DURACELL ALKALINE BATTERY MN1500 1.5V LR6 その3

現在コストコで流通しているとされる、アメリカ“デュラセル”のエントリークラスアルカリ電池“Duracell CopperTop”最新版を紹介します。
かつてデュラセルはアメリカの大手消費財メーカーであるプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の傘下であり、日本では同社の現地法人であるプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンが販売を担当していましたが、現在は“テクライトモバイルライティング”というメーカーが販売を担当しているようでパッケージの社名表記は同社となっています。

電池の外観です。デザインはデュラセルお馴染みの上部が銅色下部が黒となっているもの。以前当ブログで紹介した旧製品と比べると、社名表記は消え使用推奨期限も電池プラス側に刻印されるタイプに変更されたので随分スッキリしました。
デュラセルのアルカリ電池と言えばアメリカ製という印象も強いですが、こちらは“Made in China”で中国製となっていました。電池には“无汞”の表記があり、水銀は含有されていないようです。

プラス・マイナス側です。マイナス極の絶縁リングは無いタイプとなっています。他のアルカリ電池に比べるとマイナス極の突起が大きく出っ張っているように見えます。また、プラス極の突起あたりが滑らかになっている点もデュラセル製アルカリ電池の特徴です。
使用推奨期限は“ED 07-2027”となっていました。“DURALOCK”という銀色の帯がデザインされている電池では使用推奨期限10年の証でありますので、これは2017年7月製造の電池と推測されます。

外装ラベルを剥がしてみました。“7E28 6X”というロット番号らしき印字が見えます。アメリカ製だった頃は外装ラベルにロット番号が刻印してあったようですが、中国製になってからは外装ラベル下の電池缶にロット番号が印字されているタイプに変更されています。

 

 

マイナス極の拡大です。ガス抜き穴は2つ穴タイプとなっていますが、突起部分にガス抜き穴が上下2つ付いているものになっていました。

 

 

 

★関連記事
DURACELL ALKALINE BATTERY MN1500 1.5V LR6 その2
→“Duracell CopperTop”に中国製のロットが出現したことを紹介した記事。以下の記事、アメリカ製の比較を交えて紹介。

DURACELL ALKALINE BATTERY MN1500 1.5V LR6
→“Duracell CopperTop”がアメリカ製だった頃のロット違い2本を紹介した記事。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です