ダイソーアルカリ乾電池 単3形/単4形

daisoalkaline_1均一ショップ“ダイソー”で売られているアルカリ電池の一つ。ラインナップは単3・単4の4本パックのみで、青いデザインのもの(写真左)と赤いデザインのもの(写真右)のものがあります。
かつては同じようなデザインで日本製のものも存在していましたが(詳しくはこちらの記事を)、現在発売されているものは中国製となっています。

 

 

daisoalkaline_2パッケージ裏のラベル。ラベル上の商品名は「ダイソーアルカリ(単3・単4)4P」。型番は単3が「電池-55(A-13-P150)」、単4が「電池-56(A-13-P100)」となっている。型番は色では区別されておらず、同一のもので青と赤は同一性能であると思われます。
バーコードのベンダーは大創産業(4984343)でした。

 

daisoalkaline_3単3電池の外観。上下金の帯に赤もしくは青デザインで“ダイソーアルカリ乾電池”のバックに渦巻きのような模様が入っているのが特徴的です。表記の社名は“大創産業”、「販売“”」ではなく「販売“”」と書いてあるのが目を引きます。
電池本体にはWEEEマークが記載されており、欧米輸出に対応しているように見えますが、注意書きは日本語表記のみで英語表記はありません。

daisoalkaline_4次に単4電池の外観。デザインは“ダイソーアルカリ乾電池”バックの渦巻き模様や色、表記などは単3電池と同じです。
しかし、単3は極性(プラス・マイナス)表示が“ダイソーアルカリ乾電池”の『ダイソー』という部分と『単3形 LR6/1.5V』という部分の2箇所にあるのに対し、単4はデザイン上スペースが無かったのか『ダイソー』という部分のみに極性表示があります。

 

daisoalkaline_5プラス・マイナス側。赤と青では構造上違いが無かったので、青のみで比較しました。マイナス極の絶縁リングは「」。使用推奨期限は赤と青、単3と単4共に「09-2018」でした。5年期限と推測すると、2013年9月製造でしょうか。

 

 

daisoalkaline_6しかし、今回シュリンクの包装が違う別ロットを発見しました。よく見てみると、マイナス極の絶縁リングの色も違っています。
ちなみに両者ともパッケージ裏のラベルは表示もバーコードも全く同じものでした。

 

 

 

daisoalkaline_7左が旧ロット品の絶縁リング「」タイプ、右が新ロット品の絶縁リング「」タイプです。前者の使用推奨期限は前述したように「09-2018」、後者は「11-2018」となっていました(おそらく、2013年11月製造か)。

 

 

daisoalkaline_8マイナス極の皮膜を剥いてみました。ガス抜き穴は2つ穴タイプ。絶縁リングの色以外の違いは見られないように見えますから、マイナーチェンジなのでしょうか??
だったら、シュリンクの包装まで変えなければ良いように見えますし…。謎です。


ダイソーアルカリ乾電池 単3形/単4形」への3件のフィードバック

  1. 某茶葉生産地市民

    リング以外にも結構微妙な違いがありますね。
    でもとてもわかりにくい違いです・・・

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    1. みはりん 投稿作成者

      よく見てみると、使用推奨期限の印字も微妙に違いますしね。
      それでも、両者が別メーカー製造であるという材料と言うか実証が見つからないのですよね。

      返信
      1. 某茶葉生産地市民

        個人的にはリングをはずしたときのマイナス極のリング状の凹みの大きさと、ガス抜き穴の形状が違うように見えましたが、単なる設備の更新の可能性も・・・
        シュリンクの機械か何かが変わった?

        返信

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