以前、本ブログでは米国の電池メーカー“デュラセル”が発売しているエントリーモデルのアルカリ電池“Duracell CopperTop”を紹介しました。この時紹介したものはアメリカ製でありましたが、今回新たに中国製のロットを見つけましたので紹介します。
今回入手した中国製のロットは使用推奨期限“MAR 2024(2024年3月)”のもので、デュラセルのロゴは新しいバージョンになっているため、古いものというわけでは無さそうです。
早速、以前本ブログで紹介したものと比較してみました。上からアメリカ製旧ロゴ(DEC 2023)、アメリカ製新ロゴ(DEC 2024)、中国製新ロゴ(MAR 2024)です。
デザイン自体は特に違いはありませんし、“DURELOCK”の銀色の帯もあります。違いはと言えば“DURACELL”のロゴが中国製の方が若干小さいのと、中国製にはインドネシア国家規格(SNI)の規格番号が記載されている程度の違いです。
社名表記も“Duracell, div. of/de P&G, Bethel, CT 06801, P&G Inc., Toronto, ON M5W 1C5”となっており、アメリカ製同様、P&Gの社名もそのままです。ちなみにロット番号らしき表示はアメリカ製のものと同じく、この中国製のものにも健在で、コードは“5155780302”となっていました。アメリカ製のものには電池の真中辺りに記載されていましたが、中国製のものにはプラス極側に記載してありました。
マイナス側。左からアメリカ製旧ロゴ、アメリカ製新ロゴ、中国製新ロゴとなっています(以後の写真もこの順番で並べています)。中国製のマイナス極はアメリカ製旧ロゴのものと同じく、底板突起部分に2つの丸印がある特徴を持っており、アメリカ製との違いは“DURACELL”という刻印があることです。
外装ラベルを剥がしてみた所です。アメリカ製のものにはロット番号などの印字は見られませんでしたが、中国製のものにのみ“5E15 6VKCH”というロット番号らしき印字が見られました。
なお、前回も紹介し特徴的な構造だった、プラス極の突起周りが滑らかになっている点はアメリカ製・中国製共に共通の特徴となっています。
マイナス極の拡大。写真右が今回入手した中国製のロットですが、構造は旧ロゴのアメリカ製と全く同じ構造で、マイナス極の底板がスポット溶接されている構造になっています。
このプラスとマイナス極の特徴から、今回入手した中国製の電池は中国の電池メーカーに外部委託したというよりは、中国にあるデュラセルの現地工場で生産したというのが正解なのかもしれないですね。
★関連記事
DURACELL ALKALINE BATTERY MN1500 1.5V LR6
→本記事でも紹介したエントリーモデルの単3アルカリ電池、“Duracell CopperTop”のアメリカ製ロット違い2本を紹介した記事。
中国製もあったとは知りませんでした。
当方の近辺にはコストコがないので最新のデュラセルの電池が購入できません。
なのでみはりん様の環境が羨ましいです・・・
自分は千葉県在住なのですが、幕張にコストコがあり、会員ではないのですがコストコ製品を転売するリサイクルショップがあるので、そこで電池は何とか購入できています。
その他、千葉には運良くあらゆるホームセンターが集結しているので、様々な電池が入手しやすい環境であることは確かだと思います。