IRIS OHYAMA BIGCAPA basic 3 / 4

今回は“アイリスオーヤマ”の新アルカリ電池“BIGCAPA basic(ビッグキャパベーシック)”を紹介します。アイリスオーヤマのホームページでは低コスト・5年保証付きのアルカリ電池として紹介されています。
このアルカリ電池で特徴的なのは青と白をモチーフとした美しいデザインだと思います。デザイナーは意識してないかもしれませんが、まるで青空を思わせるこのデザイン…、とても素敵だと個人的に思いました。


4本シュリンクパックのパッケージです。低コスト(=エントリーモデル)のアルカリ電池ということなので、電池の向きは意識されておらずバラバラです。特にキャッチコピーなどは見られません。単3と単4にはご覧の4本パックの他、12本パックと20本パックが存在するようです。
型番は単3・4本パックが“LR6Bb/4P”で、単4・4本パックが“LR03Bb/4P”となっています。型番の右には謎の数字が見えます。単3が「98」、単4が「101」。三菱電機ホーム機器における型名コードのようなものなのかもしれません。バーコードの事業者名は“アイリスオーヤマ(株)(4967576)”となっていました。

ちなみにこちらは単1・4本パックのパッケージです。やはり、表立ったキャッチコピーは見られませんが、下部に“漏液防止構造”の記載が見られます。
BIGCAPA basicの全サイズでガスケット表面に減圧弁を採用することで破裂を防ぎ、液漏れを防ぐ機能が付いているとのこと。エントリーモデルでもしっかりこの機能を備えている点は嬉しいかも。


電池の外観です。青と白を基調としたデザインが特徴のこの電池。いいですね。逆に言えば、エントリーモデルのアルカリ電池には見えないデザインかもしれません。
アイリスオーヤマのアルカリ電池と言えば“危険”と“警告”が並んでいる独特な注意書きが特徴だったのですが、この電池では注意書きのスペースが大きく取られ、一般のアルカリ電池と同様に“危険”と“警告”の注意書きが分けられて記載されています。ここで注目すべき点は注意書きのマイナス極側で、この部分にも小さく“IRIS OHYAMA BIGCAPA basic”とブランド名が入っている点です。細かい所まで凝ってます…。生産国は“MADE IN CHINA”で中国製
社名表記は“アイリスオーヤマ株式会社”。同じアイリスオーヤマのアルカリ電池である“BIGCAPAα”では住所表記もありましたが、この電池ではアイリスコールのフリーダイヤルのみの記載となっています。注意書き部分を大きく取った分、社名表記を減らしたと言う所でしょうか。

プラス・マイナス側です。マイナス極絶縁リングの色は「」。写真では単4側の絶縁リングが外装ラベルに覆われて見えないですが、しっかりと付いています。
使用推奨期限は単3と単4共に「09_2024」となっていました。5年期限とのことですから、2019年9月製造の電池であると思われます。使用推奨期限の表示は印字されているタイプではなく、注意書きなどと共に印刷されているタイプです。

外装ラベルを剥がしてみました。どこかで見たことのある、上4ケタ(アルファベット)・下4ケタ(数字)で別れているタイプのロット番号です。相変わらず外装ラベル側に転写していますね。単3が「上:BEDH 下:2017」、単4が「上:ASDH 下:3109」という印字がありました。このタイプの印字はダイソーの“DAISO & HWアルカリ乾電池”と同様で、ついこの間もカインズのアルカリ電池で遭遇したばかりです。


最後に絶縁リングとマイナス極の拡大です。まず、絶縁リングは単3と単4でタイプが異なっていました。薄緑色なのは同じですが、単3切り欠きを右に置いた状態で「上“1” 下“G”」と刻印があるタイプだったのに対して、単4切り欠きを上に置いた状態で「下“26” 右“B2”」と刻印があるタイプとなっていました。
マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっています。


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