LAWSON VALUE LINE アルカリ 単3形/単4形 LR6(VL) / LR03(VL)

ローソンストア100”に登場した久々のプライベートブランドアルカリ電池です。しかも、最後に途絶えたままのデザインそのままで帰ってきました。
元は三菱電機ホーム機器供給のアルカリ電池をプライベートブランドとして発売していました。その後、東芝ブランドの電池が実質の後継となり流れが途絶えていました。その後三菱ホーム機器のアルカリ電池に復帰するものの自社ブランドのものではありませんでした。

それは主に100円均一ショップなどで見られる金色+赤デザインのアルカリ電池で、シュリンクに貼られているラベルのみが「バリューライン」のプライベートブランドとなっているものでした。そして、今回満を持して(ようやく?)オリジナルアルカリ電池が復活しました。


パッケージです。単3と単4、4本シュリンクパックでの展開。4本パックの型番は単3が“LR6VL/Y4S”、単4が“LR03VL/Y4S”となっています。バーコードの事業者名は“(株)ローソン(4903423)”。販売者も同じく“株式会社 ローソン”です。供給元を明確に示すためでしょうか、ラベルの右下には三菱電機のロゴ(200px-Mitsubishi_logoMITSUBISHI ELECTRIC)が見えます。


電池の外観です。なんと言っても懐かしい!の一言に尽きますね。よく帰ってきてくれたみたいなw。プラス側の白色がグラデーションで金色となっているようなデザイン。まぁ、一般的なアルカリ電池のデザインと言えるのでは無いでしょうか。
型番は単3が“LR6(VL)”で、単4が“LR03(VL)”。販売者はパッケージの記載と同じく“株式会社ローソン”、電池本体にのみ供給元である“三菱電機ホーム機器株式会社”の記載があります。生産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。


たまたま、以前発売されていた頃の電池がでてきたのでシュリンクと注意書きを比較してみます。シュリンクは左が古いので、右が現行です。単3・4本パックの型番は“LR6VL/4S”となっていますね。バーコードの事業者名は“(株)ローソン”で同じですが、何故かベンダーコードが違っています(456027538)
電池は上2本が古いので、下2本が現行です。注意書きは字体(フォント)が異なっている他、文面もわずかに違います。社名表記もほぼ同じですが、大きく違うのはカスタマーセンターのフリーダイヤルが異なっているという点でしょう。受付時間も微妙に違っている…。
ちなみに古い方の電池はまだロケット電気が存在していた頃の韓国製です。これまた懐かしいですね。当時の韓国製の電池は漏れやすいと評判でしたが、この頃になると液漏れ耐性が改善され始めています。このサンプルの電池は使用推奨期限「08-2017」となっていてとっくに期限切れですが、現在に至るまでノー液漏れです。

さて、現行品に戻ってプラス・マイナス側です。マイナス極の絶縁リングは無いタイプです。一見すると黒いリング状のものが見えますが、これは外装ラベルの一部であり、絶縁リングではありません。
使用推奨期限は単3・単4共に「11-2024」となっていました。パッケージに記載はありませんが、時期的に5年期限の2019年11月製造の電池であると思われます。

外装ラベルを剥がしてみました。三菱電機ホーム機器の中国製アルカリ電池ではすっかりとお馴染みになった、アルファベット1文字から始まる8ケタのロット番号が印字されていました。
単3には“D2909911”の、単4には“B2209903”の印字がありました。印字は外装ラベル側に転写されていましたが、本体にもわずかに印字が残っています。

 

最後にこの電池には絶縁リングがありませんので、マイナス極の拡大のみです。マイナス極のガス抜き穴は2つ穴タイプ。また、マイナス極・底板の中心部には薄っすらとですが、小さい丸印が見えます。

 

 

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→当電池の前世代を含むローソンストア100によるプライベートブランド「バリューライン」の歴代電池を紹介した記事。この電池は当ブログでも結構頻繁に紹介していると思ったのですが、この記事だけでした…。


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