SONY スタミナ STAMINA アルカリ乾電池 単3形 LR6(SG) [LR6SG-4BD]

LR6SG-4BD_1以前、本ブログでも紹介したことのあるソニーのアルカリ電池“STAMINA(スタミナ)”。今回、この電池の単3・4本入りのブリスターパックが変わっていました。
写真左が旧パッケージ右が新パッケージです。旧パッケージでは4本まとまってパッケージされているのに対して、新パッケージでは2本づつパッケージされています。さり気なく、新パッケージでは“そらべあ”のマークが削除されていたりしますが…。

LR6SG-4BD_2パッケージ裏。上と同じく左が旧パッケージ右が新パッケージです。両者とも単3・4本入りブリスターパックの型番は“LR6SG-4BD”で変わりは無く、バーコードも全く同じです。
そらべあ基金の記載は削除されているものの、“性能最大60%アップ”や“CO2 排出量 30%減”の記載も変わりません。しかし、このパッケージには大きな違いがあります。それはどこでしょうか?

 

LR6SG-4BD_3上をよく見てみて下さい。使用推奨期限が“5年”から“10年”へと延長されています。今までこの“STAMINA”はスタンダードクラスのアルカリ電池でありながらも使用推奨期限は5年期限という、何とも中途半端な位置付けでありましたが、ここで満を持して10年期限にグレードアップしました。
これにより、今まで“STAMINA”の単3と単4はインドネシア製でしたが、この使用推奨期限の延長で日本製に回帰しています。

なお、この使用推奨期限の延長は単1と単2でも同様に行われているようですが、こちらは元々日本製であったため、生産国に違いはありません。

LR6SG-4BD_4電池の外観。上2本は新パッケージのもので(日本製)下2本は旧パッケージのものです(インドネシア製)。両者、デザインに違いはありませんが、日本製の方が金色が濃いような気がします。
注意書きの文字も日本製の方が濃い目で、細かいところでは電話番号の字体が変わり、“携帯電話・PHS・一部のIP電話からは”記載の電話番号が“0466”のものから“050”のものに変化していたりします。

LR6SG-4BD_5プラス・マイナス側。日本製・インドネシア製共にマイナス極の絶縁リングは「」。どちらともFDK製で日本製が“FDKエナジー”、インドネシア製が“PT FDK INDONESIA”製造であると思われます。
使用推奨期限は日本製が「07-2025」、インドネシア製が「02-2020」で前者が10年期限、後者が5年期限でありますから、それぞれ2015年7月、2015年2月製造の電池であると思われます。

ちなみに店頭で使用推奨期限を見てみたところ、本記事の日本製と同じ2015年7月製造でインドネシア製のものが存在していたり、2015年9月製造でもなおインドネシア製のロットがあったりと、現状では混在というよりかはロットによりバラバラで供給されているようです。
幸い、ソニーのアルカリ電池にはパッケージに使用推奨期限が記載されています。この“STAMINA”で日本製が欲しいと思った時はパッケージ“使用推奨期限10年”の表記を確認して買うと良いでしょう。

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SONY スタミナ STAMINA アルカリ乾電池 LR20(SG)/LR14(SG)/LR6(SG)/LR03(SG)/LR1(SG)
→本記事で紹介したソニーのアルカリ電池“STAMINA”の全ラインナップを紹介した記事。この頃は単1~単4まで使用推奨期限5年で、単3と単4はインドネシア製となっていました。


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