となっています。
なお、この使用推奨期限がマイナス極にインクで印字されているという特徴はロケットが日本向けとして供給していた“MEGACELL”ブランドのマンガン電池でも見られたものでした。本当はこちらと比較してみたかったのですが、使ってしまったのか、もう手元には無かったですね…。